| 【発明の名称】 |
祭壇用照明装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】黒田 英治
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| 【要約】 |
【課題】消費電力および発熱量の上昇を抑え、しかも、装飾紙全域に亘っての照度分布を均一化できることにより祭壇の優美性を損なうことがない構成を備えた祭壇用照明装置を提供する。
【解決手段】開口1A1を有するとともに、該開口1A1を装飾紙4により塞ぐ祭壇用照明装置1であって、装置内部には、前記装飾紙4に対して所定の間隔をおいて且つ平行な状態で面状発光体2を配置する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 開口を有するとともに、該開口に装飾紙により塞ぐ祭壇用照明装置であって、装置内部には、前記装飾紙に対して所定の間隔をおいて且つ平行な状態で面状発光体を配置したことを特徴とする祭壇用照明装置。 【請求項2】 請求項1記載の祭壇用照明装置において、上記面状発光体は、EL発光体であることを特徴とする祭壇用照明装置。 【請求項3】 請求項1または2記載の祭壇用照明装置において、上記面状発光体は、上記装置内部において位置決め機構により所定位置に位置決めされることを特徴とする祭壇用照明装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、祭壇用照明装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、葬儀等をはじめとして冠婚葬祭の会場に設けられる祭壇は、例えば内部に配置されている電球や放電管などを光源として用いた照明装置により点滅などの手法により照明を行うことで荘厳かつ豪華な雰囲気を醸し出す効果を得るようにした構成がある(例えば、実用新案登録第3042919号)。祭壇の場合には、図3に示すように、筐体Aの前面側に装飾紙Bで覆われた開口A1を設けるとともに、筐体Aの内部に配置した電球や放電管などの光源Cにより筐体Aの内部から装飾紙Bを照明する構成が用いられている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した構成においては、光源が点光源あるいは線光源であるために、開口全域での均一な照度が得にくい。つまり、光源から装飾紙までの距離によって照度が不均一となりがちである。また、開口や装飾紙の大きさによって光源の大きさを選択した場合には、装飾紙の面積によっては光量が不足してしまうこともある。このため、開口に配置されている彫材あるいは装飾紙全域に亘って醸し出すべき優美性が損ねられてしまうことがある。さらに、光源として、点光源をなす電球を用いた場合には、使用電力による発熱量の増加や電気代の高騰を招くこともある。 【0004】本発明の目的は、上記従来の祭壇用照明装置における問題に鑑み、消費電力および発熱量の上昇を抑え、しかも、装飾紙全域に亘っての照度分布を均一化できることにより祭壇の優美性を損なうことがない構成を備えた祭壇用照明装置を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するため、請求項1記載の発明は、開口を有するとともに、該開口に装飾紙により塞ぐ祭壇用照明装置であって、装置内部には、前記装飾紙に対して所定の間隔をおいて且つ平行な状態で面状発光体を配置したことを特徴としている。 【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の祭壇用照明装置において、上記面状発光体は、EL発光体であることを特徴としている。 【0007】請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の祭壇用照明装置において、上記面状発光体は、上記装置内部において位置決め機構により所定位置に位置決めされることを特徴としている。 【0008】 【作用】請求項1記載の発明では、装飾紙に対して所定の間隔をおいて且つ平行な状態で面状発光体を配置しているので、装飾紙の全域に亘って均一な照明を行うことができる。これにより、装飾紙は、全域において同じ照度で照明されるので、装飾紙の優美性が損なわれるようなことがない。 【0009】請求項2記載の発明では、面状発光体がEL発光体で構成されているので、消費電力および発熱量を低減し且つ均一な面発光を行わせることができる。 【0010】請求項3記載の発明では、面状発光体が位置決め機構により所定位置に位置決めされているので装飾紙全域に亘って光源との間の間隔を同じ状態に維持でき、これにより、照度分布を装飾紙全域に亘って同じ状態とすることができる。 【0011】 【実施例】以下、図示実施例により本発明の詳細を説明する。図1は、本発明実施例による祭壇用照明装置の要部構成を説明するための斜視図であり、同図において、祭壇用照明装置1は、祭壇をなす筐体1Aと面状発光体としてのEL発光体2とEL発光体2の位置決め機構3とを備えている。筐体1Aは、前面側に開口部1A1が形成され、その開口1A1が装飾紙4によって内側を覆われている。 【0012】面状発光体としてのEL発光体2は、略開口部1A1の全域を覆うことができる大きさを有し、高電界により加速されたキャリアの運動エネルギーによって励起されて発光現象が得られる真性ELからなる分散型ELディスプレイで構成されている。EL発光体2は、金属電極や透明電極(図示されず)に対する配線が筐体1A内に施され、その配線の端末部が筐体1Aの一部に設けられているコネクタ(図示されず)に接続されており、このコネクタに対してコンセントへの接続用端子プラグを備えた中継コード(図示されず)を接続することで外部電源からの給電が行えるようになっている。 【0013】EL発光体2は、筐体1A内で位置決め機構3により装飾紙4に対して所定間隔をおいて且つ平行に配置されている。つまり、位置決め機構3は、筐体1A内で装飾紙4との間で所定間隔に相当する位置に形成された凹部3A1を有する突部3Aで構成されており、凹部3A1内にEL発光体2の周辺部を挿入することができるようになっている。 【0014】本実施例は以上のような構成であるから、筐体1Aにおける開口1A1の内側に装飾紙4を貼り付けて開口1A1を覆い、さらに、その内側に位置する突部3Aの凹部3A1内にEL発光体2を挿入することで装飾紙4に対してEL発光体2を所定間隔で配置する。EL発光体2に対して通電すると、EL発光体2は装飾紙4の裏面全域で面発光して装飾紙4の全域を照明する。このため、装飾紙4とEL発光体2とは、その間隔が装飾紙4の全域に亘って同じであるので、装飾紙4の全域に亘ってEL発光体2からの照度が同じ状態に維持されることになる。 【0015】本実施例によれば、装飾紙4の裏面全域に亘って単一のEL発光体2を配置するだけの簡単な構成により、開口1A1全域での照度を均一化できるので、点光源や線光源と比較して装飾紙4に対する単位面積当たりの消費電力を低減することが可能になる。 【0016】ところで、上記実施例では、照明対象として装飾紙4を挙げたが、本発明はこのような構成に限らない。例えば、装飾紙4に代えて案内表示板等を用いることも可能である。この場合には、案内表示板を差し替えできるように、図2に示す筐体1Aの構成が用いられる。図2において筐体1Aは、開口1A1が形成されている面の内側に案内表示板5を差し入れ可能な溝部1A2が形成され、この溝部1A2と所定間隔をおいて位置決め機構(便宜上、図1で示した符号3を用いる)が設けられている。この場合の案内表示板5は、装飾紙と違って透光性をもつ半透明の樹脂板が用いられ、その表面に案内表示が筆記できるようになっている。 【0017】筐体1の壁部の一部(便宜上、符号1A3を用いる)は、隣接する壁部に対して図示しないヒンジ部材を介して開閉可能に設けられ、その内面には、溝部1A2の一部および位置決め機構3の突部3Aの一部がそれぞれ一体的に設けられている。なお、この一部の開閉端には図示しないがラッチ機構が設けられている。また、筐体1Aの一部1A3には、上記した溝部1A2および突部3Aに代えて、案内表示板5およびEL発光体2の側面に当接可能なクッション材を配置して案内表示板5およびEL発光体2の側面を押圧保持することも可能である。尚、図2において符号6は、複数のキャスタ6Aを備えた台座を示しており、筐体1Aを載置固定することで運搬の際の利便性が得られることを意図して設けられている。このような構成においては、開閉可能な壁部の一部1A3を開放することで案内表示板5を差し替えることができ、一部1A3を閉じたうえでEL発光体2に対して通電することで、図1に示した実施例と同様に案内表示板5を、その全域に亘って均一照明することができる。 【0018】 【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように、請求項1記載の発明によれば、装飾紙に対して所定の間隔をおいて且つ平行な状態で面状発光体を配置しているので、装飾紙の全域に亘って均一な照明を行うことができる。これにより、装飾紙は、全域において同じ照度で照明されるので、装飾紙の優美性が損なわれるようなことがない。 【0019】請求項2記載の発明によれば、面状発光体がEL発光体で構成されているので、消費電力および発熱量を低減し且つ均一な面発光を行わせることができる。 【0020】請求項3記載の発明によれば、面状発光体が位置決め機構により所定位置に位置決めされているので装飾紙全域に亘って光源との間の間隔を同じ状態に維持でき、これにより、照度分布を装飾紙全域に亘って同じ状態とすることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005016 【氏名又は名称】パイオニア株式会社 【識別番号】000221926 【氏名又は名称】東北パイオニア株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)3月19日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】小橋 信淳
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| 【公開番号】 |
特開平11−267005 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)10月5日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−71013 |
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