| 【発明の名称】 |
調理装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】小林 健二
【氏名】山本 孝
【氏名】竹前 清孝
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| 【要約】 |
【課題】冷却効率が高く、短時間で加熱調理されたスープなどの食材を所定の温度まで冷却可能であり、さらに、加熱調理あるいは冷却された食材を容易に搬送できる調理装置を提供する。
【解決手段】食材を収納可能な内筒13と、その外側を覆う外筒12で収納部10を構成し、内筒13と外筒12との間の隙間14に仕切り板35および36を入れて冷水の流路38および39を形成する。これによって、ノズル16から導入された冷水は内筒13の底壁13bおよび側壁13aの外側を循環するようにながれて内筒13全体を冷却するので、スープなどの食材を効率良く冷却できる調理装置(食材冷却装置)1を提供できる。この収納部10をキャスター21を備えた搬送台20に搭載することにより、収納部10に食材を入れたまま搬送することも可能になる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 食材を収納可能な内筒と、この内筒の底壁および側壁の外側を隙間を開けて覆う外筒とを備えた食材収納部を有し、前記隙間に熱媒体が循環可能な流路を形成する仕切り板が設置されていることを特徴とする調理装置。 【請求項2】 請求項1において、前記食材収納部を移動可能な搬送装置と、前記流路に熱媒体を供給および排出可能な接続ノズルとを有することを特徴とする調理装置。 【請求項3】 請求項1において、前記内筒から流動性の食材を取り出す開閉可能な取り出し口を有することを特徴とする調理装置。 【請求項4】 請求項1において、前記内筒の内部を撹拌可能な撹拌装置を有することを特徴とする調理装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、食材を冷水あるいは熱水などの熱媒体を用いて冷却あるいは加熱可能な調理装置に関し、特に、スープやカレーのルーなどの液状の食材を冷却あるいは加熱するのに適した調理装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】加熱調理された食材を保存あるいは配送する際に、調理済の食材を急冷して食材内の雑菌の増殖を抑制し、食中毒などの発生を未然に防止することが行われている。例えば、食材をパックに詰めて保存する場合は、加熱調理後できるだけ早く、例えば、1時間半程度以内に3℃程度あるいはそれ以下に冷却することが望ましい。 【0003】このため、調理釜で調理された食材をバケツなどの運搬できる容器に移し、その容器を冷水槽に浸漬したり、大型の冷蔵庫を用意してその内部に容器を収納して冷却するなどの手段が取られている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、加熱調理された食材を容器に入れて、単に冷水槽に浸しても容器の周囲の温度が上がってしまうので急冷することは難しい。短期間で冷却可能にするために、水槽内に氷水程度に冷却された水を流したり、水槽内を撹拌するなどの作業が必要となり、このような対策を施しても十分な冷却速度を確保できない場合もある。また、大型の冷蔵庫を用意しても、比熱の小さな空気を媒体として加熱直後の食材を上記のような短期間で急冷することは難しい。さらに、食材を移したバケツなどの容器は重く、これらを冷水槽や冷蔵庫に搬送して入れる作業は大変に労力を必要とする作業である。 【0005】そこで、本発明においては、冷却効率が高く、短時間で加熱調理されたスープなどの食材を所定の温度まで冷却可能な調理装置を提供することを目的としている。また、加熱調理あるいは冷却された食材を容易に搬送でき、作業員の労力を軽減できる調理装置を提供することを目的としている。 【0006】 【課題を解決するための手段】このため、本発明においては、内筒と外筒を備えた2重構造の食材収納部を採用し、内筒と外筒との隙間に冷却水などの熱媒体を流し、内筒に収納された食材を効率良く冷却できるようにしている。すなわち、本発明の調理装置は、食材を収納可能な内筒と、この内筒の底壁および側壁の外側を隙間を開けて覆う外筒とを備えた食材収納部を有し、隙間に熱媒体が循環可能な流路を形成する仕切り板を設けるようにしている。 【0007】本発明の調理装置は、食材を収納する内筒の外側を比熱の大きな冷水(冷却水)を流しながら冷却できるので、熱交換効率を向上でき、食材を急冷できる。さらに、冷水槽や冷蔵庫が不要なので、小型で取扱いが簡単な冷却能力を備えた調理装置を低コストで提供できる。冷水を流すために内筒の周囲にチューブを設置することも可能である。しかし、本発明の調理装置のように、外筒との隙間に仕切り板を設けて流路を形成することにより、内筒の底壁および側壁全体を熱交換可能な面として用いることが可能となり、伝熱面積が広く熱交換効率の高い調理装置を実現できる。また、内筒、外筒および仕切り板を用いて内筒の外側に熱媒体の流路を形成することにより、調理装置の外側にチューブなどの汚れの溜まりやすい凹凸が現れることなく、スムーズな外面を備えた調理装置を実現することができ、清掃し易く清潔に維持可能な冷却機能を備えた調理装置を提供できる。 【0008】隙間に設けられる仕切り板は内筒あるいは外筒に溶接などで密着させる必要はなく、内筒の周囲を循環するような熱媒体の流れが形成できる程度に隙間を仕切れるもので良いので、低コストで製造することができる。また、この仕切り板は、内筒と外筒との間に適当な隙間を確保するためのスペーサとしての機能も備えている。 【0009】さらに、仕切り板を外筒側あるいは内筒側に取り付けることにより、外筒および内筒を補強するリブの機能を果たすことが可能となる。このため、外筒あるいは内筒の壁厚を削減することが可能となり、軽く強度の高い調理装置を提供することができる。特に冷却水が圧送される場合は、隙間に内圧がかかるので圧力容器となる。これに対し、外筒、特に底面は平面的な構造にする必要があるので強度を確保するのが難しくなるが、仕切り板を補強材として活用することが可能であり、冷却水の圧力に十分に耐えられる軽い調理装置を低価格で実現できる。 【0010】また、内筒と外筒との隙間に仕切り板で形成された流路には、冷水または冷却水に限らず、温水あるいは熱水を流すことも可能であり、食材の冷却のみならず、保温あるいは加熱にも本発明の調理装置は使用することが可能となる。 【0011】このように、本発明の調理装置は、食材の収納能力と冷却能力を備えた小型の調理装置であるので、食材収納部を移動可能な移動用車輪や把手などの搬送装置を設けることより容易に移動可能でき、作業員が調理装置を手で持たり、食材をバケツに移し変えて搬送する手間を省くことができる。従って、本発明の調理装置を用いることにより、加熱調理された食材を内筒に移して冷却水の供給される所定の場所まで運搬し、あるいは、冷却された食材をそのまま、バケツなどに移さないでパックする領域などに運送することが可能であり、作業員の労力を大幅に軽減できる。このような移動可能な調理装置には、流路に熱媒体を供給および排出可能な接続ノズルを設けておくことにより、熱媒体の供給装置のある位置で冷却あるいは加熱を行い、食材の受入れあるいは払い出しの際は、熱媒体の供給装置から切り離して移動することができる。 【0012】さらに、内筒からスープなどの流動性の食材を取り出す開閉可能な取り出し口を設けておくことにより、食材の払い出しが容易となる。このため、パックなどの後工程に食材をスムーズに受渡しでき、作業員の労力をさらに軽減できる。 【0013】また、内筒の内部を撹拌可能な撹拌羽根などの撹拌装置を蓋等に設けておくことにより、食材の冷却効率をさらに向上することができ、急冷時間を短縮することが可能となる。 【0014】 【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1に本発明に係る食材冷却装置1の外観を示してあり、図2に食材冷却装置1の蓋2を取った状態で上方から見た様子を示してある。また、図3に本例の食材冷却装置1の概略構成を断面を用いて示してある。図1および図2に示すように、本例の食材冷却装置1は、円筒状の食材収納部10と、この食材収納部10が搭載されたほぼ正方形の搬送台20とを備えている。この搬送台20の四方には移動用車輪(キャスター)21が装着されており、搬送台20から上方に延びた把手22を持って床の上を容易に移動できるようになっている。 【0015】円筒状の食材収納部10の上方には、蓋2が蓋の把手3を用いて着脱可能に取り付けられており、食材収納部10の外面11にキャッチクリップ4を用いて固定できるようになっている。蓋2には、後述する電動式の撹拌装置30が取り付けられており、撹拌装置の撹拌羽根を駆動するモーターの収納部31が蓋2の上方に延びている。一方、食材収納部10の下方には、食材を取り出すための取り出し配管5が延びており、その先端に取り出しラインを開閉可能なバルブ6が取り付けられている。バルブ6の先は、他の配管系統に接続可能なフィッティングが取り付けられており、例えば、パッケージングマシンの食材供給ラインに接続して食材を自動的に供給できるようになっている。従って、本例の食材冷却装置1は、釜や他の調理装置などで加工あるいは調理された食材を蓋2を開けて食材収納部10に収納した後、パッケージングマシンの設置された場所まで移動し、取り出しライン5を用いて収納部10の食材をパッケージングマシンに供給するために利用することができる。 【0016】図3に示すように、本例の食材冷却装置1の食材収納部10は2重構造になっており、外側を構成するステンレススチールなどで形成された外筒12と、同様にステンレススチールなどで形成された内側を構成する内筒13とを備えており、これら外筒12と内筒13との間に隙間14を設けてある。内筒13は、円筒状の側壁13aと、下に向けて狭くなった円錐状の底壁13bを備えており、全体で凹凸のない滑らかな内面15が構成されている。さらに、底壁13bの最下点となる中心に食材の取り出し配管5が取り付けられている。また、内筒13の内部で蓋2に取り付けられた撹拌装置30の撹拌羽根32がモーター33によって回転し、内筒13に収納された食材が適当な速度で撹拌されるようになっている。 【0017】このような内筒13の外側を覆う外筒12は、円筒状の側壁12aと、ほぼ平らな底壁12bとを備えており、外筒12の底壁12bが搬送台20に乗って支持されている。外筒12の外面11には、蓋2を固定するキャッチクリップ4の他に、冷却水(冷水)の入口ノズル16および出口ノズル17が設けられており、これらのノズル16および17を介して冷水を内筒13と外筒12との隙間14に流せるようになっている。本例の食材冷却装置1は、下側のノズル16から冷却水を入れて外筒12の底壁12bと内筒13の底壁13bとの間の底面の隙間14bを冷やし、次に、外筒12の側壁12aと内筒13の側壁13aとの間の側面の隙間14aに冷却水を流して冷やし、上方のノズル17から冷却水が排出されるようになっている。 【0018】図4および図5に、隙間14の構成を断面を用いてさらに詳しく示してある。収納部10を鉛直方向に切った断面図であり、外筒12の側壁12aの内側に、時計方向に回りながら上方に向かう螺旋状の仕切り板35が取り付けられている。このため、外筒12の側壁12aに対し内筒13の側壁13aは仕切り板35によってて周囲を支持され、外筒12および内筒13が組み合わされている。そして、側壁12aおよび13aの間の隙間14aには、これらの側壁12aおよび13aと仕切り板35によって隙間14aを下から上に向かって螺旋状に延びた流路39が形成され、この中を冷水(冷却水)が循環して流れるようになっている。従って、冷水は側壁12aの上方に設けられた冷水の出口ノズル17に向かって底壁の隙間14bから短絡的に流れることなく、内筒13の側壁13a全体に均等に接するように流れるので、冷水によって内筒13の側壁13aをほぼ均等に冷やすことができる。このため、内筒13に収納される食材は側壁13a全体で冷却され、急速に冷却される。 【0019】また、図5に示すように、収納部10の底面の隙間14bには、外筒12の底壁12bに同心円状に取り付けられた仕切り板36によって同心円状の流路38が形成されており、外筒の側壁12aの下部に設けられた冷水の入口ノズル16から流入した冷水が底面の隙間14bを外側の流路から内側の流路に順番に流れるようになっている。そして、最も内側の円形の流路38aから外周面に向かう流路37が設けられており、底面の隙間14bを外側から内側に向かって循環するように流れた冷水は側面の隙間14aに流入し、上述したように側壁の隙間14aを螺旋状に流れて出口ノズル17から排出されるようになっている。 【0020】外筒12の底壁12bに取り付けられた仕切り板36は、流路38を形成すると共に内筒13の底壁13bを支持し、適当な隙間14bができるようにする機能も果たしている。従って、仕切り板36は、外筒の底壁12bおよび内筒の底壁13bに溶接などによって密着させる必要はなく、適当なポイントで取り付けられているだけで十分である。側面の仕切り板35も同様であり、本例においては、これらの仕切り板35および36は、外筒に点付け溶接されている。 【0021】これらの仕切り板35および36は、外筒に点付け溶接しておくことにより、外筒の側壁12aおよび底壁12bを補強するリブとしての機能も果たしている。仕切り板35および36によって外筒12が補強されるので、内筒13に流入された食材の荷重と、隙間14に入口ノズルから加圧された冷水の圧力に対し十分に耐えられる強度を確保できる。このため、外筒12の板厚を適当な範囲で抑え、薄く、軽い収納部10を実現でき、食材冷却装置1を低コストで提供することが可能になる。さらに、本例の収納部10の底壁12bには、仕切り板36に加え、同心円状のリブ41が取り付けられており、底壁12bの強度を増して圧力容器として十分な強度を確保できるようにしている。また、このリブ41は、仕切り板36によって形成された流路38に沿って冷水がスムーズに流れるようにするガイドフィンとしての機能も備えている。 【0022】また、外筒12の底壁12bには、食材冷却装置1をしばらく使用しないときなどに隙間14に残った冷水を排出するためのドレン配管45が設けられており、その先端がプラグ46で閉鎖されている。 【0023】このように、本例の食材冷却装置1は、食材を収納する内筒13の側壁13bおよび底壁13aの周囲を覆う隙間14の中を比熱の大きな冷水を循環させながら冷却することができる。従って、食材と冷水との伝熱面積が大きく熱交換効率を高くできるので、食材を急冷することができる。さらに、内筒13に収納された食材は蓋2に設けられた撹拌装置30の撹拌羽根32によって適当な速度で撹拌できるので、内筒13内の食材の温度を均一に保ちながら効率的に食材を冷却し、冷却時間をいっそう短縮することができる。本例の食材冷却装置1は、食材を収納する容器13と、その容器の底および側面を全体的に冷却するための装置が一体となった調理装置であり、小型で取扱いが簡単な冷却能力を備えた調理装置を低コストで提供できる。さらに、食材を冷却するための冷水槽や冷蔵庫が不要となるので、面積の小さな厨房や調理室内でも食材を急冷し、調理済の食材の品質が劣化するのを防止できる。 【0024】また、本例の食材冷却装置1は、冷水の流路を内筒13と外筒12の隙間14を用いて形成しており、容器の外周面や内周面にチューブを配置して冷水を流し食材を冷却する装置よりも食材と冷水との伝熱面積を広く確保することができる。さらに、容器の外周面や内周面にチューブがないので、内筒の内周面15および外筒の外周面11はスムーズな面となり、汚れが溜まり難く、洗浄も容易である。このため、本例の食材冷却装置1は、収納部の内面および外面ともに清潔に保ことが可能であり、洗浄時間を短縮できると共に、角などに溜まった除去しにくい食材あるいは汚れによるトラブルも未然に防止することができる。 【0025】また、内筒13に収納された食材を撹拌する撹拌装置は内筒13に設置することも可能であるが、内筒13の清掃などを考慮すると、本例の食材冷却装置1のように蓋2に撹拌装置を設け、簡単に着脱できるようにしておくことが望ましい。 【0026】さらに、本例の食材冷却装置1は、収納部10がキャスター21を備えて搬送台20に搭載されている。このため、調理釜などで調理された食材を収納部10に移し、把手22を持って簡単に移動することができる。熱源を用いて食材を調理する調理領域と、調理された食材を冷却してパッケジングする領域は熱源からの熱の影響を避けるために一般にある程度の距離を置いて配置されていることが多い。このため、本例の食材冷却装置1を用いることにより、調理された食材を調理領域からパッケージング領域に迅速に、また、簡単に移動でき、さらに、適当な場所で冷却水の供給システムと収納部10の冷却水ノズル16および17を接続することにより食材を急冷することができる。本例の食材冷却装置1は、冷水を供給するシステムに対し簡単に着脱できる入口ノズル16および出口ノズル17が設けられているので、食材冷却装置1を冷水システムから切り離して移動することも簡単である。また、入口ノズル16に対し出口ノズル17を上方に設けてあるので、これらのノズル16および17を冷水システムに接続して冷水を供給したときも隙間14内の空気は上方の出口ノズル17がエアーベントとなって排出される。このため、隙間14の内部の流路37、38および39をスムーズに冷水が流れる。従って、冷水を供給するシステムに対し着脱が容易で、冷水の供給を開始するとスムーズに効率良く循環が開始され、高い冷却能力を発揮できる食材冷却装置1を提供できる。 【0027】さらに、スープやカレーのルーなどの流動性の食材であれば、食材取り出し配管5をパッケージング装置などに繋いで食材冷却装置1から供給することができる。従って、バケツなどの容器への移し変えの手間を省くことができ、作業員の労力を大幅に軽減し、冷却およびパッケージの作業時間を短縮することができる。このため、食材の劣化や雑菌の繁殖を最小限に止めることができ、食中毒などの原因を除去できる。 【0028】なお、本例の食材冷却装置(調理装置)1は、収納した食材を冷却することを主な目的にしているが、冷却水(冷水)の代わりに温水や熱水を隙間14に流すことも可能である。従って、温水を流して食材を保温するために本例の調理装置1を使用することも可能である。また、熱水を隙間14に流して食材を加熱調理するために本例の調理装置1を使用することも可能である。 【0029】また、本例では、円筒状の内筒13および外筒12を備えた食材冷却装置1を例に説明しているが、内筒13および外筒12の形状は円筒状に限定されず、正方形や長方形などの方形の内面および外面を備えた内筒および外筒を採用することももちろん可能である。さらに、本例の内筒13は底壁13bが中心に向かって凹んだ形状となり食材を排出し易くなっているが、この形状に限定されることはなく、例えば、側壁に沿った位置に取り出し配管を取り付け、その位置に向かって一様に傾斜した底壁を設けることも可能である。 【0030】また、本例の食材冷却装置1は、収納部10と搬送台20が一体になっているが、収納部10を据え置き型として、配管などで上流の調理器具と下流のパッケージング装置などと接続し、調理、冷却およびパッケージングが一連の配管で接続された調理装置を形成することも可能である。 【0031】 【発明の効果】以上に説明したように、本発明の調理装置は、収納部に食材を収納する内筒と、この内筒を適当な隙間を開けてカバーする外筒とを設け、その隙間に冷水などの熱媒体を循環して食材を冷却あるいは加熱できるようにしている。このため、熱媒体と食材との熱交換効率が高く、コンパクトな調理装置を提供することができる。従って、食材の冷却時間を短縮することができ、調理済の食材の劣化や雑菌の繁殖を未然に防止することができる。 【0032】また、収納部を搬送装置に搭載することにより、調理装置が移動可能となるので食材を冷却してパッケージングする作業における容器の移し変えの手間を省くことが可能となり、作業性の良い調理装置を提供することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000103921 【氏名又は名称】オリオン機械株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)7月2日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】横沢 志郎 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−18944 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)1月26日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−176888 |
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