| 【発明の名称】 |
飲食サービスシステム |
| 【発明者】 |
【氏名】阿部川 勝義
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| 【要約】 |
【課題】接客係の歩く距離が少なく、迅速に注文料理をお客に提供でき、お客が展示料理を見ながら注文できる飲食サービスシステムを提供する。
【解決手段】料理を作る厨房1と客席間に搬送装置Tを設け、この搬送装置Tの先端に回転テーブル32を設け、この回転テーブル32近傍に客席を設け、厨房1から回転テーブル32へ自動的に注文料理を供給する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 厨房等の飲食物を供給する供給センターと、この供給センターから客席に伸びて配設された搬送装置と、この搬送装置の先端に設けられ、前記搬送装置によって送られた飲食物を滞留しておくための滞留装置とからなることを特徴とする飲食サービスシステム。 【請求項2】 前記供給センターは厨房であり、この厨房から複数の搬送装置が放射状に伸びており、この搬送装置に接して前記滞留装置をなす回転テーブルが設けられていることを特徴とする請求項1記載の飲食サービスシステム。 【請求項3】 前記回転テーブル上には少なくとも一般のデコレーションプレートが設けられ、この上に飲食物が載せられることを特徴とする請求項2記載の飲食サービスシステム。 【請求項4】 前記搬送装置は飲食物を往復搬送し得るように2つのコンベアからなり、これらがカバーで被われていることを特徴とする請求項1乃至3項のいずれかに記載の飲食サービスシステム。 【請求項5】 前記搬送装置は洗浄装置を備えていることを特徴とする請求項1乃至3項のいずれかに記載の飲食サービスシステム。 【請求項6】 前記滞留装置上には内部の飲食物が目視でき飲食物を保存加熱する飲食物処理装置が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の飲食サービスシステム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、レストランあるいは飲食店等で効率よく飲食物をお客に提供するための飲食サービスシステムに関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、レストランにおいては、お客がテーブルに座った後に、注文を聞いて厨房へ連絡し、料理が完成した後に、接客係が手で注文料理を持ってお客のテーブルに運ぶようにしている。 【0003】また、一般にホテル、レストラン等のバイキング形式おいては、テーブル上に飲食物が展示され、現物を見ながらお客が自分の好きなものを選択していた。 【0004】また、回転寿司においては、お客が搬送装置(コンベア)の周りに座って自分の好む寿司を適宜選択している。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、お客の注文を聞いて接客係が厨房の料理をお客のテーブルへ運ぶ場合には、時間がかかるだけでなく、接客係が一日に歩く距離も大となり、疲れるという欠点があり、サービスの迅速さにも欠けている。 【0006】また、バイキング形式のサービス形態においては、料理の陳列による販促効果はあるが、お客が自ら料理を自分のテーブルまで運ばなければならない欠点があった。 【0007】更に、回転寿司においては、お客がコンベアの周囲に座る必要があり、大勢で会話する場合には不便であるという欠点があった。 【0008】そこで、本発明は、お客がテーブルに座ったまま、接客係に展示された料理を見ながら注文することができるとともに、接客係の店内での歩く距離が少なくなり疲れることが少なく、かつ短時間で注文品をお客にサービスできるような飲食サービスシステムを提供することを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、飲食サービスシステムを厨房等の飲食物を供給する供給センターと、この供給センターから客席に伸びて配設された搬送装置と、この搬送装置の先端に設けられ、前記搬送装置によって送られた飲食物を滞留しておくための滞留装置で構成した。 【0010】これにより、飲食物の供給センターからテーブル間に設けられた適宜位置に注文品を迅速に搬送することができ、接客係の歩く距離も少なくて済み、前記停留装置をなす回転テーブルが外部から内部の飲食物が目視できる飲食物処理装置を備えれば、お客がテーブルに座った状態で現物を確認しながら接客係に注文できる。 【0011】 【発明の実施の形態及び実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明する。 【0012】図1において、床が円形のレストランRの1隅には、供給センターをなす厨房1が設けられ、この厨房1の左側に隣接して出入口2が設けられ、この出入口2の隣には、待合席3がセットされ、この待合席3に対向してキャッシャカウンタ4が設けられている。前記レストランRのほぼ中心部には、従業員用の休憩室5および倉庫6が設けられ、この休憩室5の左側に隣接して事務所および従業員用トイレ8が、前記倉庫6の右側に隣接して洗場9が設置されている。 【0013】前記厨房1には、配置テーブル10が設置され、この配置テーブル10上から出来上がった料理を搬送する、客席に向かって放射状に3本の往路搬送装置11,12,13がそれぞれ伸長している。前記配置テーブル10に近接して空の皿等を受ける傾斜スライド14が位置し、この傾斜スライド14上には前記往路搬送装置11,12,13と並走する復路搬送装置15,16,17の先端が臨まされ、前記往路・復路搬送装置が搬送装置T,T,Tをなしている。前記傾斜スライド14の下端には洗箱18が置かれ、この洗箱18内に洗浄が必要な皿等が収納される。この皿等は洗場9で洗浄される。前記休憩室5、倉庫6、事務所7及び洗場9の前面には半円状に、ワイン、日本酒、地ビール等を展示しておくための展示棚19が設けられ店内の美感を増している。 【0014】前記搬送装置Tはほぼ同一構造をなし、例えば、図3に示すように中央の往路搬送装置12と復路搬送装置16は並列したコンベアであり、そのコンベア上で皿上に載せられた料理31が飲食物を滞留しておくための滞留装置としてのターンテーブル32に順々に供給される。前記ターンテーブル32は外側固定台32bと、前記往復路搬送装置12,16の先端に隣接している内側ターンテーブル32aからなり、この内側ターンテーブル32a上に配置テーブル10から送られた飲食物が載置されて回転される。したがって、次々に往路搬送装置12によって飲食物が供給されても自動的に内側ターンテーブル32aはそれらを収納できる。 【0015】前記ターンテーブル32の周囲には、種々の形式のテーブルA,B,C,Dが設けられ、このテーブルA,B,C,Dの周囲にその大きさに応じた数の椅子a,a…aが設置されている。 【0016】各ターンテーブル32には、1人の接客係w,w,wが位置し、この接客係wはお客の注文を聞いて厨房1に連絡し、この注文に応じて厨房1からは出来上がった料理が注文したターンテーブル32に対応する搬送装置Tに供給される。 【0017】接着係wは図4に示すように、入力装置40を持っており、この入力装置40には、回転テーブル番号、メニューの種類、注文個数等が入力され、発信ボタンを押すことにより厨房1内の表示板41上にそれら必要事項が表示され、これに応じて調理係は注文品を必要数だけ調理する。この入力装置をタッチパネルで形成してもよい。料理が、注文された客に対応するターンテーブル32上に供給されたら、接客係は必要に応じてそれを注文したお客の前に持っていってもよいし、ターンテーブル上の注文品をお客が自ら取り上げ、それを案内係にチェックしてもらってもよい。 また、店内全体をバイキング形式とする場合には、接客係wは、ターンテーブル上に適宜料理を配設しておけばよい。 【0018】なお、図3,4に示すように、外側固定テーブル32bに入力装置40に相当する入力盤43をセットしてもよい。また、図3に示すように、各搬送装置には、案内係wがそれを操作できるように搬送コンベアをスタートさせるスタートボタン44および搬送コンベアをストップさせるストップボタン45を設けるようにしてもよい。更に、また、搬送装置によって運ばれる料理およびサービス後の皿等は衛生上カバー46によって被われ外部からは目視できないようになっている。なお、カバー40は美感上透明にしてもよい。前記搬送装置Tはコンベアからなり、図5に示すようにスプロケット50により回転するゴム帯であり、各搬送装置Tには、洗浄装置52と乾燥装置53とが配設されている。図5は復路搬送装置を示し、傾斜スライド14に皿等の容器30を受け渡した後にゴム帯51は洗浄装置52の水によって洗浄され、そして乾燥装置53によって乾燥される。なお、復路搬送装置の場合は、洗浄装置52と乾燥装置53との位置関係が逆になる。 【0019】また、前記ターンテーブル32は、図2の中央位置および左側位置に位置するもののように、円形3段にデコレーションプレート32c,32dを設置し、その上に納品頻度の高い先付小鉢やデザートを載置してショーアップし、回転させておくこともできる。なお、デコレーションプレート上の飲食物は、どこからでも顧客の視線が届くような位置に配置し、更にライトアップすることにより、「料理が主役の食事ショウ」を楽しむことが可能となり、アミューズメント性を高めることができる。また、冷たい料理の場合には、二重容器に盛り込み外側の容器からドライアイス等の白煙を出すことによって演出力を高め、回転させることによりショーアップ効果を高めることができる。更に、図6に示すように、ターンテーブル32の内側ターンテーブル32a上には、支柱60を介して料理を加熱したり保存したりするための飲食物処理装置70が設けられ、この飲食物処理装置70は例えば電磁調理器であり、銅及び鉄製の容器に盛られた料理、例えば鍋料理等は暖かい湯気の立った状態で、ショーアップ効果を高めながら回転することとなる。 【0020】 【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、接客係は厨房とお客のテーブル位置とを往復する必要がなくなるので、疲れないし、厨房から出来上がった料理が迅速にお客に提供されるし、お客は、自己の席に座ったままで現物を見ながら注文できるし、注文された料理のみならず、お客の注文が多い料理、鮮度保持が問題とならないような料理はターンテーブル上のデコレーションテーブル上で回転させておけば、ショーアップ効果大となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】598054212 【氏名又は名称】株式会社アサ
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)4月23日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】石川 泰男
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| 【公開番号】 |
特開平11−299626 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)11月2日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−113115 |
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