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【発明の名称】 保温ポット
【発明者】 【氏名】安田 光昭

【要約】 【課題】保温ポットに水質改善効果を持たせる。

【解決手段】飲料を収容すべき容器に断熱性を持たせた保温ポットにおいて、容器1に磁石7A、7Bを配する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 飲料を収容すべき容器に断熱性を持たせた保温ポットにおいて、容器に磁石を配したことを特徴とする保温ポット。
【請求項2】 飲料を収容すべき容器に断熱性を持たせた保温ポットにおいて、一対の磁石をそれぞれのN極とS極を対向して容器の壁面に単数又は複数組配したことを特徴とする保温ポット。
【請求項3】 飲料を収容すべき容器に断熱性を持たせた保温ポットにおいて、一対の磁石をそれぞれのN極とS極を対向して容器の壁面に単数又は複数組配すると共に、これらの磁石の磁気が外部へ漏出することを遮断するシールド層を設けたことを特徴とする保温ポット。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は飲料を保温しながら収容する保温ポットに関し、より詳細には水質改善効果を持たせた保温ポットに関する。
【0002】
【従来の技術】飲料を収容すべき容器に断熱性を持たせた保温ポットが広く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種のポットは冷水や湯、或いは茶等の飲料を主に携行のために収容するものであるが、次のような問題があった。
■十分に消毒して使用しないと大腸菌等の雑菌が発生するおそれがある。
■長い間使用していると独特の臭いがしみ込み、これが飲料に付着するおそれがある。
■同様に長い間使用していると内部に水垢や飲料の夾雑物が付着し、内部の奥深く迄はスポンジ等の洗浄具が進入しにくいので、これを除去することが困難である。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は以上の従来技術の問題点を解消した保温ポットを提供することを目的としたものであり、飲料を収容すべき容器に断熱性を持たせた保温ポットにおいて、容器に磁石を配したことを特徴とする。
【0005】磁気の作用により、水のクラスター(分子集団)を小さくして活性化し、水質を改善することは従来公知であり(例えば実公平3−1117号公報)、この発明によればこの磁気の作用により上記の保温ポットに特有の雑菌、異臭、汚れ等が除去されることとなる。
【0006】又、ここでは上記の磁気の作用をより高めるための発明として、次の2つの発明も開示する。尚、これらの発明による作用は発明の実施の形態の項で説明する。飲料を収容すべき容器に断熱性を持たせた保温ポットにおいて、一対の磁石をそれぞれのN極とS極を対向して容器の壁面に単数又は複数組配したことを特徴とする保温ポット。
【0007】飲料を収容すべき容器に断熱性を持たせた保温ポットにおいて、一対の磁石をそれぞれのN極とS極を対向して容器の壁面に単数又は複数組配すると共に、これらの磁石の磁気が外部への漏出を遮断するシールド層を設けたことを特徴とする保温ポット。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の具体的実施例を添付図面に基づいて説明する。図1乃至図2はこの発明の保温ポットの一実施例を示す図である。図中符号1はポットの本体であり、この本体はステンレス製の内壁2とプラスチック製の外壁4の間にプラスチックの発泡体からなる断熱材3を充填した構造からなる。又、図中符号5はこの本体1の開口に嵌入される中栓、同じく6は本体1の上部を覆う外蓋である。
【0009】上記の本体1の壁面には一対の永久磁石7A、7Bが、それぞれのN極とS極を対向して2面に設けられる。そして、この実施例においては上記の一対の永久磁石7A、7Bは本体1の長手方向に間隔を置いて複数組配されている。尚、この場合、隣接する一対の永久磁石7A、7Bの組同士は互いに磁界が干渉しないように、所要の間隔をとらなければならない。
【0010】いうまでもなく、上記の永久磁石7A、7Bの磁力は強いことが望ましく、ここでは3000ガウスの磁石を一対あて、3組使用している。
【0011】又、磁石は上記のように2面に限られず、例えば図3に示すように、一対の永久磁石7A、7Bと直交して更に一対の永久磁石8A、8B(但し8Bについて図示せず)をそれぞれ対向して4面に設けても、或いはそれ以上の面に設けてもよいことは勿論である。
【0012】以上の実施例においては、ポットに例えば水を収容し、ポットを振るなどの振動が与えられることにより、壁面に対向して配された磁石のN極とS極の磁場を電気伝導性を有する流体である水が横切ることとなり、電子励起作用が生じ、電気エネルギーが発生することとなる。この場合、磁極を通過した際、水中のイオンがl80°反対の方向に急激に移動するため、水のクラスターが分裂して小さくなる作用を生じる。そして、磁力によりマイナスイオン(塩素イオン、酸素イオン)はプラス極へ、プラスイオン(水素イオン)はマイナス極へと一斉に飛び散り、磁気の電気エネルギーの刺激を受けて完全なプラスマイナスを持ったイオンに変化する。酸素は磁気に対してすがろうとする牲質を持ち、水素は磁気に対して離れよううとする性質を持っているので、磁気を通すことにより、水は分裂し小さなクラスターになり軟水となる。以上の作用より、水は軟水化し、溶解力の高い水になるので夾雑物や雑菌は自然に溶解していく。
【0013】尚、以上の作用を高めるためにより強い磁気をポット内に取り入れるために、ここでは磁石の磁気が外部へ漏出することを遮断するシールド層を設ける構成も開示する。このような構成を採用することにより、磁石の磁気はシールド層により共鳴しより強い磁気を得られることとなる。この場合、ここではポットの外壁4を磁気シールド作用のあるものとすることによりシールド層としている。磁気シールド作用のあるものとしては、例えばポットの外壁4を非鉄金属に亜鉛メッキを施したものとすること等が挙げられる。
【0014】次に図4は磁石を以上の実施例とは異なる箇所にも設けた例を示すものであり、ここでは底面に磁石9を設けている。
【0015】
【発明の効果】以上の構成よりなるこの発明は次の特有の効果を奏する。
■この種のポットは飲料を携行することを前提としているので、携行による振動により内部の飲料が磁石に対し相対的に移動することとなり、磁化作用が生じ水質の改善効果が生じる。
【0016】■その結果、大腸菌等の雑菌が発生を防止する効果が得られる。
■その結果、異臭の発生を防止する効果が得られる。
■その結果、内部に水垢や飲料の夾雑物が付着しにくい効果が得られる。
【出願人】 【識別番号】597090963
【氏名又は名称】株式会社プロスハート
【出願日】 平成9年(1997)6月13日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】神保 欣正
【公開番号】 特開平11−4772
【公開日】 平成11年(1999)1月12日
【出願番号】 特願平9−171241