| 【発明の名称】 |
電気掃除機 |
| 【発明者】 |
【氏名】北村 秀典
【氏名】林 義孝
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| 【要約】 |
【課題】床移動型の電気掃除機でのスタンド状態での運搬を容易にすることを目的とする。
【解決手段】本体21と、この本体21に着脱自在に接続されるホースユニットと、このホースユニットに着脱自在に接続される延長管26と、この延長管26に着脱自在に接続される吸込具27とを備え、ホースユニットの本体接続部25上部または下部には把手44を形成し、前記ホースユニットを接続した本体21を床面上に立てた時、前記把手44の持ち手部44aが床面に対してほぼ平行となるように形成することにより、スタンド状態のままの本体21を、持ち手部44aを持って容易に運搬できる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 電動送風機等を内蔵する本体と、この本体に着脱自在に接続されるホースユニットと、該ホースユニットに着脱自在に接続される延長管と、該延長管に着脱自在に接続される吸込具とを備え、前記ホースユニットの本体接続部上部または下部には把手が形成され、該ホースユニットを接続した本体を床面上に立てた時、前記把手の持ち手部が床面に対してほぼ平行になるよう形成してなる電気掃除機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、床移動型の電気掃除機で特にそのホースユニットの構成に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の電気掃除機は特公平3−63893号公報開示の構成が一般的であった。すなわち図1に示すように、電気掃除機の本体1の前方よりホースユニット2が着脱自在に接続され、またホースユニット2の先には延長管3、床ノズル4が順次接続されていた。ホースユニット2の本体1接続部5は、断面略円筒形の接続管6とバネ付勢された尾錠つまみ7と尾錠つまみ7を接続管6とで挟持するつまみ押さえ8、及び接続管5に包着されたホース9を上下から挟持する一対のホースカバー10から構成されていた。また、本体1の上面中央部には把手11、また本体1の最前部には第2の把手12がそれぞれ設けられ、この電気掃除機の使用中や使用前後の移動の際に把手11、12のいずれかを持って本体1を持ち運ぶことができるように構成されていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、近年電気掃除機を使用する際には掃除機の組立などの準備を簡素化して直ちに使用でき、また使用後は後かたずけを短時間に済ませて所定の場所に保管することができる結果、手間をかけずに効率的に掃除機を使用できるようにすることを目的として、実開昭63−5954号公報開示の収納方法(以下、スタンド収納と呼ぶ)が考案されている。 【0004】しかしながら前述の特公平3−63893号公報開示の本体1にあっては、このスタンド収納を利用した場合、そのままの状態で第2の把手12を持って電気掃除機全体を運搬することはできるが、第2の把手12を本体1の前面に形成することによって本体1の前後長がこの第2の把手12の前方への出代分だけ大きくなり、本体1の大型化や重量増、或は製品の輸送途上での包装才数を大きくして製品価格を高める原因となっていた。 【0005】これを解消すべく第2の把手12をなくし、把手11だけで運搬させる製品もあるが、この場合はスタンド収納状態のまま掃除機を利用場所すなわち掃除する場所まで運ぼうとしても手で持つ部分がないため運搬できず、保管場所の周囲でスタンド収納状態から使用状態にして、すなわちホースユニット2を本体1から抜き外したのち把手11を持つか、或は本体1を引っ張って行かねばならず、使い勝手が良好とは言えなかった。使用後についても同様であり、保管場所まで本体1やその他の接続部品を運搬した後で本体1を立て、延長管3のフック部を上方から本体1の前面に挿入してスタンド状態にしなくてはならない。すなわちスタンド収納状態のまま運搬できないために、掃除機の移動に手間が掛かるものである。 【0006】本発明はこれらの課題を解消し、安価で使用性の高い床移動型の電気掃除機を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記課題を解消するために本発明は、電動送風機等を内蔵する本体と、この本体に着脱自在に接続されるホースユニットと、このホースユニットに着脱自在に接続される延長管と、この延長管に着脱自在に接続される吸込具とを備え、前記ホースユニットの本体接続部上部または下部には把手を形成し、前記ホースユニットを接続した本体を床面上に立てた時、前記把手の持ち手部が床面に対してほぼ平行となるように形成することにより、立てた状態の本体を、ホースユニットの把手の持ち手部を握り感触良く持って、持ち運び運搬できるものである。 【0008】 【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、電動送風機等を内蔵する本体と、この本体に着脱自在に接続されるホースユニットと、該ホースユニットに着脱自在に接続される延長管と、該延長管に着脱自在に接続される吸込具とを備え、前記ホースユニットの本体接続部上部または下部には把手を形成し、前記ホースユニットを接続した本体を立てた時、前記把手の持ち手部が床面に対してほぼ平行方向となるように形成することにより、立てた状態の本体を、ホースユニットの把手の持ち手部を感触良く握り持って、持ち運び運搬ができる。 【0009】 【実施例】(実施例1)以下本発明の第1の実施例を、図2〜図3を用いて説明する。 【0010】21は電気掃除機の本体で、前部には紙袋22を収容する集塵室が形成され、後部には電動送風機23やコードリールが内蔵されている。ホースユニット24は接続部25を本体21の前部に前方から挿入して本体21に着脱自在に接続され、他端には延長管26が接続されている。延長管26の先には床ノズル27が接続されており、電動送風機23の回転によって生じた吸気流により、掃除面より吸引された塵埃が、床ノズル27、延長管26、ホースユニット24、紙袋22の経路で本体21内に移送されて蓄積される。 【0011】接続部25は、本体21内に挿入される接続管28と、尾錠バネ29でバネ付勢されて本体21に係止する尾錠つまみ30と、接続管28に回転自在に保持された回転管31と、回転管31に包着したホース32と、尾錠つまみ30を接続管28とで挟持する左右2分割のホースカバー33と、回転管31の外周に固定され、一対のレール34を巻き付けたレール管A35、レール管B36とで構成されている。 【0012】ホースカバー33には一体に把手37が形成され、また接続端子が固定されてレール34に導通し、ホースユニット24の持ち手部38に配置したコントロールスイッチと電動送風機23とを電気的に接続している。 【0013】39は本体21の上面に設けたハンドルで、使用中の本体21の運搬移動を可能にしている。40は延長管に取り付けたフックで、本体21の前面に設けた凹部41に嵌入して図2のようにスタンド収納をさせることができる。 【0014】次に上記構成における動作・作用について説明する。電気掃除機を使用するときには、図2のようにスタンド収納状態にある電気掃除機のホースユニット24の把手37を片手で持ち、もう一方の手で延長管26を支えて使用場所まで運搬し、運搬後延長管26のフック40を本体21から抜き外し、コードをコンセントに差して使用し、使用後はその場でスタンド収納状態にして把手37を持って保管場所まで運搬し、保管する。 【0015】すなわち把手37を持つことでスタンド収納状態での製品の運搬を可能にでき、保管場所と掃除場所間の移動に要する時間を短縮することで掃除に要する時間短縮ができると同時に移動を容易にできることとなる。 【0016】また、スタンド収納を行わないときにも、把手37を壁に設けたフックなどに架けることで、ホース32を傷めることなくホースユニット24の保管ができる。 【0017】ところで把手37は、左右2分割のホースカバー33に一体に形成しているため強固であり、また安価に形成することができる。 【0018】なお上記実施例では接続管28と回転管32を別部品としたが、一体でも同じ効果を得ることができる。 【0019】(実施例2)次に本発明の第2の実施例を図4を用いて説明する。なお、上記第1の実施例と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。 【0020】尾錠つまみ30の操作部42は、左右2分割のホースカバー33の把手37の本体21側に配置され、操作部42を接続管28側(使用状態では床側)に押すと、本体21内に掛かっている爪部43が本体21から外れ、ホースユニット24の接続部25を本体21から抜き外せる。 【0021】この構成により、ホースユニット24を本体21から外すときには、握り良い把手37を握りながら尾錠つまみ30の解錠操作をでき、ホースユニット24の本体21からの離脱を感触良く行える。太い接続管を握って尾錠つまみを押さなければならなかった従来と比較すると、操作性は格段に向上する。 【0022】なお、スタンド収納状態で把手37を持つときは、操作部42が本体21側にあるため把手37を持つ手の小指側に位置し、操作部42を押すことができず、したがってホースユニット24が本体21から抜け外れることはない。 【0023】(実施例3)次に本発明の第3の実施例を図5〜図6を用いて説明する。なお、上記第1、第2の実施例と同一構成部品については同一符号を付してその説明を省略する。 【0024】接続部25は、掃除機の使用状態でホース32側が略45度上方に折曲し、折曲部の下側に把手44を一体に有する接続管45と、接続管45の下方から結合され、把手44の本体21側に塵埃検知装置の発光部46と制御部47を挟持する接続管カバー48と、尾錠バネ29で付勢された尾錠つまみ30と塵埃検知装置の受光部49を接続管45とで挟持するつまみ押さえ50と、接続管45に包着したホース32の外れを防止する一対のホースカバーA51、ホースカバーB52から構成される。発光部46と受光部49間に塵埃が通過すると発光部46から受光部49に照射されている赤外線が遮られ、塵埃が通過したことを検知できる。この検知信号を受けて制御部47が電動送風機23への印加電圧を位相制御し、回転数を制御する。 【0025】ところで上記の構成では、スタンド収納状態では、把手44の持ち手部44aが床面に対してほぼ平行となり、本体21を床面に対して傾かせないで楽に持つことができることとなる。 【0026】また、接続管45が使用状態で前方が略45度上方に折曲しているため、ホース32がホースユニット24の持ち手部38方向にスムースに向き、ホース32の接続部25での破れが発生しなくなり、前後にせまい場所でホースユニット24の持ち手部38を高く持ち上げなければならないときに、ホース32が本体21を引き上げるチャンスが減少し、ホースユニット24を操作する動作が楽になる。 【0027】また、塵埃検知手段と制御部47を接続部25に配置したことにより、ホースユニット24の持ち手部38が軽くでき、電気掃除機の使用中にホースユニット24を前後移動させる動作を楽にできる。一方、ホースユニット24内への上記塵埃検知手段と制御部25の搭載の有無で、本体21は同一で製品バリエーションを広げられる効果を損なうことはない。 【0028】加えて、接続部25に対しては電気掃除機使用中に発生する種々の衝撃が加わる頻度がホースユニット24の持ち手部38に比べて少ないため、塵埃検知手段や制御部47の保持に対する保護設計を緩和でき、製造原価を低減することができる。 【0029】さらに塵埃検知手段と制御部47を折曲して形成した接続管45の把手44に対して本体21側に配置することで、塵埃検知手段と制御部47の搭載による接続部25の大型化を最小にできる。また把手44の持ち手部44aが本体21の前方への移動中に大きな段差などに当たっても、塵埃検知手段や制御部47の破損を防止できるものである。 【0030】 【発明の効果】以上説明したように本発明は、電動送風機等を内蔵する本体と、この本体に着脱自在に接続されるホースユニットと、該ホースユニットに着脱自在に接続される延長管と、該延長管に着脱自在に接続される吸込具とを備え、前記ホースユニットの本体接続部上部または下部には把手が形成され、該ホースユニットを接続した本体を床面上に立てた時、前記把手の持ち手部が床面に対してほぼ平行になるよう形成することにより、以下の効果を得る。 【0031】1.把手を持つことで、ホースユニットを接続した本体、あるいはスタンド収納状態での製品の運搬を可能にでき、掃除場所から掃除場所、あるいは保管場所から掃除場所まで運搬して直ちに使用できるとともに、使用後はスタンド収納状態のまま保管場所まで運搬して保管位置に置くだけで後かたずけが終了し、使用前後の時間短縮が行えて使い勝手が向上する。 【0032】この際、把手の持ち手部が床面に対してほぼ平行であるため、本体を床面に対して左右方向に大きく傾かせないで持つことができるため運搬移動が一層楽になり、また本体が傾かない結果、把手の持ち手部を感触良く握れるものである。 【0033】2.把手の持ち手部を本体接続部の上方に形成した時には、運搬時、本体重心が持ち手部の下方に位置するように傾いて、製品の車輪が本体の最下方に位置するようになり、運搬後の設置の時に車輪から接地して本体あるいは床面を損傷させることが無い。 【0034】また、掃除している状態での本体運搬時には、把手を直ちに持てる利便性を発揮する。 【0035】3.把手の持ち手部を本体接続部の下方に形成した時には、持ち手部位置がスタンド収納状態の電気掃除機のほぼ重心上方となる結果、スタンド収納状態で持ち上げた時に製品が床面に対してほぼ鉛直となり、安定した形態で運搬移動ができるものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成5年(1993)7月29日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−146847 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)6月2日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−264645 |
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