| 【発明の名称】 |
ペーパーホルダーの取付構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】阿原 真
【氏名】和田 高明
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| 【要約】 |
【課題】ペーパーホルダーを、予備ホルダーとして使用したい場合、紙切板3を外さなければならないが、紙切板が取付けられていた部分が露出してしまうため見栄えが悪かった。 したがって、予備ホルダーを別製品として用意しておかなければならなかった。
【解決手段】紙切板3を紙切板支持部材4に枢支し、該紙切板支持部材4とペーパーホルダー本体2を、両部材に形成された取付孔24,43を貫通させて固定ビス1本でブラケット5,壁等に固定できるようにした。予備ホルダーとして使用するときは、紙切板支持部材4を外した状態でペーパーホルダー本体2を取付ければ良い。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ペーパーホルダー本体2と紙切板3とを備えたペーパーホルダー1を被取付体5に取付けるペーパーホルダー1の取付構造において、該ペーパーホルダー本体2に取付孔24を形成するとともに、該紙切板3を枢支可能な紙切板支持部材4を設け、該紙切板支持部材に取付孔43を形成し、固定部材6を該取付孔24及び該取付孔43を貫通させ被取付体5に固定することにより、該ペーパーホルダー本体2及び紙切板支持部材4を取付けることを特徴とするペーパーホルダーの取付構造。 【請求項2】 請求項1において、前記被取付体5は、壁面固定部51と本体支持部52とを備えたブラケット5であり、前記ペーパーホルダー本体2及び前記紙切板支持部4は、該ブラケット5の本体支持部52に取付けられることを特徴とするペーパーホルダーの取付構造。 【請求項3】 請求項2において、前記ブラケット5の本体支持部52の左右両側縁に係止溝54を形成する一方、前記ペーパーホルダー本体2は、上部に水平方向に伸びる本体取付部21と、該本体取付部の一方の端部から垂下するアーム部22と、該アーム部下端から本体取付部と相対する位置に延出するペーパー支持棒23とにより略コ字状に形成され、該本体取付部21には前記取付孔24及び前記係止溝54に係合する係止爪25が形成されていることを特徴とするペーパーホルダーの取付構造。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ペーパーホルダーの取付構造に係り、特にペーパーホルダーを予備ホルダーとして使用するときにも好適なペーパーホルダーの取付構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】ペーパーホルダーにセットしない予備のトイレットペーパーは、収納棚等に貯えておくこともあるが、収納棚を設置しないところでは、ペーパーホルダーの近傍に予備ホルダーを設置しておく場合がある。この予備ホルダーは、紙切り操作が不要なため、紙切板は不要である。 【0003】一方、従来の多くのペーパーホルダーは、紙切板をペーパーホルダー本体に取付けて完成品とした後、壁面,棚等の被取付体に取付けられていた。その場合、紙切板のペーパーホルダーへの取付部分と、ペーパーホルダー本体の壁面等への取付部分とは全く別であった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】従来のものは、通常のペーパーホルダーと、紙切板の付いていない予備ホルダーと、それぞれ別製品を用意しておかなければならなかった。なぜならば、通常のペーパーホルダーから紙切板を外しただけでは、ペーパーホルダー本体の紙切板取付部が露出してしまい、見栄えが悪くなってしまうからである。 【0005】また、紙切板をペーパーホルダーに固定し、その後ペーパーホルダーを壁に固定するといった2回の工程が必要であった。 【0006】 【課題を解決するための手段】請求項1のペーパーホルダーの取付構造は、ペーパーホルダー本体2と紙切板3とを備えたペーパーホルダー1を被取付体5に取付けるペーパーホルダー1の取付構造において、該ペーパーホルダー本体2に取付孔24を形成するとともに、該紙切板3を枢支可能な紙切板支持部材4を設け、該紙切板支持部材に取付孔43を形成し、固定部材6を該取付孔24及び該取付孔43を貫通させ被取付体5に固定することにより、該ペーパーホルダー本体2及び紙切板支持部材4を取付けられることを特徴とするものである。 【0007】請求項2のペーパーホルダーの取付構造は、請求項1において、前記被取付体5は、壁面固定部51と本体支持部52とを備えたブラケット5であり、前記ペーパーホルダー本体2及び前記紙切板支持部4は、該ブラケット5の本体支持部52に取付けられることを特徴とするものである。 【0008】請求項3のペーパーホルダーの取付構造は、請求項2において、前記ブラケット5の本体支持部52の左右両側縁に係止溝54を形成する一方、前記ペーパーホルダー本体2は、上部に水平方向に伸びる本体取付部21と、該本体取付部の一方の端部から垂下するアーム部22と、該アーム部下端から本体取付部と相対する位置に延出するペーパー支持棒23とにより略コ字状に形成され、該本体取付部21には前記取付孔24及び前記係止溝54に係合する係止爪25が形成されていることを特徴とするものである。 【0009】 【作用】請求項1のペーパーホルダーの取付構造によると、予備ホルダーとして使用するときは、紙切板支持部材4を外した状態で、ペーパーホルダー本体2を取付孔24を介してブラケット,壁面等の被取付体5に取付れば良いため、簡単にペーパーホルダーと予備ホルダーの変更ができ、なお且つ取付孔24,43が隠れるため見栄えが良い。また、固定部材6(固定ビス等)一つで、紙切板の固定とペーパーホルダーの固定の両方を兼用することができる。 【0010】さらに、請求項2のペーパーホルダーの取付構造にあっては、ブラケット5上にカウンターや棚等を載置することができる。 【0011】請求項3のペーパーホルダーの取付構造にあっては、固定ビス等の固定部材6の他に係止溝54及び係止爪25による係合部分があるため、固定部材6を多く使用しなくても、取付強度がより一層高まる。また、ペーパーホルダーの設置場所に状態に応じて、コの字状のペーパーホルダー本体を左右逆に取付けることができる。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して実施例について説明する。図1ないし図2は、本発明の実施例に係るペーパーホルダーの取付構造を示すものであり、図1は分解図、図2は組み立てた状態の図である。 【0013】ペーパーホルダー1は、ペーパーホルダー本体2と紙切板3と紙切板支持部材4の3つの部材から構成され、ペーパーホルダー本体2及び紙切板支持部材4がブラケット5に対して固定ビス6でもって固定されている。 【0014】ペーパーホルダー本体2は、上部にプレート状の本体取付部21が形成され、本体取付部21の一方の端部から同じくプレート状のアーム部22が垂下し、アーム部22の下端から本体取付部21と相対する位置に延出するペーパー支持棒23が形成されている。これらにより、ペーパーホルダー本体2は全体として略コの字状の形態を呈している。尚、本体取付部21には、取付孔24が形成されている。また、ペーパー支持棒23の先端には、ペーパー脱落を防ぐ脱落防止部26が鍔状に形成されている。 【0015】紙切板3は、緩く湾曲した板状部材であり、その前面側は紙を切断し易いよう薄く形成され、その背面側には紙切板3を係止するための係止フック31,31が突出形成されている。 【0016】紙切板支持部材4は、プレート状の紙切板取付部41が形成され、紙切板取付部41の背面側には紙切板3を枢支するための紙切板支持棒42が形成されている。前述の紙切板3を合成樹脂製とし、係止フック31を一体成形しておけば、係止フック31を紙切板支持棒42に弾性係合させられるので、紙切板3を紙切板支持棒42にワンタッチで取付けられる。尚、紙切板取付部41には、取付孔43が形成されている。 【0017】ブラケット5は、壁面固定部51と本体支持部51より形成され、略L字形状となっている。前記壁面固定部51にはブラケット固定孔55が形成され、本体支持部51には、ブラケット取付孔53が形成されている。 【0018】次に、取付順序に沿って説明する。まず、紙切板3の係止フック31を紙切板支持部材4の紙切板支持棒42に枢着させて紙切板3を紙切板支持部材4に取付けておく。次に、ペーパーホルダー本体2と紙切板支持部材4とを、本体取付孔24と紙切板支持部材取付孔43とが一致するように重ね合わせ、固定ビス6を両取付孔24,43に通して固定ビス6をブラケット5のブラケット取付孔53に螺合させる。 【0019】このとき、ペーパーホルダー本体2の本体取付部21の前面側と当接するように、紙切板支持部材4の紙切板取付部41の前面側に起立壁44を形成しておくと、前記両取付孔24,43を一致させ易く便利である。さらに、この起立壁44により、固定ビス1本の取付けであっても紙切板支持部材4の回転方向の動きが規制できる。 【0020】また、ペーパーホルダー本体2の本体取付部21の端部を上方へコの字状に折返して係止爪25を形成しておくと、この係止爪25をブラケット5の本体支持部52の左右両側縁に形成した係止溝54に係合させることによって、固定ビス6だけの取付けよりもより強固に取付けることができる。さらに、係止爪25と係止溝54との係合は、前述の起立壁44と同様に、本体取付孔24とブラケット取付孔53を一致させ易くし、ペーパーホルダー本体2の回転規制といった利点を有する。 【0021】また、係止溝54をブラケット5の左右両方の側縁部に形成しておけば、ペーパーホルダー1の左右どちらかに壁あるいはキャビネット等があり、ペーパーの交換の邪魔になる場合でも、ペーパーホルダー本体2を左右逆にしてセットすることにより、この問題を解決できる。 【0022】本ペーパーホルダー1を予備ホルダーとして使用したいときは、紙切板支持部材4を外してペーパーホルダー本体2をブラケット5に取付ければ良い。 【0023】本実施例では、被取付体としてブラケット5を例示したが、被取付体はカウンター,棚等の部材であっても良い。その場合は、ブラケット5を介さず直接ペーパーホルダー本体2と紙切板支持部材4をカウンター,棚等に固定ビス6を介し取付けることができる。また、被取付体を壁とした場合を、図3に示す。 【0024】なお、図4は紙切板支持部材4がブラケットと一体化されたペーパーホルダーである。この場合は、ブラケット5が不要となり、部品点数が削減できる。 【0025】 【発明の効果】以上の通り、本発明のペーパーホルダーの取付構造にあっては、ペーパーホルダーを予備ホルダーとして使用したい場合には、紙切板支持部材を外した状態でペーパーホルダーを固定するだけで良いので、予備ホルダーへの変更が容易であり、しかも予備ホルダー専用製品を用意する必要がない。また、紙切板支持部材のペーパーホルダー本体への取付部分(取付孔24,43)を固定部で隠蔽させることができるので、見栄えも良いものとなる。さらに、通常のペーパーホルダーとして使用する場合でも、固定部材1本で紙切板の固定とペーパーホルダー本体の固定が同時にできるので製造,施工のトータル時間が短縮できる。 【0026】請求項2の構造にあっては、被取付体としてブラケットを使用しているため、ブラケットの上にカウンターや棚を載せることができる。 【0027】請求項3の構造にあっては、ペーパーホルダー本体が、固定部材だけでなく係止爪と係止溝による係合によっても保持されるので、ペーパーホルダーの取付強度が向上する。また、係止溝が本体支持部の左右両側縁部に形成されているので、ペーパーホルダー本体を左右向きを変えて取付けることができ、ペーパーホルダーの設置場所に応じて選択できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000479 【氏名又は名称】株式会社イナックス
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)10月23日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】清水 義久
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| 【公開番号】 |
特開平11−123157 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)5月11日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−309978 |
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