トップ :: A 生活必需品 :: A47 家具;家庭用品または家庭用設備;コ−ヒ−ひき;香辛料ひき;真空掃除機一般




【発明の名称】 カーテン開閉装置
【発明者】 【氏名】那須野 邦夫

【要約】 【課題】窓用カーテンの開閉装置であって、窓用カーテンの開閉操作の簡便化および自動開閉装置の実現化を図る。

【解決手段】上壁の前後辺に対向した前後壁を有し少なくとも前壁の下部にランナー走行ガイドを形成したカーテンレール1と、該カーテンレール中に配備され軸身上に送りねじを形成した送り軸2と、該送り軸及び前記走行ガイドに係合して往復動可能に支持され適所にカーテン吊り部34を備えた1乃至複数の駆動ランナー及び従動ランナーと、前記送り軸を正逆回転させる駆動手段4とから構成して成る。
【特許請求の範囲】
【請求項1】上壁の前後辺に対向した前後壁を有し少なくとも前壁の下部にランナー走行ガイドを形成したカーテンレールと、該カーテンレール中に配備され軸身上に送りねじを形成した送り軸と、該送り軸及び前記走行ガイドに係合して往復動可能に支持され適所にカーテン吊り部を備えた1乃至複数の駆動ランナーおよび従動ランナーと、前記送り軸を正逆回転させる駆動手段とから成るを特徴とするカーテン開閉装置。
【請求項2】送り軸の送りねじが、カーテン開閉位置を境界として逆ねじに形成ざれている請求項1記載のカーテン開閉装置。
【請求項3】送り軸の駆動手段が、モーター或いは手動の操作手段である請求項1記載のカーテン開閉装置。
【請求項4】モーターの開閉スィッチが、タイマースィッチまたは光センサスィッチ或いは手動若しくは遠隔操作スィッチである請求項1記載のカーテン開閉装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、殊に窓用カーテンの開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、寝室等の窓用カーテン開閉装置として紐の引張り操作で開閉する装置が周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記、紐操作の開閉装置は、複数の滑車に対して長尺な紐を複雑に捲回張設して構成されるため、構造が複雑化して高価となり且つ紐のよじれ或いは絡み付き等が生じて円滑な開閉に支障を来す虞がある。このため、最近、建物の内装業者等の間から、構造簡単にして安価且つ常に円滑に作動するカーテン開閉装置の出現が強く要望されているが、現在、そのような装置は存在しない。そこで、この発明は極めて簡単な構成により上記の要望を満足し、安価にして故障の虞が無く常に円滑に作動するカーテン開閉装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するための、この発明に係るカーテン開閉装置は、上壁の前後辺に対向した前後壁を有し少なくとも前壁の下部にランナー走行ガイドを形成したカーテンレールと、該カーテンレール中に配備され軸身上に送りねじを備えた送り軸と、該送り軸及び前記走行ガイドに係合して往復動可能に支持され適所にカーテン吊り部を備えた1乃至複数の駆動ランナーおよび従動ランナーと、前記送り軸を正逆回転させる駆動手段とから構成したものである。
【0005】
【作用】上記のカーテン開閉装置は、従来と同様にカーテンレールを窓枠に止着する。カーテンは、上辺を複数のランナーに係止して取付けられる。カーテンの開閉に際して駆動手段を動作するとき、送り軸の軸回転により送りねじに係合した駆動ランナーが送りねじ及び走行ガイドに沿って移動し、駆動ランナーはカーテンを介して従動ランナーを牽引乃至押し移動をなし、送り軸の正回転または逆回転により、カーテンは窓に対して開放または閉塞する。
【0006】
【実施例】図1は、この発明に係るカーテン開閉装置の一部を省略した外観図、図2は、図1中A−A線に沿う拡大断面図、図3は、図2中B−B線に沿う断面図、図4は、第2実施例を示す構成図、第5図は、カーテンレールの他の実施例を示す断面図である。
【0007】この発明のカーテン開閉装置は、上壁の前後辺に対向した前後壁を有し少なくとも前壁の下部にランナー走行ガイド11を形成したカーテンレール1と、該カーテンレール1中に配備され軸身上に送りねじ21を備えた送り軸2と、該送り軸2及び前記走行ガイド11に係合して往復動可能に支持され適所にカーテン吊り部34を備えた1乃至複数の駆動ランナー3及び従動ランナー3aと、前記送り軸2を正逆回転させる駆動手段4とから構成したものである。
【0008】図1乃至図3の実施例は、中央部分に開閉部を設けたカーテン開閉装置を示しており、従って送りねじ21は、カーテン開閉部を境界として両側を逆ねじに形成してある。送り軸2は、ギャー41を介してモーター42に連繋し駆動手段4を構成してある。前記モーター42のスイッチ43は、手動スイッチ若しくはタイマースイッチまたは遠隔操作による連動スイッチ、光りセンサスイッチを実施に応じて選択使用する。この装置を寝室用カーテンに適用し且つタイマースイッチ或いは光りセンサスイッチにより動作時間を設定した場合、カーテンの自動開放により室内に朝の光りが差し込み、快適な目覚めを得且つ朝寝坊の解消に有効となる。また、実施に際しては、モーター42の電気回路中にアラーム又は音楽或いは小鳥の鳴き声を入力した音声発生手段44を設けるも可く、モーター42乃至送り軸2が作動してカーテンが開放する時、アラーム又は音楽或いは小鳥の鳴き声の発生により一層快適な目覚めを得る。
【0009】図面には示していないが、片開きカーテンの場合、送り軸2には軸身上の全長間に同一方向の送りねじ21を形成することは勿論である。
【0010】図1乃至図3に示した両開きカーテンの場合、2個の駆動ランナー3を送り軸2に於けるカーテン開閉部に対応した互いに逆ねじの送りねじ21に配備されており、該駆動ランナー3は、図1に示す如く、ランナーベース31の一端部にローラ32、他端部に送り軸断面に適合するスリット33を設けると共に、ベース31の適所に下方に垂下したカーテン吊り部34が形成され、スリット33を送り軸2の送りねじ22に嵌め込み、ローラ32をカーテンレール1の走行ガイド11に走行自在に係合してある。従動ランナー3aは、駆動ランナー3と同様にランナーベイス31の一端部にローラ32を備えて走行ガイド11に係合され、カーテン吊り部34aは、ランナーベイス31に対しローラ32近接位置に設けてカーテン重量をカーテンレール1に支持するようにしてある。
【0011】図4は、送り軸駆動手段4の他の実施例を示す。この実施例の駆動手段4は、送り軸2に対し、手動の操作手段4aとモーター42による駆動手段41とをクラッチ機構4cを介して構成し、送り軸2の回転を手動と自動に切り換え得るようにしてある。
【0012】前記手動の操作手段4aは、送り軸2に軸止した対をなすクラッチプーリ45、46の一方をシフトプーリー46として、このプーリに無端状のチェーン47を捲回し構成してある。次いで、駆動手段4bは、固定側クラッチプーリー45の従動歯車48に対し減速歯車49を介してモーター42の駆動歯車50に連繋されている。上記の減速歯車49及びシフトブーリー46は、クラッチ機構4cにより同時に作動する。従って、クラッチプーリー45と46が係合している時は、減速歯車49は送り軸2の従動歯車48に対し離脱するように構成してある。
【0013】尚、上記送り軸を駆動する手動方式および電動方式は説明上の一例であり、実施に際しては、発明の技術的範囲に於いて選択実施することは勿論である。
【0014】図5は、カーテンレール1の他の実施例を示す。この実施例に於けるカーテンレール1は前後壁の下部にそれぞれランナー走行ガイド11、11を形成してある。従って、駆動ランナー3は、ランナーベイス31の両端部にローラ32、32を備えると共に、ランナーベイス31の中央部にスリット33が形成され、前述例と同様にスリット33を送り軸の送りねじ22に嵌め、両側ローラ32をレールの走行ガイド11に係合してある。従動ランナー3aは、駆動ランナー3と同様にランナーベイス31の両側にローラ32、32を備えると共に、ランナーベイス31の中央部には、送り軸2の挿通する軸孔または凹溝を設ける。
【0015】然して、本発明に係るカーテン開閉装置は、窓枠に対し従来と同様にカーテンレール1を直接または取付金具を用いて止着する。カーテンは、上辺を吊り鉤等を用いて駆動ランナー3及び従動ランナー3aの吊り部34に係止して取付けられる。カーテンの開閉に際して駆動手段4を動作するとき、送り軸2の軸回転により送りねじ21に係合した駆動ランナー3が送りねじ21及び走行ガイド11に沿って移動し、駆動ランナー3はカーテンを介して従動ランナー3aを牽引乃至押し移動をなし、送り軸2の正回転または逆回転により、カーテンは窓に対して開放または閉塞するのである。
【0016】
【発明の効果】本発明は上記の如く、カーテンレール中にカーテンランナーを移動させる送り軸を配備し、この送り軸の正回転又は逆回転の操作によりカーテンを開閉するようにしたから、殊に、この発明によれば、滑車及び紐方式のカーテン開閉装置に比較して構造が簡単なため安価に供給できる。しかも、滑車及び紐方式に比べてトラブルの虞がなく、従って、常に円滑に作動すると共に、電気的な自動装置を採用することにより尚一層便利となる等、構成簡単にして発明目的を達成した実用上の効果を奏する。
【出願人】 【識別番号】597160668
【氏名又は名称】那須野 邦夫
【出願日】 平成9年(1997)10月9日
【代理人】
【公開番号】 特開平11−113734
【公開日】 平成11年(1999)4月27日
【出願番号】 特願平9−314190