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【発明の名称】 栗の皮剥き具
【発明者】 【氏名】松崎 宗明

【要約】 【課題】栗の皮を剥く時に指の爪を使わず簡単に栗の皮が剥け、小型で使いやすく安全な栗剥き具にする、又栗剥き構造の部品数を少なくし、安価な栗の皮剥き具を提供する。

【解決手段】バネの性質を持つ2枚の板の一部を固着させた握り部(1)の先端に、押え板(7)と切り刃(8)を設け、取り付け穴に縦ピン(9)を通し、縦ピン(9)の先端にレバー(4)を横ピン(10)で固定する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】上板(2)と下板(3)の一端が固着されたバネ板からなる、握り部(1)の上板端部(5)に押え板(7)を設け、下板端部(6)に切り刃(8)を設け、握り部(1)の下板(3)側に、上下方向に可動するようにレバー(4)を設けた栗の皮剥き具である。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、硬い栗の皮を剥く時容易に栗の皮が剥けるようにした、栗の皮剥き具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の栗剥きは、ペンチの形になっていて一方の刃がノコギリの刃形をもち、もう一方の刃に切り刃が付いている、グリップには、開放スプリングと閉止ストッパーがついている。使用する時は、刃の間に栗を挟みグリップを握ってノコギリ刃と切り刃で栗の皮を剥く、この栗剥きは大きさがペンチほどあり、刃も大きくグリップにも相当な力が入り、間違って栗を持つ指が刃の間に挟まると指を切断する危険性があった、この栗剥きは職業用としては向いているが、一般家庭用として使用する時はよほど注意して使わないと危険な栗剥きである、また値段も高価な物である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
イ.従来の栗剥きは、刃部、グリップ部共大きく全体でもペンチ大の大きさがあり、小さな栗を剥くには、大きすぎて適していない。
ロ.従来の栗剥きは、刃部が鋏状になっているため栗を持つ指が刃の間に挟まれ指を切断する危険性がある。
ハ.従来の栗剥きは、栗の皮を上手に剥けるようになるには、相当な熟練が必要である。
ニ.従来の栗剥きは、構造、大きさ、単価、等一般家庭用としては向いてない。
本発明は、以上の欠点を解決するためにされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】バネの性質を持つ2枚の板の一部を固着させた握り部(1)の先端に、押え板(7)と切り刃(8)を設け、取り付け穴(13)に縦ピン(9)を通し、縦ピン(9)の先端にレバー(4)を横ピン(10)で固定する。本発明は、以上の構成よりなる栗の皮剥き具である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について述べる。
(イ)平らなバネ板に押え板(7)と取り付け穴(13)をつけた上板(2)を設ける。
(ロ)平らなバネ板に切り刃(8)と取り付け穴(13)をつけた下板(3)を設け、切り刃(8)の反対側端面から三分の一の所を角度を付けて曲げ、曲げた三分の一を上板(2)に固着し、握り部(1)を構成する。
(ハ)横ピン穴(16)の開いた縦ピン(9)を二枚のバネ板の取り付け穴(13)に通す。
(ニ)溝(14)と、横ピン穴(15)の開いた、凸部(11)と凸部(12)を設けたレバー(4)を縦ピン(9)に横ピン(10)で固定する。
(ホ)切り刃(8)は押え板(7)より巾、長さともに1ミリ程小さくする。
(ヘ)切り刃(8)と押え板(7)の角部は丸くする。
(ト)切り刃(8)と押え板(7)の形状は、角、丸、台形、三角等どんな形状でも良い。
(チ)切り刃(8)には、刃を付けるが押え板(7)には刃は付けない。
(リ)レバー(4)を反転させて裏返しにすると、凸部(11)が下板端部(6)を押して切り刃(8)が押え板(7)に接して安全を保つ。
本発明は、以上の構成よりなっている。本発明を使用するときは、利き腕と反対の手に栗を持ち、利き腕の親指と人差し指で縦ピン(9)の横を押え板(7)を上にしてはさみ、中指と薬指をレバー(4)に添えて持ち、切り刃(8)で栗に切り込みを入れ、切り込みに切り刃(8)を差し込み、中指と薬指でレバー(4)を握り、押え板(7)と切り刃(8)の間に入った皮を挟み皮を剥く。
【0006】
【発明の効果】本発明の大きさは、ほぼ大型の爪切り大の大きさとし、切り刃を押え刃より小さくし角部を丸くすることによって安全を保ち、皮を挟むことによって皮が飛び散らず誰でも熟練せず簡単に栗の皮を剥くことができ、レバーを反転させれば保管時の危険もなく、従来品より部品点数も少なく製造単価も安価である。
【出願人】 【識別番号】593210466
【氏名又は名称】松崎 宗明
【出願日】 平成9年(1997)7月1日
【代理人】
【公開番号】 特開平11−18923
【公開日】 平成11年(1999)1月26日
【出願番号】 特願平9−211107