| 【発明の名称】 |
浴水循環装置における管路殺菌浄化装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】深田 伸一
【氏名】山口 義夫
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| 【要約】 |
【課題】熱水にて循環管路を熱水洗浄し、その殺菌浄化後の排出時に循環管路内で殺菌浄化した熱水を循環管路の吸込み箇所及び流出箇所より排水し且つその箇所を熱水洗浄して全体の管路を熱水清浄できるようにすること。
【解決手段】ヒータ1と、循環ポンプPと、該循環ポンプPにて浴水が浴槽10から浴槽10に戻るようにした循環管路5と、該循環管路5の吸込み側寄りの適宜な位置と前記循環管路5の流出側寄りの適宜な位置とを連結する連結管路6と、前記循環管路5の流出側での連結管路6の結合箇所よりも中心側寄りの適宜な位置と前記循環管路5の吸込み側での連結管路6の結合箇所よりも吸込み側寄りの適宜な位置との間に設けた副連結管路7とからなること。管路殺菌洗浄時には、循環管路内の浴水をヒータ1にて高温にしつつ連結管路6及び副連結管路7を介して循環可能とすること。排水時には、前記循環管路5内で殺菌浄化した熱水を循環管路5の吸込み箇所又は流出箇所から排水できるようにすること。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 浴水を低温から高温に加熱可能としたヒータと、浴水を循環させるための循環ポンプと、該循環ポンプにて浴水が浴槽から浴槽に戻るようにした循環管路と、該循環管路の吸込み側寄りの適宜な位置と前記循環管路の流出側寄りの適宜な位置とを連結する連結管路と、前記循環管路の流出側での連結管路の結合箇所よりも中心側寄りの適宜な位置と前記循環管路の吸込み側での連結管路の結合箇所よりも吸込み側寄りの適宜な位置との間に設けた副連結管路とからなり、管路殺菌洗浄時には、循環管路内の浴水をヒータにて高温にしつつ連結管路及び副連結管路を介して循環可能とし、排水時には、前記循環管路内で殺菌浄化した熱水を循環管路の吸込み箇所又は流出箇所から排水できるようにしてなることを特徴とする浴水循環装置における管路殺菌浄化装置。 【請求項2】 浴水を低温から高温に加熱可能としたヒータと、浴水を循環させるための循環ポンプと、該循環ポンプにて浴水が浴槽から浴槽に戻るようにした循環管路と、該循環管路の吸込み側寄りの適宜な位置と前記循環管路の流出側寄りの適宜な位置とを連結する連結管路と、該連結管路の流出側寄りの基部に設けた三方弁と、前記循環管路の流出側での連結管路の結合箇所よりも中心側寄りの適宜な位置と前記循環管路の吸込み側での連結管路の結合箇所よりも吸込み側寄りの適宜な位置との間に設けた副連結管路と、前記循環管路の吸込み側で,連結管路の結合箇所と副連結管路の結合箇所との間の適宜な位置に設けた第1開閉弁と、前記副連結管路に設けた第2開閉弁とからなり、管路殺菌洗浄時には、循環管路内の浴水をヒータにて高温にしつつ連結管路及び副連結管路を介して循環可能とし、排水時には、前記循環管路内で殺菌浄化した熱水を循環管路の吸込み箇所又は流出箇所から排水できるようにしてなることを特徴とする浴水循環装置における管路殺菌浄化装置。 【請求項3】 浴水を低温から高温に加熱可能としたヒータと、浴水を循環させるための循環ポンプと、該循環ポンプにて浴水が浴槽から浴槽に戻るようにした循環管路と、該循環管路の吸込み側寄りの適宜な位置と前記循環管路の流出側寄りの適宜な位置とを連結する連結管路と、該連結管路の流出側寄りの基部箇所の近接位置の循環管路に2箇所及び連結管路に1箇所にそれぞれ設けた3つの開閉弁と、前記循環管路の流出側での連結管路の結合箇所よりも中心側寄りの適宜な位置と前記循環管路の吸込み側での連結管路の結合箇所よりも吸込み側寄りの適宜な位置との間に設けた副連結管路と、前記循環管路の吸込み側で,連結管路の結合箇所と副連結管路の結合箇所との間の適宜な位置に設けた第1開閉弁と、前記副連結管路に設けた第2開閉弁とからなり、管路殺菌洗浄時には、循環管路内の浴水をヒータにて高温にしつつ連結管路及び副連結管路を介して循環可能とし、排水時には、前記循環管路内で殺菌浄化した熱水を循環管路の吸込み箇所又は流出箇所から排水できるようにしてなることを特徴とする浴水循環装置における管路殺菌浄化装置。 【請求項4】 請求項2又は3において、殺菌洗浄時間を開始・制御する熱水殺菌洗浄指令手段と、前記管路洗浄,排水等のために制御する弁制御手段と、熱水,浴水の温度を制御する手段とを備え、前記熱水殺菌洗浄指令手段は、洗浄開始時間を設定する時間設定部と、設定された洗浄開始時間と洗浄時間を記憶する時間記憶部とを有してなることを特徴とする浴水循環装置における管路殺菌浄化装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、熱水にて循環管路を熱水洗浄し、その殺菌浄化後の排出時に循環管路内で殺菌浄化した熱水を循環管路の吸込み箇所及び流出箇所より排水し且つその箇所を熱水洗浄して全体の管路を熱水清浄できるようにした浴水循環装置における管路殺菌浄化装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の浴水循環装置は、長期間の使用により装置本体と配管に微生物膜が付着することがあり、安全衛生問題のため、ある一定期間毎に装置を殺菌、洗浄する必要があった。またその方法は、浴槽外の配管ではなく、浴槽内の湯に直接殺菌剤を投入して浴水循環装置を循環させて、殺菌洗浄するものであった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】このように、浴槽の湯に殺菌剤を投入するために、多量の薬品を使わなければならず、不経済であった。このようなことから、当該出願人は、循環管路内のみを熱水にて殺菌・洗浄する装置を開発した。しかるに、浴水循環装置における循環管路の吸込み箇所及び流出箇所を除いた循環管路を熱水殺菌洗浄できるものであり、循環管路全体を熱水洗浄できるものは存在しなかった。即ち、循環管路の吸込み箇所及び流出箇所までも全体の循環管路に対して熱水洗浄することができなかった。さらに、その一部の循環管路に対して所定時間おいて熱水洗浄をバッチ処理的に行っていた。このため、ここまでも循環管路全体の対しての熱水殺菌洗浄を定期的に行うことが要望されていた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】そこで発明者は、前記課題を解決することを目的とし、鋭意,研究を重ねた結果、その発明を、浴水を低温から高温に加熱可能としたヒータと、浴水を循環させるための循環ポンプと、該循環ポンプにて浴水が浴槽から浴槽に戻るようにした循環管路と、該循環管路の吸込み側寄りの適宜な位置と前記循環管路の流出側寄りの適宜な位置とを連結する連結管路と、前記循環管路の流出側での連結管路の結合箇所よりも中心側寄りの適宜な位置と前記循環管路の吸込み側での連結管路の結合箇所よりも吸込み側寄りの適宜な位置との間に設けた副連結管路とからなり、管路洗浄時には、循環管路内の浴水をヒータにて高温にしつつ連結管路及び副連結管路を介して循環可能とし、排水時には、前記循環管路内で殺菌浄化した熱水を循環管路の吸込み箇所及び流出箇所から排水できるようにしてなる浴水循環装置における管路殺菌浄化装置等としたことにより、熱水にて循環管路を熱水殺菌洗浄し、その殺菌浄化後の排出時に循環管路内で殺菌浄化した熱水を循環管路の吸込み箇所及び流出箇所より排水し且つその箇所を熱水殺菌洗浄し、これにより全体の管路を熱水殺菌清浄できるようにし、前記の課題を解決したものである。 【0005】 【実施の形態】まず、本発明の第1の実施の形態について図面に基づいて説明すると、図5及び図8に示すように、浴水循環装置は、主に、浴水を低温から高温に加熱するセラミックヒータ等のヒータ1と、微細なごみ及び汚れなる不純物を浴水から濾過するフィルタ2と、浴水を殺菌する紫外線殺菌装置3と、浴水を循環させるための循環ポンプPと、該循環ポンプPにて浴水が浴槽10から浴槽10に戻るように循環する循環管路5等とから構成されている。 【0006】そのフィルタ2は、種類としては、精密フィルタ又は普通フィルタであり、活性石,活性炭を充填したものとして吸着剤濾材フィルタ材として使用したり、或いは、織布又は不織布からなりフィルタ素材から構成するものもある。何れにしても、不純物で微細なるごみ及び汚れを除去するものである。 【0007】連結管路6は、前記循環管路5の吸込み側寄りの適宜な箇所と、前記循環管路5の流出側寄りの適宜な箇所とを連結すると前記循環管路5の流出側管路5bの適宜な箇所とを連結するように構成され、前記循環ポンプP,ヒータ1,フィルタ2,紫外線殺菌装置3を配置された循環管路5と連結管路6とで閉ループが構成される。また、循環ポンプPの次に、ヒータ1,フィルタ2,紫外線殺菌装置3の順序に限定されず、適宜のものが設けられる。また、前記循環管路5において、前記連結管路6の両端との結合箇所よりも、吸込み側を汲水側管路5aと、流出側を流出側管路5bとそれぞれ称する。前記汲水側管路5a及び流出側管路5b上には、前記循環ポンプP,ヒータ1,フィルタ2,紫外線殺菌装置3は設けられないように構成されている。前記汲水側管路5aの吸込み口には、プレフィルタ8が、前記流出側管路5bの流出口には、ジェット噴流が出るように噴出部9が設けられている。また、前記連結管路6は、なるべくプレフィルタ8,噴出部9寄りに設けられることが好ましい。 【0008】副連結管路7は、前記循環管路5の流出側での連結管路6の結合箇所よりも中心側寄りの適宜な位置と,前記循環管路5の吸込み側での連結管路6の結合箇所よりも吸込み側寄りの適宜な位置との間に設けられている。三方弁Vは、前記連結管路6の流出側寄りの基部に設けられている。即ち、循環管路5と連結管路6との結合箇所に設けられている。また、第1開閉弁V1は、前記循環管路5の吸込み側で,連結管路6の結合箇所と副連結管路7の結合箇所との間の適宜な位置に設けられている。さらに、第2開閉弁V2は、前記副連結管路7の適宜の位置に設けられている。具体的には、第2開閉弁V2は、副連結管路7において循環管路5の流出側寄りに設けられている。また、前記副連結管路7は、熱水が停滞する虞があるため,なるべく短くすることが好適である。 【0009】熱水管路洗浄するときには、三方弁Vのポート■からポート■に流通するように切換えられ、且つ第1開閉弁V1及び第2開閉弁V2はそれぞれ開放に切換えらる。これによって、図6に示すように、循環管路5において、浴水がヒータ1にて高温にされつつ前記循環ポンプP,ヒータ1,フィルタ2,紫外線殺菌装置3を配置された循環管路5と連結管路6とでの閉ループと、この閉ループに並列に設けた副連結管路7と汲水側管路5aと前記閉ループの一部とで第2閉ループを構成して、この内部の浴水が循環ポンプPの動作にて循環する。そして所定の温度の熱水とした後、所定の時間内熱水管路洗浄を行う。その後の熱水排出モードにおいては、三方弁Vのポート■からポート■に流通するように切換えられ、且つ第1開閉弁V1が閉鎖され、第2開閉弁V2は開放状態を保持する。これによって、図7に示すように、流出側管路5bと連結管路6とが逆方向循環となって汲水側管路5aから熱水が浴槽10内に流出してその汲水側管路5a内及びプレフィルタ8箇所を熱水にて殺菌洗浄を行なう。これは所定時間で終了し、今度は、通常循環と同様となるように弁制御される。即ち、図8に示すように、三方弁Vはポート■からポート■に流通するように切換えられ、且つ第1開閉弁V1は開放され、第2開閉弁V2は閉鎖される。これによって、未だに閉ループ内に残っている熱水が流出側管路5b及び噴出部9箇所を殺菌洗浄をしつつ浴槽10内に戻る。このような熱水循環にて、循環管路5の全ての箇所を殺菌洗浄できる。即ち、全水系殺菌洗浄ができる。 【0010】本発明では、弁制御を含めて全て自動操作にて行なわれる。この構成は、図1に示すように、ブロック図にて構成されている。即ち、中央演算処理装置21(CPU)が設けられ、熱水管路殺菌洗浄の開始・終了等を制御する熱水殺菌洗浄指令手段22と、前記三方弁V,第1開閉弁V1及び第2開閉弁V2の切換を制御する弁制御手段23と、第1温度センサー25及び第2温度センサー26を切換制御する温度センサー切換手段24と、ランプ制御手段27と、ヒータ制御手段28とが設けられている。前記熱水殺菌洗浄指令手段22には、循環管路内を熱水洗浄するために洗浄開始時間を設定する時間設定部と、設定された洗浄開始時間と洗浄時間を記憶する時間記憶部と、洗浄開始時間と洗浄時間を適宜変更する時間変更部とを有している。前記中央演算処理装置21,熱水殺菌洗浄指令手段22,弁制御手段23,温度センサー切換手段24,ランプ制御手段27,ヒータ制御手段28等を総称して制御部Aと称する。 【0011】前記第1温度センサー25は浴槽湯として所望の湯温(例えば,42℃等)を検知するものであり,第2温度センサー26は、熱水管路洗浄時において、65℃乃至70℃以上か否かを検知するものである。この2つの温度センサーを通常運転モード,熱水殺菌洗浄モードにおいて前記温度センサー切換手段24にて切換えるものである。また、ランプ制御手段27にてUVランプ3aのON,OFFが制御される。さらに、ヒータ制御手段28にてヒータ1のON,OFFが制御されている。 【0012】図2及び図3は、本発明は、循環管路内の湯温制御及び三方弁V,第1開閉弁V1,第2開閉弁V2等の弁の切換指令の制御のフローチャートであり、図2のフローチャートの■の状態から、所定の設定時間後に、全水系熱水殺菌洗浄モードとなり(S11参照)、温度センサー切換手段24にて切換えられ(S12参照)、第2温度センサー(熱水タイプ)26がONとなる(S13参照)。このときには、ヒータ1はON状態を保持している。そして紫外線殺菌装置3のUVランプ3aが消灯する(S14参照)。そして、弁制御手段23にて三方弁Vはポート■からポート■に流通して、管路内循環に変更するように切換えられ(S15参照)、且つ第2開閉弁V2が開放され(S16参照)、第1開閉弁V1はそのままの開放状態を保持する。そして、前述の熱水殺菌洗浄モードを行ったときから、熱水殺菌洗浄指令手段22が動作して、熱水管路殺菌洗浄開始するまでの温度上昇を勘案した所定時間を基に浴水温度を計測し(S17参照)、そして、循環管路5内の温度が第2温度センサー26を介して所定温度(例えば70℃)か否かを自動的に検知し(S18参照)、所定温度を超えない場合には、ヒータ1のON状態を保持する。 【0013】また、管路内の浴水が所定温度(例えば70℃)となった場合には、ヒータ1がOFFとなる(S19参照)。この状態において、循環ポンプPのポンプ圧にて閉ループ管内の浴水が循環して熱水管路殺菌洗浄作業が開始となり、この状態は図2に示す通りである。このとき、汲水側管路5aのプレフィルタ8寄りには弁は存在しないが、三方弁Vの連結管路6箇所及び副連結管路7箇所の水頭が浴槽10箇所よりも上部にあるためと熱水管路内の湯が外部に流出しないことから、汲水側管路5a又はプレフィルタ8からの浴水の流入はない。そして、前記熱水管路殺菌洗浄作業開始のときから、熱水殺菌洗浄指令手段22が動作して、熱水管路洗浄する所定時間(70℃で約5分)を計測し(S20参照)、この所定時間経過したか否かを判断し(S21参照)、所定時間が経過しない場合には前記S18の手前に戻り、その所定時間が経過した場合には、熱水管路殺菌洗浄作業は終了し、今度は、吸排ユニット熱水殺菌モードとなる(S22参照)。 【0014】まず、汲水部熱水殺菌モードとなる(S23参照)。そして、弁制御手段23にて三方弁Vはポート■からポート■に流通して汲水部方向に変更するように切換えられ(S24参照)、且つ第1開閉弁V1は閉鎖される(S25参照)。このとき第2開閉弁V2は開放状態を保持する。これによって流出側管路5bと連結管路6とが逆方向循環となって汲水側管路5aから熱水が浴槽10内に流出してその汲水側管路5a内及びプレフィルタ8箇所を熱水にて殺菌洗浄を行なう。この汲水部熱水殺菌については、熱水殺菌洗浄指令手段22にて汲水部熱水殺菌する所定時間を計測し(S26参照)、この所定時間経過したか否かを判断する(S27参照)。 【0015】この後に■に移行し、図3のフローチャートの■から始まる。そして前記所定時間が経過しない場合には前記S26の手前に戻り、その所定時間が経過した場合には、今度は、排出部熱水殺菌モードとなる(S28参照)。そして、弁制御手段23にて三方弁Vはポート■からポート■に流通して排出部側に変更するように切換えられ(S29参照)、且つ第1開閉弁V1は開放され(S30参照)、第2開閉弁V2は閉鎖される(S31参照)。これによって循環管路5は順方向循環となってプレフィルタ8側から浴水を吸って流出側管路5b側から噴出部9から熱水が浴槽10内に流出してその流出側管路5b内及び噴出部9箇所を熱水にて排出部熱水殺菌洗浄を行なう。この排出部熱水殺菌洗浄については、熱水殺菌洗浄指令手段22にて排出部熱水殺菌の所定時間を計測し(S32参照)、この所定時間経過したか否かを判断し(S33参照)、所定時間が経過しない場合には前記S32の手前に戻り、その所定時間が経過した場合には、その排出部熱水殺菌モードは終了し、次に、この全水系熱水殺菌洗浄を終了するか否かを判断し(S34参照)、終了するとすると、今度は、温度センサー切換手段24にて温度センサーが切換えられ(S35参照)、第1温度センサー(通常タイプ)25がONとなる(S36参照)。そして、ヒータ1がONとなり(S37参照)。UVランプ3aが点灯して(S38参照)、この状態から通常運転状態のフローチャートの■に戻る。このように、前述の排水部熱水殺菌洗浄モードは、実は通常循環運転モードと同じ関係であり、一定時間経過後には弁制御を行わずに、通常運転モードへの移行ができるものである。また、S34において、前記の全水系熱水殺菌洗浄を終了しないとすると、図3の■を介して図2の■からS11の手前に戻るものである。 【0016】なお、浴水循環装置を通常運転状態のフローチャートは、図4に示すように、浴水循環装置を駆動するか否かを判断し(S1参照)、浴水循環装置を駆動する場合には、浴水循環装置の電源をONとし(S2参照)、循環ポンプPを駆動させ(S3参照)、ヒータ1をONとし(S4参照)、さらに紫外線殺菌装置3のUVランプ3aを点灯させて(S5参照)、第1温度センサー(通常タイプ)25がONとなり、浴水循環装置を駆動させる。そのとき、熱水管路洗浄をするか否かを判断し(S7参照)、熱水管路殺菌洗浄させるとすると、図4のフローチャートの■に進み、そして自動のサブルーチンのフローチャート■〜■(図2参照)及びフローチャート■〜■(図3参照)となって、再び、図4のフローチャートの■に戻る。熱水管路殺菌洗浄をしないと判断すると、そのまま駆動させ、浴水循環装置を停止させるか否かを判断し(S7参照)、停止する場合には終了し、停止しない場合には、浴水循環装置の電源をONするS2の手前に戻る。また、S1において、浴水循環装置を駆動しない場合には終了する。 【0017】また、図9(A),(B)に示すように、基本的な構成であり、循環管路5を太線で、且つ連結管路6及び副連結管路7については比較的細線にて描いた略示関係図であり、図9の(A)は通常運転モードであり、図9の(B)は熱水管路殺菌洗浄モードを示したものである。他の符号等は第1の実施の形態(図5乃至図8)と同一であり、その説明を省略する。 【0018】また、図10に示すように、前記三方弁Vに変えて、連結管路6の流出側寄りの基部箇所の近接位置の循環管路5に2箇所及び連結管路6に1箇所にそれぞれ開閉弁が設けられている。その三方弁Vを設けた箇所の前後位置に、開閉弁V1,開閉弁V2 ,開閉弁V3 がそれぞれ設けられている。図10(A)では、図5又は図8と同一の作用をなすものであり、開閉弁V1 及び開閉弁V2 を開放し、且つ開閉弁V3 を閉鎖したものであり、図5の通常循環と同様に、又は図8と同様に熱水による流出側管路5b及び噴出部9箇所を殺菌洗浄する場合である。また、図10(B)では、図6と同一の作用をなすものであり、即ち、開閉弁V1及び開閉弁V3 を開放し、且つ開閉弁V2 を閉鎖したものであり、閉ループ熱水循環する場合である。さらに、図10(C)では、図7と同一の作用をなすものであり、即ち、開閉弁V1 を閉鎖し、開閉弁V2 及び開閉弁V3 を開放したものであり、逆ループ熱水循環させて、汲水側管路5a内及びプレフィルタ8箇所を熱水にて殺菌洗浄を行なうものである。以上の3つの開閉弁V1 ,V2 ,V3 を適宜開放,閉鎖することで、前記三方弁Vと同様な作用をなすため、ブロック図及びフローチャートでは省略する。 【0019】 【発明の効果】まず、請求項1の発明では、浴水を低温から高温に加熱可能としたヒータ1と、浴水を循環させるための循環ポンプPと、該循環ポンプPにて浴水が浴槽10から浴槽10に戻るようにした循環管路5と、該循環管路5の吸込み側寄りの適宜な位置と前記循環管路5の流出側寄りの適宜な位置とを連結する連結管路6と、前記循環管路5の流出側での連結管路6の結合箇所よりも中心側寄りの適宜な位置と前記循環管路5の吸込み側での連結管路6の結合箇所よりも吸込み側寄りの適宜な位置との間に設けた副連結管路7とからなり、管路殺菌洗浄時には、循環管路内の浴水をヒータ1にて高温にしつつ連結管路6及び副連結管路7を介して循環可能とし、排水時には、前記循環管路5内で殺菌浄化した熱水を循環管路5の吸込み箇所又は流出箇所から排水できるようにしてなる浴水循環装置における管路殺菌浄化装置としたことにより、第1に全体の循環管路5を総て熱水殺菌で行なうために、レジオネラ菌のみならず、クリプトスポリジウム菌等に対しても死滅させることができ、極めて安全且つ衛生的である。特に、熱水管路殺菌洗浄した浴水にて循環管路5の吸込み箇所及び流出箇所もまでも殺菌洗浄できるものである。また、第2に作業者が殺菌剤及びその排水に接触する可能性がないために安全に洗浄作業を行うことができる。第3に毎日殺菌洗浄すれば、循環管路5の「ぬる」の発生が防止できるのみならず、殺菌洗浄した浴水を浴槽10内に戻しても浴槽10内の清潔性は充分に確保できる等の効果を奏する。 【0020】また、請求項2の発明では、連結管路6,副連結管路7,三方弁V,第1開閉弁V1及び第2開閉弁V2を設けたことで、熱水管路殺菌洗浄した浴水にて循環管路5の吸込み箇所及び流出箇所もまでも殺菌洗浄が確実にできる利点がある。 【0021】請求項3の発明では、請求項2において、三方弁Vを3つの開閉弁にて制御することで、請求項2と同様な作用をなし、同様に熱水管路殺菌洗浄した浴水にて循環管路5の吸込み箇所及び流出箇所もまでも殺菌洗浄ができるものである。 【0022】請求項4の発明では、請求項2又は3において、殺菌洗浄時間を開始・制御する熱水殺菌洗浄指令手段22と、前記管路洗浄,排水等のために制御する弁制御手段23と、熱水,浴水の温度を制御する手段とを備え、前記熱水殺菌洗浄指令手段22は、洗浄開始時間を設定する時間設定部と、設定された洗浄開始時間と洗浄時間を記憶する時間記憶部とを有してなる浴水循環装置における管路殺菌浄化装置としたことにより、一日又は複数日間に所定時間(例えば、深夜午前3時等)において、各弁を制御し、且つ熱水,浴水の温度を制御して、循環管路5の吸込み箇所及び流出箇所までも自動的に殺菌洗浄できる。このように一定期間毎に熱による洗浄、殺菌を行うことにより、浴水循環装置の管路に付着し、雑菌等のすみかとなる「ヌル」を殆ど着かないようにできるし、毎日等において熱水殺菌洗浄を行うため、浴水に殺菌済の殺菌洗浄後の熱水を流入しても浴水は汚れない利点がある。この点、バッチ処理で行うと「ヌル」の固まり等が流出する恐れがあり、浴水が汚れるという問題点を確実に解消したものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002244 【氏名又は名称】蛇の目ミシン工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)10月27日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】岩堀 邦男
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| 【公開番号】 |
特開平11−128099 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)5月18日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−294202 |
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