| 【発明の名称】 |
炊飯器 |
| 【発明者】 |
【氏名】青木 豊
【氏名】鈴木 義生
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| 【要約】 |
【課題】外蓋内側に部品を固定をするための構成を簡単にする。
【解決手段】内蓋20を保持するための内蓋軸21が外蓋軸11と蓋ヒータカバー31とにより外蓋10下面に固定される。そして、この内蓋軸21の中心には蓋サーミスタ40を固定するための貫通孔21aが軸方向に形成され、蓋サーミスタ40は内蓋軸21の貫通孔21aの上方からOリング41を介して挿入され、その温度検出部分40aを内蓋軸21の下端に露出した状態で貫通孔21aの内壁により固定される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 米、水を収納する釜と、上記釜を収納する外胴と、上記外胴の蓋をする外蓋と、上記釜の蓋をする内蓋と、上記内蓋の中心孔に挿通して該内蓋を上記外蓋の内側に保持する内蓋保持軸と、釜内の温度を検出する温度検出素子とを備えた炊飯器において、上記内蓋保持軸の中心を軸方向に貫通する貫通孔を形成し、上記温度検出素子を該貫通孔の内壁に固定することを特徴とする炊飯器。 【請求項2】 上記内蓋保持軸を上記外蓋に固定する固定部材を備え、該固定部材を該外蓋の下面に固着したことを特徴とする炊飯器。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は炊飯器に関する。 【0002】 【従来の技術】従来から、釜内温度を検出するための蓋サーミスタを外蓋の内側に備えた炊飯器が知られている。一般にこのような炊飯器には、保温加熱のための蓋ヒータが設けられ、外蓋の内側で蓋ヒータカバーに覆われて収納保持されている。この蓋ヒータカバーは、外蓋を貫通する外蓋軸に吊り下げ固定される。蓋サーミスタはこの蓋ヒータカバー内に収納される場合が多いが、温度検出の精度の低下を防ぐため、蓋サーミスタの温度検出部分を釜内に露出させた構造のものも知られている。このような構造では、棒状の温度検出部を形成する蓋サーミスタをサーミスタ固定用樹脂に貫通させて固定し、そのサーミスタ固定用樹脂をパッキンを挟んで蓋ヒータカバー上面に固定し、蓋ヒータカバー下面に取付けられた筒状の内蓋軸から蓋サーミスタの下端を露出させていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述したような構造では部品点数が多くなり、製造コストが高くなってしまうといった問題があった。また、外蓋軸が外蓋を貫通して設けられることにより、外部からの水の侵入を防ぐための構成が必要になるだけでなく、外蓋外面の塗装時には外蓋軸の露出部も塗装しなければならず、製造コストが高くなってしまうといった問題があった。本発明の炊飯器は上記課題を解決し、外蓋内側に部品を固定する構成を簡単にすることを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発明の請求項1記載の炊飯器は、米、水を収納する釜と、上記釜を収納する外胴と、上記外胴の蓋をする外蓋と、上記釜の蓋をする内蓋と、上記内蓋の中心孔に挿通して該内蓋を上記外蓋の内側に保持する内蓋保持軸と、釜内の温度を検出する温度検出素子とを備えた炊飯器において、上記内蓋保持軸の中心を軸方向に貫通する貫通孔を形成し、上記温度検出素子を該貫通孔の内壁に固定することを要旨とする。 【0005】上記課題を解決する本発明の請求項2記載の炊飯器は、請求項1記載の炊飯器において、上記内蓋保持軸を上記外蓋に固定する固定部材を備え、該固定部材を該外蓋の下面に固着したことを要旨とする。 【0006】上記構成を有する本発明の請求項1記載の炊飯器は、内蓋の中心孔に挿通して内蓋を外蓋の内側に保持する内蓋保持軸を備える。この内蓋保持軸の中心には軸方向に貫通孔を形成し、釜内の温度を検出する温度検出素子を貫通孔の内壁に固定する。このように、内蓋保持軸により内蓋を保持するだけでなく、温度検出素子も固定する。 【0007】上記構成を有する本発明の請求項2記載の炊飯器は、内蓋保持軸を外蓋に固定する固定部材を外蓋下面に固着する。そのため、固定部材を外蓋外面に露出しない。尚、固定部材は1部品に限らず、2以上の部品により構成されるものであってもよい。 【0008】 【発明の実施の形態】以上説明した本発明の構成・作用を一層明らかにするために、以下本発明の炊飯器の好適な実施例について説明する。図1は、本発明の一実施例としての炊飯器の蓋部分の構成を表わす断面図である。この炊飯器の蓋部分は、側面のケーシングを形成する外胴(図示せず)の上部を開閉するもので、上面のケーシングを形成する外蓋10の内側に釜1の蓋となる内蓋20を着脱可能に備え、また保温加熱のための蓋ヒータ30及び釜内温度の検出のための蓋サーミスタ40を備える。 【0009】外蓋10の下面中心部分には、雄ネジを形成した外蓋軸11が溶接により固着される。この外蓋軸11は、図2に示すように外蓋10下面との接触面にリング状の突起11aを形成しており、プロジェクション溶接により固着しているため、溶接作業が簡単でなおかつ強度が高い。そして、外縁にパッキン31aを備え上面で蓋ヒータ30を保持する蓋ヒータカバー31を、外蓋軸11にナット12にて締め付け固定する。更に、内蓋20を保持するための樹脂製の内蓋軸21を、Oリング32を挟んで蓋ヒータカバー31にビス止め固定する。このように、内蓋軸21は外蓋軸11と蓋ヒータカバー31とにより外蓋10下面に固定される。また、この内蓋軸21の中心には蓋サーミスタ40を固定するための貫通孔21aが軸方向に形成される。そして、蓋サーミスタ40は内蓋軸21の貫通孔21aの上方からOリング41を介して挿入され、その温度検出部分40aを内蓋軸21の下端に露出した状態で貫通孔21aの内壁に固定される。また、内蓋軸21には内蓋20が着脱自在に保持される。内蓋20は中心に形成した中心孔の内縁に内蓋ゴム20aを備え、内蓋ゴム20aの弾性変化により内蓋軸21の外面段差部21bに係合する。 【0010】このように外蓋軸11を外蓋10下面から固着するといった構成により、外蓋10の外面に孔を空けないため外蓋10外面に滴下された水に対してシールする構成が必要ない。また外蓋10外側に露出する部品がないため外蓋10の塗装を容易に行なうことができ、製造コストを低減させることができる。更に、内蓋20を保持するための内蓋軸21に蓋サーミスタ40を固定することで、蓋サーミスタ40の位置を固定するための専用部品を設ける必要がないため部品点数を少なくすることができる。加えて、蓋サーミスタ40の温度検出部分を釜1内に露出させて釜内温度を検出するため、温度検出の精度を高くすることができる。 【0011】以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。 【0012】 【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1記載の炊飯器によれば、内蓋を保持するための内蓋保持軸に温度検出素子を固定することで、温度検出素子の位置を固定するための専用部品を設ける必要がないため、部品点数を少なくして製造コストを低減させることができる。また、内蓋保持軸の下端は釜内に露出しており、この内蓋保持軸を軸方向に貫通する貫通孔に温度検出素子を固定することで、釜内の温度を直接的に検出することができるため、温度検出の精度を高くすることができる。 【0013】更に、本発明の請求項2記載の炊飯器によれば、固定部材を外蓋外面に露出させない構成により、外蓋に孔を空けないため外蓋外面からの水に対してシールする構成が必要なく、また外蓋外側に露出する部品がないため外蓋の塗装が容易となり、製造コストを低減させることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000112015 【氏名又は名称】パロマ工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)6月9日 |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開平11−264 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)1月6日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−167981 |
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