| 【発明の名称】 |
掃除機 |
| 【発明者】 |
【氏名】野崎 勉
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| 【要約】 |
【課題】細かい塵埃でも効率良く捕集・掃除することが出来ると共に、一旦補修した微細な塵埃を二次的に大気中に放出する恐れがなく、且つ使用の経過と共に負荷抵抗が大きくならない真空掃除機を提供する。
【解決手段】略トンネル形状をなし且つ前進方向に向かってやや末広がりに形成された塵埃捕集管11の塵埃吸入口15からエアーを排気しつつエアー噴出ノズル12で上記塵埃捕集管の底端部11a から被清掃面Sに向けてエアーを吹き出すことにより塵埃捕集管11内部に塵埃吸入口15に向かう旋回流を生ぜしめるようにした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 底部を開放した略トンネル形状をなし且つ前進方向に向かってやや末広がりに形成された塵埃捕集管と、該塵埃捕集管の底端部から被清掃面に向けてエアーを吹き出すエアー噴出ノズルからなる集塵ユニットを備え、上記塵埃捕集管の塵埃吸入口からエアーを吸入しつつ上記エアー噴出ノズルから被清掃面に向けてエアーを吹き出すことにより上記塵埃捕集管内部に上記塵埃吸入口に向かう旋回流を生ぜしめるようにした事を特徴とする掃除機。 【請求項2】 前記塵埃捕集管が前進方向に向かって2個並列状に配置されている請求項1記載の掃除機。 【請求項3】 前記集塵ユニットと、該集塵ユニットに対して送風・吸気を行なう送風機と、前記集塵ユニットで捕集した塵埃を収集する収集機とで構成され、前記集塵ユニットの吸気口が上記送風機の送風口に連通接続され、前記集塵ユニットの塵埃吸入口が上記収集機の塵埃取入口に連通接続され、上記送風機の吸込み口が上記収集機の排気口に連通接続されている請求項1又は2記載の掃除機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、室内における床・畳面や芝生面或いは路面等の塵埃を集塵し掃除するための、家庭用または業務用の掃除機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の真空掃除機では、吸込み口具の内部にエアーの吸引力を発生させてエアーと共に塵埃を吸込み集塵する仕組みになっているため、例えば絨毯のパイル間に入り込んだ砂ぼこり等の塵埃を効率良く集塵することができなかった。それは、被清掃面上の塵埃を吸込み口具で有効に流動化させることができなかったからである。また、従来の真空掃除機では、エアーと共に捕集した塵埃を集塵部に収集した後エアーは集塵部に設置したフィルターを通して排気口から大気中に逃がすようにしているため、微細な塵埃が二次的に大気中に飛散放出され、それを防止するべく目の細かいフィルターを用いると、使用の経過と共に負荷抵抗が大きくなってしまう不具合を生じる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明はこの様な従来の不具合に鑑みてなされたものであり、例えば絨毯のパイル間に入り込んだ砂ぼこり等の細かい塵埃でも効率良く捕集・掃除することが出来ると共に、一旦捕集した微細な塵埃を二次的に大気中に放出する恐れがなく、且つ使用の経過と共に負荷抵抗が大きくなるようなことがない掃除機を提供せんとするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】斯る目的を達成する本発明の掃除機は、底部を開放した略トンネル形状をなし且つ前進方向に向かってやや末広がりに形成された塵埃捕集管と、該塵埃捕集管の底端部から被清掃面に向けてエアーを吹き出すエアー噴出ノズルからなる集塵ユニットを備え、上記塵埃捕集管の塵埃吸入口からエアーを吸入しつつ上記エアー噴出ノズルから被清掃面に向けてエアーを吹き出すことにより上記塵埃捕集管内部に上記塵埃吸入口に向かう旋回流を生ぜしめるようにした事を特徴としたものである。この時、前記集塵ユニットの塵埃捕集管の底部開放部分に相対した被清掃面上の塵埃をより有効に流動化させることができるように、前記捕集管を前進方向に向かって2個並列状に配置する。また、請求項3に記載した真空掃除機は、前記集塵ユニットと、該集塵ユニットに対して送風・吸気を行なう送風機と、前記集塵ユニットで捕集した塵埃を収集する収集機とで構成され、前記集塵ユニットの吸気口が上記送風機の送風口に連通接続され、前記集塵ユニットの塵埃吸入口が上記収集機の塵埃取入口に連通接続され、上記送風機の吸込み口が上記収集機の排気口に連通接続されている事を特徴としたものである。 【0005】 【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施例を図面に基づいて説明する。図中、1は集塵ユニット、2は送風機、3は収集機、4は送風機2を動作させるための駆動用モータ、をそれぞれ示す。 【0006】集塵ユニット1は、被清掃面S上の塵埃を捕捉し捕集するためのものであり、塵埃捕集管11とエアー噴出ノズル12とこれら塵埃捕集管11とエアー噴出ノズル12の外側を被覆するケース13とから構成され、底部には当該集塵ユニット1の移動を容易ならしめるための車輪14を設置してある。 【0007】塵埃捕集管11は、略半円筒形状、すなわち底部を開放した略トンネル形状に形成すると共に、前進方向(矢印m)に向かってやや末広がりに形成し、前進方向と反対側に塵埃吸入口15を形成してなる。この際、塵埃捕集管11を、図示実施例のごとく前進方向(矢印m)に向かって2個並列させて平面視略扇形状に配置形成する。 【0008】そして、塵埃捕集管11の底端部11a には、塵埃捕集管11の底部開放部分が相対している被清掃面Sに向けてエアーAを吹き出させるためのエアー噴出口16を、塵埃捕集管11の長手方向に沿って複数個をほぼ等間隔に形成せしめ、それら各エアー噴出口16にエアー噴出ノズル12をそれぞれ連通接続させ、各エアー噴出ノズル12を1本の送気管17に連通接続させる。この時、各エアー噴出口16は、塵埃捕集管11の底端部11a にあって塵埃捕集管11の内周面に対して接線方向に向けて形成する。そうすれば、塵埃捕集管11の内部でもって効果的に旋回流を発生させることが出来るようになる。 【0009】送風機2は、集塵ユニット1のエアー噴出ノズル12にエアーAを送ると同時に塵埃捕集管11内部の排気エアーA’を吸引するためのものであり、その送風口21を集塵ユニット11の送気管17の送気口17a にエアー供給管5を介して連通接続させると共に、吸込み口22を収集機3の排気口31にエアー循環パイプ6を介して連通接続させる。 【0010】収集機3は、集塵ユニット1で捕集した塵埃を収集するためのものであり、排気エアーA’と捕集した塵埃とを効率良く分離し得るように、例えば円筒型遠心分離機等の遠心分離機能を有する機器を用い、その塵埃取入口32と集塵ユニット1の塵埃吸入口15をダクト管7を介して連通接続させる。 【0011】而して、使用に際し駆動用モータ4を駆動して送風機2を動作させると、エアーAが、送風機2の送風口21からエアー管5を通して集塵ユニット1の送気管17に入り送気管17で複数のエアー噴出ノズル12に分配されて塵埃捕集管11の各エアー噴出口16から被清掃面Sに向けて吹き出されると同時に、塵埃捕集管11の塵埃吸入口15からは塵埃捕集管11内のエアーが吸引される。すると、各エアー噴出口16から被清掃面Sに向けて吹き出されるエアーと、塵埃捕集管11の塵埃吸入口15から吸引されるエアーの流れによって、塵埃捕集管11の内部にその軸方向に沿って塵埃吸入口15に向かう強い旋回流が発生する。その結果、塵埃捕集管11の底部開放部分が相対している被清掃面Sに沈積していた塵埃が浮遊し流動化され、浮遊流動化した塵埃は旋回流に乗って塵埃捕集管11の塵埃吸入口15から吸入エアーA’と共に集塵ユニット1の外部へ吸引排出される。この際、集塵ユニット1の内部圧力は平均すると大気圧(外気圧)となるが、塵埃捕集管11の内部で発生する強い旋回流により局所的には圧力変動が生じているので、集塵ユニット1のケース13の外周に外気を遮断するためのスカート18を設ける。 【0012】そして、塵埃捕集管11の塵埃吸入口15から吸入エアーA’と共に吸入された塵埃は、ダクト管7を通して収集機3の塵埃取入口32から収集機3に入り、収集機3の内部に設置されたフィルターにより吸入エアーA’と分離される。そして、収集機3で分離された吸入エアーA’は、収集機3の排気口31からエアー循環パイプ6を通して送風機2の吸込み口22に入り、そこから送風機2の内部を通りエアー管5を通して再び集塵ユニット1の送気管17の送気口17aに入り、各エアー噴出ノズル12を通って塵埃捕集管11の各エアー噴出口16から被清掃面Sに向けて吹き出される。尚、収集機3の排気口31からエアー循環パイプ6を通して送風機2に取込まれた吸入エアーは、上記したようにその全てを再循環させずとも、清掃面の態様によってはその一部をバグフィルター等を通して外部(大気中)へ排気しても良い。 【0013】 【発明の効果】本発明の掃除機は斯様に構成したので、集塵ユニットの捕集管内部には塵埃捕集管の塵埃吸入口に向かう強い旋回流が発生し、その旋回流の作用により塵埃が浮遊流動化されると同時に、浮遊流動化された塵埃を塵埃捕集管の塵埃吸入口から集塵ユニットの外に確実に誘導排出させることが出来る。従って、例えば絨毯のパイル間に入り込んだ砂ぼこり等の細かい塵埃でも効率良く捕集・掃除することが出来る。この作用効果は、請求項2に記載した如くに、2個の塵埃捕集管を前進方向に向かって並列状に配置することにより一層のこと増強され、塵埃捕集管の底部開放部分に相対した被清掃面上の塵埃をより有効に流動化させることが可能となる。 【0014】しかも、塵埃を旋回流でもって流動化させ捕集するので、従来のブラシ等による捕集と異なり、室内の床・畳面だけでなく、例えば芝生や路面等の被清掃面をその芝生や路面を損傷することなく集塵し掃除することが出来る。 【0015】また、請求項3に記載した掃除機によれば、収集機で塵埃と分離された吸入エアーを送風機から再び集塵ユニットに導いて再循環させているので、一旦補修した微細な塵埃を二次的に大気中に放出する恐れがなく、且つ使用の経過と共に負荷抵抗が大きくなるようなことがない。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005256 【氏名又は名称】株式会社アーレスティ 【識別番号】596011334 【氏名又は名称】野崎 勉
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)7月25日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】早川 政名 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−42180 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)2月16日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−199770 |
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