トップ :: A 生活必需品 :: A47 家具;家庭用品または家庭用設備;コ−ヒ−ひき;香辛料ひき;真空掃除機一般




【発明の名称】 装飾体
【発明者】 【氏名】田谷野 仁司

【要約】 【課題】軽量で外観的美観に優れ、複雑な形状であっても容易に作製でき、さらに、長期使用しても形状が崩れることがない装飾体を提供すること。

【解決手段】表地と基地との間に緩衝材を挟持した装飾体において、前記装飾体の周囲を刺繍により縫着した。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 表地と基地との間に緩衝材を挟持した装飾体において、前記装飾体の周囲を刺繍により縫着したことを特徴とする装飾体。
【請求項2】 前記表地に刺繍を施した請求項1記載の装飾体。
【請求項3】 前記装飾体に、外部の光を反射させる反射材を設置した請求項1または2記載の装飾体。
【請求項4】 前記装飾体に、防水加工を施した請求項1または2記載の装飾体。
【請求項5】 前記装飾体に、抗菌加工を施した請求項1または2記載の装飾体。
【請求項6】 前記装飾体に、香料を施した請求項1または2記載の装飾体。
【請求項7】 前記装飾体に、蓄光塗料を施した請求項1または2記載の装飾体。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キーホルダー等の装飾体において、特に、繊維生地と緩衝材にて形成することにより、子供から大人まで幅広く使用することができる軽量で安全性に優れた装飾体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、キーホルダーやペンダント等の装飾体は、金属やプラスチック等で形成されており、表面に文字や図形等の装飾が施されている。また、前記装飾体は、携帯や装身の邪魔にならないよう小型にて成形されており、一部にはリング状の連結具が装着されている。
【0003】また近日、表地と基地との間に、発泡ウレタン等の緩衝材を挟持した装飾体も開発されている。該装飾体は軽量で柔軟であるため、動物やアミメキャラクター等を象り、主に子供向けに作製されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、金属やプラスチック等で形成された装飾体においては、重量が嵩むため、常時装着したり携帯したりすると負担を感じてしまう。また、本体が硬質であるため、身体や周囲の物品を傷つけてしまうという問題が生じた。
【0005】また、発泡ウレタン等の緩衝材を挟持した装飾体においては、長期使用中において、表地と基地との間から緩衝材が飛び出て形状が崩れてしまうという欠点があった。さらに、繊維生地と緩衝材にて形成されているため、複雑な形状の装飾体を作製するのは困難であった。
【0006】本発明は上記の点に鑑み、軽量で外観的美観に優れ、複雑な形状であっても容易に作製でき、さらに、長期使用しても形状が崩れることがない装飾体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を達成するために、表地と基地との間に緩衝材を挟持した装飾体において、前記装飾体の周囲を刺繍により縫着した。
【0008】また、前記表地に刺繍を施した。
【0009】また、前記装飾体に、外部の光を反射させる反射材を設置した。
【0010】また、前記装飾体に防水加工を施した。
【0011】また、前記装飾体に抗菌加工を施した。
【0012】また、前記装飾体に香料を施した。
【0013】さらに、前記装飾体に蓄光塗料を施した。
【0014】装飾体の周囲を刺繍で縫着することにより、表地と緩衝材及び基地を強靭に且つ一体的に縫着できる。そのため、軽量であると共に、長期間使用しても形状が崩れたり、装飾体の周囲がほつれたりすることがない。また、柔軟性に優れているため、身体や周囲の物品を傷つけることがなく、小さな子供が持ち歩いても安全である。
【0015】また、前記表地に刺繍を施すことにより、美観に優れ、豪華で高級感のある装飾体を形成することができる。
【0016】また前記装飾体に、反射材、防水加工、抗菌加工、香料、または蓄光塗料等を施すことにより、使用中の安全性や便利性、また心地よい使用感等を得ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の装飾体の実施の形態を図1乃至図6に基づいて説明する。なお、図1は本発明の装飾体の一部を切欠した全体斜視図、図2は装飾体の断面図、図3は本発明の装飾体の第一実施例を示す正面図、図4乃至図6は他の好適例を示す正面図をそれぞれ表す。
【0018】装飾体1は、天然繊維や化学繊維等で形成されている表地2と、ナイロン系の化学繊維で形成されている基地3と、前記表地2と基地3との間に挟持された、発泡ウレタン等で形成された緩衝材4とで構成されている。また、前記構成の装飾体1の周囲5は、刺繍部7により一体に縫着されている。
【0019】前記装飾体1は、キーホルダーやペンダント、またファスナーの撮として用いられるものであり、携帯や装身に邪魔にならないように小型にて成形されている。また装飾体1は、繊維生地と緩衝材を主材料としているため、軽量で柔軟に作製することができる。
【0020】表地2は、天然繊維や化学繊維等で形成されており、表面には、プリントやアップリケ等のデザインを施こすことができる。また特に、前記表地2に、刺繍8を施すことが好ましい。該表地2に刺繍8を施すことにより、全体の美観を向上させると共に、豪華で高級感のある装飾体1を形成することができる。
【0021】基地3は、薄い天然繊維や化学繊維等で形成されており、特に、作業性や強度面を考慮すると、ナイロンタフタ等のナイロン繊維にて形成することが好ましい。また基地3は、アイロン等を接触させることにより容易に切断することができるので、最終の仕上作業が容易となる。
【0022】緩衝材4は、緩衝性に優れると共に、製造コストや加工の面から発泡ウレタンを用いることが好ましいが、これに限定するものではなく、軽量で柔軟な素材であれば如何なるものでもよい。
【0023】前記装飾体1の周囲5の刺繍部7は、前記表地2と緩衝材4、および基地3の夫々の周囲を、刺繍糸6により一体強靭に縫着することにより形成される。また、前記刺繍部7を幅広に形成することにより、装飾体1は長期間使用においても、周囲のほつれや緩衝材4の飛び出しを防止することができる。
【0024】次に、本発明の装飾体の他の好適例を説明する。
【0025】装飾体1の全部または一部に、外部の光を反射させる反射材を設置することが好ましい。反射材を設置することにより、装飾体1が夜間の車のヘッドライトや照明光を反射して発光するため、夜間に発生する交通事故の軽減に貢献できる。
【0026】また、装飾体1に防水加工を施すことが好ましい。前記装飾体1の表地2と基地3に防水加工を施すことにより、屋外における活動や湿気の多い場所での使用においても、緩衝材3に水分が浸透することがなく、本体の劣化を軽減することができる。
【0027】また、装飾体1に抗菌加工を施すことが好ましい。抗菌加工を施すことにより、使用中における衛生面が向上する。
【0028】また、装飾体1の表地2や基地3、及び緩衝材4に香料を施すことが好ましい。香料を施すことにより、使用中に心地よい芳香感を得ることができる。
【0029】また、装飾体1に蓄光塗料を施すことが好ましい。近日、日中の太陽光や照明光を蓄光し、暗やみで幻想的に発光する蓄光塗料が開発されている。かかる蓄光塗料を、装飾体1の表地2や基地3の一部または全部に施すことにより、夜間に装飾体1が幻想的に発光し、交通事故の軽減に貢献できる。
【0030】また、前記装飾体1は容易に加工することができるため、図3乃至図6に示すようにさまざまな形状に作製でき、多くの用途に利用することが可能となる。
【0031】一例として、図3に示すように一部に穴9を設け、該穴9に保持具10を設けることによりキーホルダーとして使用することができる。
【0032】また図4に示すように、装飾体1の形状を魚の形に作製し、ファスナーの撮11に設置してもよい。
【0033】また図5に示すように、装飾体1の穴9に吸盤12を設置すれば、窓ガラスや壁面に固定することもできる。
【0034】また図6に示すように、装飾体1を星状に形成し、穴9にチェーン13等を設置すれば、ネックレスとして使用することもできる。
【0035】なお、本発明の装飾体の使用方法は、上記に限定されるものではなく、例えばワッペンやエンブレムまたイヤリング等に使用できることは言うまでもない。
【0036】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の装飾体は、上記の構成とすることで以下に示す効果を奏するものである。
【0037】装飾体の周囲を刺繍により縫着することにより、表地と緩衝材及び基地を強靭に且つ一体的に縫着できる。そのため、長期使用しても形状が崩れたり、装飾体の周囲がほつれたりすることが防止できる。また、複雑な形状の装飾体であっても容易に作製することができる。
【0038】また、装飾体は、表地と緩衝材及び基地にて形成されているので、軽量で柔軟性を有する。そのため、携帯や装着が容易になると共に、身体や物品を傷つける心配がない。また安全性に優れるため、ベビーや幼児向けの用品として利用することもできる。
【0039】また、前記表地に刺繍を施すことにより、美観に優れ、豪華で高級感のある装飾体を形成することができる。
【0040】また前記装飾体に、反射剤、防水加工、抗菌加工、香料、また蓄光塗料等を施すことにより、使用中の安全性や便利性、また心地よい使用感等を得ることができる。
【出願人】 【識別番号】598087081
【氏名又は名称】田谷野 仁司
【出願日】 平成10年(1998)5月27日
【代理人】
【公開番号】 特開平11−332728
【公開日】 平成11年(1999)12月7日
【出願番号】 特願平10−185544