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【発明の名称】 耐震マット
【発明者】 【氏名】石田 喜克

【要約】 【課題】対象物体に連結し、床に置くだけで移動・転倒が防げる耐震マットを提供する。

【解決手段】マット(1)の下面(2)に複数の同心円溝(3)を彫り込み、同心円の中心部(4)の上面側を対象物体の連結部位(5)とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ゴム等の材質で作られたマット(1)で、下面(2)には複数の同心円溝(3)が彫り込まれ、同心円の中心部(4)の上面側の連結部位(5)で対象物体を連結することにより、対象物体が地震等の振動で移動したり転倒することを防ぐ耐震マット。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、地震等の振動により物体が移動・転倒することを防ぐために、物体の下に敷くマットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】(1)固定金具等で物体を建造物に直接固定する。
(2)ゲル状粘着物を介在させて物体を床面に粘着固定する。
(3)ナイロン糸等で物体を床面に結び付けて固定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】(イ)壁面や床面に釘・ねじ等を使わない。
(ロ)床面に接着剤や粘着材の使用跡を残さない。
(ハ)装置のセットならびに置かれる物体の出し入れが簡単。
(ニ)安価な材料で作りたい。
【0004】
【課題を解決するための手段】ゴム等の材質のマット(1)の下面(2)に複数の同心円溝(3)を彫り込み同心円の中心部(4)の上面側を置かれるべき対象物体との連結部位(5)とする。本発明は、以上の構成よりなる耐震マットである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明する。
(い)ゴム等の材質のマット(1)の下面(2)に複数の同心円溝(3)を彫り込む。
(ろ)同心円の中心部(4)の上面側を置かれる対象物体との連結部位(5)とする。
本発明は、以上の構成よりなっている。本発明を使用するときは、マット(1)の連結部位(5)と対象物体底面とをねじ等による機械的連結、接着剤等による化学的連結あるいは粘着材による連結、もしくはそれらの組合せ等により相互に連結する。たとえば対象物体の底面の状態が上げ底状であったり不整面であったりする場合には、対象物体の底面に補助となる板等を取り付けてから連結部位(5)との連結を行なう。マット(1)を取り付けた対象物体を床面に置くときの床面の状態は凹凸のない平滑面であることを要するが、その状態が満たされて置かれたときに地震等が発生すると、対象物体は揺れて物体底面が傾き、マット(1)の連結部位(5)が持ち上げられる。連結部位(5)が持ち上げられると複数の同心円溝(3)に吸盤の効果が発生しマット(1)の周辺部が床面に吸い付く。マット(1)の周辺部が床面に吸い付くことによりマットは床面に固定され、対象物体は移動・転倒しないで保持される。溝が複数の同心円状になっているために、マットの下面と床面とのシール効果が高く吸盤効果の効きがよい。さらに、溝が複数で柱も同心円状になっているので、対象物体の重量の分散が図れて上に置かれた対象物体の安定性がよい。以上の通り、本発明の耐震マットを対象物体に取り付けるだけで、床面や壁等に細工をする事無く、補助的な糸等も使わず、床面を汚さずに置くだけで地震対策がとれる。また、材料にゴムを使えば安価な耐震マットとなる。
【0006】
【発明の効果】本発明を使用することによって、床面に置くものの地震対策問題が解決する。地震以外にも、誤って触れて置物等を壊すことを防げる。
【出願人】 【識別番号】592144401
【氏名又は名称】石田 喜克
【出願日】 平成10年(1998)5月27日
【代理人】
【公開番号】 特開平11−332726
【公開日】 平成11年(1999)12月7日
【出願番号】 特願平10−185536