| 【発明の名称】 |
浴 槽 |
| 【発明者】 |
【氏名】齋藤 浩之
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| 【要約】 |
【課題】浴槽と循環パイプとの接続部からの漏水する恐れのない浴槽を提供する。
【解決手段】浴槽本体1の側壁11に循環金具2が取付けられ、循環金具2内に供給流路及び排出流路が設けられ、循環金具2の浴槽本体1の側壁11内に面する部分及び浴槽本体1の側壁11外に面する部分には夫々供給口及び排出口が設けられ、各供給口は供給流路に連通され、各排出口は排出流路に連通されている浴槽において、浴槽本体1の側壁11の外面に循環金具2を覆う筒状体14が突設され、筒状体14の先端開口部には閉塞蓋15が取付けられ、筒状体14には供給口141及び排出口142が設けられている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 浴槽本体の側壁に循環金具が取付けられ、循環金具内に供給流路及び排出流路が設けられ、循環金具の浴槽本体の側壁内に面する部分及び浴槽本体の側壁外に面する部分には夫々供給口及び排出口が設けられ、各供給口は供給流路に連通され、各排出口は排出流路に連通されている浴槽において、浴槽本体の側壁の外面に循環金具を覆う筒状体が突設され、筒状体の先端開口部には閉塞蓋が取付けられ、筒状体又は閉塞蓋には供給口及び排出口が設けられていることを特徴とする浴槽。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽に関し、特に浴槽本体の側壁に循環金具が取付けられた浴槽に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、例えば、実公昭57−53519号公報に記載されているように、浴槽の外側にボイラーが設けられ、浴槽とボイラーとの間を循環パイプにより接続し、循環パイプによりボイラーから浴槽内に給湯すると共に浴槽内から水を排出してボイラーに送水するようにしている。 【0003】このような浴槽と循環パイプとの接続部においては、浴槽本体の側壁に循環金具が取付けられ、循環金具の浴槽本体の側壁の外方に突出する部分に設けられた供給口及び排出口に夫々ボイラーからの循環パイプを接続することによりボイラーから浴槽内に給湯すると共に浴槽内から水を排出してボイラーに送水するようにしている。 【0004】ところで、例えば、実開昭61−1556号公報に記載されているように、上階層に浴室が設けられている場合には、浴槽と循環パイプとの接続部からの漏水が発生すると下階層に被害が及ぶため、通常は浴槽は防水パンの上に載置されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、浴槽が防水パンの上に載置されている場合には、循環パイプが防水パンを貫通させなければならず、その工事に手間がかかる。又、防水パンに汚水が溜まった場合には、汚れが付着して異臭を放つ問題もあった。 【0006】そこで、本発明は、上記のような問題に着目してなされたものであり、その目的とするところは、従来の浴槽における問題を解消し、浴槽と循環パイプとの接続部からの漏水する恐れのない浴槽を提供することになる。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明の浴槽は、浴槽本体の側壁に循環金具が取付けられ、循環金具内に供給流路及び排出流路が設けられ、循環金具の浴槽本体の側壁内に面する部分及び浴槽本体の側壁外に面する部分には夫々供給口及び排出口が設けられ、各供給口は供給流路に連通され、各排出口は排出流路に連通されている浴槽において、浴槽本体の側壁の外面に循環金具を覆う筒状体が突設され、筒状体の先端開口部には閉塞蓋が取付けられ、筒状体又は閉塞蓋には供給口及び排出口が設けられていることを特徴とするものである。 【0008】本発明において、浴槽本体の材質としては、従来から浴槽本体の材質として使用されているものがそのまま使用できるものであって、特に限定されないが、例えば、FRP、ステンレス鋼、木材、人造大理石、鋳鉄等が使用できる。 【0009】〔作用〕本発明の浴槽においては、浴槽本体の側壁の外面に循環金具を覆う筒状体が突設され、筒状体の先端開口部には閉塞蓋が取付けられ、筒状体又は閉塞蓋には供給口及び排出口が設けられているので、浴槽本体の側壁と循環金具との接合部から漏水しても、漏水は筒状体により受けられるので、漏水が下方に落下する恐れはない。 【0010】 【発明の実施の形態】図1は本発明の浴槽の一例を示す分解斜視図、図2は図1に示す本発明の浴槽の循環金具の供給口における要部拡大断面図、図3は図1に示す本発明の浴槽の循環金具の排出口における要部拡大断面図である。 【0011】図1〜3において、1はFRP製の浴槽本体、11は浴槽本体1の側壁、12は浴槽本体1の側壁11の上端に設けられたフランジである。 【0012】2は循環金具であり、循環金具2は内側金具21と外側金具22とからなる。内側金具21には、その筒状部211の一端にフランジ212が突設され、筒状部211には雄ねじ213が刻設されている。内側金具21の内部には内筒214が設けられ、内筒214の内部に供給流路215が設けられ、内筒214の外部に排出流路216が設けられている。供給流路215の先端には供給口2151が形成され、排出流路216の先端には排出口2161が形成されている。 【0013】外側金具22には、その筒状部221の一端にフランジ222が突設され、筒状部221の他端は閉塞部223により閉塞されている。筒状部221の内面には雌ねじ224が刻設されている。外側金具22の内部には内筒225が設けられ、内筒225の内部に供給流路226が設けられ、内筒225の外部に排出流路227が設けられている。 【0014】外側金具22の筒状部221には短筒状供給口228及び短筒状排出口229が突設され、供給口228は供給流路226に連通され、排出口229は排出流路227に連通されている。 【0015】内側金具21の筒状部211は浴槽本体1の側壁11に穿設された循環金具取付孔13に浴槽本体1の内側から挿通され、浴槽本体1の側壁11に穿設された循環金具取付孔13から外側に突出された筒状部211に外側金具22の筒状部221がねじ込まれている。3は断面形状がU形のパッキンであり、パッキン3により循環金具取付孔13からの漏水が防止できるようになっている。 【0016】図2、3に示すように、内側金具21の供給流路215は外側金具22の供給流路226に連通され、内側金具21の排出流路216は外側金具22の排出流路227に連通されている。 【0017】短筒状供給口228及び短筒状排出口229には夫々循環パイプ4の供給管41、排出管42の一端が接続され、供給管41、排出管42の他端は図示しないボイラーに接続されている。 【0018】14は浴槽本体1の側壁11の循環金具取付孔13の周囲から外側に突設されたFRP製筒状部であり、筒状部14には供給口141及び排出口142が穿設され、供給口141及び排出口142には供給管41、排出管42が挿通されている。筒状部14の先端の雄ねじ143にはFRP製閉塞蓋15の短筒部151の雌ねじ152がねじ込まれている。 【0019】図1〜3に示す本発明の浴槽においては、叙上の構造を備えているので、図示しないボイラーからの熱湯は供給管41により短筒状供給口228、外側金具22の供給流路226及び内側金具21の供給流路215を経由して供給口2151から浴槽本体1内に供給される。 【0020】他方、浴槽本体1内の比較的温度の低い水は排出口2161から内側金具21の排出流路216、外側金具22の排出流路227及び短筒状排出口229を経由して排出管42により図示しないボイラーに排出され、このようにして、湯水が浴槽本体1内とボイラー内とを循環され、浴槽本体1内の水が入浴に適する温度に加熱されるようになっている。 【0021】浴槽本体1の側壁11の循環金具取付孔13の周囲から外側に筒状部14が突設されているので、仮に循環金具取付孔13から漏水しても、漏水は筒状部14により受けられ、下方に落下したりしない。 【0022】以上、本発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更等があっても本発明に含まれる。 【0023】例えば、筒状部14は浴槽本体1の側壁11に一体的に設けられていてもよく、接着等により浴槽本体1の側壁11に取付けられていてもよい。 【0024】 【発明の効果】本発明の浴槽においては、浴槽本体の側壁の外面に循環金具を覆う筒状体が突設され、筒状体の先端開口部には閉塞蓋が取付けられ、筒状体又は閉塞蓋には供給口及び排出口が設けられているので、浴槽本体の側壁と循環金具との接合部から漏水しても、漏水は筒状体により受けられるので、漏水が下方に落下する恐れはない。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002174 【氏名又は名称】積水化学工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)12月1日 |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開平11−155751 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)6月15日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−330421 |
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