トップ :: A 生活必需品 :: A47 家具;家庭用品または家庭用設備;コ−ヒ−ひき;香辛料ひき;真空掃除機一般




【発明の名称】 日射遮蔽材の吊下装置及び経木すだれの吊下装置
【発明者】 【氏名】阿保 晴也

【要約】 【課題】取付作業を容易に行い得る日射遮蔽材の吊下装置を提供する。

【解決手段】枠体を主枠4と補助枠5とで構成し、主枠4には昇降装置6,7を取着し、補助枠5には日射遮蔽材2を吊下支持し、主枠4及び補助枠5には該補助枠5を主枠4に掛止めするための掛止め手段9,10を設けた。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 枠体から日射遮蔽材を吊下支持するとともに、該枠体に日射遮蔽材を昇降する昇降装置を設けた日射遮蔽材の吊下装置において、前記枠体を主枠と補助枠とで構成し、前記主枠には前記昇降装置を取着し、前記補助枠には前記日射遮蔽材を吊下支持し、前記主枠及び補助枠には該補助枠を主枠に掛止めするための掛止め手段を設けたことを特徴とする日射遮蔽材の吊下装置。
【請求項2】 前記主枠には上方に突出する係止片を形成し、前記補助枠には前記係止片に掛止め可能とする係止部を設けて、前記掛止め手段としたことを特徴とする請求項1記載の日射遮蔽材の吊下装置。
【請求項3】 前記主枠に前記補助枠を掛止めした状態における該主枠及び補助枠の対向面には、該対向面を互いに接着する接着手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の日射遮蔽材の吊下装置。
【請求項4】 すだれバランスを支持する補助枠にすだれ材を支持し、前記すだれ材を昇降するための昇降装置を備えた主枠と前記補助枠には、該補助枠を主枠に掛止めするための掛止め手段を設けたことを特徴とする経木すだれの吊下装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、経木すだれ、たくし上げカーテン等を吊下支持する吊下装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、家屋の窓等に設置されて、室内への採光量を調節する日射遮蔽装置の一種類として、経木すだれがある。経木すだれの一種類として、窓枠等に固定される主枠からすだれ材が吊下支持され、主枠に回転可能に支持された巻取軸で昇降コードを巻き上げ、あるいは巻き戻すことによりすだれ材を昇降可能としたものがある。このような経木すだれには、室内側の視界から主枠を覆い隠すために、同主枠の前方位置にすだれ材と同一材で構成されるすだれバランスが吊下支持される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような経木すだれでは、主枠に巻取軸が回転可能に支持されるとともに、すだれ材が吊下支持される。また、すだれバランスは補助枠から吊下支持され、その補助枠が前記主枠に取着される。
【0004】このような経木すだれを窓枠等に取着するには、巻取軸及びすだれ材を支持した主枠を窓枠に固定し、次いで補助枠を主枠に固定している。ところが、巻取軸及びすだれ材を支持した主枠は重量が嵩むため、一人の作業者で窓枠等に容易に取着することはできず、その取付作業が煩雑となる。
【0005】この発明の目的は、取付作業を容易に行い得る日射遮蔽材の吊下装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1では、枠体から日射遮蔽材を吊下支持するとともに、該枠体に日射遮蔽材を昇降する昇降装置を設けた日射遮蔽材の吊下装置において、前記枠体を主枠と補助枠とで構成し、前記主枠には前記昇降装置を取着し、前記補助枠には前記日射遮蔽材を吊下支持し、前記主枠及び補助枠には該補助枠を主枠に掛止めするための掛止め手段を設けた。
【0007】請求項2では、前記主枠には上方に突出する係止片を形成し、前記補助枠には前記係止片に掛止め可能とする係止部を設けて、前記掛止め手段とした。請求項3では、前記主枠に前記補助枠を掛止めした状態における該主枠及び補助枠の対向面には、該対向面を互いに接着する接着手段を設けた。
【0008】請求項4では、すだれバランスを支持する補助枠にすだれ材を支持し、前記すだれ材を昇降するための昇降装置を備えた主枠と前記補助枠には、該補助枠を主枠に掛止めするための掛止め手段を設けた。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に示す経木すだれは、図2に示す枠体1からすだれ材2及びすだれバランス3が吊下支持される。前記枠体1は、取付ブラケット(図示しない)を介して窓枠等に取着される主枠4と、補助枠5とから構成される。前記主枠4には巻取軸6が回転可能に支持され、その巻取軸6から少なくとも2本の昇降コード7が吊下支持される。
【0010】前記昇降コード7は、すだれ材2に上下方向に複数個取着された案内環に挿通され、その下端がすだれ材2の下端部に取着されている。前記主枠4の一端には操作コード8が垂下され、その操作コード8の操作により、巻取軸6を回転駆動可能となっている。従って、操作コード8の操作に基づいて、昇降コード7を巻き上げ、あるいは巻き戻すことにより、すだれ材2を昇降可能となっている。
【0011】前記主枠4の前部には、上方に突出する係止片9が形成される。前記補助枠5の後部には、前記係止片9に掛止め可能とするように断面鉤型に屈曲された係止部10が形成される。そして、係止片9に係止部10を掛止めすることにより、補助枠5が主枠4に支持される。
【0012】前記補助枠5を主枠4に掛止めした状態における同補助枠5及び主枠4の対向面には、それぞれ面ファスナー11a,11bが貼着され、補助枠5を主枠4に掛止めした状態では、面ファスナー11a,11bが接着されて、主枠4に対する補助枠5のずれ及びがたつきが防止される。面ファスナー11a,11bは、主枠4及び補助枠5の全長にわたって設ける必要はない。
【0013】前記補助枠5の前面下部には第一の取付溝12が形成され、その第一の取付溝12には前記すだれ材2の上端部が掛止めされている。前記補助枠5の前面上部には第二の取付溝13が形成され、その第二の取付溝13には前記すだれバランス3の上端部が掛止めされている。
【0014】このように構成された経木すだれを窓枠に取着するには、まず主枠4を窓枠に取付ブラケットを介して取着する。次いで、図3に示すようにすだれ材2及びすだれバランス3が掛止めされた補助枠5の係止部10を主枠4の係止片9に掛止めする。
【0015】すると、図2に示すように、面ファスナー11a,11bが互いに接着された状態で、補助枠5が主枠4に支持される。そして、巻取軸6から垂下される昇降コード7をすだれ材2の案内環に挿通するとともに、同昇降コード7の下端をすだれ材2の下端部に取着すれば、この経木すだれの設置作業が終了する。
【0016】このように構成された経木すだれでは、次に示す作用効果を得ることができる。
(イ)主枠4にはすだれ材2は支持されず、巻取軸6のみが支持されているので、主枠4は軽量であり、窓枠に容易に取着することができる。
(ロ)窓枠に取着された主枠4に対し、あらかじめすだれ材2及びすだれバランス3を取着した補助枠5を掛止めすることにより、主枠4に対しすだれ材2及びすだれバランス3を容易に取着することができる。
(ハ)主枠4に掛止めされた補助枠5は、面ファスナー11a,11bにより主枠4に自動的に接着されて、主枠4に対するずれ及びがたつきが確実に防止される。
【0017】なお、上記経木すだれは次のような構成とすることもできる。
(1)前記面ファスナー11a,11bに代えて、両面テープあるいは磁石等の接着手段を使用すること。
(2)係止片9及び係止部10を上記以外の形状として、補助枠5を主枠4に係合可能とすること。
【0018】また、上記のように補助枠5を主枠4に掛止めする構成は、たくし上げカーテンのカーテン生地を支持する構成として実施することもできる。上記実施の形態に記載された前記請求項以外の技術的思想をその効果とともに以下に記載する。
(1)請求項4において、前記主枠には上方に突出する係止片を形成し、前記補助枠には前記係止片に掛止め可能とする係止部を設けて、前記掛止め手段とした。補助枠を主枠に容易に掛止めすることができる。
(2)請求項4において、前記主枠に前記補助枠を掛止めした状態における該主枠及び補助枠の対向面には、該対向面を互いに接着する接着手段を設けた。主枠に対する補助枠のずれ及びがたつきを防止することができる。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は取付作業を容易に行い得る日射遮蔽材の吊下装置を提供することができる。
【出願人】 【識別番号】000250672
【氏名又は名称】立川ブラインド工業株式会社
【出願日】 平成9年(1997)12月25日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 博宣
【公開番号】 特開平11−187968
【公開日】 平成11年(1999)7月13日
【出願番号】 特願平9−357774