| 【発明の名称】 |
グリル装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】山下 忠夫
【氏名】蒲 厚仁
【氏名】山崎 友三郎
【氏名】芳村 真宏
【氏名】広瀬 実
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| 【要約】 |
【課題】グリルでオートモードで調理中に、タイマーカットモードに切り換えたとき、タイマー設定ボタンを押す回数が少なくてすみ、またタイマー設定を忘れても焼き過ぎないようにする。
【解決手段】魚を焼く時間は8分以内が多いので、8分タイマーを使用する。グリルに点火するとステップs2で制御器がオートモードの作動を開始すると共に8分タイマーが作動し、調理終了が判別されるとステップs5で30秒前に報知したのち調理を終了する。ステップs3でタイマー設定ボタンを押すとステップs8でタイマーカットモードが開始され、タイマーの表示面に残りの分数が表示される。焼け具合を観察してタイマー設定ボタンで表示分数を増減すれば、その時間が経過したとき調理が終了する。表示分数の増減を忘れても、8分からの残り時間が経過すればタイマーカットが行なわれる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 魚を載置する焼き網と、魚を加熱する熱源と、調理開始後の魚の温度変化を測定して魚の種類を判定し、該判定に基付いて調理終了の温度又は時間を決めてオートモードの調理をする制御器と、該オートモードの調理を解除してタイマーカットモードの調理をするタイマーとを備えるグリル装置において、前記タイマーカットモードのタイマーとして、調理開始と同時に8分タイマーとしてスタートし、タイマーカットモードに切り換えたとき8分の残り時間が表示され且つ該残り時間を所望の時間に変更できるタイマーを用いたことを特徴とするグリル装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、自動的に魚を加熱調理するグリル装置において、加熱時間をオートモードからタイマーカットモードに切り替えるようにした装置に関する。 【0002】 【従来の技術】自動的に魚を調理するグリル装置において、加熱時間をオートモードからタイマーカットモードに切り替えできるようにしたものとしては、例えば本出願人が先に出願した特願平7−343712号の発明がある。この先願発明は、タイマーとして例えば15分タイマーを用い、調理開始後、魚の温度上昇度を測定することによってって魚の種類が開き魚、切身魚、丸身魚などのいずれであるかを判別し、該判別に基付いて焼き上がり時間をタイマーに自動的に設定してオートモードで該タイマーを作動させるが、途中で焼け具合を観察した結果、オートモードからタイマーカットモードに切り替える必要を感じてタイマー設定スイッチを押すと、タイマーは8分に自動設定され、表示面に分単位の数値が表示される。 【0003】しかし、焼き魚の調理時間は、通常8分以内であり、調理の途中で8分のタイマーカットモードに切り替えたまま設定時間を変更し忘れると、切り替え後8分間の加熱が行なわれるため焼き過ぎになりやすい。また、設定時間を変更するとき設定スイッチを押す回数が多くなる場合が多い。例えば、オートモードで調理中に、使用者があと3分の加熱でよいと判断してタイマーカットモードに切り換えると、タイマーカットモードに切り替える操作で出た表示面の数値8が所望の数値3になるまで、7,6,5,4,3と順次変更する5回の押圧操作をしなければならない。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、オートモードからタイマーカットモードに切り替えた際に、タイマーの設定時間を変更し忘れても焼き過ぎの程度が少なくてすみ、また、タイマーカットの時間を変更する場合に、設定スイッチを押す回数が少なくてすむグリル装置を得ることを課題とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するための手段は、請求項1に記載したとおり、魚を載置する焼き網と、魚を加熱する熱源と、調理開始後の魚の温度変化を測定して魚の種類を判定し、該判定に基付いて調理終了の温度又は時間を決めてオートモードの調理をする制御器と、該オートモードの調理を解除してタイマーカットモードの調理をするタイマーとを備えるグリル装置において、前記タイマーカットモードのタイマーとして、調理開始と同時に8分タイマーとしてスタートし、タイマーカットモードに切り換えたとき8分の残り時間が表示され且つ該残り時間を所望の時間に変更できるタイマーを用いたことを特徴とする。 【0006】前記の手段によれば、オートモードからタイマーカットモードに切り替えた際に、タイマーの設定時間を変更し忘れても、8分から経過時間を差し引いた残り時間でタイマーが切れるから、焼き過ぎが生じてもその程度が少なくてすむ。また、タイマーカットの時間を変更する場合に、タイマーに表示された数値に対して増加または減少させる分の数だけ設定スイッチを押せばよいから、押す回数が少なくてすむ。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1において、1はガステーブルで、これにガスこんろ2,3とグリル装置4が組み込まれており、前面に各ガスこんろ2,3のガス調節レバー2a,3aが設けられ、これを左右に動かしてガス量を調節する。2b,3bは同じくガスこんろ2,3の点火ボタンである。 【0008】グリル装置4は、内部に上火バーナ−と下火バーナーとを有し、ガステーブル1の前面右上に上火バーナ−用のガス調節レバー4aと下火バーナー用のガス調節レバー4bが設けられ、その下に両バーナーに対する点火ボタン4cが設けられる。そして左側には両バーナーを消火するためのタイマー4dが設けてある。各点火ボタン2b,3b,4cは、これを押すことによって電磁安全弁が開き、点火スパークが発生してその系統のバーナーに点火するが、グリル装置4の点火ボタン4cを押すと、この作用のほかに後記の制御器が作動を開始するようになっている。 【0009】タイマー4dには、2桁の時間(分)を表示できる表示面5と、+−の設定ボタン5a,5bが設けられ、該設定ボタン5a,5bで最大15分のタイマーカットモードを設定できる。しかし、点火ボタン4cを押すとオートモードの調理が開始すると共にタイマー4dでは8分からのカウントダウンが始まるようになっており、調理を終了する条件になったと判断されると、カウントに関係なく制御器で自動的にガスが止められる。このようなオートモードの調理の途中で設定ボタン5a,5bのどちらかを押すと、タイマーカットモードになり、表示面5に8分からの残り時間が表示される。ここで+−の設定ボタン5a,5bのどちらかを押して表示時間を変更すれば、変更された時間が満了した時点で調理が終了する。 【0010】図2はグリル装置4の内部を示し、グリル室7の上下に上火バーナ−8と下火バーナー9が設けられ、グリル室7の前面の開口を開閉する扉10の内側に、ワイヤで作った支持枠11が前枠11aを介して取り付けられている。支持枠11上には水皿12が該水皿12上端のフランジ部12aによって載置され、該フランジ部12aに設けた穴に、焼き網13の脚板13aの下端の突片部が挿入されて、焼き網13を中間高さの位置に支持している。 【0011】温度センサー14は、焼き網13に取り付けられており、その保護チューブ14aの先端部14bにサーミスタが封入され、保護チューブ14aの後端部が前枠11aの延長部11bに固定され、保護チューブ14aの内部を通るサーミスタのリード線がプラグ15aに接続されている。温度センサー14の前記先端部14bは、焼き網13の略中央部で載置面から少し突出して、魚Fを焼き網13に載せたとき、魚Fの重量でその下面が圧接するようになっている。 【0012】プラグ15aはコネクタ15の半部を構成するもので延長部11bに固定され、他の半部を構成するジャック15bは、グリル室の外側に取り付けられて制御器16に接続されている。したがって扉10を閉じると、これと一体のプラグ15aがジャック15bに挿入され温度センサー14が制御器16に接続されるが、扉10を開くと、プラグ15aはジャック15bから分離する。 【0013】図3はグリル装置4のガス回路18を示し、ガス管19に設けた電磁安全弁20の下流に、上火オリフィス21をもつ上火バーナー8と下火オリフィス22をもつ下火バーナー9が並列に接続され、各バーナー8,9のパイロットバーナー8a,9aも並列に接続されている。また、電磁安全弁20には前記押しボタン4cが連動し、上火オリフィス21と下火オリフィス22は、前記ガス調節レバー4a,4bに連動する。そして、制御器16は、温度センサー14からの信号で、魚種の判別及び調理終了の判別を行なって電磁安全弁20を閉じるオートモードの制御を行ない、タイマー4dからの信号で電磁安全弁20を閉じるタイマーカットモードの制御をする。 【0014】図4は制御器16の制御作用のフローチャートを示し、ステップs1で点火ボタンを押すとステップs2で点火されて調理が開始され、魚種の自動判別と焼き上がりの自動判別をする工程に入り、同時に8分タイマーのカウントダウンが開始される。ステップs3でタイマー設定をせずに自動調理が続けられてステップs4で焼き上がりが自動判別されれば、ステップs5で残り30秒の報知をすると共に30秒のタイマーカットを開始し、ステップs6でタイマーが終了すれば、ステップs7で消火、報知を行ない調理を終了する。 【0015】しかし、ステップs3でタイマー設定をすれば、ステップs8で8分から経過時間を差し引いた残りの時間のタイマーカットモードが開始される。そして、残り時間は、所望の終了時間に設定を変更でき、タイマー終了30秒前になるとステップs9でそれを報知し、ステップs10でタイマーが終了すれば、ステップs11で消火、報知を行ない調理を終了する。ステップs3のタイマー設定は、魚の焼け具合を見て行なわれるが、設定ボタン5a又は5bを少数回押すだけで所望の分数にセットをすることができる。 【0016】 【発明の効果】以上のように、調理を開始するとオートモードの調理が始まり、同時に8分タイマーのカウントダウンが行なわれるが、タイマー設定ボタンを押すと、8分から経過時間を差し引いた残りの時間を表示しながらタイマーカットモードが開始されるから、タイマー設定ボタンを少数回押すだけで所望の分数にセットすることができる効果がある。また、オートモード調理の途中でタイマー設定ボタンを押したのにタイマー設定を忘れたとしても、8分から経過時間を差し引いた残り時間の加熱が続くだけであるから、過度の焼き過ぎを防止できる効果がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000115854 【氏名又は名称】リンナイ株式会社 【識別番号】000220262 【氏名又は名称】東京瓦斯株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)6月24日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】北村 欣一 (外3名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−9468 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)1月19日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−167226 |
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