| 【発明の名称】 |
回転式繰り出し位牌入れ |
| 【発明者】 |
【氏名】宮腰 正樹
|
| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】位牌入れは、縦長の箱型で上方を解放し、前後には同形の窓を設け、前後の中央に隔壁を設け、戒名を記した位牌板を窓に向けて入れ、前記位牌入れの、着脱自在の上蓋から上方に突出する操作棒を取付け、この各独立した位牌入れを複数個設け、別設の、一対の上回転板と下回転板とには、中央に中心軸の貫通する中央孔をそれぞれ設け、上回転板には、上記位牌入れの操作棒の貫通する孔を、前記位牌入れの数だけ設け、前記下回転板には、前記位牌入れの底板の孔に嵌合する短い突起を、前記複数の位牌入れと同数設け、複数の前記位牌入れの底板の孔に、前記下回転板の突起を嵌合し、前記上回転板の孔は、前記位牌入れの上蓋の操作棒によって貫通されて回転可能に一体化され、前記上回転板と下回転板の中央孔に中心軸を貫通し、中心軸の末端にベアリングを取付け、仏教的装飾を施した台座の上端中心に設けた穴に、中心軸末端を回転可能に嵌合し、台座の上に装着するカバーには、位牌入れの窓と同位地に窓を設け、中心軸及び操作棒による位牌入れの回転により、必要な位牌を前記カバーの窓に繰り出すことを特徴とした回転式燥り出し位牌入れ。 【請求項II】一対の上回転板と下回転板とには、中央に主軸の貫通する中央孔をそれぞれ設け、別設の位牌板を入れる、窓を有する位牌入れは前記上下の回転板間の適当位置に、窓を外周に向けて固定したことを特徴とする特許請求の範囲第1項の回転式繰り出し位牌入れ。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、仏壇に納める繰り出し式位牌入れに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の繰り出し式位牌入れは、前扉を開き、供養する仏の戒名を書いた位牌板を最前の位置に繰り出すのであるけれども、位牌入れの中の戒名を書いた位牌板が段々増えるから、戒名を書いた位牌板も順序不動であり、雑居状態である。従来は屋根の付いた位牌型の屋根部を取外し、位牌入れを逆さに振って尊厳な位牌板を落下させたりして取り出すことがしばしば起り、位牌の尊厳が損なわれた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】戒名を記し、入魂した位牌は尊厳なものであり、ぎゅう詰めの雑居状態で、逆さにして振り出すことは、位牌の尊厳を損なうものである。本発明は、従来の位牌入れのようにただ前後に位牌板を詰め込むような欠点を解消し、独立の位牌入れに入れた位牌が、回転装置によって、表面部の窓に回転して表出される、従来と異なった回転式の繰り出し位牌入れを製作したものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、以上の課題にかんがみ、位牌入れ自体の前後に同形の窓を設け、位牌板の二枚または一枚を、前記窓から戒名が見えるように入れ、この独立した位牌入れ自体も回転して、前後の窓から必要な位牌板(戒名)が見られるような構造とし、更に中心軸を回転させることにより位牌入れと一体になった上下の回転板が回転し、台座の上に装着したカバーの窓から、位牌入れの戒名が見えるような構造としたものである。余り人数の多くない少数家族によっては、位牌入れは自体は回転せず、中心軸により、上下の回転板を回転させ、台座の上に装着されたカバーの窓から、必要な戒名が見えるような構造としてもよい。 【0005】 【発明の実施の形態】本発明の実施例として、図1は外観斜視図、図2は外観の分解斜視図、図3は内部機構の分解図である。図2に示すように外観は、台座1の上にカバー2が装置され、カバーには窓3が設けられ、蓋4が着脱自在に被せてある。 【0006】図3に示すように一対の上回転板5と下回転板6には中央に中央孔7、7が開けられている。又その円周には、上回転板5には孔10、10が、下退転板6には短い突起11、11が、位牌入れの数に対応する数だけ、上下同位置となるように設けられる。 【0007】別に設ける位牌入れ8、8、は本実施例では4個としたが、これは任意の複数個としてよいものである。上端を解放した長方形の位牌入れ8は、前後に同形の窓9、9を、これは前記カバーの窓3と同位置になるように開け、位牌入れ8の前後中央には透明な隔壁8″、8″が設けられ、二枚の位牌板12、12をそれぞれ戒名を記した表面を位牌入れ8の窓9、9から見えるように差し入れる。各位牌入れ8、8の底部には、下回転板6の短い突起11、11に嵌合する孔(図外)を穿ち、位牌入れ8の底部13と突起11、11を嵌合し回転自在に固定する。 【0008】家族が少数化している現在では、位牌入れ8の窓9を一つとした位牌入れを製作し、位牌板12を一枚とし、位牌入れ8、8を固定する構造としてもよい。即ち後出の操作棒10、10を設ける引く必要もない。 【0009】解放された位牌入れの上端部には、上端部に嵌合するか、或いは横から溝により差し入れるかする蓋8´を設け、この蓋8´から操作棒14、14を直立させて、上回転板5に設けた孔10、10を貫通し、やや突出して、摘みを構成するような構造とする。 【0010】上回転板5の中心孔7から、下回転板6の中央孔7に中心軸15を貫通させ、中心軸15の末端は台座1上端の中心孔16に、中心軸15末端部のベアリング17を介して回転自在に装着する。 【0011】本実施例では、位牌入れの底部に孔を穿ち、下回転板の短い突起と嵌合させ回転自在としたり、位牌入れ8に操作棒14を取付けて、位牌入れ8自体を回転させるような構造としたが、中心軸15のみの回転とし、位牌入れ8自体は回転させないような構造としても良いこと勿論である。 【0012】上記の台座1と、上下の回転板5、6、複数の位牌入れ8、8、及び操作棒14、14が一体化されたものに中央部に窓3を有するカバー2が装着される。 【0013】 【発明の作用】本発明は、カバー2の蓋を取外し、中心軸を回転させると、上下の回転板が位牌入れと共に廻転し、法要等で必要な戒名を繰り出すことができ、また位牌入れの戒名板に記した戒名が内側を向いているときには、操作棒を回転させれば、位牌入れ自体が回転し、必要な戒名を表面に繰り出すことができる。この必要な戒名を現した位牌入れの窓とカバーの窓を一致させればよいのである。 【0013】 【発明の効果】本発明は以上のような構成であり、従来の繰り出し位牌入れのように、不規則に位牌が入れてあるものでなく、戒名のあり場所が既に規定されており、読み易い構造となっており、戒名板を下向きに振り出すような、粗暴な扱いは排除され、祖先の霊位を祀るに相応しい使い易く、かつ装飾性もある新しい繰り出し位牌入れを提供するものである。 【0014】
|
| 【出願人】 |
【識別番号】591118948 【氏名又は名称】宮腰 正樹
|
| 【出願日】 |
平成10年(1998)3月20日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】藤沢 貞子
|
| 【公開番号】 |
特開平11−267000 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)10月5日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−114046 |
|