| 【発明の名称】 |
畳み上げ型装飾カーテン |
| 【発明者】 |
【氏名】竹内 正樹
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| 【要約】 |
【課題】畳み上げた時のカーテン裾部の形状を多様に変化させることができ、一枚のカーテンで多様なデザイン変化を楽しむことのできる畳み上げ型の装飾カーテンを提供すること。
【解決手段】ヘッドレール1に垂設したカーテン地2を、複数の第一昇降コード(3a、3b、3c)を引き上げることによって畳み上げ可能な畳み上げ型カーテンにおいて、これら複数の第一昇降コード(3a、3b、3c)のうちから選択される一部の第一昇降コード3bの途中に引寄部材4bを掛け、この引寄部材4bを、一端が前記ヘッドレール1の支点50に固定された第二昇降コード5で動滑車的に引っ張ることによって、第一昇降コード3bの下端を引き上げてカーテン地2の裾部を部分的に畳み上げるようにした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ヘッドレール1に垂設したカーテン地2を、各下端が当該カーテン地2の下部の所定位置に固定された複数の第一昇降コード(3a、3b、3c)を引き上げることにより、畳み上げ可能な畳み上げ型カーテンであって、前記ヘッドレール1の溝内において前記複数の第一昇降コード(3a、3b、3c)のうちから選択される一部の第一昇降コード3bの途中に掛けられて、当該第一昇降コード3bを滑らせながら引き寄せるべき引寄部材4bと;一端が前記ヘッドレール1の支点50に固定され、途中が前記引寄部材4bに掛けられていて、自身が滑りながら当該引寄部材4bを引いてカーテン地2の所要部位を部分的に裾上げする第二昇降コード5と;前記ヘッドレール1の溝内に設けられ、前記引寄部材4bにより引き寄せられた第一昇降コード3bを支える支え部材7と;を包含し、前記第二昇降コード5を引いて引寄部材4bを介し第一昇降コード3bを引き寄せることによって、当該第一昇降コード3bの下端を引き上げてカーテン地2の裾部を部分的に畳み上げることを可能にしたことを特徴とする畳み上げ型装飾カーテン。 【請求項2】 ヘッドレール1に垂設したカーテン地2を、各下端が当該カーテン地2の下部の所定位置に固定された複数の第一昇降コード(3a、3b、3c)を引き上げることにより、畳み上げ可能な畳み上げ型カーテンであって、前記ヘッドレール1の溝内において前記複数の第一昇降コード(3a、3b、3c)のうちから選択される一部の第一昇降コード(3a、3b)の途中にそれぞれ掛けられて、当該第一昇降コード(3a、3b)を滑らせながら引き寄せるべき複数の引寄部材(4a、4b)と;一端がヘッドレール1の支点50に固定され、途中が前記複数の引寄部材(4a、4b)のうちから選択される一部の引寄部材4bに掛けられていて、自身が滑りながら当該引寄部材4bを引いてカーテン地2の所要部位を部分的に裾上げする第二昇降コード5と;一端が前記複数の引寄部材(4a、4b)のうちの他の引寄部材4aに固定されていて、当該引寄部材4aを引いてカーテン地2の所要部位を部分的に裾上げする第三昇降コード6と;前記ヘッドレール1の溝内に設けられ、前記引寄部材(4a、4b)により引き寄せられた第一昇降コード(3a、3b)を支える支え部材7と;を包含し、前記第二昇降コード5及び第三昇降コード6を引いて引寄部材(4a、4b)を介し第一昇降コード(3a、3b)を引き寄せることによって、当該第一昇降コード(3a、3b)の下端を引き上げてカーテン地2の裾部を部分的に引上量を変化させて畳み上げることを可能にしたことを特徴とする畳み上げ型装飾カーテン。 【請求項3】 第一昇降コード(3a、3b)を滑らせながら引き寄せるべき引寄部材(4a、4b)が、当該第一昇降コード(3a、3b)を挿通可能なリング部品で構成されていることを特徴とした請求項1又は請求項2記載の畳み上げ型装飾カーテン。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、畳み上げ型装飾カーテン、より詳しくは、畳み上げた時のカーテン裾部の形状を多様に変化させることができ、いろいろなデザイン変化を楽しむことのできる畳み上げ型装飾カーテンに関するものである。 【0002】 【従来の技術】周知のとおり、カーテンは、日光の調節、目隠し、防音、防寒などの実用的な役割を果たすばかりでなく、壁やガラスの無味乾燥な感じを和らげる装飾機能があり、その色彩や形状等を工夫することによって室内装飾上の大きなポイントとすることができる。 【0003】最近では、住宅等に出窓を設けることが多くなったこともあり、畳み上げた時に、カーテン裾部にふっくらとした丸み形状(バルーン形状)が形成される所謂バルーンスタイルカーテン等の畳み上げ型カーテンの人気が高い。 【0004】しかし、従来の畳み上げ型カーテンにおいては、畳み上げたときに形成される裾部の形状はあくまで一定であり、せいぜい裾部全体の高さを変えてデザイン性に変化をつけることぐらいしかできず、カーテン裾部の形状をいろいろ楽しむには、カーテン自体を取り替えるか、或いは二重吊りカーテンを設けるより仕方がないのが現状であった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の畳み上げ型カーテンに上記の如き難点があったことに鑑みて為されたもので、畳み上げた時のカーテン裾部の形状を変化させることができ、一枚のカーテンで多様なデザイン変化を楽しむことのできる畳み上げ型装飾カーテンを提供することを技術的課題とするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解決するために、ヘッドレール1に垂設したカーテン地2を、各下端が当該カーテン地2の下部の所定位置に固定された複数の第一昇降コード(3a、3b、3c)を引き上げることにより、畳み上げ可能な畳み上げ型カーテンであって、前記ヘッドレール1の溝内において前記複数の第一昇降コード(3a、3b、3c)のうちから選択される一部の第一昇降コード3bの途中に掛けられて、当該第一昇降コード3bを滑らせながら引き寄せるべき引寄部材4bと;一端が前記ヘッドレール1の支点50に固定され、途中が前記引寄部材4bに掛けられていて、自身が滑りながら当該引寄部材4bを引いてカーテン地2の所要部位を部分的に裾上げする第二昇降コード5と;前記ヘッドレール1の溝内に設けられ、前記引寄部材4bにより引き寄せられた第一昇降コード3bを支える支え部材7と;を包含し、前記第二昇降コード5を引いて引寄部材4bを介し第一昇降コード3bを引き寄せることによって、当該第一昇降コード3bの下端を引き上げてカーテン地2の裾部を部分的に畳み上げることを可能にしたという技術的手段を採用した。 【0007】また、本発明は、上記課題を解決するために、ヘッドレール1に垂設したカーテン地2を、各下端が当該カーテン地2の下部の所定位置に固定された複数の第一昇降コード(3a、3b、3c)を引き上げることにより、畳み上げ可能な畳み上げ型カーテンであって、前記ヘッドレール1の溝内において前記複数の第一昇降コード(3a、3b、3c)のうちから選択される一部の第一昇降コード(3a、3b)の途中にそれぞれ掛けられて、当該第一昇降コード(3a、3b)を滑らせながら引き寄せるべき複数の引寄部材(4a、4b)と;一端がヘッドレール1の支点50に固定され、途中が前記複数の引寄部材(4a、4b)のうちから選択される一部の引寄部材4bに掛けられていて、自身が滑りながら当該引寄部材4bを引いてカーテン地2の所要部位を部分的に裾上げする第二昇降コード5と;一端が前記複数の引寄部材(4a、4b)のうちの他の引寄部材4aに固定されていて、当該引寄部材4aを引いてカーテン地2の所要部位を部分的に裾上げする第三昇降コード6と;前記ヘッドレール1の溝内に設けられ、前記引寄部材(4a、4b)により引き寄せられた第一昇降コード(3a、3b)を支える支え部材7と;を包含し、前記第二昇降コード5及び第三昇降コード6を引いて引寄部材(4a、4b)を介し第一昇降コード(3a、3b)を引き寄せることによって、当該第一昇降コード(3a、3b)の下端を引き上げてカーテン地2の裾部を部分的に引上量を変化させて畳み上げることを可能にしたという技術的手段を採用した。 【0008】更にまた、本発明は上記課題を解決するために必要に応じて上記手段に加え、第一昇降コード(3a、3b)を滑らせながら引き寄せるべき引寄部材(4a、4b)が、当該第一昇降コード(3a、3b)を挿通可能なリング部品で構成されているという技術的手段を採用した。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて詳しく説明する。なお、図1は本実施形態の畳み上げ型装飾カーテンの構成を概略的に示した概略裏面図、図2は同カーテンを全体的に畳み上げた状態を示した概略裏面図、図3は同カーテンを部分的に畳み上げた状態を示した概略裏面図、図4は図3の部分畳み上げ状態から更にカーテンを全体的に畳み上げた状態を示した概略裏面図、図5及び図6は本発明に係る実施変形例の畳み上げ型装飾カーテンの構成を概略的に示した概略裏面図、図7及び図8は本発明に係る他の実施変形例の畳み上げ型装飾カーテンを模式的に示した模式裏面図である。 【0010】図中、符号1で指示するものは、断面形状が大略下向きコ字状のアルミ材製のヘッドレールであり、図1〜図6においては破線により想像的に図示してある。このヘッドレール1の溝内には、後述する昇降コードを支えるための支えローラ31・31…が配設されており、また、ヘッドレール1の外側の前面部には、図示しない面ファスナを介してカーテン地2が着脱自在に垂設されている。本実施形態のカーテン地2はレース生地で形成されており、その上部には図示しない3本プリーツが取られており、さらにカーテン下部にはフリル帯20が縫着されている。 【0011】図1中、符号3a、3b、3cで指示するものは、このカーテン地2を裾部分から順に畳み上げるための計5本の第一昇降コードである。これら第一昇降コード3a、3b、3cの各下端は、止着具33を介してカーテン地2の下部に固定されている一方、他端側は、前記ヘッドレール1内の支えローラ31・31…によってその方向が変えられ、端部に第一持手32が取り付けられている。 【0012】これらの構成によって、図2に示すように、第一持手32を距離Lだけ引き下げれば、計5本の全ての第一昇降コード3a、3b、3cの下端部が、一斉に距離Lだけ引き上げられることになり、その結果、カーテン地2の裾部全体に一様なバルーン形状が形成されるのである。 【0013】なお、図面には、ヘッドレール1内における合計5本の第一昇降コード3a、3b、3c同士の輻輳を避けるために、支えローラ31・31…の位置を若干上下にずらして図示しており、これに応じてヘッドレール1の高さも誇張してあるが、実際には、これら支えローラ31・31…は水平直線上に配列されており、ヘッドレール1の高さも約30mmである。その他の図面についても同様である。また、図1中、符号34で指示するものは、カーテン地2の裏面に、図示しない垂直テープを介して取り付けられたガイドリングであり、このリング孔内に各第一昇降コード3a、3b、3cが挿通されている。更にまた、符号35で指示するものは前記止着具33に取り付けられた瓢箪形のウェイトであり、符号8で指示するものは手で引いた第一昇降コード3a、3b、3cを所望位置で係止するための従来公知のコードストッパである。 【0014】図1中、符号4a、4bで指示するものは、ヘッドレール1の溝内において、前記計5本の第一昇降コード(3a、3b、3c)のうちから選んだ内側3本の第一昇降コード3b・3a・3bの途中にそれぞれ掛けられた引寄部材であり、各引寄部材4a、4bは、次述する第二昇降コード5または第三昇降コード6によって横方向へ引かれ、第一昇降コード3a、3bを滑らせながら引き寄せる。つまり、本実施形態の引寄部材4a、4bは、第一昇降コード3a、3bを挿通可能な円形リング部品により形成されており、挿通された第一昇降コード3a、3bは、この引寄部材4a、4bのリング孔内で自由に移動できるようになっている。このように各引寄部材4a、4bは、第一昇降コード3a、3bを固定状態で引き寄せるのではなく、動滑車のように自由に滑らせて移動させながら引き寄せることができるのである。勿論、この引寄部材4a、4bは、動滑車部品で構成することも可能である。 【0015】これら計3つの引寄部材4b、4a、4bのうちの両側2つの引寄部材4b・4bは、第二昇降コード5・5によって動滑車的に横方向へ引かれる。即ち、各第二昇降コード5は、その一端が前記ヘッドレール1の溝内の支点50に固定されており、その途中が引寄部材4bのリング孔内に移動可能に挿通され、他端側は前記ヘッドレール1の溝内の支えローラ51により方向が変えられて、端部に第二持手52が取り付けられている。この構成により、第二持手52を引き下げたとき、各第二昇降コード5は、それ自身が引寄部材4bのリング孔で自由に滑りながら動滑車のように働いて引寄部材4bを横方向へ引っ張るのである。 【0016】他方、計3つの引寄部材4b、4a、4bのうちの中央部の引寄部材4aは、第三昇降コード6によって直接的に横方向へ引かれる。即ち、この第三昇降コード6は、その一端が引寄部材4aに固定されており、他端側は前記支えローラ51によって方向が変えられて、端部に前記第二持手52が取り付けられている。この構成によって、第二持手52を引き下げたとき、この第三昇降コード6は直接的に引寄部材4aを横方向へ引っ張るのである。 【0017】なお、図面には、ヘッドレール1内における第二昇降コード5・5及び第三昇降コード6の輻輳を避けるために、引寄部材4b・4a・4bの位置を若干上下にずらして図示しているが、実際には水平直線上にほぼ位置している。その他の図面についても同様である。また、図1中、符号7で指示するものは、ヘッドレール1の溝内に軸支されたローラ部品から成る支え部材であり、引寄部材4a、4bにより引き寄せた第一昇降コード3a、3bを支え、その方向を転換する。この支え部材7を単にピン部品で構成することも可能である。 【0018】これらの構成によって、図3に示すように、第二持手52を距離Tだけ引き下げれば、第三昇降コード6の方は、引寄部材4aを直接的に横方向へ距離Tだけ引っ張ることになり、この引寄部材4aによって動滑車的に引き寄せられた中央の第一昇降コード3aの下端部が距離2Tだけ引き上げられることになる。同じくこの第二持手52の距離T分の引き下げ操作によって、第二昇降コード5・5の方は、引寄部材4b・4bを動滑車的に横方向へ距離1/2Tだけ引っ張ることになり、各引寄部材4bによって動滑車的に引き寄せられた第一昇降コード3bの下端部が距離Tだけ引き上げられることになる。この結果、中央の第一昇降コード3aがその両側の第一昇降コード3b・3bのほぼ2倍の距離だけ引き上げられ、大略山型の裾部形状が形成されることになり、前掲した図2とは異なるカーテン裾部のデザイン変化を楽しむことができるのである。 【0019】このように、本実施形態の畳み上げ型装飾カーテンにあっては、複数の第一昇降コード(3a、3b、3c)のうちから選んだ一部の第一昇降コード(3a、3b)を引寄部材(4a、4b)で引き寄せることによって、カーテン地2の裾部を部分的に畳み上げることを可能にしているわけであるが、上述したように、各引寄部材4a、4bは、第一昇降コード3a、3bを動滑車的に滑らせながら引き寄せるように構成されている。したがって、第二持手52を引いたとき、引寄部材4a、4bによって、ヘッドレール1内の水平状態の第一昇降コード3a、3bまでもが引っ張られる結果、他方の第一持手32が持ち上がってしまったり、内側の3本の第一昇降コード3a、3bと最外側の第一昇降コード3cとの間に弛みが生じて昇降機構に搦み付いたりする弊害もないのである。 【0020】また、このように各引寄部材4a、4bが、第一昇降コード3a、3bを動滑車的に引き寄せるように構成されているので、図4に示すように、第二持手52を距離Tだけ引いてカーテン裾部を大略山形に部分的に畳上げた状態(図3参照)から、さらに第一持手32を距離Lだけ引いてカーテン裾部を全体的に距離Lだけ畳み上げることが自由にできる。このように、本実施形態の畳み上げ型装飾カーテンにあっては、第一持手32の操作によるカーテン裾部の全体昇降と、第二持手52の操作によるカーテン裾部の部分昇降とを互いに独立的に行うことができるので、畳み上げときのカーテン裾部の形状を多様に変化させることができ、一枚のカーテンで多様なデザイン変化を楽しむことが可能なのである。 【0021】更にまた、本実施形態の畳み上げ型装飾カーテンにおいては、第一昇降コード3a、3bを動滑車的に引き寄せる引寄部材4a、4bの横方向への引張り移動を、一端を支点50に固定した第二昇降コード5により動滑車的に行なうと共に、一端を直接に引寄部材4aに固定した第三昇降コード6により直接的に行なっているので、これら第二昇降コード5及び第三昇降コード6の他端部に共通に取り付けた第二持手52を単に引き下げるだけで、中央の引寄部材4aとその両側の引寄部材4bとの引張り移動距離を自動的に異ならしめることが可能となり、この第二持手52の引き下げ距離に応じて、中央の第一昇降コード3aと両側の第一昇降コード3bの各下端の引上げ量を変化させて、多様なカーテン裾部の形状変化を実現することができるのである。 【0022】なお、これら第二昇降コード5の他端部と第三昇降コード6の他端部とにそれぞれ別個に持手を設けることによって、これら引寄部材4a、4bの引張り移動操作を互いに独立的に行い得るようにしても良い。この場合、動滑車的に引寄部材4bを横方向へ引く第二昇降コード5の引き下げ操作に要する力は、直接的に引寄部材4aを引く第三昇降コード6の引き下げ力の約半分となるので、この第二昇降コード5について、より軽快な畳み上げ操作が可能となる。 【0023】本発明の具体例である上記実施形態は、概ね上記のように構成されているが、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく「特許請求の範囲」の記載内で種々の変更が可能である。 【0024】例えば、上記実施形態では、部分昇降させるための第二昇降コード5、および第三昇降コード6の第二持手52を、全体昇降させるための第一昇降コード3a、3b、3cの第一持手32とは反対側に設けているが、これに限定されるものではなく、図5に示すように、第一持手32と第二持手52を同じ側に設けることも可能である。例えば、引寄部材4a、4bで引き寄せた第一昇降コード3a、3bを支えるための支え部材7を、各引寄部材4a、4bの引き寄せ方向側(図5では第一昇降コード3a、3bの右側)に配設すれば良い。 【0025】また、上記実施形態においては、全体昇降させるための第一昇降コード3a、3bの方向転換を、支えローラ31・31…で行なっているが、図6に示すように、この支えローラ31・31…の方向転換の役割を、第一昇降コード3a、3bに動滑車的に掛けた引寄部材4a、4bに担わせることによって、内側3本の第一昇降コード3a、3bの支えローラ31・31…を省略することも可能である。このことでカーテン昇降機構の更なる簡素化を実現でき、よりスムーズな昇降操作が可能になる。また、図6に示すように、2つの第二昇降コード5・5の支点50を共通化しても良い。 【0026】更にまた、上記実施形態では、全体昇降させるための計5本の第一昇降コード(3a、3b、3c)のうちから選んだ内側3本の第一昇降コード3a、3bにそれぞれ引寄部材4a、4bを動滑車状態に掛け、そして、これら3つ引寄部材(4a、4b)のうちから選んだ中央の引寄部材4aを第三昇降コード6で直接的に引っ張ると共に、その両側の引寄部材4b・4bを第二昇降コード5・5で動滑車的に引っ張ることによって、カーテン裾部を大略山形に部分昇降させているが(図3参照)、勿論これに限定されるものではなく、例えば、図7に示すように、全体昇降させるための合計6本の第一昇降コード(3a、3b、3c)のうちから選んだ内側4本の第一昇降コード3a、3bにそれぞれ引寄部材を動滑車状態に掛け、そして、これら4つ引寄部材のうちの中央2つの引寄部材を第三昇降コードで直接的に引っ張ると共に、その両側の引寄部材を第二昇降コードで動滑車的に引っ張ることにより、カーテン裾部の部分昇降を行なっても良い。 【0027】また、図8に示すように、全体昇降させるための合計6本の第一昇降コード(3a′、3b′、3c)のうちから選択した内側4本の第一昇降コード3a′、3b′にそれぞれ引寄部材を動滑車状態に掛け、そして、これら4つ引寄部材のうちの中央2つの引寄部材を第二昇降コードで動滑車的に引っ張ると共に、その両側の引寄部材を第三昇降コードで直接的に引っ張ることにより、カーテン裾部の部分昇降を行なっても良い。これらのことで、様々なカーテン裾部の形状変化を楽しむことができる。 【0028】更にまた、上記実施形態では、図1に示すように、第一昇降コード3bを引き寄せるべき引寄部材4bの横方向への引張り移動を、一端を支点50に固定した第二昇降コード5により一段式の動滑車手段で行っているが、この引寄部材4bの横方向への引張り移動を、複数の動滑車手段を組み合わせた2段階式以上の動滑車手段で行っても良い。例えば、引寄部材4bを横方向へ引張る第二昇降コード5の途中に、もう一組のリング部品と昇降コードを動滑車状態に設ければ、2段階式の動滑車手段で引寄部材4bを引っ張ることになり、当該昇降コードの引下げ距離の約1/4の距離だけ、引寄部材4bを横方向へ引張り移動させることが可能となり、当該昇降コードの引下げ距離の約1/2の距離だけ第一昇降コード3bの下端を引き上げることが可能となる。このように、第一昇降コードの下端の引上げ量を変化させることによって更に多様なカーテン裾部の形状変化を表現できるのである。 【0029】 【発明の効果】以上、実施形態をもって説明したとおり、本発明に係る畳み上げ型装飾カーテンにあっては、複数の第一昇降コードのうちから選択される一部の第一昇降コードを引寄部材で動滑車的に滑らせながら引き寄せることによって、カーテン地の裾部を部分的に畳み上げることを可能にしているので、カーテン裾部の全体昇降と部分昇降とを互いに独立的に行なうことが可能となり、畳み上げ時のカーテン裾部の形状を多様に変化させることができ、一枚のカーテンで多様なデザイン変化を楽しむことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】591248441 【氏名又は名称】中部インテリア株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)12月16日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】戸川 公二
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| 【公開番号】 |
特開平11−169282 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)6月29日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−346836 |
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