| 【発明の名称】 |
カーテン開閉システム |
| 【発明者】 |
【氏名】角野 宏行
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| 【要約】 |
【課題】寝たきりや重病の患者自身がその場で簡単にカーテンを開閉することができるカーテン開閉システムを提供することにある。
【解決手段】カーテンレール3に吊下げ金具4を走行自在に装着し、その吊下げ金具4に垂下保持されたカーテン1を自動的に開閉するカーテン開閉システムであって、カーテンレール3に沿って走行可能に配設され、リモコン操作により駆動可能な自走式駆動ユニット8を、カーテン1の先頭に位置する吊下げ金具4に連結する。具体的には、カーテンレール3に平行に走行レール9及び電源レール12a,12bを付設し、自走式駆動ユニット8に設けられた給電用接点11a,11bを電源レール12a,12bと摺接させることにより電源電圧を供給し、自走式駆動ユニット8に設けられたローラ10を走行レール9に配置して電源電圧により回転駆動させる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 カーテンレールに吊下げ金具を走行自在に装着し、その吊下げ金具に垂下保持されたカーテンを自動的に開閉するカーテン開閉システムであって、前記カーテンレールに沿って走行可能に配設され、リモコン操作により駆動可能な自走式駆動ユニットを、前記カーテンの先頭部位又は先頭に位置する吊下げ金具に連結したことを特徴とするカーテン開閉システム。 【請求項2】 前記カーテンレールに平行して走行レールを付設し、その走行レール上で自走式駆動ユニットに軸支されたローラを駆動源により正逆回転させることにより自走式駆動ユニットをカーテンレールに沿って移動させ、自走式駆動ユニットに連結されたカーテンを牽引することを特徴とする請求項1記載のカーテン開閉システム。 【請求項3】 前記走行レールに給電用電源レールを並設し、自走式駆動ユニットに設けられた給電用接点を電源レールと摺接させることにより、電源レールから給電用接点を経て、自走式駆動ユニットのローラを回転させる駆動源に電源電圧を供給することを特徴とする請求項2記載のカーテン開閉システム。 【請求項4】 前記カーテンレールは、曲成部を有することを特徴とする請求項1又は2記載のカーテン開閉システム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はカーテン開閉システムに関し、例えば、病室内のベッド間仕切り用カーテンをリモコン操作により自動的に開閉するためのカーテン開閉システムに関する。 【0002】 【従来の技術】例えば、病室内に設置されたベッド間仕切り用カーテンは、ベッド上方の天井にそのベッドを囲むようにカーテンレールが配設され、そのカーテンレールに吊下げ金具を介して垂下保持されているのが一般的である。この種のカーテンは、患者本人や看護婦が必要に応じて手動で開閉しているのが通常である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、患者が寝たきりや重病人であったりすると、ベッドから起き上がってカーテンを手動で開閉することが困難な場合があり、カーテンを開閉するたびに看護婦を呼ぶことも煩わしいのが現状であった。このような状況は、ベッド間仕切り用カーテンに限らず、他の窓に設けられたカーテンなどについても同様である。 【0004】そこで、本発明は前述した問題点に鑑みて提案されたもので、その目的とするところは、例えば寝たきりや重病の患者自身がその場で簡単にカーテンを開閉することができるカーテン開閉システムを提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するための技術的手段として、カーテンレールに吊下げ金具を走行自在に装着し、その吊下げ金具に垂下保持されたカーテンを自動的に開閉するカーテン開閉システムであって、前記カーテンレールに沿って走行可能に配設され、リモコン操作により駆動可能な自走式駆動ユニットを、前記カーテンの先頭部位又は先頭に位置する吊下げ金具に連結したことを特徴とする。 【0006】本発明では、例えば寝たきりや重病の患者自身がリモコンによる遠隔操作でもって自走式駆動ユニットをカーテンレールに沿って走行させることにより、カーテンを簡単に開閉させることができる。 【0007】本発明では、カーテンレールに平行して走行レールを付設し、その走行レール上で自走式駆動ユニットに軸支されたローラを駆動源により正逆回転させることにより自走式駆動ユニットをカーテンレールに沿って移動させ、自走式駆動ユニットに連結されたカーテンを牽引する構造とすれば、カーテンの走行経路を自由に設定することができる。 【0008】また、走行レールに給電用電源レールを並設し、自走式駆動ユニットに設けられた給電用接点を電源レールと摺接させることにより、電源レールから給電用接点を経て、自走式駆動ユニットのローラを回転させる駆動源に電源電圧を供給する構造とすれば、自走式駆動ユニットから電源コードを引きずらないので、その駆動ユニットの円滑走行が実現容易となる。 【0009】尚、本発明は、例えば病室内に設置されたベッド間仕切り用カーテンのようにベッドを囲むような形状で、曲成部を有するカーテンレールに適用するのが好適である。 【0010】 【発明の実施の形態】本発明に係るカーテン開閉システムの実施形態を以下に詳述する。 【0011】この実施形態は、例えば病室内に設置されたベッド間仕切り用カーテンに適用したものである。このベッド間仕切り用カーテン1の取付構造は、図5及び図6に示すようにベッド2の上方で天井にそのベッド2を囲むようにカーテンレール3が配設され、そのカーテンレール3にカーテン1が吊下げ金具4を介して垂下保持される。このカーテンレール3は、例えばアルミ又はアルミ合金などの金属部材を引抜き成形及び曲げにより所定の断面形状に成形したもので、ベッド2を囲撓する形状をなすため、直線部3aと曲成部3bとからなる平面ほぼ矩形状を有する。 【0012】カーテン開閉システムは、図1乃至図3に示すような開閉機構を具備する。まず、カーテンレール3は、下方に向けて開口溝5を形成した断面ほぼコ字状をなし、一方、吊下げ金具4は、上端にローラ6を回転自在に軸支し、その下端をカーテンレール3の開口溝5から下方へ導出させて垂下保持したもので、ローラ6をカーテンレール3の開口溝5の側縁に載置することにより走行可能な状態を維持する。このカーテンレール3に多数個の吊下げ金具4を装着し、各吊下げ金具4にカーテン1の上辺部から延びるフック7を引掛け係止することにより、カーテンレール3に吊下げ金具4を介してカーテン1を垂下保持することができる。 【0013】また、リモコン操作により駆動可能な自走式駆動ユニット8をカーテン1の先頭部位に位置する吊下げ金具4にアーム17で連結してカーテンレール3に沿って走行可能な構造とする。 【0014】具体的には、自走式駆動ユニット8に回転自在に軸支されたローラ10が載置される走行レール9をカーテンレール3に平行して一体的に付設する。この走行レール9も、カーテンレール3の成形と共に、例えばアルミ又はアルミ合金などの金属部材を引抜き成形及び曲げにより所定の断面形状に成形される。尚、走行レール9は、カーテンレール3と別体で形成することも可能である。また、前述したローラ10は、ゴムその他の樹脂製のものや、金属部材に樹脂を被覆したものが適用可能であり、この種の構造とすることにより、走行時の騒音発生を抑制することが可能である。 【0015】この走行レール9は、自走式駆動ユニット8の上部ローラ10aが走行する走行面が鉛直上方を向く上部レール9aと、駆動ユニット8の下部ローラ10bが走行する走行面が鉛直下方を向く下部レール9bとからなる。また、上部レール9aの下面及びそれと対向する下部レール9bの上面とに駆動ユニット8の給電用接点11a,11bが接触する電源レール12a,12bを付設する。尚、電源レール12a,12bは、絶縁材(図示せず)を介在させることにより走行レール9の上部レール9a、下部レール9b及びカーテンレール3と電気的に絶縁された構造を有する。 【0016】一方、自走式駆動ユニット8の上部ローラ10a及び下部ローラ10bは、正逆回転自在に軸支され、いずれか一方がモータ等の駆動源に連結されて他方がフリーな状態となっている。上部ローラ10aは走行レール9の上部レール9a上を走行し、下部ローラ10bは走行レール9の下部レール9b上を走行する。また、駆動ユニット8は、電源レール12a,12bと摺接する給電用接点11a,11bを有し、この給電用接点11a,11bを介して電源レール12a,12bから供給される電源電圧により駆動源を作動させて上部ローラ10a及び下部ローラ10bを回転させる。 【0017】駆動ユニット8は、図4に示すように給電用接点11a,11bから入力される電源電圧により上部ローラ10a及び下部ローラ10bを正逆回転させるモータ等の駆動源13を制御する制御回路14と、ワイヤレス方式のリモコン15から送信されてくる伝送信号を受信する受信回路16とで構成される。 【0018】ベッド上の患者は、リモコン操作によりそのリモコン15からオン/オフ信号を駆動ユニット8の受信回路16に送信し、その受信回路16で受信されたオン/オフ信号を制御回路14へ入力する。制御回路14では、受信回路16からのオン/オフ信号により制御信号を生成し、その制御信号により駆動源13を作動させて上部ローラ10a及び下部ローラ10bとを正回転又は逆回転させる。 【0019】この上部ローラ10a及び下部ローラ10bを上部レール9a及び下部レール9b上で走行させることにより駆動ユニット8をカーテンレール3に沿って移動させ、その駆動ユニット8に連結されたカーテン1の先頭部位を牽引することによりカーテン1を開閉する。 【0020】尚、このカーテン1の開閉時、カーテン1が開閉移動端位置に達した場合や開閉途中に引っ掛かった場合などには所定時間(秒)経過した時点で駆動ユニット8を停止させるオーバーロード管理を行う。また、駆動ユニット8をオフ状態に設定しておけば、カーテン1を手動で開閉させることも可能である。 【0021】 【発明の効果】本発明によれば、カーテンレールに沿って走行可能に配設され、リモコン操作により駆動可能な自走式駆動ユニットを、カーテンの先頭部位又は先頭に位置する吊下げ金具に連結する。具体的には、カーテンレールに平行に走行レール及び電源レールを付設し、自走式駆動ユニットに設けられた給電用接点を電源レールと摺接させることにより電源電圧を供給し、自走式駆動ユニットに設けられたローラを走行レールに配置して電源電圧により回転駆動させるようにしたから、カーテンレールが曲成部を有する場合でも、自走式駆動ユニットがカーテンレールに沿って自由に走行させることができる。従って、例えば寝たきりや重病の患者自身がその場で簡単にカーテンを開閉することができるのでその実用的価値は大きい。
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| 【出願人】 |
【識別番号】598073109 【氏名又は名称】株式会社クリエイティブファクトリーポッシュ
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)6月3日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】江原 省吾 (外3名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−342068 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)12月14日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−154647 |
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