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【発明の名称】 カーテン用フックセット
【発明者】 【氏名】▲つん▼ 文 銓

【要約】 【課題】カーテン作製上においてフックを設置するための作業量増加、フック設置時における危険と煩雑さ、シャワーカーテンに使用するフックの錆、ビニール布における孔の破損などの問題を解決する。

【解決手段】カーテン布2に固定するフックプレート8とレール1に嵌入する掛け具3から構成される。フックプレート8はプレート部分81とフックアーム82から成る。掛け具3はレール1に嵌入された状態において長溝孔91にフックアーム82を通す。
【特許請求の範囲】
【請求項1】カーテン布に固定するためのフックプレートとレールに嵌入するための掛け具を備え、そのうちフックプレートはより薄いプレート部分と突出したフックアームから成り、フックアーム側へいくに従い徐々に厚みが増えており、さらに掛け具は、レールに嵌入された状態において下側に設置したフックアームを通す長溝孔を有する、ことを特徴とするカーテン用フックセット。
【請求項2】フックプレートのフックアーム部分が丸棒状を呈することを特徴とする請求項1に記載のカーテン用フックセット。
【請求項3】フックアームとプレート部分の間により大きな棒通し部分を設置し、当該棒通し部分を丸棒レール上に取り付ける、ことを特徴とする請求項1に記載のカーテン用フックセット。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーテン用フックセットに関するものである。カーテン布上に固定するフックプレートとレールに嵌入する掛け具から構成され、フックプレートの薄い部分がカーテン布またはシャワーカーテン布上に縫合または粘着でき、もう一方の突出したフックアームをレール上の掛け具の長溝孔に嵌入することで、カーテンまたはシャワーカーテンを取り付けることができ、カーテンを洗う場合、カーテン上のフックプレートを取り外す必要がなく、使用が簡便で、作製時間も短縮でき、使用者にも安全を保証できる。
【0002】
【従来の技術】従来のカーテンは、通常ミシンでカーテン布を作製した後、金属製のフックをカーテン内側の折り込み部分(図1を参照)に挿入する。当該フック4には1つの尖端部41があり、カーテン布2への挿入を容易にしている。フック4の反対側にあるフックアーム42をレール上にぶら下げられている掛け具3の丸孔31に挿入し、カーテンを設置する目的を達成している。しかし、上記方法は大量にカーテンを作製する場合、フック4の取り付けが煩雑で危険な作業となる。急いでフックをカーテンに挿入しようとすると、誤ってカーテンを持っている側の手にフックの尖端部を刺してしまうことがあり、このような状況は使用者がカーテンを洗濯した後にもよく発生する。さらに、シャワーカーテンの場合はビニール製のカーテン布2の上方部に孔21を開けておき、フック4で丸棒レール6のリング7上に掛ける。このようなシャワーカーテンの最大の欠点はカーテン布の孔21が破損しやすいことである。製造者にとっては製造が簡単だが、使用者にとっては取り付けや交換が煩雑である。
【0003】従来のカーテンやシャワーカーテンの設置及び組立における煩雑さや危険を解決するため、マジックテープでカーテン布を掛ける製品が開発されている(図3を参照)。当該製品はレール1上に吊り具5を嵌入する。マジックテープ片53が固定されているカーテン粘着片52を吊り具5の下方にあるアーム51に掛け、カーテン布2の上方にマジックテープ片53を均等に貼り付ける。カーテンを掛ける場合、カーテン布上方のマジックテープ片53をカーテン粘着片52に取り付けるだけよく、簡便である。しかし、カーテンを外す場合、使用者は片手でカーテン布2を片手で吊り具52をそれぞれ持たなければならない。また、マジックテープがカーテン布上に粘着されているため、カーテンを洗濯機で洗う場合、マジックテープが布の繊維に破損を与えやすい。フックの欠点を改善するための当該構造は逆に部品数が増えてしまい、製造時間が長くなり、間接的にコストが増えてしまい、実際には問題を解決することができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】カーテン作製上においてフックを設置するための作業量増加、フック設置時における危険と煩雑さ、さらにはシャワーカーテンに使用するフックの錆、リングとシャワーカーテンの孔でカーテンを掛ける場合の設置及び取外しにおける煩雑さ、ビニール布における孔の破損など、本発明は従来のカーテンに見られる諸々の問題を解決する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明のカーテン用フックセットは、主にフックプレート8と掛け具9から構成される。そのうち、フックプレート8(図4を参照)は1枚の薄いプラスチック製の板であり、一端の厚みが徐々に厚くなっている。より厚い側には突出したフックアーム82が形成されている。この他掛け具9(図5を参照)は通常の掛け具の下側に長溝孔91を持ち、フックアーム82を挿入できるように設計されている。本発明のフックプレート8は薄いプレート部分81を持ち、ミシンでカーテン布2の折り込み部分22の内部に縫い込み、フックアーム82をカーテン布2から突出させることができる。当該フックアーム82を利用してレールに嵌入されている掛け具の長溝孔91に挿入するだけでよく、カーテンの設置が非常に簡便である。カーテンの製造者にとっては、ミシンでカーテンの折り込み部分を縫う際にフックプレートをカーテン布と一緒に縫うだけでよく、作業手順は変わらない。また、カーテンが完成した後フックを取り付ける必要がなく、1段階の作業を省くことができ、フックによる負傷も回避できる。使用者にとっては、カーテンを洗濯するとき、レールから取り外した後、フックプレートを外す必要がなく、直接洗濯機で洗える。フックプレートはカーテンの繊維に破損を与えることがなく、フックアームも弾性があるため折れず、カーテンの重量にも耐えられる。カーテンを洗濯した後、直接レール上の掛け具に設置すればよい。従来のようにカーテンを洗った後、フックをカーテンの折り込み部分に挿入する手間が省け、使用者がフックで負傷する危険もない。上述の通り、製造者と使用者の両方に大きなメリットをもたらす。この他、本発明のフックプレート8はフックアーム83の設計を丸棒状(図7を参照)とし、丸棒式レールのリングに掛けやすくすることもできる。さらに、シャワーカーテンに使用する場合は、フックプレート8の設計において、プレート部分81とフックアーム84の間に大きな棒通し部分85(図8を参照)を設置し、当該棒通し部分85に丸棒レール6の棒体を収容できるようにすることもできる。ビニール製シャワーカーテンはフックプレートを高周波方式またはミシンによる縫合で固定することができる。フックアーム84とフックプレート81の間の棒通し部分85を利用して直接丸棒レール6の上に掛ければ(図9を参照)、シャワーカーテンを設置できるため、非常に簡便である。シャワーカーテンの掛ける部分はフックプレートと結合することで、強度が増し、破損しにくくなり、シャワーカーテンの寿命が延びる。
【0006】
【発明の効果】従来のフックの代わりにフックプレートを使用することで、カーテンの作製および使用における煩雑さや危険を解消することができる。使用目的により、フックプレートの形状を変化して、応用することもでき、非常に有用なフックセットを得ることができる。
【出願人】 【識別番号】597175640
【氏名又は名称】▲つん▼ 文 銓
【出願日】 平成9年(1997)12月2日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】林 宏 (外1名)
【公開番号】 特開平11−178710
【公開日】 平成11年(1999)7月6日
【出願番号】 特願平9−347060