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【発明の名称】 炊飯器
【発明者】 【氏名】増本 悟一

【氏名】武智 充

【氏名】浜田 浩典

【氏名】河野 一典

【氏名】小南 秀之

【氏名】内山 博之

【要約】 【課題】はんだ付け時の部品実装不良やはんだ付け不良を防止すること。

【解決手段】はんだ付け時等に樹脂外装基板21が反りないように、樹脂リブ23を設ける。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 樹脂外装基板上に配された制御手段と、前記制御手段により制御される加熱手段とを備え、前記樹脂外装基板は、基板自体のそりを防止するためのそり防止手段を有してなる炊飯器。
【請求項2】 そり防止手段は、樹脂外装基板上に一体成形されたリブにより形成されてなる請求項1記載の炊飯器。
【請求項3】 そり防止手段は、樹脂外装基板上に一体に埋め込まれた金属フレームにより形成されてなる請求項1記載の炊飯器。
【請求項4】 そり防止手段は、取り外し可能としてなる請求項1〜3のいずれか1項に記載の炊飯器。
【請求項5】 樹脂外装基板上に配された制御手段と、前記制御手段により制御される加熱手段とを備え、前記樹脂外装基板は、はんだ槽に浸した時のはんだの流れを制御するためのはんだ流れ制御手段を有してなる炊飯器。
【請求項6】 はんだ流れ制御手段は、はんだ付け面のはんだの流れを制御してなる請求項5記載の炊飯器。
【請求項7】 はんだ流れ制御手段は、部品実装面のはんだ乗り上げを防止してなる請求項5記載の炊飯器。
【請求項8】 はんだ流れ制御手段は、樹脂外装基板上に形成された貫通穴付近に配設されてなる請求項7記載の炊飯器。
【請求項9】 はんだ流れ制御手段は、リブにより形成されてなる請求項5〜8のいずれか1項に記載の炊飯器。
【請求項10】 はんだ流れ制御手段は、取り外し可能としてなる請求項5〜9のいずれか1項に記載の炊飯器。
【請求項11】 樹脂外装基板上に配された制御手段と、前記制御手段により制御される加熱手段とを備え、前記樹脂外装基板は、部品実装時の部品倒れ防止手段を有してなる炊飯器。
【請求項12】 樹脂外装基板上に配された制御手段と、前記制御手段により制御される加熱手段とを備え、前記樹脂外装基板は、実装部品の固定手段を有してなる炊飯器。
【請求項13】 樹脂外装基板上に配された制御手段と、前記制御手段により制御される加熱手段とを備え、前記樹脂外装基板は、積み重ね収納時の当接部を有してなる炊飯器。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭、あるいは業務用に使用する炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の炊飯器は、図15、図16に示されるように、本体41内に収納された鍋42を加熱する加熱手段43に電力を供給する制御手段44を構成する回路部品を搭載するプリント基板45は、本体41内のスペースの都合から、加熱手段43の下部に水平に配置するか、本体41と鍋42の間に垂直に配置している。更に、本体41内の構成部品が温度保証されない場合には冷却用のファンモータ46を備えている。 一方、プリント基板45には、図14に示すように、制御手段44を構成する回路部品である抵抗47、抵抗48及びAC電源間に接続されたコンデンサ49及び加熱手段43への通電を制御するスイッチング素子50及びスイッチング素子50の熱を放熱するための放熱フィン51等が搭載されている。そして、プリント基板45は、紙フェノールやガラスエポキシを基材としたプリント配線板を使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、このような従来の炊飯器に使用されているプリント基板45では、前記制御手段を構成する部品の実装時、あるいは、はんだ付け時に前記プリント基板の反りや、実装部品の倒れ等が起こり、部品実装不良やはんだ付け不良の発生原因となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明の炊飯器は、樹脂外装基板上に配された制御手段と、前記制御手段により制御される加熱手段とを備え、前記樹脂外装基板は、基板自体のそりを防止するためのそり防止手段を有してなるものである。
【0005】
【発明の実施の形態】請求項1、2記載の発明は、樹脂外装基板上に配された制御手段と、前記制御手段により制御される加熱手段とを備え、前記樹脂外装基板は、基板自体のそりを防止するためのそり防止手段を有してなることにより、前記樹脂外装基板のより確実な部品実装と、より確実なはんだ付けが可能となり、部品実装不良あるいははんだ付け不良の飛躍的な軽減が計ることができる。また、基板反り防止用冶具等が不要となり、実装コストの低減が図れ、更に、経年変化についても前記樹脂外装基板の反りが防止できることで、部品あるいははんだ部にストレスを与えにくく、完成基板としての品質向上の効果が得ることができる。
【0006】請求項3記載の発明は、特に、そり防止用の金属フレームを備えることにより、前記樹脂外装基板のより確実な部品実装と、より確実なはんだ付けが可能となり、部品実装不良あるいははんだ付け不良の飛躍的な軽減が計ることができる。また基板反り防止用冶具等が不要となり、実装コストの低減が図れる。更に、経年変化についても前記樹脂外装基板の反りが防止できることで、部品あるいははんだ部にストレスを与えにくく、完成基板としての品質向上の効果が得ることができる。
【0007】請求項4記載の発明は、特に、そり防止手段を取り外し可能としたことにより、前記樹脂外装基板をコンパクトにすることができ、前記樹脂外装基板の配設の自由度が向上する。
【0008】請求項5、6記載の発明は、樹脂外装基板上に配された制御手段と、前記制御手段により制御される加熱手段とを備え、前記樹脂外装基板は、はんだ槽に浸した時のはんだの流れを制御するためのはんだ流れ制御手段を有してなることにより、はんだ付け量が容易に制御でき、はんだ付け不良の軽減が図れ、はんだ付けの品質向上の効果が得られる。
【0009】請求項7記載の発明は、特に、はんだの乗り上げ防止用リブを設けることにより、部品面へのはんだの進入を防ぐことができ、部品面ではんだ玉の発生や、部品面で部品の端子間のショートを防止でき、不良率の低減が図れ、品質向上の効果が得られる。
【0010】請求項8記載の発明は、特に、はんだ乗り上げ防止用リブを、貫通穴の付近に設けることにより、前記穴からの前記樹脂外装基板の部品面へのはんだの進入を防ぐことができ、部品面ではんだ玉の発生や、部品面で部品の端子間のショートを防止でき、不良率の低減が図れ、品質向上の効果が得られる。
【0011】請求項10記載の発明は、特に、はんだ流れを制御手段は、取り外し可能な構成とすることにより、はんだ付け後、前記樹脂外装基板をコンパクトにすることができ、前記樹脂外装基板の配設の自由度が向上する。
【0012】請求項11記載の発明は、特に、部品実装時の部品倒れ防止用手段を設けることにより、部品間の絶縁距離不足や部品へのストレスを与えることもなく、不良率の低減が図れ、品質向上の効果が得られる。更に、部品倒れの矯正冶具等が必要なくなり、実装コストの低減が図れる。
【0013】請求項12記載の発明は、特に、部品固定用手段を設けることにより、重量部品や大きな部品の固定時に、接着剤や前記部品に固定用の爪等が必要がなく基板のコスト低減が図れる。
【0014】請求項13記載の発明は、特に、積み重ねて収納する際の当接部を設けることにより、部品実装された樹脂外装基板で積み重ねて収納する場合にもガタツキや擦れが起こらず、部品へのストレスを与えない。また基板単体を積み重ねた場合ははんだ付けする部分を傷つけることがなく基板の品質向上が図れる。更に、収納ラックや緩衝材の必要がなく、輸送コスト及び保管管理コスト及び包装コストの低減が図れる。
【0015】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について、図1を用いて説明する。
【0016】21は樹脂外装基板、図1(a)は樹脂外装基板の断面図、図1(b)は樹脂外装基板を部品面側から見た図、22は樹脂外装基板に実装された電子部品、23は樹脂外装基板の部品実装面に21の端面に沿って一体成形された樹脂リブである。ここで樹脂外装基板における反りは、樹脂外形基板周りの温度変化あるいは樹脂の耐湿性あるいは樹脂外装基板内に一体成形されている金属フレームと樹脂との熱膨張係数の違いによって発生する。その対策として一様な樹脂で一定の厚みと高さのある23を図1(b)に示すように樹脂外装基板の部品実装面の端面に沿って付けることにする。その結果基板の反りを防止することが可能となる。
【0017】以上のように本実施例によれば、樹脂外装基板における確実な部品実装と、より確実なはんだ付けが可能となり、部品実装不良あるいははんだ付け不良の飛躍的な軽減が計ることができる。また基板反り防止用冶具等が不要となり、実装コストの低減が図れる。更に、経年変化についても樹脂外装基板の反りが防止できることで、部品あるいははんだ部にストレスを与えにくく、完成基板としての品質向上の効果が得ることができる。
【0018】尚、23の付ける位置については、図1に示す位置以外にも21の端面全てに付ける方法や21の端面の内のいずれかの二端面あるいはいずれか三端面に付ける方法、あるいは21の中央部に十文字の形に付ける方法、あるいは21の中で任意の位置にT字型やH字型、あるいは×字型に付けるといったあらゆる形を付けることによっても、その効果が得られる。更に、あらゆる形をとったリブの樹脂の厚みや高さを全体的にあるいは部分的に変える、あるいははんだ面に付ける、あるいは両面に付けることによってもその効果は得ることができる。
【0019】(実施例2)本発明の第2の実施例について、図2を用いて説明する。
【0020】図2において、21は樹脂外装基板、図2(a)は樹脂外装基板の断面図、図2(b)は樹脂外装基板を部品面側から見た図、22は樹脂外装基板に実装された電子部品、23は樹脂外装基板の部品実装面に21の端面に沿って一体成形された樹脂リブ、24は21を分割するカット部である。ここで23は上記実施例1で説明した通り21上に付けられたリブであり、24で示すように21を分割することによって部品実装あるいははんだ付けが終了後、取り外しが可能になる。
【0021】以上のように本実施例によれば、実施例1の効果に加え、更に樹脂外装基板の省スペース化が可能となる。
【0022】尚、24による基板の分割方法としては、23の全体だけでなく、部分的に分割可能な構成をとってもその効果が得ることができる。
【0023】(実施例3)本発明の第3の実施例について、図3を用いて説明する。
【0024】図3において、21は樹脂外装基板、図3(a)は樹脂外装基板の断面図、図3(b)は樹脂外装基板を部品面側から見た図、22は樹脂外装基板に実装された電子部品、25は樹脂外装基板内に一体成形された金属フレームである。ここで樹脂外装基板の反りに対し、21内に図3(b)に示すように端面に沿って一定の幅と長さと厚みをもった25を挿入することによって21の反りを防止することが可能となる。
【0025】以上のように本実施例によれば、樹脂外装基板における確実な部品実装と、より確実なはんだ付けが可能となり、部品実装不良あるいははんだ付け不良の飛躍的な軽減が計ることができる。また基板反り防止用冶具等が不要となり、実装コストの低減が図れる。更に、経年変化についても樹脂外装基板の反りが防止できることで、部品あるいははんだ部にストレスを与えにくく、完成基板としての品質向上の効果が得ることができる。
【0026】尚、25の挿入する位置については、図3に示す位置以外にも21の端面全てに挿入する方法や21の端面の内のいずれか二端面あるいはいずれか三端面に挿入する方法、あるいは21の中央部に十文字の形にした金属フレームを挿入する方法、あるいは21の中で任意の位置にT字型やH字型、あるいは×字型にといったあらゆる形にした金属フレームを挿入することによっても、その効果が得られる。更に、前記のあらゆる形をとった金属フレームの幅や長さ厚みを全体的にあるいは部分的に変える、あるいは金属フレームの材質を変えることによってもその効果は得ることができる。
【0027】(実施例4)本発明の第4の実施例について、図4を用いて説明する。
【0028】図4において、21は樹脂外装基板、図4(a)は樹脂外装基板の断面図、図1(b)は樹脂外装基板を部品面側から見た図、22は樹脂外装基板に実装された電子部品、25は樹脂外装基板内に一体成形された金属フレーム、24は21を分割するカット部である。ここで25は上記実施例3で説明した通り21上に挿入された金属フレームであり、24で示すように21を分割することによって部品実装あるいははんだ付けが終了後、取り外しが可能になる。
【0029】以上のように本実施例によれば、実施例3の効果に加え、更に樹脂外装基板の省スペース化が可能となる。
【0030】尚、24による基板の分割方法としては、25の全体だけでなく、部分的に分割可能な構成をとってもその効果が得ることができる。
【0031】(実施例5)本発明の第5の実施例について、図5を用いて説明する。
【0032】図5において、21は樹脂外装基板、図5(a)は樹脂外装基板の断面図、図5(b)は樹脂外装基板を部品面側から見た図、22は樹脂外装基板に実装された電子部品、26は樹脂外装基板のはんだ付け面に一体成形された樹脂リブ、27は22のはんだが付くランド部、28ははんだ実装を行う場合の実装方向である。ここで樹脂外装基板のはんだ付けにおいてはんだの付きがばらつく場合がある。その対策として26を付けることにする。例えば、図5に示す28の方向にはんだ実装を行った場合、26の位置にリブを付けることにより27のランドのはんだ付き性が向上し、26が無い場合よりもばらつきが減少するという効果が得られる。
【0033】以上のように本実施例によれば、基板のはんだ付け面に、はんだ流れを制御するリブを設けることにより、はんだ付け量が制御できることにより、はんだ付け不良の軽減が図れ、はんだ付けの品質向上の効果が得られる。
【0034】(実施例6)本発明の第6の実施例について、図6を用いて説明する。
【0035】図6において、21は樹脂外装基板、図6(a)は樹脂外装基板の断面図、図6(b)は樹脂外装基板を部品面側から見た図、22は樹脂外装基板に実装された電子部品、24は21を分割するカット部、26は樹脂外装基板のはんだ付け面に一体成形された樹脂リブ、27は22のはんだが付くランド部、28ははんだ実装を行う場合の実装方向である。ここで26は上記実施例5で説明した通り21のはんだ面につられたリブであり、24で示すように21を分割することによってはんだ付けが終了後、取り外しが可能になる。
【0036】以上のように本実施例によれば、実施例5の効果に加え、更に樹脂外装基板の省スペース化が可能となる。
【0037】尚、24による基板の分割方法としては、23の全体だけでなく、部分的に分割可能な構成をとってもその効果が得ることができる。
【0038】(実施例7)以下、本発明の第7の実施例について、図1を用いて説明する。
【0039】図1において、21は樹脂外装基板、図1(a)は樹脂外装基板の断面図、図1(b)は樹脂外装基板を部品面側から見た図、22は樹脂外装基板に実装された電子部品、23は樹脂外装基板の部品実装面に21の端面に沿って一体成形された樹脂リブ、28ははんだ実装の実装方向を示す。ここで樹脂外装基板のはんだ付けにおいてはんだが樹脂外装基板の部品面に乗り上げる場合がある。その対策として28で示すはんだ実装方向に対し、先頭にあたる端面に沿って23を付けることにする。その結果、部品面へのはんだの進入を防ぐことができる。
【0040】以上のように本実施例によれば、樹脂外装基板の部品面ではんだ玉の発生や、部品面で部品の端子間のショートを防止でき、不良率の低減が図れ、品質向上の効果が得られる。
【0041】尚、23については、リブの樹脂の厚みや高さを全体的にあるいは部分的に変えることによってもその効果が得ることができる。また上記実施例1に示す反り防止用リブを兼ねることも可能である。
【0042】(実施例8)本発明の第7の実施例について、図7を用いて説明する。
【0043】図7において、21は樹脂外装基板、図7(a)は樹脂外装基板の断面図、図7(b)は樹脂外装基板を部品面側から見た図、22は樹脂外装基板に実装された電子部品、23は樹脂外装基板の部品実装面に29の端面に沿って一体成形された樹脂リブ、28ははんだ実装の実装方向、29は21内にある貫通した穴を示す。ここで樹脂外装基板のはんだ付けにおいてはんだが29より21の部品面に乗り上げる場合がある。その対策として28で示すはんだ実装方向に対し、29後ろ側にあたる端面に沿って23を付けることにする。その結果、部品面へのはんだの進入を防ぐことができる。
【0044】以上のように本実施例によれば、樹脂外装基板の部品面ではんだ玉の発生や、部品面で部品の端子間のショートを防止でき、不良率の低減が図れ、品質向上の効果が得られる。
【0045】尚、23については、リブの樹脂の厚みや高さを全体的にあるいは部分的に変えることによってもその効果が得ることができる。
【0046】(実施例9)本発明の第9の実施例について、図2、図8を用いて説明する。
【0047】図2において、図2(a)は樹脂外装基板の断面図、図2(b)は樹脂外装基板を部品面側から見た図、21は樹脂外装基板、22は樹脂外装基板に実装された電子部品、23は樹脂外装基板の部品実装面に21の端面に沿って一体成形された樹脂リブ、24は21を分割するカット部、28ははんだ実装の実装方向を示す。図8において、21は樹脂外装基板、図8(a)は樹脂外装基板の断面図、図8(b)は樹脂外装基板を部品面側から見た図、22は樹脂外装基板に実装された電子部品、23は樹脂外装基板の部品実装面に29の端面に沿って一体成形された樹脂リブ、24は21を分割するカット部、28ははんだ実装の実装方向、29は21内にある貫通した穴を示す。ここで図2の23は上記実施例7で説明した通りの23であり、24で示すように21を分割することによってはんだ付けが終了後、取り外しが可能になる。また図8の23は上記実施例8で説明した通りの23であり、24で示すように21を分割することによってはんだ付けが終了後、取り外しが可能になる。
【0048】以上のように本実施例によれば、実施例7あるいは実施例8の効果に加え、更に樹脂外装基板の省スペース化が可能となる。
【0049】尚、24による基板の分割方法としては、23の全体だけでなく、部分的に分割可能な構成をとってもその効果が得ることができる。
【0050】(実施例10)本発明の第10の実施例について、図9を用いて説明する。
【0051】図9において、21は樹脂外装基板、図9(a)は樹脂外装基板の断面図、図9(b)は樹脂外装基板を部品面側から見た図、22は樹脂外装基板に実装された電子部品、23は樹脂外装基板の部品実装面に30に沿って一体成形された樹脂リブ、30は倒れる可能性がある電子部品である。ここで30がある場合、23を付けることによって、30の倒れの心配が無くなる。
【0052】以上のように本実施例によれば、樹脂外装基板の部品間の絶縁距離不足や部品へのストレスを与えることもなく、不良率の低減が図れ、品質向上の効果が得られる。更に、部品倒れの矯正冶具等が必要なくなり、実装コストの低減が図れる。
【0053】(実施例11)本発明の第11の実施例について、図10を用いて説明する。
【0054】図10において、21は樹脂外装基板、図10(a)は樹脂外装基板の断面図、図10(b)は樹脂外装基板を部品面側から見た図、22は樹脂外装基板に実装された電子部品、23は樹脂外装基板の部品実装面に30の倒れを防止する一体成形された樹脂リブ、24は21を分割するカット部、30は倒れる可能性がある電子部品である。ここで図10の23は上記実施例10で説明した通りの23であり、24で示すように21を分割することによってはんだ付けが終了後、取り外しが可能になる。
【0055】以上のように本実施例によれば、実施例10の効果に加え、更に樹脂外装基板の省スペース化が可能となる。
【0056】尚、24による基板の分割方法としては、23の全体だけでなく、部分的に分割可能な構成をとってもその効果が得ることができる。
【0057】(実施例12)本発明の第12の実施例について、図11を用いて説明する。
【0058】図11において、21は樹脂外装基板、図11(a)は樹脂外装基板の断面図、図11(b)は樹脂外装基板を部品面側から見た図、22は樹脂外装基板に実装された電子部品、23は樹脂外装基板の部品実装面に30を固定するための一体成形された樹脂リブ、30は固定の必要ある電子部品である。ここで30がある場合、23を付けることによって、30は固定されることになる。
【0059】以上のように本実施例によれば、樹脂外装基板の実装される部品の固定用の接着剤や前記部品に固定用の爪等が必要がなく基板のコスト低減が図れる。
【0060】(実施例13)本発明の第13の実施例について、図12を用いて説明する。
【0061】図12において、21は樹脂外装基板、図12(a)は樹脂外装基板の断面図、図12(b)は樹脂外装基板を部品面側から見た図、23は樹脂外装基板の部品実装面に21を重ねた場合の支えとなる一体成形された樹脂リブである。ここで21を重ねて置いた場合、23を付けることによって、21は支えられる構成になる。
【0062】以上のように本実施例によれば、部品実装された樹脂外装基板で積み重ねて収納する場合にもガタツキや擦れが起こらず、部品へのストレスを与えない。また基板単体を積み重ねた場合ははんだ付けする部分を傷つけることがなく基板の品質向上が図れる。更に、収納ラックや緩衝材の必要がなく、輸送コスト及び保管管理コスト及び包装コストの低減が図れる。
【0063】尚、23については、図12に示す様に4点で支える以外にも、3点で支える構成、あるいは4点以上で支える構成、あるいは面で支える構成など樹脂外装基板を重ねた場合に支え得る構成を一体成形されたリブとして付ければ上記効果が得ることができる。また更に、上記実施例1に示す反り防止用リブあるいは実施例7、8に示すはんだ乗り上げ防止用リブとも兼ねることが可能である。
【0064】(実施例14)本発明の第14の実施例について、図13を用いて説明する。
【0065】図13において、21は樹脂外装基板、図13(a)は樹脂外装基板の断面図、図13(b)は樹脂外装基板を部品面側から見た図、23は樹脂外装基板の部品実装面に21を重ねた場合の支えとなる一体成形された樹脂リブ、24は21を分割するカット部である。ここで23は上記実施例13で説明した通り21上に付けられたリブであり、24で示すように21を分割することによって部品実装あるいははんだ付けの前にあるいは終了後、取り外しが可能になる。
【0066】以上のように本実施例によれば、実施例13の効果に加え、更に樹脂外装基板の省スペース化が可能となる。
【0067】尚、23については、更に上記実施例2に示す反り防止用リブあるいは実施例9に示すはんだ乗り上げ防止用リブとも兼ねることが可能である。
【0068】
【発明の効果】以上のように、請求項1、2記載の発明によれば、樹脂外装基板上に配された制御手段と、前記制御手段により制御される加熱手段とを備え、前記樹脂外装基板は、基板自体のそりを防止するためのそり防止手段を有してなることにより、前記樹脂外装基板のより確実な部品実装と、より確実なはんだ付けが可能となり、部品実装不良あるいははんだ付け不良の飛躍的な軽減が計ることができる。また、基板反り防止用冶具等が不要となり、実装コストの低減が図れ、更に、経年変化についても前記樹脂外装基板の反りが防止できることで、部品あるいははんだ部にストレスを与えにくく、完成基板としての品質向上の効果が得ることができる。
【0069】また、請求項3記載の発明によれば、特に、そり防止用の金属フレームを備えることにより、前記樹脂外装基板のより確実な部品実装と、より確実なはんだ付けが可能となり、部品実装不良あるいははんだ付け不良の飛躍的な軽減が計ることができる。また基板反り防止用冶具等が不要となり、実装コストの低減が図れる。更に、経年変化についても前記樹脂外装基板の反りが防止できることで、部品あるいははんだ部にストレスを与えにくく、完成基板としての品質向上の効果が得ることができる。
【0070】また、請求項4記載の発明によれば、特に、そり防止手段を取り外し可能としたことにより、前記樹脂外装基板をコンパクトにすることができ、前記樹脂外装基板の配設の自由度が向上する。
【0071】また、請求項5、6記載の発明によれば、樹脂外装基板上に配された制御手段と、前記制御手段により制御される加熱手段とを備え、前記樹脂外装基板は、はんだ槽に浸した時のはんだの流れを制御するためのはんだ流れ制御手段を有してなることにより、はんだ付け量が容易に制御でき、はんだ付け不良の軽減が図れ、はんだ付けの品質向上の効果が得られる。
【0072】また、請求項7記載の発明によれば、特に、はんだの乗り上げ防止用リブを設けることにより、部品面へのはんだの進入を防ぐことができ、部品面ではんだ玉の発生や、部品面で部品の端子間のショートを防止でき、不良率の低減が図れ、品質向上の効果が得られる。
【0073】また、請求項8記載の発明によれば、特に、はんだ乗り上げ防止用リブを、貫通穴の付近に設けることにより、前記穴からの前記樹脂外装基板の部品面へのはんだの進入を防ぐことができ、部品面ではんだ玉の発生や、部品面で部品の端子間のショートを防止でき、不良率の低減が図れ、品質向上の効果が得られる。
【0074】また、請求項10記載の発明によれば、特に、はんだ流れを制御手段は、取り外し可能な構成とすることにより、はんだ付け後、前記樹脂外装基板をコンパクトにすることができ、前記樹脂外装基板の配設の自由度が向上する。
【0075】また、請求項11記載の発明によれば、特に、部品実装時の部品倒れ防止用手段を設けることにより、部品間の絶縁距離不足や部品へのストレスを与えることもなく、不良率の低減が図れ、品質向上の効果が得られる。更に、部品倒れの矯正冶具等が必要なくなり、実装コストの低減が図れる。
【0076】また、請求項12記載の発明によれば、特に、部品固定用手段を設けることにより、重量部品や大きな部品の固定時に、接着剤や前記部品に固定用の爪等が必要がなく基板のコスト低減が図れる。
【0077】また、請求項13記載の発明によれば、特に、積み重ねて収納する際の当接部を設けることにより、部品実装された樹脂外装基板で積み重ねて収納する場合にもガタツキや擦れが起こらず、部品へのストレスを与えない。また基板単体を積み重ねた場合ははんだ付けする部分を傷つけることがなく基板の品質向上が図れる。更に、収納ラックや緩衝材の必要がなく、輸送コスト及び保管管理コスト及び包装コストの低減が図れる。
【出願人】 【識別番号】000005821
【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
【出願日】 平成9年(1997)7月2日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】滝本 智之 (外1名)
【公開番号】 特開平11−18935
【公開日】 平成11年(1999)1月26日
【出願番号】 特願平9−176748