| 【発明の名称】 |
収納用筒体とその口枠との結合装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】鋤柄 和代
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| 【要約】 |
【課題】収納用筒体に口枠を取り付けるものにおいて、その口枠の取り付けを容易にする。
【解決手段】収納用筒体2における開口端縁に係合突部4を一体形成する。口枠3における後側には、上記係合突部4が嵌合する嵌合溝8を形成する。該嵌合溝8を形成する内周壁7には、前後に位置して一対の係合穴9,10を形成し、上記係合突部4を上記嵌合溝8に嵌合する。コ字状のクリップ11を、その前辺11aを上記前側の係合穴9に挿入し、後辺11dを上記後側の係合穴10に挿入し、該クリップ11の後辺11dを上記嵌合した係合突部4の後面に係止させる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 収納用筒体における開口端縁に係合突部を一体形成し、口枠における後側には、上記係合突部が嵌合する嵌合溝を形成し、該嵌合溝を形成する内周壁には、前後に位置して一対の係合穴を形成し、上記係合突部を上記嵌合溝に嵌合し、コ字状のクリップを、その前辺を上記前側の係合穴に挿入し、後辺を上記後側の係合穴に挿入し、該クリップの後辺を上記嵌合した係合突部の後面に係止させることを特徴とする収納用筒体とその口枠との結合装置。 【請求項2】 上記前側の係合穴を、上記嵌合溝を形成する突壁内に形成した請求項1記載の収納用筒体とその口枠との結合装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は郵便受け(ポスト)、ゴミ缶等の収納用筒体とその口枠との結合装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、郵便受けやゴミ収納用の缶等のような、金属製等の収納用筒体において、美観等から、その筒体の口部に樹脂製の口枠を取り付ける場合がある。 【0003】このような口枠の取り付けにおいて、口枠が収納用筒体から外れないようにするものにおいては、従来、収納用筒体にビスで取り付けるのが一般的である。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記従来のように口枠をビスで取り付けるものにおいては、そのビスを回転する治具(ドライバー等)が必要である上にその取り付けも面倒である。 【0005】更に、そのビス頭も外視され美観上からも問題がある。そこで本発明は上記の問題を解決する収納用筒体とその口枠との結合装置を提供することを目的とするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するために、請求項1記載の第1の発明は、収納用筒体における開口端縁に係合突部を一体形成し、口枠における後側には、上記係合突部が嵌合する嵌合溝を形成し、該嵌合溝を形成する内周壁には、前後に位置して一対の係合穴を形成し、上記係合突部を上記嵌合溝に嵌合し、コ字状のクリップを、その前辺を上記前側の係合穴に挿入し、後辺を上記後側の係合穴に挿入し、該クリップの後辺を上記嵌合した係合突部の後面に係止させることを特徴とするものである。 【0007】また、請求項2記載の第2の発明は、上記第1の発明において、上記前側の係合穴を、上記嵌合溝を形成する突壁内に形成したものである。 【0008】 【発明の実施の形態】図に示す好ましい実施例に基づいて本発明の実施の形態について説明する。図は郵便受け(ポスト)に適用した実施例である。 【0009】図1は、ポール上に設ける郵便受け(ポスト)の実施例を示す。図1において、地上に立設されたポール1上に郵便受けの主体を形成する収納用の筒体2が固着されている。この筒体2の両端は開口され、その両端の周縁に口枠3が取り付けられている。 【0010】上記筒体2は両端が開口した金属製の缶状に形成され、その端縁には、これを内側にカーリングして、内側に突出する係合突部4が形成されている。該係合突部4の横断面は略真円になっている。この係合突部4の横断面形状は、その他楕円形、角形であってもよい。 【0011】上記口枠3は、上記筒体2の外周面に一ぱいに嵌合する筒状の嵌合部5と、該嵌合部5の内側へ、全周に渡って突出する突壁6と、該突壁6の内側において、上記嵌合部5と並行し、かつ全周に渡って形成した内周壁7とで形成され、これらは樹脂により一体成形されている。 【0012】上記突壁6と内周壁7とにより、後側が開口する嵌合溝8が全周に渡って形成されている。該嵌合溝8の径方向幅の寸法は、上記筒体2に形成した係合突部4が一ぱいに嵌る寸法に設定され、また嵌合溝8の軸方向寸法は、上記係合突部4がほぼ一ぱいに嵌る寸法に設定されている。 【0013】上記内周壁7には、その前側に位置して第1の係止穴9と、後側に位置して第2の係止穴10が一対として形成され、この一対の係止穴9,10は、周方向に適宜間隔を有して所望数形成されている。図の実施例では、内周壁7の下辺側に2個、左辺と右辺に各1個、上辺に2個形成されている。 【0014】上記前側の係止穴9は、上記突壁6内に形成されているとともに内周壁7の内面に開口し、また、上記後側の係止穴10は、内周壁7を貫通して上記嵌合溝8内と内周壁7の内面に開口している。更に、該後側の係止穴10の形成位置は、図4に示すように、上記筒体2の係合突部4を嵌合溝8に嵌合した場合に、係止穴10が係合突部4の後側近傍に位置するように設定されている。 【0015】上記両係止穴9,10には図6に示すようなクリップ11が嵌合される。該クリップ11は、上記前側の係止穴9に挿入できる前辺11aと、上記後側の係止穴10に挿入できる後辺11bと、これらの辺11a,11bをつなぐ辺11cとで形成され、これらは1枚の金属板をコ字状に折曲したり、樹脂成形により前辺11aと後辺11bにバネ性をもたせてある。また、上記後辺11bには、上記筒体2における係合突部4の横断面の円弧に沿った円弧状面部11dが形成され、かつ先端部に外側へ開いた案内部11eが形成されている。 【0016】また、上記内周壁7の内面には、上記クリップ11の辺11cが没入する凹部7aが形成されている。上記口枠3の下部には回転ピン12が設けられ、該回転ピン12に蓋13が回転可能に設けられ、該蓋13が矢印A,B方向に開閉するようになっている。 【0017】次に筒体2への口枠3の取り付け操作について説明する。先ず、図5に示すように、筒体2の前部に口枠3を対向させ、その口枠3を図5の矢印C方向へ押圧し、その嵌合部5を図4に示すように筒体2の外周面に圧嵌する。これにより、筒体2の係合突部4が口枠3の嵌合溝8内に嵌合する。 【0018】次で、図4に示すように、クリップ11を、その前辺11aを上記前側係止穴9に、後辺11bを上記後側係止穴10に位置させて人の手により押し込む。これにより、前辺11aが前側係止穴9に挿入し、後辺11bの円弧状面部11dが筒体2における係合突部4の後面円弧面に若干開いた状態で弾力的に圧接する。この圧接により、クリップ11の嵌合状態が保持されるとともに該クリップ11を介して筒体2と口枠3が連結される。 【0019】このようにして、各クリップ11を嵌合して取付操作は完了する。上記のように取り付けられたクリップ11は、筒体2の正面(図4の右側)からは外視されない。 【0020】なお、上記実施例は、本発明を郵便受け(ポスト)に適用した例であるが、この筒体2はゴミ収納用の缶、その他の収納用の筒状体であってもよい。また、上記実施例においては、係合突部4をカーリングして形成したが、この係合突部4は、図7に示すような中実状のものであってもよい。 【0021】 【発明の効果】以上のようであるから、請求項1記載の発明によれば、収納用筒体に口枠を嵌合した後、クリップを手で押し込むことにより、口枠を収納用筒体に取り付けることができる。したがって、従来のビスで取り付けるものに、比べて取付作業が容易になる。 【0022】また、請求項2記載の発明によれば、クリップが突壁内に収納されるため、該クリップが前側(正面)側より外視されず、美観を損ねることがない。
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| 【出願人】 |
【識別番号】595141535 【氏名又は名称】株式会社メイワ
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)4月2日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】長谷川 好道
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| 【公開番号】 |
特開平11−285438 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)10月19日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−129443 |
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