| 【発明の名称】 |
炊飯器 |
| 【発明者】 |
【氏名】浜田 浩典
【氏名】武智 充
【氏名】河野 一典
【氏名】増本 悟一
【氏名】小南 秀之
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| 【要約】 |
【課題】安価な構成で、トラッキング性能等を向上させた炊飯器を提供すること。
【解決手段】外装を樹脂成形された基板において、インバータ回路23を構成するスイッチング素子25等を搭載する箇所等に、リブ42等を基板の樹脂と一体成形して設ける。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 鍋と、前記鍋を加熱する加熱手段と、前記加熱手段に電力を供給するための制御手段とを備え、前記制御手段は、少なくともその一部を樹脂外装基板上に形成するとともに、前記樹脂外装基板は、トラッキング防止用のリブを一体成形により配設してなる炊飯器。 【請求項2】 樹脂外装基板は、トラッキング防止用のリブをトラッキング発生経路間に配設してなる請求項1記載の炊飯器。 【請求項3】 樹脂外装基板は、トラッキング防止用のリブをトラッキング発生部位の上部に屋根状に配設してなる請求項1記載の炊飯器。 【請求項4】 鍋と、前記鍋を加熱する加熱手段と、前記加熱手段に電力を供給するための制御手段とを備え、前記制御手段は、少なくともその一部を樹脂外装基板上に形成するとともに、前記樹脂外装基板は、風路形成用のリブを一体成形により配設してなる炊飯器。 【請求項5】 鍋と、前記鍋を加熱する加熱手段と、前記加熱手段に電力を供給するための制御手段とを備え、前記制御手段は、少なくともその一部を樹脂外装基板上に形成するとともに、前記樹脂外装基板は、放熱用のリブを一体成形により配設してなる炊飯器。 【請求項6】 鍋と、前記鍋を加熱する加熱手段と、前記加熱手段に電力を供給するための制御手段とを備え、前記制御手段は、少なくともその一部を樹脂外装基板上に形成するとともに、前記樹脂外装基板は、部品搭載用のリブを一体成形により配設してなる炊飯器。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭、あるいは業務用に使用する炊飯器に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の炊飯器は、図12、図13に示されるように、本体1内に収納された鍋2を加熱する加熱手段3に電力を供給する制御手段4を構成する回路部品を搭載するプリント基板5は、本体1内のスペース等の都合から、加熱手段3の下部に水平に配置するか、本体1と鍋2の間に垂直に配置していた。更に、本体1内の構成部品の冷却を必要とする場合には冷却用のファンモータ6を備えていた。 【0003】一方、プリント基板5には、図14に示すように、制御手段4を構成する回路部品である抵抗7、抵抗8、AC電源間に接続されたコンデンサ9、加熱手段3への通電を制御するスイッチング素子10、及びスイッチング素子10の熱を放熱するための放熱フィン11等が搭載されていた。また、プリント基板5は、紙フェノールやガラスエポキシを基材としたプリント配線板を使用していた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上記従来の炊飯器に使用されているプリント基板5では、本体1の隙間から水や炊飯中にふきこぼれた液体が、本体内部に流入した場合に、その液体がプリント基板5上に落ちて溜まってしまったり、あるいは、プリント基板5上を流れたりしていた。 【0005】特に、加熱手段3に電力を供給する回路部は、部品間を接続するパターン間や部品端子間にAC100V程度の電圧が印加される構成となっており、その両端を短絡するように液体が滴下して流れたりすると、液体の介在によってプリント基板5上で電流リークが発生し、トラッキング現象が起きるが、この状態が進行すると火花が発生し基板が炭化し、放電経路が形成されるおそれがあった。 【0006】そのため、従来は、トラッキングの発生する部品や端子をコーティング剤で覆ったり、電位の異なる部分を分離するようにコーティング剤を塗布して壁を形成していたが、当該方法は、プリント基板組立の作業性が悪く、かつコーティング剤を塗布するための加工費がかかりコストも高くなると言う問題があった。また、このような従来の炊飯器に使用されているプリント基板5では、スイッチング素子10のように、自己発熱する回路部品が搭載されているが、その全ての部品に冷却用のファンモータ6からの冷却風が当たるわけではなく、特にファンモータから離れた部品を冷却するためには、風を通すためのガイドを本体の内側に作ったり、部品を追加しなければならないという問題点を有していた。 【0007】また、このような従来の炊飯器に使用されているプリント基板5では、スイッチング素子10の様に自己発熱が大きい部品が搭載されている場合は、その部品の熱を放熱するために放熱フィン11を取り付け、それをプリント基板に固定しなければならないという問題点を有していた。更に、その部品を接続するパターンにその熱が伝わり、プリント基板が加熱されることになり、その熱を放熱するためにパターン幅を広く取る必要があり、プリント基板の面積が大きくなるという問題点を有していた。 【0008】また、このような従来の炊飯器に使用されているプリント基板5では、部品を重ねて実装することが困難であり、必要な回路部品を実装するために基板面積を小さくすることが困難であるという問題点を有していた。また、基板面積を縮小等するには、部品を浮かせるための台となるような別部品をとりつける必要があり、プリント基板組立の作業性が悪く、かつ別部品を取り付けるための加工費がかかり、コストも高くなると言う問題もあった。 【0009】本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、プリント基板に水等の液体がかかっても、プリント基板の性能を十分確保できる炊飯器を得ることを目的とする。 【0010】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明は、鍋と、前記鍋を加熱する加熱手段と、前記加熱手段に電力を供給するための制御手段とを備え、前記制御手段は、少なくともその一部を樹脂外装基板上に形成するとともに、前記樹脂外装基板は、トラッキング防止用のリブを有してなるものである。 【0011】 【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、鍋と、前記鍋を加熱する加熱手段と、前記加熱手段に電力を供給する制御手段とを備え、前記制御手段はトラッキング防止用のリブを設けた樹脂外装基板から構成されているので、トラッキングの発生する部品や端子をコーティング剤で覆ったり、電位の異なる部分を分離するようにコーティング剤を塗布し壁を形成する必要がないので、製造コストの低減を可能にしている。 【0012】請求項2記載の発明は、トラッキング防止用リブは、トラッキング発生経路の間に配設しているので、電位の異なる部分を分離するようにコーティング剤を塗布し壁を形成する必要がないので、製造コストの低減を可能にしている。請求項3記載の発明は、樹脂外装基板は、縦方向に配置され、トラッキング発生部位の上部に屋根状にトラッキング防止用リブを配設しているので、トラッキングが発生する部分に水等の液体がかからなくし安全性を確保することができる。 【0013】請求項4記載の発明は、鍋と、前記鍋を加熱する加熱手段と、前記加熱手段に電力を供給する制御手段とを備え、前記制御手段は風路を形成するリブを設けた樹脂外装基板から構成されているので、風の流れを自由にコントロールでき、安価な構成で冷却を必要とする部品に風を当てることのできる。請求項5記載の発明は、鍋と、前記鍋を加熱する加熱手段と、前記加熱手段に電力を供給する制御手段とを備え、前記制御手段は放熱用のリブを設けた樹脂外装基板から構成されているので、部品を冷却するための放熱フィンを必要とせず、部品コストの低減を可能にしている。 【0014】請求項6記載の発明は、鍋と、前記鍋を加熱する加熱手段と、前記加熱手段に電力を供給する制御手段とを備え、前記制御手段は部品搭載用のリブを設けた樹脂外装基板から構成されているので、部品を重ね合わせて実装することができ、基板の小型化が可能となる。 【0015】 【実施例】 (実施例1)以下、本発明の第1の実施例について、図1〜図3を用いて説明する。図1において、21は米と水を入れる鍋、22は前記鍋21を加熱する手段としての加熱コイル、23は前記加熱コイル22と共に共振回路を構成する共振コンデンサ24及びこの共振回路に接続され共振電流を生成するためのスイッチング素子25とダンパーダイオード26とにより加熱コイル22に高周波電流を供給するインバータ回路、27は商用電源28を直流に整流する整流器、29は整流器27の出力を平滑する平滑コンデンサである。また30はスイッチング素子25に駆動信号を与えるインバータ駆動回路、31はインバータ駆動回路30を制御制御し調理制御を行うマイクロコンピュータ、32はマイクロコンピュータ31にキースイッチ等により入力情報を与える入力回路、33はスイッチング素子25や整流器27等の発熱部品を冷却するファンモータ、34はマイクロコンピュータ31からの信号によりファンモータ33を駆動するモータ駆動回路である。35と36は商用電源28の電圧を分圧抵抗37とで分圧する分圧抵抗であり、分圧した電圧をマイクロコンピュータ31に入力している。 【0016】図2において、38はインバータ回路23と整流器27と平滑コンデンサ29及びインバータ駆動回路30と分圧抵抗35と分圧抵抗36を搭載したインバータ基板であり、商用電源28を含む高電圧部が搭載されている。インバータ基板38は、図に示すように加熱コイル22の下方に略水平に配置されている。このインバータ基板38上の発熱部品はファンモータ33により冷却されるものである。 【0017】図3は、インバータ基板38を部品実装面側から見た状態であり、インバータ基板38上にはインバータ回路23を構成する共振コンデンサ24とダンパーダイオード26を内蔵したスイッチング素子25と整流器27と平滑コンデンサ29と分圧抵抗35と分圧抵抗36と商用電源28を接続するための端子A39と端子B40が搭載されている。分圧抵抗35と分圧抵抗36の右側端子はパターンで接続されており同電位となっているが、左側端子はそれぞれ商用電源に接続されている。41は発熱部品であるスイッチング素子25と整流器27の熱を放熱するための放熱フィンである。このインバータ基板38は外装が樹脂成形により構成された樹脂外装基板である。そして分圧抵抗35と分圧抵抗36の左側端子間にはインバータ基板38の外装を形成する樹脂と一体化成形されたリブA42が配置されている。さらに、端子A39と端子B40の間にもインバータ基板38の外装を形成する樹脂と一体化成形されたリブB43が配置されている。 【0018】このように構成された炊飯器は、台所等の水回りで使用され、本体に水がかかったり、炊飯中に吹きこぼれたりすると、その液体が本体内に侵入することがある。その液体がインバータ基板38上の商用電源電圧間やインバータ回路23の高圧部と低圧部を短絡するように滴下して溜まると、液体の介在によりインバータ基板38上で電流リークが発生し、トラッキングが起きる。 【0019】しかし、インバータ基板38は、図3に示すように、液体が溜まることでトラッキングが発生する電位の異なる部品端子間に樹脂外装基板の外装と一体成形したリブA42とリブB43を設けているため、液体がインバータ基板38上に滴下しても端子間を短絡することはなくトラッキングが発生しにくい構造としている。 【0020】以上のように本実施例によれば、高電圧が印加される回路が搭載された樹脂外装基板に、液体により短絡されたときトラッキングが発生する部位にリブを一体成形することにより、液体により短絡されることがなくなり、コーティング剤の塗布を不要とする効果を得ることができる。 (実施例2)次に、本発明の第2の実施例について、図4、図5を用いて説明する。 【0021】なお、回路構成は実施例1と同様であるが、本体の部品配置が異っている。図4において、38はインバータ回路23と整流器27と平滑コンデンサ29及びインバータ駆動回路30と分圧抵抗35と分圧抵抗36を搭載したインバータ基板であり、商用電源28を含む高電圧部が搭載されている。インバータ基板38は、図に示すように略垂直に配置されている。このインバータ基板38上の発熱部品はファンモータ33により冷却されるものである。 【0022】図5は、インバータ基板38を機器本体に実際に設置された状態で部品面側から見た状態であり、インバータ基板38上にはインバータ回路23を構成する共振コンデンサ24とダンパーダイオード26を内蔵したスイッチング素子25と整流器27と平滑コンデンサ29と分圧抵抗35と分圧抵抗36と商用電源28を接続するための端子A39と端子B40が搭載されている。分圧抵抗35と分圧抵抗36の右側端子はパターンで接続されており同電位となっているが、左側端子はそれぞれ商用電源に接続されている。このインバータ基板38は外装が樹脂成形により構成された樹脂外装基板である。そして分圧抵抗35の上部にはインバータ基板38の外装を形成する樹脂と一体化成形されたリブC44が配置されている。さらに、端子A39の上部にもインバータ基板38の外装を形成する樹脂と一体化成形されたリブD45が配置されている。また、共振コンデンサ24と平滑コンデンサ29に上部にもインバータ基板38の外装を形成する樹脂と一体化成形されたリブE46が配置されている。 【0023】このように構成された炊飯器は、略垂直に設置されたインバータ基板38に、図5に示すように、液体が滴下し短絡経路ができることでトラッキングが発生する電位の異なる部品上部に樹脂外装基板の外装と一体成形したリブC44とリブD45とリブE46を設けているため、液体がインバータ基板38上に滴下しないので端子間を短絡することはなくトラッキングは発生しにくい。 【0024】以上のように本実施例によれば、高電圧が印加される回路が搭載された樹脂外装基板に、液体により短絡されたときトラッキングが発生するような部位の上部にリブを一体成形し、略垂直に設置することにより、液体により短絡されることがなくなり、コーティング剤を塗布しなくても良い。 (実施例3)次に、本発明の第3の実施例について説明する。 【0025】本実施例は、回路構成、本体の部品配置は実施例2と同様であるが、プリント基板上の異なる点を、図6により説明する。図6は、インバータ基板38を機器本体に実際に設置された状態で部品面側から見た状態であり、インバータ基板38上にはインバータ回路23を構成する共振コンデンサ24とダンパーダイオード26を内蔵したスイッチング素子25と整流器27と平滑コンデンサ29が搭載されている。このインバータ基板38は外装が樹脂成形により構成された樹脂外装基板である。41は発熱部品であるスイッチング素子25と整流器27の熱を放熱するための放熱フィンである。47は図1には表示していないが本体の蓋部分に配置された蓋ヒータを駆動するためのトライアックである。 【0026】また、インバータ基板38上の発熱部品である共振コンデンサ24とスイッチング素子25と整流器27と平滑コンデンサ29とトライアック47等は、ファンモータ33が送る風により冷却される。そして、放熱フィン41の上部には、ファンモータ33からの冷却風が平滑コンデンサ29の上部でファンモータ33からは陰にあるトライアック47に当たるように風路を形成したリブF48が配置されており、このリブF48はインバータ基板38の外装を形成する樹脂と一体化成形されている。 【0027】このように構成された炊飯器は、インバータ基板38に、図6に示すように、樹脂外装基板の外装と一体成形した風の流れる向きを変えるリブF48を設けているため、部品の陰に隠れて冷却風が当たらない位置に配置された発熱部品に冷却風を当てることができる。以上のように本実施例によれば、発熱部品を搭載した樹脂外装基板に、風の流れを変えるリブを一体成形することにより、別部品でエアーガイドを作る必要はない。 【0028】(実施例4)次に、本発明の第4の実施例について説明する。図7は、インバータ基板38を機器本体に実際に設置された状態で部品面側から見た状態であり、図8はインバータ基板38のA−B間の断面図である。インバータ基板38上には、インバータ回路23を構成する共振コンデンサ24とダンパーダイオード26を内蔵したスイッチング素子25と整流器27と平滑コンデンサ29と商用電源28を接続するための端子A39と端子B40が搭載されている。このインバータ基板38は外装が樹脂成形により構成された樹脂外装基板である。また、インバータ基板38上の発熱部品である共振コンデンサ24とスイッチング素子25と整流器27と平滑コンデンサ29等は、ファンモータ33が送る風により冷却される。そして、大電流を流す共振コンデンサ24とスイッチング素子25を接続するパターンA49と整流器27と平滑コンデンサ29を接続するパターンB50と端子39と整流器27を接続するパターンC51と端子40と整流器27を接続するパターンD52の基板表面上にこれらのパターンから発生する熱を放熱させるための複数の放熱リブ53が配置されており、このリブ53はインバータ基板38の外装を形成する樹脂と一体化成形されている。 【0029】このように構成された炊飯器は、インバータ基板38に、図7及び図8に示すように、樹脂外装基板の外装と一体成形した放熱用のリブ53を設けているため、パターンに大電流が流れることで発生する熱を効率よく放熱できる。以上のように、本実施例によれば、発熱部品を搭載した樹脂外装基板に、放熱用のリブを一体成形することにより、部品を冷却するための放熱フィンを必要としない。 【0030】なお、本実施例では、パターンの熱を放熱するためのリブについて述べたが、図9に示すように、インバータ基板38に樹脂外装基板の外装と一体成形したスイッチング素子25や整流器27の熱を放熱するための放熱フィン54を設けることにより更にその効果を大なるものとすることができる。 (実施例5)次に、本発明の第5の実施例について説明する。 【0031】図10は、インバータ基板38を機器本体に実際に設置された状態で部品面側から見た状態であり、図11はインバータ基板38のC−D間の断面図である。インバータ基板38上にはインバータ回路23を構成する共振コンデンサ24とダンパーダイオード26を内蔵したスイッチング素子25と整流器27と平滑コンデンサ29が搭載されている。このインバータ基板38は外装が樹脂成形により構成された樹脂外装基板である。41は発熱部品であるスイッチング素子25と整流器27の熱を放熱するための放熱フィンである。また、37は商用電源(図示せず)の電圧を分圧抵抗35と分圧抵抗36とで分圧する分圧抵抗である。そして、平滑コンデンサ29の下部にはインバータ基板38から平滑コンデンサ29を持ち上げるためのリブG55とリブH56が配置されており、このリブG55とリブH56はインバータ基板38の外装を形成する樹脂と一体化成形されている。 【0032】このように構成された炊飯器は、インバータ基板38に、図10及び図11に示すように、樹脂外装基板の外装と一体成形した部品搭載用のリブG55とリブH56を設けているため、インバータ基板38と平滑コンデンサ29の間に分圧抵抗37を搭載できる。以上のように本実施例によれば、樹脂外装基板に、部品搭載用のリブを一体成形することにより、部品を重ねた高集積な実装を可能とする。 【0033】 【発明の効果】以上のように、請求項1、2記載の発明によれば、高電圧が印加される回路が搭載された樹脂外装基板に、液体により短絡されたときトラッキングが発生するような部位にリブを一体成形しているので、液体により短絡されることがなくなり、コーティング剤を不要とすることができ、コーティング剤の塗布工程が不要であり、製造コストの低減を可能にしている。 【0034】また、請求項3記載の発明によれば、高電圧が印加される回路が搭載された樹脂外装基板に、液体により短絡されたときトラッキングが発生するような部位の上部にリブを一体成形し、略垂直に設置しているので、基板上に液体が滴下することがない。したがって低価格で液体がかからないため安全性を確保することができる。 【0035】また、請求項4記載の発明によれば、発熱部品を搭載した樹脂外装基板に、風の流れを変えるリブを一体成形しているので、別部品でエアーガイドを作る必要はない。したがって、部品を追加したり固定する工程が必要ないので、製造コストの低減を可能とし、冷却を必要とする部品に風を当てることができる。更に発熱部品のは位置の制約をなくすこともできる。 【0036】また、請求項5記載の発明によれば、発熱部品を搭載した樹脂外装基板に、放熱用のリブを一体成形しているので、部品を冷却するための放熱フィンを必要としない。したがって、部品を追加したり固定する工程が必要ないので、製造コストの低減を可能とし、冷却を必要とする部品を放熱することのできる。さらに、請求項6記載の発明によれば、樹脂外装基板に、部品搭載用のリブを一体成形しているので、部品を重ねて基板に実装できる。したがって、安価な構成で基板上の部品実装密度を高め、基板を小型化できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)6月20日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】滝本 智之 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−9448 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)1月19日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−164236 |
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