| 【発明の名称】 |
回転飲食台における保温商品提供方法および着脱自在のヒーター部材を備えた回転飲食台 |
| 【発明者】 |
【氏名】桑原 清宏
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| 【要約】 |
【課題】通常商品、保温商品の提供の切り換えが極めて容易に行え、通常商品のみの提供を行う際にも何ら支障となることがなく、ヒーター部材の修理を容易に行う。
【解決手段】ヒーター部材26を、電源18に接続されたクレセントチェーン14上のプレート20と、プレート20に着脱自在に装着されたヒーター部28と、により構成し、保温商品提供時にのみ、電源18に接続されたプレート20上に、ヒーター部28を装着させ、ヒーター部28に保温商品を載置させ、ヒーター部28の加熱により保温商品を保温して提供する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 基台(12)の上方に商品を巡回搬送させるクレセントチェーン(14)が設けられると共に、このクレセントチェーン(14)上の適所に、電源(18)と接続されたヒーター部材(26)が設けられてなる回転飲食台において、ヒーター部材(26)を、電源(18)に接続されたクレセントチェーン(14)上のプレート(20)と、このプレート(20)に着脱自在に装着されたヒーター部(28)と、により構成し、保温商品提供時にのみ、電源(18)に接続されたプレート(20)上に、ヒーター部(28)を装着させ、このヒーター部(28)に保温商品を載置させ、このヒーター部(28)の加熱により保温商品を保温して提供することを特徴とする回転飲食台における保温商品提供方法。 【請求項2】 ヒーター部材(26)のプレート(20)とヒーター部(28)との装着手段が、プレート(20)に穿孔された長孔(30)に、ヒーター部(28)裏面に突設したL型突起(32)を、嵌挿させ、プレート(20)に対してヒーター部(28)を回転させることにより、プレート(20)裏面にL型突起(32)の屈曲端(34)を当接させ、プレート(20)にヒーター部(28)を係止させることである請求項1記載の回転飲食台における保温商品提供方法。 【請求項3】 ヒーター部材(26)のプレート(20)とヒーター部(28)との装着手段が、プレート(20)に穿孔された小孔(62)に、ヒーター部(28)裏面に突設した突起(64)を、嵌挿させることである請求項1記載の回転飲食台における保温商品提供方法。 【請求項4】 ヒーター部材(26)のプレート(20)を鉄素材により成形し、ヒーター部材(26)のヒーター部(28)裏面に磁石(66)を装着させ、プレート(20)にヒーター部(28)を磁着させて装着させることを特徴とする請求項1記載の回転飲食台における保温商品提供方法。 【請求項5】 基台(12)の上方に商品を巡回搬送させるクレセントチェーン(14)が設けられると共に、このクレセントチェーン(14)上の適所に、電源(18)と接続されたヒーター部材(26)が設けられてなる回転飲食台において、ヒーター部材(26)が、電源(18)に接続されたクレセントチェーン(14)上のプレート(20)と、このプレート(20)に着脱自在に装着されたヒーター部(28)と、により構成され、保温商品提供時にのみ、電源(18)に接続されたプレート(20)上に、ヒーター部(28)を装着させ、このヒーター部(28)に保温商品を載置させ、このヒーター部(28)の加熱により保温商品を保温して提供することを特徴とする着脱自在のヒーター部材を備えた回転飲食台。 【請求項6】 ヒーター部材(26)のプレート(20)とヒーター部(28)との装着手段が、プレート(20)に穿孔された長孔(30)に、ヒーター部(28)裏面に突設されたL型突起(32)を嵌挿させ、プレート(20)に対してヒーター部(28)を回転させることにより、プレート(20)裏面にL型突起(32)の屈曲端(34)を当接させ、プレート(20)にヒーター部(28)を係止させることである請求項5記載の着脱自在のヒーター部材を備えた回転飲食台。 【請求項7】 ヒーター部材(26)のプレート(20)とヒーター部(28)との装着手段が、プレート(20)に穿孔された小孔(62)に、ヒーター部(28)裏面に突設された突起(64)を嵌挿させることである請求項5記載の着脱自在のヒーター部材を備えた回転飲食台。 【請求項8】 ヒーター部材(26)のプレート(20)を鉄素材により成形し、ヒーター部材(26)のヒーター部(28)裏面に磁石(66)を装着させ、プレート(20)にヒーター部(28)を磁着させて装着させたことを特徴とする請求項5記載の着脱自在のヒーター部材を備えた回転飲食台。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、通常商品、保温商品、の提供の切り換えが極めて容易に行える回転飲食台における保温商品提供方法および着脱自在のヒーター部材を備えた回転飲食台に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の例として本願特許出願人が先に出願した実公平2−8890号公報記載の回転飲食台がある。 【0003】本例は、クレセントチェーンの所定プレートにヒーター部材である保温鉄板を装着させたものであり、保温が必要な商品と、保温が必要でない商品とを同時に提供するものである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】従来技術においては、保温が必要な保温商品、例えばコーヒー、紅茶等の飲料は、ボトル等に収納して、保温鉄板上に載置して提供し、保温が必要でない通常商品、例えば寿司は、商品皿に載置させ、保温鉄板が装着されていないプレート上に載置して提供することは可能であるが、通常商品のみを提供しようとすると、保温鉄板(ヒーター部材)が装着されたプレートは通常プレートより高さが一段高いので、この高低差がある状態で商品が巡回搬送されるため、商品の選定がし難く、また通常プレート上に載置された通常商品を取る場合、保温鉄板に接触し易く、商品が落下し、使用に適さないことが問題となっていた。 【0005】また、通常商品のみを提供する際、保温鉄板(ヒーター部材)の電源を切り忘れると、通常商品の鮮度が著しく低下し、使用に供することができないことが問題となっていた。 【0006】また、保温鉄板(ヒーター部材)内の電気コードの断線、電気の接触不良等の修理を行う際、保温鉄板(ヒーター部材)がプレートに固着されているため、回転飲食台の主電源を切って行う必要があり、営業時間中に修理を行うことができないことが問題となっていた。 【0007】本発明は、前記欠点に鑑み、通常商品、保温商品の提供の切り換えが極めて容易に行え、通常商品のみの提供を行う際にも何ら支障となることがなく、ヒーター部材の修理が容易に行える回転飲食台における保温商品提供方法および着脱自在のヒーター部材を備えた回転飲食台を提供することを目的とするものである。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は、基台の上方に商品を巡回搬送させるクレセントチェーンが設けられると共に、このクレセントチェーン上の適所に、電源と接続されたヒーター部材が設けられてなる回転飲食台において、ヒーター部材を、電源に接続されたクレセントチェーン上のプレートと、このプレートに着脱自在に装着されたヒーター部と、により構成し、保温商品提供時にのみ、電源に接続されたプレート上に、ヒーター部を装着させ、このヒーター部に保温商品を載置させ、このヒーター部の加熱により保温商品を保温して提供することを特徴とするもの、またはヒーター部材のプレートとヒーター部との装着手段が、プレートに穿孔された長孔に、ヒーター部裏面に突設したL型突起を、嵌挿させ、プレートに対してヒーター部を回転させることにより、プレート裏面にL型突起の屈曲端を当接させ、両者を係止させることであるもの、またはプレートに穿孔された小孔に、ヒーター部裏面に突設した突起を、嵌挿させることであるもの、またはヒーター部材のプレートを鉄素材により成形し、ヒーター部材のヒーター部裏面に磁石を装着させ、両者を磁着させて装着させることを特徴とするものである。 【0009】 【発明の実施の形態】本発明に係る保温商品を提供するための、着脱自在のヒーター部材を備えた回転飲食台は以下の構成からなるものである。 【0010】この回転飲食台は、図1に示すように、基台12の上方ですし等の通常商品が載置された商品皿(図示略)を巡回搬送させるクレセントチェーン14が設けられてなるものである。 【0011】さらに、図6に示すように、クレセントチェーン14の下方の基台12の内部に配設されたレール16に摺動自在に電源である給電器具18が配設され、この給電器具18は、所定のプレート20に垂下させた連結管22と支持アーム24を介して連結され、所定のプレート20と一体に巡回搬送される。 【0012】このクレセントチェーン14に装着された所定のプレート20にヒーター部材26が装着され、このヒーター部材26と給電器具18とが接続されている。 【0013】ヒーター部材26は図2〜図4に示すように、給電器具(電源)18に接続されたクレセントチェーン14上のプレート20と、このプレート20に着脱自在に装着されたヒーター部28と、により構成されている。 【0014】ヒーター部28には内部ヒーター38の電源スイッチを設けることが望ましい。 【0015】ヒーター部材26のプレート20とヒーター部28との装着手段を、さらに詳述すると、プレート20に穿孔された長孔30に、ヒーター部28裏面に突設したL型突起32を、嵌挿させ、プレート20に対してヒーター部28を回転させることにより、プレート20裏面にL型突起32の屈曲端34を当接させ、両者20,32を係止させることにより、プレート20にヒーター部28を装着させる。 【0016】本例において、長孔30はプレート20の中央部に3個設けられ、この長孔30に対応させてL型突起32も3個設けられている。 【0017】また、ヒーター部材26のプレート20とヒーター部28との電源の接続手段は、プレート20内部に、給電器具(電源)18の電気コード端を接続部材36を介してプレート20表面側に露出させて装着し、ヒーター部28の裏面側に内部ヒーター38の電気コード端を接続部材40を介して突出させて装着し、両接続部材36,40を接続させることにより、通電状態とするものである。 【0018】また、ヒーター部材26のプレート20とヒーター部28との装着をより確実に行うため、プレート20に小孔42を穿孔し、ヒーター部28裏面にスプリング44を介して突起46を出没自在に装着し、プレート20とヒーター部28との装着時(長孔30へのL型突起32の係止時)に、小孔42内に突起46をスプリング44の押圧力を介して嵌入させることにより、プレート20とヒーター部28との装着力をより増大させてある。 【0019】本例において、突起46は1個所に設けられ、この突起46に対応させて小孔42もプレート20の1個所に設けられている。 【0020】なお、図中48は小孔42内に嵌入させた突起46を外すために突起46の上端と連結されたL型部材、50はL型部材48を押圧して突起46を上昇させるための取外レバー、52は保温商品を提供するための容器であるセイロ、54はセイロ52に蒸気を供給するための保水容器、56は湯呑み搬送用クレセントチェーン、58は湯呑み、60はカウンターを示す。 【0021】本発明に係る着脱自在のヒーター部材を備えた回転飲食台上で、保温商品、例えばシュウマイ等の蒸し物を提供する方法を以下に詳述する。 【0022】まず、電源18に接続されたプレート20内部の接続部材36に、ヒーター部28の接続部材40を接続させると共に、プレート20の長孔30に、ヒーター部28のL型突起32を、嵌挿させ、プレート20に対してヒーター部28を回転させることにより、プレート20裏面にL型突起32の屈曲端34を当接させ、プレート20にヒーター部28を係止させて装着させる。 【0023】この際、プレート20の小孔42に、ヒーター部28の突起46がスプリング44の押圧力を介して嵌入し、プレート20とヒーター部28との装着力がより増大する。 【0024】次に、ヒーター部材26のヒーター部28上に、水あるいは湯Wを充填させた保水容器54を載置させる。 【0025】次に、この保水容器54上に、保温商品である蒸し物を収納させたセイロ52を載置させる。 【0026】その後、ヒーター部材26の内部ヒーター38の加熱により、保水容器54内の水あるいは湯Wを蒸気として発散させ、この蒸気によりセイロ52内の蒸し物を加湿しながら保温する。 【0027】このように、回転飲食台上で、保温された保温商品である蒸し物を巡回搬送させることにより、客に順次提供する。 【0028】客は回転飲食台上から蒸し物を収納させたセイロ52を取り、カウンター60上に載置させ、セイロ52から蒸し物を取り出して食する。 【0029】また、本回転飲食台を使用して通常商品のみを提供する際には、ヒーター部材26のヒーター部28をプレート20から取り外し、通常の回転飲食台のプレートと同様に、同一平面上ですべての商品を巡回搬送させることができるため、使用に供しても何ら支障がない。 【0030】また、図7および図8に本発明に係る着脱自在のヒーター部材を備えた回転飲食台の別の例が示してある。 【0031】本例の回転飲食台は、前記例の回転飲食台と基本構成は同一であり、ヒーター部材26の装着手段が変更されたものであるため、このヒーター部材26の装着手段のみを説明する。 【0032】ヒーター部材26のプレート20に穿孔された小孔62に、ヒーター部28裏面に突設した突起64を、嵌挿させ、プレート20にヒーター部28を装着させてある。 【0033】また、ヒーター部材26のプレート20とヒーター部28との装着をより確実に行うため、プレート20を鉄素材により成形し、ヒーター部28裏面に磁石66を装着させ、両者20,28を磁着させることにより、プレート20とヒーター部28との装着力をより増大させてある。 【0034】この際、プレート20全体を鉄素材により成形する必要はなく、ヒーター部28裏面に装着された磁石66に対応するプレート20の対応個所のみに鉄素材を装着させてあればよい。 【0035】本例に係る回転飲食台による保温商品の提供方法は前記例と同様であるため、説明は省略する。 【0036】なお、両例において、ヒーター部材26の装着手段、長孔30とL型突起32との係止、小孔42と突起46との嵌挿、小孔62と突起64との嵌挿、磁石66と鉄素材のプレート20との磁着、をそれぞれ独立して使用することも可能であり、この手段を互いに組合わせて使用することも可能である。 【0037】また、保温機構であるヒーター部材26および電源18の構成は本例に限定されることはない。 【0038】また、保温商品としてシュウマイ等の蒸し物を使用してあるが、餃子等の焼き物を提供する際には、セイロ52、保水容器54に代えて把手付き鉄板に焼き物を載置させ、この鉄板をヒーター部28に載置させて提供することも可能である。 【0039】また、両例において、保温商品と通常商品を同時に提供する場合には、電源と接続されてないプレートに通常商品を載置させた商品皿を載置させて提供することは自明のことである。 【0040】 【発明の効果】本発明に係る回転飲食台における保温商品提供方法および着脱自在のヒーター部材を備えた回転飲食台によれば、保温商品提供時にのみ、電源に接続されたプレート上に、ヒーター部を装着させ、このヒーター部に保温商品を載置させ、このヒーター部の加熱により保温商品を保温して提供するため、通常商品提供時にはヒーター部を取り外して使用に供することができ、通常商品、保温商品、の提供の切り換えを極めて容易に行うことができる。 【0041】また、ヒーター部材のヒーター部とプレート部とを着脱自在としてあるため、ヒーター部の電気コードの断線、電気の接触不良等の修理を行う際、回転飲食台の主電源を切ることなく、ヒーター部をプレートから取り外すことにより、ヒーター部を容易に修理することができ、営業時間中にも容易に行うことができる。 【0042】また、ヒーター部材のプレートとヒーター部との装着手段を、プレートに穿孔された長孔とヒーター部裏面に突設したL型突起との係止、プレートに穿孔された小孔とヒーター部裏面に突設した突起との嵌挿、ヒーター部裏面に装着した磁石と鉄素材により成形されたプレートとの磁着、とすることにより、簡易構造とすることができ、コスト面、メンテナンス面において非常に有効である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000228475 【氏名又は名称】日本クレセント株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)3月30日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】小川 宏嗣
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| 【公開番号】 |
特開平11−276333 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)10月12日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−103771 |
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