| 【発明の名称】 |
カーテンレール用ブラケット |
| 【発明者】 |
【氏名】稲葉 正
【氏名】伊東 栄治
【氏名】椎名 宣博
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| 【要約】 |
【課題】色調と外観をカーテンレールとインテリアの意匠に容易に調和させることができるブラケットを提供する。
【解決手段】ブラケットの本体(2)がカーテンレール(3)を支持したときに上方と前方から見える本体の部分をすべて覆う硬質合成樹脂製成形品の上カバー(1)を本体に脱着自在に取り付けた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ブラケットの本体(2)がカーテンレール(3)を支持したときに上方と前方から見える前記本体の部分を略すべて覆う硬質合成樹脂製成形品の上カバー(1)を前記本体に脱着自在に取り付けたことを特徴とするカーテンレール用ブラケット。 【請求項2】 上カバー(1)は上板部(11)と左右の側板部(12)とからなる半殻体であることを特徴とする請求項1記載のカーテンレール用ブラケット。 【請求項3】 左右の側板部(12)の下縁に内方に折れる爪部(13)を一体に形成し、前記爪部の左右の間隙を本体(2)の底部(22)の左右幅より少し狭くしたことを特徴とする請求項2記載のカーテンレール用ブラケット。 【請求項4】 本体(2)のカーテンレール(3)を脱着させる突起(24)を上カバー(1)の下面から突出させて、前記上カバーを前記本体に取り付けたまま前記カーテンレールを前記本体に脱着可能としたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のカーテンレール用ブラケット。 【請求項5】 左右の一方の側板部(12)の下縁に本体(3)の底部(22)をすっぽり下から覆う下カバー(14)を回動可能に接続し、前記下カバーの他側と他方の側板部の下縁に相互に弾性的に脱着可能な係合部(17、18)を設けたことを特徴とする請求項2記載のカーテンレール用ブラケット。 【請求項6】 左右の一方の側板部(12)の下縁に薄肉部(16)を介して下カバー(14)の一側を接続したことを特徴とする請求項5記載のカーテンレール用ブラケット。 【請求項7】 左右の側板部(12)にカーテンレール(3)を脱着するために必要な切欠き(15)を設けたことを特徴とする請求項2ないし6のいずれか1つに記載のカーテンレール用ブラケット。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はカーテンレール用ブラケットに関する。 【0002】 【従来の技術】カーテンレール用ブラケットはプレス加工された金属製品であり、カーテンレール等に色調を合わせるためには、塗装を施さなければならなかった。又、インテリアと外観を調和させるためには、プレス加工の金型を変更しなければならなかった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ブラケットに塗装を施したり、プレス加工の金型を変更したりすることは、コストを増大させるという問題があった。本発明はこの問題を解決するためになされたものであり、その課題は、塗装を施したり、金型を変えたりしなくても、色調をカーテンレール等に合わせることも、外観をインテリアに調和させることもできるカーテンレール用ブラケットを提供することにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため、本発明が採用する手段は、カーテンレールを支持したブラケットの金属製品本体の少なくとも上と前から見える部分を略すべて覆う上カバーを本体に脱着自在に取り付けたことにある。上カバーは本体の前方と上方をすっぽり覆う上板部と本体の左右を覆う側板部とからなり、壁面とカーテンレールの後面により上カバーの前後位置を規定する。残る本体の下側を覆う下カバーは上カバーにヒンジ止めすることが望ましい。 【0005】下カバーを設けないときは、上カバーの左右側板の下縁に内向きの爪部を設け、左右の爪部の間隙を本体底面の外幅よりわずかに小さくし、上からワンタッチで弾性的に取り付けることが可能であり、一度取り付けると、この爪部により上カバーが上に持ち上げられて本体から外れないようにすることが望ましい。カーテンレールを本体に脱着させる本体の突起を上カバーの下面よりも下方に延長し、上カバーを取り付けたまま突起を操作してカーテンレールを本体に脱着することができるようにすることが好ましい。 【0006】下カバーを設けるときは、下カバーの左右の一方の側板部を上カバーにヒンジ止めし、他方の側板部を上カバーに脱着可能に掛け止めし、上下カバーがブラケットから外れないようにする。上下のカバーは弾性を有する合成樹脂成形品とし、その色調はカーテンレールの色調と同じものを、形状はインテリアと調和するものをそれぞれ多種類用意しておくことが好ましい。 【0007】 【発明の実施の形態】本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。第1実施例は図1及び図2の平面図及び正面図に示すように、上面及び前面から見ると、硬質合成樹脂成形品の上カバー1の上板部11とカーテンレール3が見えるだけであり、本体はほとんど見えない。又、図3の側面図に示すように、側面から見ると、主に見えるのは上カバー1の側板部12とカーテンレール3であり、本体2はわずかに上カバー1の下から突出する突起24とカーテンレール3内にある支持部21が見えるだけである。しかし、図4の底面図に示すように、下から見ると、上カバー1とカーテンレール3により三方を囲まれた本体2の底部22がよく見える。又、図5の背面図に示すように、背面から見ると、上カバー1の上板部11と左右の側板部12に囲まれた本体2の背面部23がよく見える。 【0008】図4及び図5に示すように、上カバー1は本体2に上からすっぽりとかぶさり、両側板部12は本体2の突起24を除く底部22より少し長く垂下し、そこから内側に折れて爪部13を形成する。左右の爪部13の間隙は底部22の左右幅よりもわずかに小さいので、上カバー1を本体2にかぶせるときは、爪部13が本体2の底部22より下がるまで、左右の側板部12は少し弾性的に開く。しかし、上カバー1を本体2にかぶせきると、パチンと音がして爪部13は元に戻るから、上カバー1を持ち上げる力が作用しても爪部13が上カバー1の本体2からの外れを防止する。 【0009】上カバー1は図6の縦断面図に示すように、上板部11とその左右の側板部12からなり、底面と背面が開放する半殻体である。上カバー1はブラケットの本体2がカーテンレール3支持する前であれば、上方と前方の2方向のいずれからでも本体2に取り付けることができるので、ブラケットの位置が天井近くであっても上カバー1を本体2にかぶせることができる。しかし、本体2がカーテンレール3を支持した後は、上方からしか取り付けることはできない。 【0010】本体2の突起24はカーテンレール3を本体2に脱着するときに操作するものであり、この突起24は上カバー2から下方に突出するので、上カバー1を本体2に取り付けたままの状態でカーテンレール3を自由に脱着することができる。本体2に取り付けた上カバー1は前後位置を壁面とカーテンレール3により規制され、上下位置は上板部11と爪部13により規制されるから、姿勢は安定する。 【0011】上カバー1は金属製の本体2とは異なり、安価に製造することが可能であるから、ブラケットが支持する各種のカーテンレールとインテリアに合わせて多種類の色調と形状の上カバーをあらかじめ用意しておけば、ユーザーの要望する色調と意匠のものを即納することができる。 【0012】 【実施例】図7に側面図を示す第2実施例は本体2が2本のカーテンレール3を支持するブラケットであり、第1実施例と同様に側面からは主として上カバー1とカーテンレール3が見え、本体2は2つの突起24と支持部21が見えるだけである。側板部12は上カバー1の外れを防止する爪部13を2個前後に有する。又、各側板部12の中央に後方のカーテンレール3を脱着するために必要な切欠き15を有する。上記以外の構成及び効果は第1実施例と同じである。 【0013】図8の底面図に示すように、第3実施例は下から見ると、カーテンレール3と下カバー14が見えるだけで、ブラケットの本体は全く見えない。この第3実施例の下カバー14は、前記実施例の爪部13に代わるものであり、図9の側面図及び図10の背面図に示すように、本体2の突起24を含む底面部22を下から覆う曲板体である。下カバー14は左右の一側において、薄肉部16を介して上カバー1の一側の側板部12と連結し、薄肉部16を中心に少なくとも半回転することができる。下カバー14は他側に凸部17を有し、この凸部17は上カバー1の他側の側板部12に設けた凹部18に弾性的に脱着可能に嵌合する。第3実施例の上記以外の構成及び効果は第1実施例のものと同じである。 【0014】 【発明の効果】上記のとおり、本発明のブラケットは、色調も外観も変更することが困難な金属板製の本体に、安価に製造できる合成樹脂製の上カバーを取り付け、少なくとも上方及び前方からは上カバーとカーテンレールのみが見え、本体は固定用ねじを含めほとんど見えなくなるから、上カバーの色調を含む意匠をカーテンレールとインテリアに合わせてブラケット全体の意匠性を容易に向上することができるという効果を奏する。又、この上カバーはカーテンレールを本体が支持する前であれば、前方からも本体に取り付けることができるから、ブラケットが天井に接する位置にあっても使用することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000109923 【氏名又は名称】トーソー株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)4月2日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】川上 肇
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| 【公開番号】 |
特開平11−285439 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)10月19日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−89667 |
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