| 【発明の名称】 |
ネクタイ携帯容器 |
| 【発明者】 |
【氏名】村井正彦
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| 【要約】 |
【課題】一般家庭於いて、自己が特に好みにしているネクタイの取り扱いや保存状態を「シワ」が生じないように良好ならしめることができること。また冠婚葬祭、ビズネス、旅行等の目的に応じてネクタイを持って行きたい場合に、「シワ」が生じないように収納しかつ運搬することができること。
【解決手段】容器本体1と、この容器本体1に開閉自在に取付けられ、かつ、容器本体に形成された被係合部3aと係合する係合部3b有する透明の蓋体2とから成り、少なくとも前記容器本体内又は蓋体内のいずれか一方に、ネクタイNを折り曲げた状態で支持する長片状の支持部材5を設けたことを特徴とするネクタイ携帯容器。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 容器本体1と、この容器本体1に開閉自在に取付けられ、かつ、容器本体に形成された被係合部3aと係合する係合部3b有する透明の蓋体2とから成り、少なくとも前記容器本体内又は蓋体内のいずれか一方に、ネクタイNを折り曲げた状態で支持する長片状の支持部材5を設けたことを特徴とするネクタイ携帯容器。 【請求項2】 請求項1に於いて、支持部材5は、常時ネクタイNを内壁に圧接する弓状の弾性体であり、内壁面の上部に横方向に設けられていることを特徴とするネクタイ携帯容器。 【請求項3】 請求項1に於いて、蓋体2は、容器本体1及び蓋体2の開口側縁部の外壁面1a、2aに固定された長板状弾性接続片4を介し、容器本体1に対して常に開く方向に付勢されていることを特徴とするネクタイ携帯容器。 【請求項4】 容器本体1Aと、この容器本体1Aに開閉自在に取付けられ、かつ、容器本体に形成された被係合部3aと係合する係合部3b有する透明の蓋体2Aとから成り、少なくとも前記容器本体内又は蓋体内のいずれか一方に、ネクタイNを折り曲げた状態で支持する支持部材5Aを設け、この支持部材5Aには、上端部が該支持部材5Aに連結されたチェーン11と、このチェーン11の下端部に取付けられたネクタイ用挾持手段12とから成る滑動防止手段10を取付けたことを特徴とするネクタイ携帯容器。 【請求項5】 容器本体1Bと、この容器本体1Bに開閉自在に取付けられ、かつ、容器本体に形成された被係合部3aと係合する係合部3b有する透明の蓋体2Bとから成り、少なくとも前記容器本体内又は蓋体内のいずれか一方に、ネクタイNを折り曲げた状態で支持する支持部材5Bを設け、またこの支持部材5Bと相俟ってネクタイNを挾持することができるように、容器本体1B又は蓋体2Bの内壁面1c、2cのいずれか一方に、前記内壁面に両端部がそれぞれ固定された弾性棒状片15と、この弾性棒状片15の水平部に装着された滑り止め片16とから成る滑動防止手段10Bを配設したことを特徴とするネクタイ携帯容器。 【請求項6】 容器本体1Cと、この容器本体1Cに開閉自在に取付けられ、かつ、容器本体に形成された被係合部3aと係合する係合部3b有する透明の蓋体2Cとから成り、少なくとも前記容器本体内又は蓋体内のいずれか一方に、ネクタイNを折り曲げた状態で支持する支持部材5Cを設け、また前記蓋体2Cの内壁面2cと相俟って支持部材5Cに吊り下げられたネクタイNを支持することができるように、容器本体1Cの内壁面1cには、該内壁面1cに内端部が固定された弾発性部材18と、この弾発性部材18の外端部に垂直状態に固定された押当て板19とから成る滑動防止手段10Cが配設されていることを特徴とするネクタイ携帯容器。 【請求項7】 請求項6に於いて、支持部材5Cは、容器本体1Cに両端部が枢支されたハット型形状の枢支棒20と、この枢支棒20の水平部に装着された滑り止め片21とから成ることを特徴とするネクタイ携帯容器。 【請求項8】 少なくとも筒状周壁部が透明の有底筒状容器本体1Dと、この容器本体1Dの開口部25に嵌合する蓋体2Dと、この蓋体2D及び容器本体1Dの底壁部26にそれぞれ形成された軸孔としての中心孔27、28に支承され、かつ、ネクタイを巻き付けた状態で支持する支持部材5Dとから成ることを特徴とするネクタイ携帯容器。 【請求項9】 請求項8に於いて、支持部材5Dは、両端部に上記中心孔27、28にそれぞれ嵌合的に係合する一対の突起軸30と、この突起軸30をそれぞれ有する左右のフランジ部31と、これらの左右のフランジ部31を連結する少なくとも2本のネクタイ巻付け用平行支持棒32とから成り、前記平行支持棒32の間には、ネクタイの細幅端部を挿入することが可能な間隙部33が設けられていることを特徴とするネクタイ携帯容器。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ネクタイを収納するネクタイ携帯容器に関する。 【0002】 【従来の技術】一般家庭に於いて、冠婚葬祭用ネクタイ、高級ネクタイ等を収納する場合、例えば洋服タンスのネクタイ吊り下げ具に普通一般の安価なネクタイと共に、いわゆる一緒に吊り下げるのが日常的(普通)である。 【0003】したがつて、自己が特に好みにしている幾つかのネクタイの取り扱いや保存状態は、必ずしも良好とは言えず、また同種類のネクタイを識別する場合に、ネクタイ自体に識別標識が付されていないのが一般であるから、冠婚葬祭やビズネスに対応して所望する高級のネクタイを直ちに識別或いは選択することがてきないことがしばしばある。 【0004】また日常生活では、冠婚葬祭、ビズネス、旅行等の目的に応じて各種のネクタイを2〜3本持って行きたい場合があるが、2本以上のネクタイをコンパク化された収納容器に「シワ」が生じないように収納しかつ運搬することができる適当なネクタイ携帯容器が未だ出現していない。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のようなネクタイに関する一般的な日常生活に鑑み、まず一般家庭於いて、自己が特に好みにしている幾つかのネクタイの取り扱いや保存状態を「シワ」が生じないように良好ならしめることである。また冠婚葬祭、ビズネス、旅行等の目的に応じて各種のネクタイを2〜3本持って行きたい場合に、「シワ」が生じないように収納しかつ運搬することができるネクタイ携帯容器を提供することである。さらに、容器をコンパクト化すると共に、ネクタイを容器に収納した際には、支持部材から滑り落ちないことである。加えて、ネクタイを支持部材に容易に支持させることができると共に、外部から視覚により容器に収納されているネクタイを容易に識別することができることである。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明のネクタイ携帯容器Xは、容器本体1と、この容器本体1に開閉自在に取付けられ、かつ、容器本体に形成された被係合部3aと係合する係合部3b有する透明の蓋体2とから成り、少なくとも前記容器本体内又は蓋体内のいずれか一方に、ネクタイNを折り曲げた状態で支持する長片状の支持部材5を設けたことを特徴とする。 【0007】上記構成に於いて、支持部材5は、常時ネクタイNを内壁に圧接する弓状の弾性体であり、内壁面の上部に横方向に設けられていることを特徴とする。また蓋体2は、容器本体1及び蓋体2の開口側縁部の外壁面1a、2aに固定された長板状弾性接続片4を介し、容器本体1に対して常に開く方向に付勢されていることを特徴とする。 【0008】また本発明のネクタイ携帯容器X1は、容器本体1Aと、この容器本体1Aに開閉自在に取付けられ、かつ、容器本体に形成された被係合部3aと係合する係合部3b有する透明の蓋体2Aとから成り、少なくとも前記容器本体内又は蓋体内のいずれか一方に、ネクタイNを折り曲げた状態で支持する支持部材5Aを設け、この支持部材5Aには、上端部が該支持部材5Aに連結されたチェーン11と、このチェーン11の下端部に取付けられたネクタイ用挾持手段12とから成る滑動防止手段10を取付けたことを特徴とする。 【0009】また本発明のネクタイ携帯容器X2は、容器本体1Bと、この容器本体1Bに開閉自在に取付けられ、かつ、容器本体に形成された被係合部3aと係合する係合部3b有する透明の蓋体2Bとから成り、少なくとも前記容器本体内又は蓋体内のいずれか一方に、ネクタイNを折り曲げた状態で支持する支持部材5Bを設け、またこの支持部材5Bと相俟ってネクタイNを挾持することができるように、容器本体1B又は蓋体2Bの内壁面1c、2cのいずれか一方に、前記内壁面に両端部がそれぞれ固定された弾性棒状片15と、この弾性棒状片15の水平部に装着された滑り止め片16とから成る滑動防止手段10Bを配設したことを特徴とする。 【0010】また本発明のネクタイ携帯容器X3は、容器本体1Cと、この容器本体1Cに開閉自在に取付けられ、かつ、容器本体に形成された被係合部3aと係合する係合部3b有する透明の蓋体2Cとから成り、少なくとも前記容器本体内又は蓋体内のいずれか一方に、ネクタイNを折り曲げた状態で支持する支持部材5Cを設け、また前記蓋体2Cの内壁面2cと相俟って支持部材5Cに吊り下げられたネクタイNを支持することができるように、容器本体1Cの内壁面1cには、該内壁面1cに内端部が固定された弾発性部材18と、この弾発性部材18の外端部に垂直状態に固定された押当て板19とから成る滑動防止手段10Cが配設されていることを特徴とする。この実施例に於いて、前記支持部材5Cは、容器本体1Cに両端部が枢支されたハット型形状の枢支棒20と、この枢支棒20の水平部に装着された滑り止め片21とから成ることを特徴とする。 【0011】さらに、本発明のネクタイ携帯容器X4は、少なくとも筒状周壁部が透明の有底筒状容器本体1Dと、この容器本体1Dの開口部25に嵌合する蓋体2Dと、この蓋体2D及び容器本体1Dの底壁部26にそれぞれ形成された軸孔としての中心孔27、28に支承され、かつ、ネクタイを巻き付けた状態で支持する支持部材5Dとから成ることを特徴とする。この実施例に於いて、前記支持部材5Dは、両端部に上記中心孔27、28にそれぞれ嵌合的に係合する一対の突起軸30と、この突起軸30をそれぞれ有する左右のフランジ部31と、これらの左右のフランジ部31を連結する少なくとも2本のネクタイ巻付け用平行支持棒32とから成り、前記平行支持棒32の間には、ネクタイの細幅端部を挿入することが可能な間隙部33が設けられていることを特徴とする。 【0012】 【発明の実施の形態】まず図1乃至図3に示す第1実施例のネクタイ携帯容器Xについて説明する。まず1はトレー状の容器本体である。この容器本体1は、図2で示すように、ネクタイNを二度折りした状態で収納できる大きさである。ネクタイNは二度折りした状態で後述する支持部材で吊り下げ状態に支持される。 【0013】しかして、容器本体1の大きさは、長さaが40センチ、幅bが11センチ、厚さcが2センチの容器である。容器本体1の大きさは、これに限定するものではないが、携帯性を考慮すると、ネクタイNを二度折り、又は三度折りした状態で収納できるように形成するのが望ましい。容器本体1の材質としては、合成樹脂材、ガラス、板材、金属等を選択することが可能であるが、本実施例では透明の硬質合成樹脂材が採用されている。容器本体1は、本実施例では、その大きさ並びに材質が蓋体と同様なので、容器本体1を蓋体2とし、又は蓋体2を容器本体1として取り扱ってもも良い。 【0014】次に2は容器本体1に開閉自在に取付け或いは枢着され、かつ、適宜箇所に閉止用係合手段3を備えた透明の蓋体である。この蓋体2も上記容器本体1と同様にトレー状に形成されている。この蓋体2は細長板状弾性接続片4を介して容器本体1に対して常に開く方向に付勢されている。したがって、後述する閉止用係合手段3の係止状態を解除すると、図2で示すように自動的に略90度開く。 【0015】しかして、前記弾性接続片4は、容器本体1及び蓋板2の開口側縁部の外壁面1a、2aに上部寄りの部位から下部寄りの部位に至って細長板状に固定されている。なお、この弾性接続片4は容器本体1又は蓋体2に対して枢支片としての機能も有する。また弾性接続片4は複数個、例えば前記外壁面1a、2aに所要間隔を有して上下に1対設けても良し、この弾性接続片4に代え、周知の手段によりコイルスプリングを採用しても良い。 【0016】次に閉止用係合手段3は、容器本体1と蓋体3の合わせた部分に設けられている。すなわち、本実施例では閉止用係合手段3は、容器本体1の開閉端部1bの中央部に形成された被係合部(被係合孔)3aと、この被係合部3aに係脱するように蓋体2の開閉端部2bの中央部に設けられた弾性の係合部(係合爪片)3bから成る。 【0017】しかして、前記係合部3bは、図2で示すように摘み片状に形成されており、蓋体2の開閉端部2bから一部が突出している。したがって、容器本体1と蓋体2とを互いに閉じた時には、その小突起が容器本体1の外壁面1aにスライドした後被係合部3aに係合する。この時係合部3bはその弾性力に抗して外側に多少変位して被係合孔3aに自動的に係合する。 【0018】次に5は少なくとも容器本体1又は蓋体2のいずれか一方に、ネクタイNを折り曲げた状態で支持するこができるように固定的に内設した長片状支持部材5である。この支持部材5は、本実施例では容器本体1及び蓋体2の内壁面1c、2cの上部に、それぞれその一端部が固定されている。これらの支持部材5は、その中間部がネクタイNを介して対応する各内壁面1c、2cにそれそれ圧接する横方向の弾性体である。 【0019】しかして、弾性体としての支持部材5は、合成樹脂材で人差し指状に形成され、その端面L型状の基端部5aと指先状の自由端部5bとの間に相当する中間部5cが、内壁面1c、2c側にそれぞれ弧状或いは弓形状に形成されている。この支持部材5は弾性力を有するのであれば金属片であっても良い。したがって、弾性力を有する材質で人差し指状に形成された支持部材5は、その自由端部5bの内側に指を掛けて開口側に引くと、その材質自体の弾性力に抗して変位し、一方、指を離すと復帰する。 【0020】上記構成に於いて、ネクタイ携帯容器XにネクタイNを収納させるには、まず閉止用係合手段3の係合部3bに指を掛けて手前側に引く。この時係合部3bは多少外拡変位して被係合部3aから外れる。そうすると、弾性接続片4の弾性力が開く方向に作用し、容器本体1及び蓋体2は、図2で示すように互いに開放する。 【0021】次に容器本体1又は及び蓋体2内の支持部材5の自由端部5bに指を掛け、支持部材5を手前(開口)側に引く。そして、二度折り、或いは三度折りしたネクタイNの折り返し部を支持部材5の中間部5cに吊り下げ、かつ、ネクタイNを所望する位置に調整した後に支持部材5から指を離す。そうすると、支持部材5はその弾性力により容器本体1又は及び蓋体2の内壁面側へとそれぞれ復帰する。これにより、支持部材5の弧状中間部5cは、ネクタイNを対応する内壁面1c、2cに圧接する。 【0022】最後に容器本体1と蓋体2とを閉じる。この時蓋体2側の係合部3bの小突起が容器本体1の開放側の外壁面を乗り越えるようにスライドし、容器本体1の被係合部3aに自動的に係合する。これにより蓋体2は容器本体1に閉止される。 【0023】 【実施例】まず発明の実施例の形態で説明した第1実施例に於いて、支持部材5は容器本体1及び蓋体2内の上部にそれぞれ設けられているが、ネクタイNの下部を支持することができるように、さらに同一の支持部材5を容器本体1及び蓋体2内の下部寄りの部位に設けても良い。また支持部材5には図示しないの滑り止め部材を貼着しても良い。 【0024】以下、この欄では本発明の第1実施例と異なる他の実施例について説明する。なお、他の実施例の説明にあたって前記第1実施例と同一の構成には同一又は同様の符号を付し、重複する説明を省略する。 【0025】図4は本発明の第2実施例を示すネクタイ携帯容器X1である。この第2実施例に於いて、前記第1実施例と主に異なる点は、容器本体1A又は/及び蓋体2Aの内部にネクタイNが支持部材5Aから滑り落ちないようにするための滑動防止手段10を適宜に設けたことである。滑動防止手段10は、本実施例では容器本体1A及び蓋体2Aに取付けてある。 【0026】しかして、滑動防止手段10は、上端部が平面コ字型状(例えば手摺状)の支持部材5Aに連結されたチェーン11と、このチェーン11の下端部に取り外し可能に取付けられたネクタイ用挾持手段の一例としてのネクタイピン12とから成る。 【0027】このように構成すると、ネクタイNを容器本体1A及び蓋体2Aの支持部材5Aにそれぞれ吊り下げ状態に支持させた後、滑動防止手段10のネクタイピン12で折り曲げ状態のネクタイNの中央部を挾持することができる。また必要に応じてネクタイピン12をチェーン11から取り外し、文字通りネクタイピンとしても使用することができる。なお、前記チェーン11の下端部には、普通一般にキー等を吊り下げるために使用されている係止金具が設けられている。 【0028】図5は本発明の第3実施例を示すネクタイ携帯容器X2である。この第3実施例に於いて、前記第1実施例と主に異なる点は、第2実施例と同様に容器本体1B又は/及び蓋体2Bの内部にネクタイNが支持部材5Bから滑り落ちないようにするための滑動防止手段10Bを適宜に配設したことである。滑動防止手段10Bは、本実施例では容器本体1B及び蓋体2Bに取付けてある。 【0029】この滑動防止手段10Bは、第2実施例と同様に手摺状の支持部材5Bと相俟ってネクタイNを挾持することができるように、容器本体1B及び蓋体2Bの内壁面1c、2cにそれぞれ固定的に設けられている。なお、容器本体1B側の滑動防止手段10Bと、蓋体2Bのそれとは同一構成である。そこで、容器本体1B側の滑動防止手段10Bについて説明し、便宜上蓋体2B側の滑動防止手段10Bについては同一の符号を付し、重複する説明を省略する。 【0030】しかして、滑動防止手段10は、容器本体1Bの内壁面1cに逆U状の両端部がそれぞれ適宜に固定された弾性棒状片15と、この弾性棒状片15の水平部に固定的に装着されたパイプ状滑り止め片16とから成る。なお、弾性棒状片15はバネ力を有する金属で形成されている。また滑り止め片16はゴムである。 【0031】上記構成に於いては、ネクタイNを支持部材5Bに吊り下げる場合には、まず滑動防止手段10Bの滑り止め片16を容器本体1Bの内壁面1c側に指で押し込み、次いでこの状態を維持しながら適宜にネクタイNを支持部材5Bと滑り止め片16との間に通す。そして、滑り止め片16から指を離すと、滑り止め片16は弾性棒状片15の材質自体のバネ力により復帰し、その結果、ネクタイNは滑り止め片16と支持部材5Bの両方により挾持される。 【0032】図6及び図7は本発明の第4実施例を示すネクタイ携帯容器X3である。この第4実施例に於いて、前記第1実施例と主に異なる点は、第2実施例と同様に容器本体1C又は蓋体2Cの内部にネクタイNが支持部材5Cから滑り落ちないようにするための滑動防止手段10Cを適宜に設けたことである。滑動防止手段10Cは、本実施例では容器本体1C側に1個取付けてある。 【0033】この滑動防止手段10Cは、対向する内壁面、本実施例では蓋体2Cの内壁面2cと相俟って支持部材5Cに吊り下げられたネクタイNの下端部を支持することができるように、容器本体1Cの内壁面1cの下部に取付けられている。 【0034】しかして、図7で示すように滑動防止手段10Cは、内端部が前記内壁面1cに固定された弾発性部材(例えばコイルスプリング、板バネ、ここでは弾性のスポンジも含む)18と、この弾発性部材18の外端部に垂直状態に固定された幅広の押当て板19とから成る。幅広の押当て板19は、弁当箱状のネクタイ携帯容器X3内にネクタイを収納していない場合においても、蓋体2C側の内壁面2cに多少接触している。 【0035】また支持部材5Cが容器本体1Cの内の上部に枢支されたハット型形状の枢支棒20と、この枢支棒20の水平部に固定的に装着されたパイプ状滑り止め片21とから成ることも相違する。したがって、吊り下げたネクタイNの重みや支持部材5C自体の自重が相俟って、支持部材5Cは容器本体1Cの内壁面1cにネクタイNを多少押し付ける。 【0036】上記構成に於いて、閉止用係合手段3を解除した時に、図6で示すようにネクタイ携帯容器X3が自動的に開いた場合には、まず支持部材5Cを手前側に持ち上げ、該支持部材5CにネクタイNを吊り下げる。次にネクタイNを支持部材5Cに折曲げた状態で1本又は2本吊り下げた場合に於いて蓋体2Cを閉じると、ネクタイNの厚みに対応して弾発性部材18の弾発力がネクタイN側に作用する。その結果、ネクタイNは滑動防止手段10Cと蓋体2C側の内壁面2cにより挾持される。 【0037】図8乃至図10は本発明の第5実施例を示すネクタイ携帯容器X4である。この第5実施例に於いて、前記第1実施例と主に異なる点は、まず容器本体1D及び蓋体2Dの形状である。すなわち、第1実施例のネクタイ携帯容器Xは、外観上弁当箱状で有るのに対し、この携帯容器X4は、例えば茶筒容器のように円筒体である。 【0038】この茶筒容器型の携帯容器X4は、図9で示すように透明の有底筒状容器本体1Dと、この容器本体1Dの開口部25に嵌合する透明の蓋体2Dと、この蓋体2D及び容器本体1Dの底壁部26にそれぞれ形成された軸孔としての中心孔27、28に支承され、かつ、ネクタイを巻き付けた状態で支持する支持部材5Dとから成る。したがって、蓋体2Dは、第1実施例のように容器本体1Dに開閉自在に枢支されていない。なお、携帯容器X4は、その有底筒状容器本体1Dの少なくとも筒状周壁部が透明であることが望ましい。 【0039】次に前記支持部材5Dの構成も異なる。支持部材5Dは、容器本体1D及び蓋体2Dに支承されると回転自在であり、またネクタイを容易に巻き付けることができるように蓋体2Dを容器本体1Dから取り外すと、簡単に取り外すことができる。したがつて、支持部材5Dは容器本体1D及び蓋体2Dに対して脱着自在である。 【0040】しかして、この実施例の支持部材5Dは、両端部に上記中心孔27、28にそれぞれ嵌合的に係合する一対の突起軸30と、この突起軸30をそれぞれ有する左右のフランジ部31と、これらの左右のフランジ部31を連結する合計2本のネクタイ巻付け用平行支持棒32とから成り、前記2本の平行支持棒32の間にには、ネクタイの細幅端部を挿入することが可能な間隙部33が設けられている。なお、前記平行支持棒32は、3本又は4本でも良い。また蓋体2Dを容器本体1Dに着脱自在に螺合しても良い。 【0041】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙するような効果がある。 (1)一般家庭於いて、自己が特に好みにしている幾つかのネクタイの取り扱いや保存状態を「シワ」が生じないように良好ならしめることができる。 (2)冠婚葬祭、ビズネス、旅行等の目的に応じてネクタイを持って行きたい場合に、「シワ」が生じないように収納しかつ運搬することができる。 (3)支持部材にネクタイを二度折り、又は三度折りした状態で支持させるので、容器をコンパクト化することができる。したがって、容易に携帯することができる。 (4)容器内に収納されたネクタイは、支持部材から滑り落ちないと共に、「シワ」が生じない。 (5)ネクタイを支持部材に容易に支持させることができると共に、外部から視覚により容器に収納されているネクタイを容易に識別することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】591247330 【氏名又は名称】村井 正彦
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)5月22日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】三浦 光康
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| 【公開番号】 |
特開平11−332724 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)12月7日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−158538 |
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