| 【発明の名称】 |
美しい鯉のぼり及びその製造法 |
| 【発明者】 |
【氏名】村上 正弘
【氏名】西村 武雄
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 頭部、胴体および鰭からなって、目玉、鱗、鰭等を捺染で赤、青、黒等に施色した鯉のぼりに、金色または銀色の光輝層を点状に転写・付着せしめたことを特徴とする美しい鯉のぼり。 【請求項2】 鯉のぼりの頭部から尾鰭にかけての上部と、鰭、腹下部、目玉等に金色または銀色の光輝層を点状で、且つその点の密度差が順次できるように転写・付着せしめた請求項1に記載の美しい鯉のぼり。 【請求項3】 胴体の鱗には、その付根部分を起点にして円弧状鱗線に向かって、放射状に伸びた筋状に金色または銀色の光輝層を転写・付着せしめた請求項1に記載の美しい鯉のぼり。 【請求項4】 生地に鯉のぼりの目玉、鱗、鰭等を捺染で赤、青、黒等に施色し、且つ接着剤を点状に塗布してから、この上に金色または銀色の光輝層を接着したスタンピングホイルを当接して加熱圧着して、金色または銀色の光輝層を点状にきれいに転写・付着させ、さらに熱処理を行って、光沢のある金色または銀色の光輝層をマット調の上品な金色または銀色の光輝層に変化させると共に、金色または銀色の光輝層の接着力もより強力にしたことを特徴とする美しい鯉のぼりの製造方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は金色または銀色の光輝層を特定の状態に転写・付着せしめた美しい鯉のぼりに関し、さらに詳しくは目玉、鱗、鰭等を適当な色で施色した鯉のぼりに、金色または銀色の光輝層を点状に転写・付着した美しい鯉のぼり及びその製造法に係るものである。 【0002】 【従来の技術】従来より、頭部、胴体および鰭からなって、目玉、鱗、鰭等を捺染で赤、青、黒等に施色された鯉のぼりが多く生産され、盛んに販売されている。また最近は、前記の目玉、鱗、鰭等に捺染で施色されている赤、青、黒等の色彩を濃色から淡色へ順次変化させる、いわゆるボカシにした色の鯉のぼりも生産され、販売されている。さらに近年では、前記のように目玉、鱗、鰭等を捺染でいろんな色に施色してから、頭部、胴体あるいは鰭に接着剤を連続的な線状あるいは一定の形をした面状に塗布し、その上から金色または銀色の光輝層を接着したスタンピングホイルを当接し、加熱圧着して金色または銀色の光輝層を連続的な線状または一定の形をした面状に転写・付着せしめたものも生産され、販売されるようになって来た。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記のように従来からの頭部、胴体および鰭からなり、目玉、鱗、鰭等を捺染で赤、青、黒等のいろんな色に施色された鯉のぼりが多く生産され、盛んに販売されているが、これらの色だけでは単調で、平面的であるために、この鯉のぼりを大空に高くあげて飛泳させている時にいかにも安価で、勢のないように見える。 【0004】また最近生産され、販売されている頭部、胴体および鰭からなって、目玉、鱗、鰭等を捺染で施色されている赤、青、黒等の色彩を濃色から淡色へ順次変化させる、いわゆるボカシにした色の鯉のぼりは前記のものよりは目玉、鱗、鰭等の施色に立体感があって、この鯉のぼりを大空に高くあげて飛泳させている時に前記のものよりは立体的で、勢いがあるように見えるが、まだ十分とは言えない。 【0005】さらに近年に生産され、販売されはじめた、頭部、胴体および鰭からなって、目玉、鱗、鰭等を捺染で、いろんな色に施色してから、頭部、胴体あるいは鰭に接着剤を連続的な線状あるいは一定の形にした面状に塗布し、その上から金色または銀色の光輝層を連続的な線状あるいは一定の形をした面状に転写・付着せしめた鯉のぼりは大空に高くあげて飛泳させている時に金色または銀色の光輝層が太陽で光って可成り生き生きとして、勢いがあるように見えるようになったが、金色または銀色の光輝層の形が単調で、今一歩のように感じられる。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は前記のような問題点を有しない鯉のぼりを鋭意研究の結果、達成されたものである。つまり本発明は頭部、胴体および鰭からなって、目玉、鱗、鰭等を赤、青、黒等に捺染で施色された鯉のぼりに、金色または銀色の光輝層を点状に転写・付着せしめたことを特徴とする美しい鯉のぼりである。本発明の鯉のぼりとしては、頭部から尾鰭にかけての上部と鰭、腹下部、目玉等に、金色または銀色の光輝層を点状で、且つその点の密度差が順次できるように転写・付着せしめたものが特に立体的な色感が得られ、この鯉のぼりを大空に高くあげて飛泳させた時に非常に豪華で、生き生きとしているように見えるので好ましい。 【0007】この鯉のぼりには、さらに胴体の鱗にその付根部分を起点にして、円弧状鱗線に向かって放射状に伸びた筋状に金色または銀色の光輝層を転写・付着せしめた場合に、より一層効果が大きくなることもある。また本発明の鯉のぼりは、生地に鯉のぼりの目玉、鱗、鰭等を捺染で赤、青、黒等に施色し、且つ接着剤を点状に塗布してから、この上に金色または銀色の光輝層を接着したスタンピングホイルを当接して加熱圧着して、金色または銀色の光輝層を点状にきれいに転写・付着させ、さらに熱処理を行って、光沢のある金色または銀色の光輝層をマット調の上品な金色または銀色の光輝層に変化させると共に、金色または銀色の光輝層の接着力もより強力にしたことを特徴とする美しい鯉のぼりの製造方法によるものが最良である。熱処理の温度は100〜150℃くらいが適当である。 【0008】 【実施例】図1は本発明の美しい鯉のぼりの正面図である。白色のナイロンタフタに鯉のぼりの頭部、鱗、鰭等を捺染で赤色に施色し、目玉(5)は黒、青、赤に捺染で施色したのち、この鯉のぼりの頭部(2)から尾鰭(4)にかけての上部と、鰭、腹下部、目玉等に金色光輝層を点状で、且つその点の密度差が順次できるように、接着剤を塗布すると同時に、長さ方向の中央部の鱗には、その鱗の付根部を起点にして円弧状鱗線に向かって放射状に伸びた筋状に接着剤を塗布し、次いで、蒸煮処理、水洗および乾燥してから、この上に金色光輝層を接着したスタンピングホイルを当接して加熱圧着して前記の接着剤を塗布した箇所のみに金色光輝層をきれいに転写・付着させ、その後このものを120℃で熱処理してから鯉のぼりの本体(頭部、胴体および尾鰭が一体になっている)と背鰭(6)、胸鰭(7)、腹鰭(8)を切り取り、鯉のぼりの形に縫製して、口輪(9)と口ひも(10)を取りつけて、鯉のぼり(1)を製造した。この本発明の鯉のぼり(1)は特に金色光輝層の色がマット調で上品で、豪華で、大空へ高くあげた時に、生き生きと勢いよく飛泳しているように見える。また金色光輝層の接着力も強く耐久性が良好であった。 【0009】 【発明の効果】以上記述したように本発明は、目玉、鱗、鰭等を捺染で施色された鯉のぼりに、金色または銀色の光輝層を点状に転写・付着せしめたもので、特にこの点状の金色または銀色の光輝層の転写・付着は鯉のぼりの頭部から尾鰭にかけての上部と、腹下部、目玉等に行い、またその点状の金色または銀色の光輝層は順次密度差をつけているのが望ましい。 【0010】本発明の鯉のぼりは今までのものにない立体的な色感が比較的安い費用で得れ、この鯉のぼりを大空へ高くあげて飛泳させた時に色が上品で、豪華で、且つ生き生きと勢いがあるようえに見えて、非常に商品価値の高いものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】391013117 【氏名又は名称】株式会社村上鯉幟商会
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)5月27日 |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開平11−332730 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)12月7日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−166182 |
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