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【発明の名称】 郵便箱
【発明者】 【氏名】カリエロ ミケ−レ

【要約】 【課題】各種通信郵便を処理するための手段の設けられた、宛書きすることやそれぞれの投函された手紙を秤量して使用者によって貼付されているであろう切手を確認することができる郵便箱を提供する。

【解決手段】光学手段、電気モータ、マイクロプロセッサを組み合わせた各種通信郵便を処理するための手段の設けられた郵便箱において、使用者が適切な投函口(2)に導入したカードの上に存在する残高を調べることのできるカードリーダー、適当なジップコード番号を構成するための第1のアルファベット数字キーボード(3)、その送ろうとする手紙の型を記入するための第2のアルファベット数字キーボード(4)、適切な投函口に投函された手紙を秤量し、そのマイクロプロセッサが料金額を算出してこれを表示装置(6)に表示するための手段(L1)、使用者が上述の各手段を操作してしまった後で押して第2連の操作を開始させるための押しボタンを設ける。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 通信郵便を処理するための手段を備えた郵便箱(1)において、マイクロプロセッサが組み合わされていて、これにより、この郵便箱の投函口における位置に関するかぎり手紙が正確に投函されたかどうかを見ることができ、そして投函があったときに、その投函された手紙に貼付されている郵便切手に日付と投函時刻とをスタンプする装置(F2)へこの手紙を移送する手段の駆動のための電気モータを作動開始させることのできる光学手段と、その手紙に貼付された切手が正しい額面のものであるかどうかを見ることができ、そしてこれが正しかったときにそのモータを再始動させてこの手紙がこの郵便箱の底へ落下するのを許容し、一方、逆の場合にはそのモータをその手紙が投函口(2)へ送り戻されるように再始動させることのできるもう一つの光学手段と、及び更に、この郵便箱の底の手紙の堆積が所定の高さを超えていないことを確認することのできる別な光学手段とが制御される、上記郵便箱において、これが更に、そのマイクロプロセッサと組み合わされ、かつそれにより制御される下記、すなわちa)使用者が適切な投函口(2)に導入したカードの上に存在する残高を調べることのできるカードリーダー、b)適当なジップコード番号を構成するための第1のアルファベット数字キーボード(3)、c)その送ろうとする手紙の型を記入するための第2のアルファベット数字キーボード(4)、d)適切な投函口に投函された手紙を秤量し、そのマイクロプロセッサが料金額を算出してこれを表示装置(6)に表示するための手段(L1)、e)使用者が上述の各手段を操作してしまった後で押して第2連の操作を開始させるための押しボタンをも含み、その際上記第2連の操作が下記、すなわち・前に記入されたジップコードに対応するバーコードを貼付するための、前記モータにより駆動される第1プリント装置(F1)、・使用者に適当な開口を通して引渡される受領書を作製するための第2プリント装置(10)及び・投函の細目をスタンプするためのスタンプ装置(F2)
によって実施され、そしてこの時点において、上記モータにより作動するローラがその手紙を郵便箱の底へ落下させ、そしてそのマイクロプロセッサ(B1)がその磁気テープから適切な代価を徴収することを特徴とする、上記郵便箱。
【請求項2】 第1キーボードが、使用者がミスタイプしたときにいつでもそのジップコードを取り消せるように構成されている、請求の範囲1に従う郵便箱。
【請求項3】 投函された手紙が、予め貼付された切手を有する正常なものであるときに、その適切な投函口(2)の水準において、それら手紙を支持する面にその貼付された切手を調べることのできる光学手段が取り付けられていて、それによりそのマイクロプロセッサ(B1)が、それら切手がその投函された手紙の重量及びそのタイプ打ちされたジップコードについて正しい郵便料金に相当するかを確証することができ、そしてもし料金が現金で支払われるときは使用者はその表示装置(6)の上の要求された代価を読んだ後で貨幣や紙幣を適当な投入口(9、10)の中へ投入し、その際それら貨幣や紙幣はそのマイクロプロセッサに組み合わされたそれぞれの読取り機によって確認される、請求の範囲1又は2に従う郵便箱。
【請求項4】 コード化磁気カードリーダーにアクセスするための第3のキーボード(5)が設けられており、これは、郵便局員が彼らの身分証明コードを正しくこの第3キーボードでタイプ打ちした後で、そのモータを起動させて郵便箱を開放し、そして手紙を収集するように備えられている、請求の範囲1ないし3のいずれかに従う郵便箱。
【請求項5】 表示装置(6)が、その郵便箱が実際に使用されていないときはいつでも、使用者及び通行人が見たときに郵便局によって作られた公共用又は公告用のメッセージを載せるようにプログラムされている、請求の範囲1ないし4のいずれかに従う郵便箱。
【請求項6】 適切に保護され、かつ適切な電流の供給された電気抵抗がその郵便箱の内部の適当な位置に取りつけられており、そして或る恒温装置により制御されてその郵便箱の周囲が一定温度に保たれることを確実にする、先行の各請求の範囲のいずれかに従う郵便箱。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種通信郵便を処理するための手段の設けられた郵便箱に関する。この発明は郵便箱内での通信郵便の処理の分野に属し、そしてより特別には、ヨーロッパ特許出願第95110857.02303号に記述された郵便箱の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】上記の郵便箱は、マイクロプロセッサを含み、これによって、この郵便箱の投函口における位置に関するかぎり手紙が正確に投函されたかどうかを見ることができ、そして投函があったときに、その投函された手紙に貼付されている郵便切手に日付と投函時刻とをスタンプする装置へこの手紙を移送する手段の駆動のための電気モータを作動開始させることのできる光学手段a)と、その手紙に貼付された切手が正しい額面のものであるかどうかを見ることができ、そしてこれが正しかったときにそのモータを再始動させてこの手紙がこの郵便箱の底へ落下するのを許容し、一方、逆の場合にはそのモータを、その手紙が投函口において示されるように再始動させることのできるもう一つの光学手段b)と、及び更に、この郵便箱の底の手紙の堆積が所定の高さを超えていないことを確認し、そして超えたときは直ちに、それ以降の投函された手紙を、モータの停止と音響学的な信号とによって拒絶することのできる第3の光学手段c)とが制御される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の郵便箱は、これが宛書きすることやそれぞれの投函された手紙を秤量して使用者によって貼付されているであろう切手を確認することができず、そして切手が既に貼付されている正常な手紙しか受け取らず、そして書留郵便、保険付き郵便又は速達郵便は受け取らないと言うことにより制限される。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような制限を除き、そして使用者がその手紙の送達に要する額の郵便料金を表示装置の上で読んでその額を磁気カードによるか、又は現金により支払うことを含めて本文の記述より明らかとなるであろうが、この郵便箱は郵便局の中に設けるのに特に適している。
【0005】このものは上述した特許出願に記載されている各部分を含み、そしてその請求の範囲の特徴事項部にあげてあるような、全てそのマイクロプロセッサと組み合わされ、かつこれにより制御される下記、すなわちa)使用者が適切な投函口に導入したカードの上に存在する残高を調べることのできるカードリーダー、b)適当なジップコード番号(郵便局のデータ処理センターのための第1及び第2フェーズを除外する2進コード化システム)を構成するための第1のアルファベット数字キーボード、c)その送ろうとする手紙の型を記入する(例えば予め貼付された切手のない正常郵便、書留郵便、保険付き郵便、速達等)ための第2のアルファベット数字キーボード、d)適切な投函口に投函された手紙を秤量し、そのマイクロプロセッサが料金額を算出してこれを表示装置に表示するための手段、e)使用者が上述の各手段を操作してしまった後で押して第2連の操作を開始させるための押しボタンをも含み、その際上記第2連の操作は下記、すなわちf)前に記入されたジップコードに対応するバーコードを貼付するための、前記モータにより駆動される第1プリント装置、g)使用者に適当な開口を通して引渡される受領書(受領書は全ての郵便用及び法律上の目的に有効である)を作製するための第2プリント装置、及びh)投函の細目(投函の場所や時間、送達の型及びそれの料金)をスタンプするためのスタンプ装置によって実施される。
【0006】この時点において、上記モータにより作動するローラがその手紙を郵便箱の底へ落下させ、そしてそのマイクロプロセッサがその磁気テープから適切な代価を徴収する。
【0007】
【発明の実施の態様】第1キーボードは、使用者がミスタイプしたときにいつでもそのジップコードを取り消すこともできる。これと異なって、投函された手紙が、予め貼付された切手を有する正常なものであるときに、その適切な投函口の水準において、それら手紙を支持する面にその貼付された切手を調べることのできる光学手段が取り付けられていて、それによりそのマイクロプロセッサが、それら切手がその投函された手紙の重量及びそのタイプ打ちされたジップコードについて正しい郵便料金に相当するかを確証することができ、そしてもし料金が現金で支払われるときは使用者はその表示装置の上の要求された代価を読んだ後で貨幣や紙幣を適当な投入口の中へ投入し、その際それら貨幣や紙幣はそのマイクロプロセッサに組み合わされたそれぞれの読取り機によって確認される。
【0008】表示装置はまた、その郵便箱が実際に使用されていないときはいつでも、使用者や通行人に見えるように、郵便局によって作られた公共用又は公告用のメッセージを載せるようにプログラムされている。更に、コード化磁気カードリーダーにアクセスするための第3のキーボードが設けられており、これは、郵便局員が彼らの身分証明コードを正しくこの第3キーボードでタイプ打ちした後で、そのモータを起動させて郵便箱を開放し、そして手紙を収集するように備えられている。更に、適切に保護され、かつ適切な電流の供給された電気抵抗がその郵便箱の内部の適当な位置に取りつけられており、そして或る恒温装置により制御されてその郵便箱の周囲が一定温度に保たれることを確実にする。
【0009】
【実施例】以下、本発明を添付の1連の図面の参照のもとに実施例によって更に詳細に記述する。本発明に従う郵便箱1の外観を図1に示すが、用いられている他の参照数字はそれぞれ下記を表わす。2:手紙投函口、3:第1アルファベット数字キーボード、4:第2アルファベット数字キーボード、5:第3アルファベット数字キーボード、6:表示装置、7:磁気カードリーダー用開口、8:紙幣用開口、9:貨幣用開口、10:受領書を印刷し、発行する装置に対応する開口。
【0010】図2に所要部分のブロック線図を示すが、この図において3は第1アルファベット数字キーボードであり、B1はマイクロプロセッサであり、6は表示装置であり、F1は印刷装置であり、F2はスタンプ装置であり、L1は秤量装置であり、そして7は磁気カードリーダーである。これらの部分の機能を図3によって詳細に説明する。図3はコード化及び印刷のためのブロックのモータ制御カード及び他の部分との関連を示す。この図は自明であるけれども、以下にその主要部を列挙する。
【0011】
3 60分の1キーボード、4列4行(第1キーボード)
B1 PIC 16C54 マイクロプロセッサ 6 Sharp 40×2アルファベット数字表示装置 7 磁気リーダー L1 手紙秤量装置 F1 マトリックスプリント装置 F2 スタンプ装置 G1 モータ制御カード K1 Dift 12V 10アンペヤ緩衝電池 R1 1000オーム抵抗 R2 1000オーム抵抗 R3 1Mオーム抵抗 R4 400オーム抵抗 R5 10000オーム抵抗 R6 100000オーム抵抗 R7、R8 1000オーム抵抗 R9 100オーム抵抗 C1、C2、C3 1マイクロファラッドコンデンサ U1 集積フリップフロップ回路4013 U2 単安定集積回路74C221 Q1、Q2、Q3 BC547トランジスタ FT1 フォトダイオード TU フォトトランジスタ D1 1N4001ダイオード D2 2N4001ダイオード D3 1N4002ダイオード RL1 12ボルトリレー、1ポイント P1 前特許出願に記述した郵便箱の1部をなす各電気的部材に接 続される(+12ボルト)正極 P2 プリンタのテストピン P3 この系の負極(アース)
【0012】上記特許出願に記述された郵便箱の機能は2進コード化装置を付加することによって変えられ、これは主としてこの系がジップコードの入力、送られるべき手紙の型及びそれに対する料金支払いの入力を必要とすることによる。ダイオード式光検出器(FT1−TU)よりなるフォトセルが手紙の通過を、これがスタンプ領域へ達する前に検出し、そしてこの手紙はその切手を見るための光学手段によって確認された後で先へ送られ、そしてその光学手段の赤外線ビームを遮り、それによって単安定性集積回路U2(74C221)の入力部に負のパルスを生じさせ、これが、誤読エラーが起こらないようにそのパルスの時間を延長させるのに用いられる。U2の出力パルスはU2(集積されたフリップフロップ4013)のセット用入力を構成するが、これはトランジスタQ2を介してリレーRL1がモータへの電流供給を切断するようにこのリレーを付勢する。
【0013】このモータの遮断はその手紙がスタンプ点に到達する前に停止することを確実にする。この遮断はその2進コード化及びスタンプ打ちのための1連の作動を活性化させるのに用いられる。モータが停止したときにそのマイクロプロセッサは表示装置を介して使用者にジップコード又はその手紙が送られるべき地域の番号をタイプ打ちするように告げる。ここで、その表示装置に示されているものはメニューの型のものであることもでき、すなわち使用者が実施しなければならない全ての操作がその表示装置の上に現れる指示によって案内され得ることをつけ加えるべきであろう。例として、その双方向スタンプ打ち位置において、モータが停止するに至った後で、表示装置が使用者に届け先の氏名と場所とをタイプするように指示する場合を考えてみよう。使用者はその場合、例えばMILAMをタイプ打ちすると、表示装置の上にそのジップコード20100が現れ、それに続いてそのマイクロプロセッサの設計者がそれをプログラムするときに選んだなんらかの語又は文が示される。
【0014】その後で、このマイクロプロセッサのプログラムは、常にそのマイクロプロセッサによって作動するプリンタを迅速に付勢し、次いでそのジップコードを郵便組織によって用いられる2進コードでプリントする。この2進コードがプリントされたならば直ちにそのマイクロプロセッサはその集積フリップフロップ回路U1にリセットパルスを送り、これがトランジスタの1つを介して次にその新しいコンセントをリレーの停止のために送り出す。この停止コンセントに続いてそのモータは再び始動し、そしてこの郵便箱の機械的装置の正常の操作を開始させ、それによって手紙にスタンプ打ちされ、次いでその収容部に送り込まれる。
【出願人】 【識別番号】598055013
【氏名又は名称】カリエロ ミケ−レ
【出願日】 平成10年(1998)4月9日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 恒久
【公開番号】 特開平11−299631
【公開日】 平成11年(1999)11月2日
【出願番号】 特願平10−114287