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【発明の名称】 電気圧力鍋
【発明者】 【氏名】前田 嘉昭

【氏名】木下 賢二

【要約】 【課題】一般家庭で使用される電気圧力鍋の蓋セット及び取外し操作において、操作性を簡便にして、安全性の高い電気圧力鍋を提供すること。

【解決手段】圧力容器6を密閉する蓋13とパッキング11を備え、蓋13の上部にブリッジ14を係合載置し、ブリッジ14にスライド係合体嵌合部を設け、このスライド係合体15をブリッジ14のスライド係合体嵌合部に嵌合し、ブリッジ14内にスライド係合体15が蓋13の中心より外方向に付勢するばね21を有し、圧力容器6の上部にスライド側ブリッジ受け具7を備え、スライド側ブリッジ受け具7の上部またはスライド係合体15の先端の一方あるいは双方にスライド係合体案内16を備え、ブリッジ14及びスライド係合体15の圧力表示体24が上下動できる貫通孔を備えることにより、操作性が簡便で安全性の高い電気圧力鍋が得られる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 上部にスライド側ブリッジ受け具を有する圧力容器と、前記圧力容器の上面開口部を密閉する蓋と、前記蓋の上部に係合載置されるブリッジとを備え、前記ブリッジは、前記スライド側ブリッジ受け具に係合されるスライド係合体、前記スライド係合体を嵌合するスライド係合体嵌合部、及び前記スライド係合体を中心より外方向に付勢するばねとを有し、前記スライド側ブリッジ受け具の上部またはスライド係合体の先端の少なくともいずれか一方に、前記ブリッジ押下げ時に前記スライド係合体を中心方向に付勢するためのスライド係合体案内を設けてなる電気圧力鍋。
【請求項2】 ブリッジは、スライド係合体を中心方向に動かすための操作板つまみと、圧力容器内の圧力に応じて前記操作板つまみの操作を制動するための圧力表示体とを備えてなる請求項1記載の電気圧力鍋。
【請求項3】 上部にスライド側ブリッジ受け具を有する圧力容器と、前記圧力容器の上面開口部を密閉する蓋と、前記蓋の上部に係合載置されるブリッジとを備え、前記スライド側ブリッジ受け具に配設されたスライド係合体を圧力容器の内方向に付勢するばねを用いて係合するとともに、前記スライド側ブリッジ受け具の上部またはスライド係合体の先端の少なくともいずれか一方に、前記ブリッジ押下げ時に前記スライド係合体を外方向に付勢するためのスライド係合体案内を設けてなる電気圧力鍋。
【請求項4】 ブリッジは、圧力容器内の圧力に応じて蓋の開放を制動するためのストッパ−板を有してなる請求項3記載の電気圧力鍋。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に家庭で使用される電気圧力鍋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に電気圧力鍋の蓋の開け方はスライド蓋式と重ね蓋式と落とし蓋式に大別されている。
【0003】従来、この種の電気圧力鍋の構成は図8、図9に示すような構成をしている。以下、その構成について図8、図9を参照しながら説明する。
【0004】図8はスライド蓋式の電気圧力鍋の断面図で、50は圧力容器で、蓋51は圧力容器50の上面開口部を開閉自在に覆っている。圧力容器50と蓋51の嵌合はバヨネットの形状で行われている。圧力容器50の上部外周と蓋51の外周の間にパッキング52を着脱自在に介在させている。圧力容器50には圧力容器取っ手53、蓋51には蓋取っ手54が取付けられている。
【0005】図9は重ね蓋式の電気圧力鍋の断面図で、70は圧力容器で、蓋71は圧力容器70の上面開口部を開閉自在に覆っている。圧力容器70の上部外周と蓋71の外周の間にパッキング72を着脱自在に介在させている。蓋71には、ブリッジ75、ブリッジ75を取り付けるねじ支柱77、蓋71、ブリッジ75を上下動させる回転蓋つまみ74が、圧力容器70の上辺にブリッジ受け具76が取り付けられている。
【0006】以上のように構成された電気圧力鍋について、以下その動作について説明する。まず、図8のスライド蓋式は、圧力容器50に調理物を入れ、パッキング52を置き、その上から、蓋51を置く。圧力容器取っ手53と蓋取っ手54を持ち、圧力容器50の中心を軸としたイメ−ジを描きながら、蓋取っ手54を回しセットし電気発熱体または、ガスコンロに置いて調理をスタ−トする。
【0007】図9の重ね蓋式は、圧力容器70に調理物を入れ、パッキング72が取り付いた蓋71をブリッジ75が蓋71側に降ろした状態でブリッジ受け具76の横から移動し、圧力容器6に置く。回転蓋つまみ74を回し、ブリッジ75を蓋71に対し上方に引き上げ、ブリッジ受け具76に当たり、蓋71によりパッキング72が押圧され、セットが完了する。電気発熱体または、ガスコンロに置いて調理をスタ−トする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の構成では、蓋のセット及び取外し時に手間が掛かったりして面倒なところがある。スライド蓋式では、圧力容器50の中心をイメ−ジしながら蓋51を回さないと圧力容器50の上部立壁と蓋51の外周の接触圧が大きくなり回し難くなったり、パッキング52と圧力容器50、パッキング52と蓋51の接触抵抗もあり、回してセットする際に力やコツを要し、使い難い問題点を有していた。また、重ね蓋式はセットする際にブリッジ75を回転つまみ74を回し蓋71側に1杯まで下げて、ブリッジ受け具76の挿入口に向かって蓋71を横に動かし、圧力容器70の位置で垂直に降ろし、蓋71を被せて、回転つまみ74を回してブリッジ75を引き上げ、ブリッジ受け具76に当たった時点から、蓋71を通じて、パッキング72を圧力容器70に押圧して密閉してセット完了する。また、取外す場合は逆の動作を行うので、手間を要し面倒なところがある。
【0009】また、落とし蓋式(図示せず)は、一般的に、圧力容器への蓋のセットがスライド蓋式、重ね蓋式より、さらに面倒な構成になっている。圧力容器の上部開口部は楕円で、蓋も圧力容器上部開口部に合わせて楕円になっており、セットする際に蓋を圧力容器の中に入れてから、各々の楕円形状に合わせた後、蓋に付いているブリッジを回転つまみで引き上げセットする。また、蓋を圧力容器の中に入れてから、セットするので調理容量を少なくしないと蓋とパッキングに調理物がつき、蒸気漏れを起こす原因となる。蓋の開け方に多少の違いはあるが、セット、取外しが面倒であるという問題点を有していた。
【0010】本発明は、上記課題を解決するもので、圧力容器への蓋のセット、取外しを簡便して、安全性の高い電気圧力鍋を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明の電気圧力鍋は、上部にスライド側ブリッジ受け具を有する圧力容器と、前記圧力容器の上面開口部を密閉する蓋と、前記蓋の上部に係合載置されるブリッジとを備え、前記ブリッジは、前記スライド側ブリッジ受け具に係合されるスライド係合体、前記スライド係合体を嵌合するスライド係合体嵌合部、及び前記スライド係合体を中心より外方向に付勢するばねとを有し、前記スライド側ブリッジ受け具の上部またはスライド係合体の先端の少なくともいずれか一方に、前記ブリッジ押下げ時に前記スライド係合体を中心方向に付勢するためのスライド係合体案内を設けてなるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】請求項1、2記載の発明は、ブリッジの一端を圧力容器の上部に係合された固定側ブリッジ受け具に挿入し、蓋を圧力容器側に被せるとスライド係合体のスライド係合体案内とスライド側圧力容器取っ手の案内部に当たり、スライド係合体案内の傾斜が圧力容器の中心に向かって傾斜しているため、スライド係合体は圧力容器の中心方向に移動し、スライド側ブリッジ受け具の先端を越えると付勢ばねの力によりスライド係合体は外側に移動し、スライド側ブリッジ受け具に係合され圧力調理が開始できるようになる。また、蓋を取外す場合は、圧力容器内の圧力が下がってから、操作板つまみを圧力容器の中心に向かって動かすとスライド係合体が移動し、先端がスライド側ブリッジ受け具より外れる位置で蓋を上に上げると蓋が外れる。また、特に、請求項2の構成によれば、圧力容器内の圧力が上昇している場合は、圧力表示体が上に上がり操作板つまみを動かそうとしてもスライド係合体が圧力表示体に当たり、スライド側ブリッジ受け具より、外れるところまで移動しない。
【0013】このように、請求項1記載の発明は、ワンタッチでセットでき、また、操作にコツ、力も必要としないので使いやすさは大幅に向上し、さらに、請求項2記載の構成を加えることにより、圧力容器内に圧力が残っている場合は蓋を開けることができないので安全性の高い、安価な電気圧力鍋を提供することができる。
【0014】請求項3、4載の発明は、ブリッジの一端を圧力容器の上部に係合された固定側ブリッジ受け具に挿入し、蓋を圧力容器側に被せるとスライド係合体のスライド係合体案内がスライド側ブリッジ受け具に当たり、スライド係合体案内の傾斜が圧力容器の中心に向かって傾斜しているため、スライド係合体は圧力容器の外側に移動し、ブリッジの先端を越えると付勢ばねの力によりスライド係合体が内側に移動し、ブリッジに係合し、回転蓋つまみを調理位置に回して圧力調理が開始できるようになる。蓋を取外す場合は、圧力容器内の圧力が下がってから、回転蓋つまみを開ける位置に回して、操作板つまみを外側に向かって動かすとスライド係合体が移動し、先端がブリッジより外れる位置で蓋を上に上げると蓋が外れる。また、請求項4の構成から、圧力容器内の圧力が上昇している場合は、操作板つまみは、ストッパ−板に当たりスライド係合体がブリッジより外れる位置まで移動しない。回転蓋つまみは圧力表示体が上に上がり当たっているのでストッパ−板を下方に下げるほど動かない。
【0015】このように、請求項3記載の発明によれば、ツ−タッチでセットでき、また、操作にコツ、力も必要としないので使いやすさは大幅に向上され、さらに、請求項4記載の構成を加えることにより、圧力容器内に圧力が残っている場合は蓋を開けることができないので安全性の高い、安価な電気圧力鍋を提供することができる。
【0016】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例を図1〜図4を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施例1の平面図で、図2は、図1の断面図で、図3は、図2の要部拡大図である。図4は、回路図である。
【0017】図2に示すようにボディ1の上部には、保護枠4がスポット溶接などで止められており、5は完成ヒ−タ−で保護枠4の底部にねじなどで取付けられている。2はボディ取っ手でボディ1の上部両サイドに、脚3はボディ1の底部に3〜4個取付けられている。有底筒状の圧力容器6が完成ヒ−タ−5に着脱自在に載置され、また、圧力容器6の上面には蓋13が開閉自在に置けるようになっている。11は圧力容器6と蓋13を密閉するためのパッキング、25は圧力容器6内の圧力が一定値以上になったときに蒸気を逃がすように働く圧力調整おもりで蓋13に取付けられている。12は感熱センサ−で完成ヒ−タ−5または、保護枠4に取付けられ、圧力容器6の温度を検知し、完成ヒ−タ−5の電力を制御し、サ−モスタットまたは、負特性サ−ミスタ、正特性サ−ミスタなどを用いて構成される。14は蓋13に取付けられたブリッジで、スライド係合体15を挿入できる嵌合部を有し、嵌合部の挿入口の形状は4角形、または、長方形である。
【0018】また、7はスライド側ブリッジ受け具、8は固定側ブリッジ受け具で圧力容器6の上部に向き合う形で取付けられており、9はスライド側圧力容器取っ手、10は固定側圧力容器取っ手で、それぞれスライド側ブリッジ受け具7、固定側ブリッジ受け具にねじ締めされている。16はスライド係合体案内で上部から下部に内側へ向かって傾斜を有し、スライド係合体15の先端に取付けられている。スライド側圧力容器取っ手9の上部にスライド係合体案内16のように上部から下部へ向かって傾斜を付けた案内を設け使用性を高めることもできる。
【0019】操作板18はブリッジ14内のスライド係合体15に取付けられた操作板止め板17に取付けられており、ブリッジ14より、外に出ている箇所に操作板つまみ19が取付けられている。20はばね止め板で圧力表示体24と1緒に蓋13に組立てられ、ばね21の一方が止められ、ばね21のもう一方は操作板17の先端に止められる。ばね止め板20はスライド係合体15が外へ1定以上移動しないようにストッパ−役も果たしている。ブリッジ14、スライド係合体15には圧力表示体24が上下できる貫通孔を有しており、また、貫通孔は圧力表示体24が上に上がっているときはスライド係合体15が圧力表示体24に当たりスライド係合体15がスライド側ブリッジ受け具7より外れない寸法に設定されている。22は蓋つまみ台で1部操作板18が作動できる切欠きを有し、23は蓋つまみでブリッジ14を経て蓋13にねじ締めされている。
【0020】26は完成表示枠でボディ1の側面に取付けられ、タイムスイッチ27、調理ランプ29、保温ランプ30、電源スイッチ36などが組込まれている。28はタイムスイッチを操作するためのタイムスイッチつまみである。31は内ヒ−タ−、32は外ヒ−タ−で完成ヒ−タ−5の構成をなしている。33は保安サ−モスタットで完成ヒ−タ−5の下部に取付けられ、圧力容器6と完成ヒ−タ−5の間に米、ご飯などが異物として介在して、完成ヒ−タ−5の温度が上昇して、完成ヒ−タ−5の変形を防いでいる。34は保温サ−モスタットで感熱センサ−12または、完成ヒ−タ−5に取付けられ、調理後の調理物を75℃前後に保温する。35は温度ヒュ−ズで完成ヒ−タ−5の異常加熱時に作動し通電を止める。37は、ブリッジ止めねじ、38は、ブリッジ受け具止めねじ、39は、取っ手止めねじである。
【0021】上記構成において、その動作を説明する。調理物の入った圧力容器6をボディ1内の完成ヒ−タ−5に載置する。パッキング11を圧力容器6にセットして、蓋つまみ23を持って斜めにしてブリッジ14の固定側の一端を固定側ブリッジ受け具8に挿入し、ブリッジ14のスライド側をスライド側圧力容器取っ手9の案内部を目掛けて蓋13を押圧するとブリッジ14内のスライド係合体案内16がスライド側圧力容器取っ手9上部の案内部に当たり傾斜に従いスライド係合体15が内方向に移動しスライド側圧力容器取っ手9及びスライド側ブリッジ受け具7の先端を越えるほどに移動するとばね21によりスライド係合体15が外側へ移動しセットされる。その状態を図3でスライド係合体15とスライド係合体案内16の位置を点線で示す。
【0022】電源スイッチ36をONし、タイムスイッチ27を回して、あらかじめ設定した時間にセットすつと完成ヒ−タ−5に通電され、合わせて調理ランプ29が点灯し調理を開始する。調理が完了すると自動的に保温に移行する。保温の必要がない場合は電源スィツチ36をOFFする。また、調理が完了して蓋13を開ける場合は操作板つまみ23を内方向に移動しスライド係合体15がスライド側ブリッジ受け具7の係合先端を越えた段階で蓋13のスライド側を持ち上げ、操作板つまみ19から指を離し斜め上方向にスライド側へ動かすとブリッジ14の固定側が固定側ブリッジ受け具8よりはずれ蓋13が取り外すことができる。圧力容器6内の圧力が上がっている場合は圧力表示体24が上に上がっているのでスライド係合体15が動かないので蓋13を開けることができない。このように簡単な構成で、蓋13の開閉が容易にできるので使用性が大幅に向上できる。
【0023】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例を図4〜図7を参照しながら説明する。図5は本発明の実施例2の平面図で、図6は、図5の断面図で、図7は、図6の要部拡大図である。蓋13a開閉時の嵌合部の構成を図5を中心に説明する。ボディ1、ボディ取っ手2、脚3、保護枠4、完成ヒ−タ−5、圧力容器6、完成センサ−12、圧力表示体24、圧力調整おもり25、完成表示枠26、タイムスイッチ27、タイムスイッチつまみ28、調理ランプ29、保温ランプ30、外ヒ−タ−31、内ヒ−タ−32、保安サ−モスタット33、保温サ−モスタット34、温度ヒュ−ズ35、電源スイッチ36は実施例1と同じ構成になっている。13aは蓋で、14aはブリッジ、20aはストッパ−板、22aは回転蓋つまみ台、23aは回転蓋つまみで蓋体を構成している。ブリッジ14aの一端にはスライド係合体案内16aが組込まれており、上から内側に向かった傾斜を持っている。ストッパ−板20aはブリッジ14aにシ−ソの動きができるように取付けられている。
【0024】また、回転蓋つまみ台22aは回転することでストッパ−板20aを上下に動かす傾斜した段差を有している。ストッパ−板20aの先端には抜け止めの突起を設けている。7aはスライド側ブリッジ受け具でスライド係合体15aを組込める空間とスライド孔を持っており、圧力容器6の上部に取付けられている。17aはスライド係合体止め軸でスライド係合板15aの内側への動きを止めるストッパ−の役目も持っている。8aは固定側ブリッジ受け具である。9aはスライド側圧力容器取っ手、10aは固定側圧力容器取っ手で、スライド側圧力容器取っ手9aは操作板18a、ばね21aを組込める空間を持っている。ばね21aはスライド係合体15aを内方向に付勢するように取付けられている。19aは操作板18aに取付けられており、スライド係合板15aを動かすものである。40は、ワッパで圧力容器6側面に着脱自在に取付けられ、圧力容器6から煮汁などがこぼれたときに保護枠4内に入り、完成ヒ−タ−5、保護枠4内が汚れるのを防いでおり、柔軟なシリコンゴムなどでできている。
【0025】上記構成において、その動作を説明する。調理物の入った圧力容器6をボディ1内の完成ヒ−タ−5に載置する。蓋13Aの回転蓋つまみ23aの位置は開の位置にして置く。パッキング11aを圧力容器6にセットして、回転蓋つまみ23aを持って斜めにしてブリッジ14aの固定側の一端を固定側ブリッジ受け具8aに挿入し、ブリッジ14aのスライド側をスライド側圧力容器取っ手9aを目掛けて蓋13aを押圧するとブリッジ14a内のスライド係合体案内16aがスライド側圧力容器取っ手9a上部当たり傾斜に従いスライド側圧力容器取っ手9a、スライド係合体15aが外方向に移動しスライド側圧力容器取っ手9a及びスライド係合体15aの先端を越えるほどに移動するとばね21aによりスライド係合体15a及びスライド側圧力容器取っ手9aが内側へ移動しセットされる。回転蓋つまみ22aを回して調理位置に合わせてから、電源スイッチ36をONし、タイムスイッチ27を回してあらかじめ定められた調理時間に合わせると、完成ヒ−タ−5に通電され、合わせて調理ランプ29が点灯し調理を開始する。調理が完了すると自動的に保温に切替わる。
【0026】また、調理が完了して蓋13aを開ける場合は操作板つまみ19aを内方向に移動しスライド係合体15がスライド側ブリッジ受け具7aの係合先端を越えた段階で蓋13aのスライド側を持ち上げ、操作板つまみ19aから指を離し斜め上方向にスライド側へ動かすとブリッジ14aの固定側が固定側ブリッジ受け具8aよりはずれ蓋13aが取り外すことができる。圧力容器6内の圧力が上がっている場合は圧力表示体24が上に上がっているのでスライド係合体15aが動かないので蓋13aを開けることができない。このように簡単な構成で、蓋13aの開閉が容易にできるので使用性が大幅に向上できる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜4記載の発明によれば、スライド係合体、スライド係合体案内備えているので、蓋を圧力容器側に押圧する簡単な動作でブリッジとスライド側ブリッジ受け具をセットでき、また、蓋を開けるときにも、操作板つまみを動かし、蓋を上方に上げるだけの操作等で、コツや大きな力も必要せず、容易に開けることができる。また、圧力容器の圧力が上がっているときは、圧力表示体が上がってスライド係合体が動かないので、安全性も確保できる。
【出願人】 【識別番号】000005821
【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
【出願日】 平成9年(1997)7月2日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】滝本 智之 (外1名)
【公開番号】 特開平11−18943
【公開日】 平成11年(1999)1月26日
【出願番号】 特願平9−176731