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【発明の名称】 人体工学枕
【発明者】 【氏名】許 珍 康

【要約】 【課題】上向きに寝た場合でも横向きに寝た場合でも、体に有害な負荷がかからない人体工学枕を提供する。

【解決手段】上面100aの中央に、使用者が仰向けに横たわった時に該使用者の後頭部を安定的に支持する頭支え凹部10を形成し、該頭支え凹部10の前方に前記使用者の首後側を一番楽に、かつ、理想的に支える首後支え部20を形成し、該首後支え部20の左右両側には、前記使用者が横向きになった時に該使用者の首の左右の側面を支えるように枕の上面100aより突出した首側面支え凸部30を形成し、該首側面支え凸部30の下方である枕の前面両側に肩挿入凹部40を形成した。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 枕(100)を構成することにおいて、前記枕の上面(100a)の中央に、使用者が仰向けに横たわった時に該使用者の後頭部を安定するように支える頭支え凹部(10)を形成し、該頭支え凹部(10)の前方に前記使用者の首後側を一番楽に、かつ、理想的に支える首後支え部(20)を形成し、該首後支え部(20)の左右両側には、前記使用者が横向きに臥した時に該使用者の首の左右の側面を支えるように枕の上面より突出した首側面支え凸部(30)を形成し、該首側面支え凸部(30)が形成された下方である枕の前面両側に肩挿入凹部(40)を形成してなることを特徴とする、人体工学枕。
【請求項2】 前記首側面支え凸部(30)は、内側が厚く外側に行くにつれて次第に細くなり、その前方側は内側から外側に行くにつれて後方側に湾曲し、その後方側は内側から緩やかに後方側へ突出されてから、一時的に前方側に窪む円弧を成しながら両端で前方側面(30a)と後方側面(30b)とが互いに近くなる太極紋様を互いに対称になるように広げた形象に形成することを特徴とする、請求項1に記載の人体工学枕。
【請求項3】 前記頭支え凹部(10)とその左右側の頭を支える枕の上面の底部である枕の内部に水を充填するように水バッグ(50)を備えたことを特徴とする、請求項1または2に記載の人体工学枕。
【請求項4】 前記首後支え部(20)と前記首側面支え凸部(30)との底部である枕の内部に空気を充填するようにエアバッグ(60)を備え、首骨(頸椎部)の理想的なカーブを維持することを特徴とする、請求項1,2または3に記載の人体工学枕。
【請求項5】 前記頭支え凹部(10)に多数の指圧突起(10a)を形成することを特徴とする、請求項1,2,3または4に記載の人体工学枕。
【請求項6】 前記枕を内部素材と外皮とから構成し、前記内部素材は、発泡樹脂に、麦飯石、セラミック、黄土、マグネット、ゼオライトを含む素材群から選ばれた素材を一体に内蔵せしめて形成することを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の人体工学枕。
【請求項7】 前記エアバッグ(60)を別に形成し、枕の首支え位置に着脱可能に形成することを特徴とする、請求項4に記載の人体工学枕。
【請求項8】 前記エアバッグ(60)は、空気圧の調節が可能で、圧力ゲージを取り付けて使用者が空気圧を適度に調節できるようにすることを特徴とする、請求項4に記載の人体工学枕。
【請求項9】 仰向けに横たわった使用者の後頭部を安定的に支持する後頭部支え凹部(10)と、該後頭部支え凹部(10)に後頭部を支持された状態の前記使用者の首を該使用者にとって楽な状態で支える首後支え部(20)と、前記使用者が前記後頭部支え凹部(10)に後頭部を支持された仰向けの状態から左横向き又は右横向きの状態へと寝返ったときに前記使用者の下側となる側頭部を支える左右一対の側頭部支え部(70)と、該側頭部支え部(70)に側頭部を支持された状態の前記使用者の首を該使用者にとって楽な状態で支える左右一対の首側面支え凸部(30)と、を備えてなる、人体工学枕。
【請求項10】 前記側頭部支え部(70)に側頭部を支持された状態の前記使用者の下側の肩を受け入れる左右一対の肩挿入凹部(40)を備えてなる、請求項9に記載の人体工学枕。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人間が横たわって動く時に変化される姿勢によって頭と首とを一番理想的に支えるように人体工学的に設計した人体工学枕に関し、特に、健康な一般人の就寝時、寝返りによりどんな姿勢を誘発しても枕が使用者から離脱せず、頭と首とを十分支えて、頭と首との不自然でない動きを誘導することにより、健康な睡眠による十分の休息で生活に活力を有するようにすることは勿論、特に、身体の異常により正常的な活動が不自由な患者や、治療のため病院に入院した患者達により楽な睡眠を取るようにし、臥した時に理想的な姿勢を維持して安静するようにすることで、患者の回復を促進し、特に、首ディスク患者や肩に痛みがある患者達に治療用補助機構として使用した時、相当の効果が得られるものである。
【0002】
【従来の技術】人間の一生において、睡眠その他の休息のため、臥して(横たわって)生活する時間は一生の約1/3にもなる。従って、このような人間生活に多くの比重を占める臥している姿勢について、一番楽な姿勢を創出するために、一部のオンドル文化民族等は適当なクッションを有する敷き布団を開発して使用し、その他の民族はベッドを開発して使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、両方とも、臥した時、頭を支える枕を使用するというのは共通的であることを見ると、臥した時には枕の使用が必須的であることは勿論、枕の形態によって睡眠とか休息等に多くの差があり、従って、睡眠や休息時の安息の程度の差が枕の形態によって大きく左右されることが分かる。だから、今まで多くの人達が健康枕について研究開発し、内容物として人体に利する鉱物や薬材等を有する枕を開発したり、枕の外皮に指圧突起を形成した枕等を案出したが、これらは全部枕の形態自体にはあまり変化はなく、既存の四角形態、または、円筒形態を外れていなかった。
【0004】このような今までの枕等は、単純に使用者の頭を支える機能を重視して案出されたものである。このため、従来の枕を使用して就寝する時、使用者が体を軽く捩る等して寝返ると、枕が使用者から離脱して枕としての機能を全うしなくなったり、仰向けの時と横向きの時とでは身体的な条件が違うことから、頭と首とを常時十分に支えることができず、枕としての諸機能を全うしない等、従来の枕には多くの問題点があった。
【0005】本発明は、今まで開発された枕等が人体工学を全く考慮しないまま、単純に頭を支える道具としてのみ認識されてきたことを改め、人が横たわったままで姿勢を変更する時に生ずる多様な体形に符号するいろいろな条件に適合するように開発して、すなわち、どんな姿勢でも枕が使用者から離脱せず、頭は勿論首まで楽に支えるように人体工学的に開発して、一般健康人は健康な睡眠と休息を楽しめ、患者達には健康回復用として使用され、特に首ディスク患者達には治療用補助機構として使用されて、人類の健康を守るようにすることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため、本発明に係る人体工学枕は、枕を構成することにおいて、前記枕の上面の中央に、使用者が仰向けに横たわった時に該使用者の後頭部を安定するように支える頭支え凹部を形成し、該頭支え凹部の前方に前記使用者の首後側を一番楽に、かつ、理想的に支える首後支え部を形成し、該首後支え部の左右両側には、前記使用者が横向きに臥した時に該使用者の首の左右の側面を支えるように枕の上面より突出した首側面支え凸部を形成し、該首側面支え凸部が形成された下方である枕の前面両側に肩挿入凹部を形成してなることを特徴としている。
【0007】本発明によれば、前記使用者が仰向けに横たわっている状態では、該使用者の後頭部が前記頭支え凹部で支持され、同時に、前記使用者の首の後側が前記首後支え部で支持される。こうして荷重が分散されるので、仰向け状態の前記使用者の体に有害な負荷が掛からない。また、前記使用者が仰向け状態から寝返って横向き状態へと姿勢変更すると、該使用者の下向きとなった側頭部が前記枕の上面で支持され、同時に、前記使用者の首の側面が前記首側面支え凸部で支持される。こうして荷重が分散されるので、横向き状態の前記使用者の体に有害な負荷が掛からない。さらに、前記使用者が横向き状態のとき、下側となった肩が前記肩挿入凹部に受け入れられるので、横向き姿勢に無理が掛からず、動きもスムースに行える。
【0008】好ましくは、前記首側面支え凸部は、内側が厚く外側に行くにつれて次第に細くなり、その前方側は内側から外側に行くにつれて後方側に湾曲し、その後方側は内側から緩やかに後方側へ突出されてから、一時的に前方側に窪む円弧を成しながら両端で前方側面と後方側面とが互いに近くなる太極紋様を互いに対称になるように広げた形象に形成する。
【0009】また、好ましくは、前記頭支え凹部とその左右側の頭を支える枕の上面の底部である枕の内部に水を充填するように水バッグを構成する。このようにすれば、枕のクッション性が良いほか、前記水バッグ内の水により使用者の頭が適度に冷やされて、一層良質の睡眠や休息や治療効果が得られる。
【0010】さらに好ましくは、前記使用者の体への負荷を一層軽減するため、前記首後支え部と前記首側面支え凸部との底部である枕の内部に空気を充填するようにエアバッグを構成し、首骨(頸椎部)の理想的なカーブが維持されるようにする。
【0011】また、前記頭支え凹部に多数の指圧突起を形成すると、好適である。
【0012】前記枕は内部素材と外皮とから構成し、前記内部素材は、発泡樹脂に、麦飯石、セラミック、黄土、マグネット、ゼオライトを含む素材群から選ばれた素材を一体に内蔵せしめて形成すると、一層好適である。
【0013】前記エアバッグを枕自体とは別体に形成し、枕の首支え位置に着脱可能に形成すると、前記エアバッグが損傷した時の交換が容易となり、好適である。
【0014】望ましくは、前記エアバッグは、空気圧の調節が可能で、圧力ゲージを取り付けて使用者が空気圧を適度に調節できるようにする。
【0015】本発明の他の態様の人体工学枕は、仰向けに横たわった使用者の後頭部を安定的に支持する後頭部支え凹部と、該後頭部支え凹部に後頭部を支持された状態の前記使用者の首を該使用者にとって楽な状態で支える首後支え部と、前記使用者が前記後頭部支え凹部に後頭部を支持された仰向けの状態から左横向き又は右横向きの状態へと寝返ったときに前記使用者の下側となる側頭部を支える左右一対の側頭部支え部と、該側頭部支え部に側頭部を支持された状態の前記使用者の首を該使用者にとって楽な状態で支える左右一対の首側面支え凸部と、を備えてなることを特徴とする。
【0016】この場合、さらに、前記側頭部支え部に側頭部を支持された状態の前記使用者の下側の肩を受け入れる左右一対の肩挿入凹部を備えてなる構成とすれば、一層好適である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発明の好適な一実施形態を説明する。
【0018】図1乃至図4に示すように、本発明の一実施形態に係る人体工学枕100は、その上面100aの中央に、使用者が仰向けに横たわった時に該使用者の後頭部を安定するように支える頭支え凹部(後頭部支え凹部)10を形成具備している。
【0019】また、前記枕100は、前記頭支え凹部10の前方に、前記後頭部支え凹部10に頭を置いて上向きに横たわった状態の前記使用者の首の下側(使用者本人から見て、首の後側)を該使用者にとって一番楽に、かつ、理想的に支える首後支え部20を形成具備している。
【0020】さらに、前記枕100は、該首後支え部20の左右両側に、前記使用者が前記後頭部支え凹部10に後頭部を支持された仰向け状態から横向きに姿勢変更した時に該使用者の首の下側となる面(使用者本人から見て、首の左右側面)を支えるように上向きに突出した首側面支え凸部30を対にして形成具備している。
【0021】さらにまた、前記枕100は、前記首側面支え凸部30が形成された下側である枕100の前面100bの左右両側に、横向きとなった前記使用者の下側の肩を受け入れる肩挿入凹部40を対にして形成具備している。
【0022】前記枕100において、前記後頭部支え凹部10の左右両側方には、横向きとなった前記使用者の側頭部を支える側頭部支え部70が対にして形成具備されていて、該側頭部支え部70は、前記枕100の前記上面100aに含まれている。
【0023】ここで、前記首側面支え凸部30は、前記側頭部支え部70より高く突出していて、かつ、内側が厚く、また、外側に行くにつれて次第に細くなり、前方側面30aは内側から外側に行くにつれて後方側に湾曲し、後方側面30bは内側から緩やかに後方側へ突出されてから、一時的に前方側に窪む円弧を成しながら両端で前方側面30aと後方側面30bとが互いに近くなる太極紋様を互いに対称になるよう広げた形象に形成されている。
【0024】そして、前記後頭部支え凹部10とその左右側の頭を支える枕100の前記上面100aには、内側から外側に行くにつれて緩やかな傾斜が形成されている。
【0025】なお、図7に示すように、前記後頭部支え凹部10に多数の指圧突起10aを形成することもできる。
【0026】前記枕100は、前記使用者の頭を支える部分に、水バッグを備えている。すなわち、前記後頭部支え凹部10と、その左右両側の上面である前記側頭部支え部70と、の底部である枕100の内部には、図4に示す如く、体熱蓄積防止用の液体としての水を充填するように前記水バッグ50が構成されている。該水バッグ50内の水により、使用者、特に患者の頭が適度に冷やされ、頭に体熱が蓄積されることが防止される。
【0027】また、前記枕100は、前記使用者の首を支える部分に、エアバッグ60を備えている。すなわち、前記首後支え部20と、前記首側面支え凸部30と、の底部である前記枕100の内部には、空気を充填するように前記エアバッグ60が構成されている。該エアバッグ60は、前記水バッグ50とともに、使用者の姿勢の変化や使用者個々人の身体的特徴に応じて、該使用者の首や頭にかかる圧力を調節し吸収する。よって、望ましいクッション作用が得られ、特に、患者治療用補助機構や患者の枕として大変有用となる。
【0028】さらに、前記枕100は、発泡樹脂等からなる内部素材と、該内部素材を包む外皮と、からなり、前記内部素材は、発泡樹脂の発泡時に、セラミック、黄土、麦飯石、ゼオライト、マグネット等の人体に利する素材群から選ばれた素材をその内部に一体に内蔵して発泡することにより、その機能を多様化することができる。
【0029】そして、前記エアバッグ60を枕自体と一体には形成せず、例えば図7に示すように、別に形成して枕100の首後支え部20に着脱可能にすると、エアバッグ60の破裂等の故障時に交換が容易である。図4の例でも図7の例でも、前記エアバッグ60は、前記使用者がその内部に空気を充填したりその空気を抜いたりすることにより、空気圧を調節することができるようにするのが良い。この場合、例えば、図7に示すように、前記エアバッグ60に圧力ゲージを取り付けて、使用者がエアバッグ60に充填される空気圧を前記圧力ゲージを見ながら正確に制御できるようにすることもできる。
【0030】以上のように構成される本実施形態に係る人体工学枕100の使用状態は、次の通りである。
【0031】図5のように、使用者が仰向けに横たわった姿勢(仰臥位)で前記枕100の中央に頭を置くと、前記使用者の後頭部が前記頭支え凹部10に挿入支持され、その時、前記使用者の首後部分が前記首後支え部20で支持されるので、前記使用者の首(頸部)に加わる荷重が分散されて、該使用者は楽である。
【0032】ここで、図2に示すように、前記首後支え部20の前方側の枕100の前面100bを少し前方へと突出せしめておくと、前記使用者の首の接触面に加えられる荷重が分散されるとともに、首骨(頸椎部)の理想的な状態が維持されて、好適である。
【0033】このような仰向け姿勢から、睡眠中に前記使用者が左又は右へ寝返って横向きの姿勢(側臥位)になるとき、前記使用者の頭と首とが骨盤と下肢とを軸にして楕円移動しながら肩の高さだけ持ち上げられ、図6のように、前記使用者の頭が前記後頭部支え凹部10から外れて、その横の枕100の上面100aの前記側頭部支え部70上に乗り上がる。この時、横向き姿勢で下になっている前記使用者の首側面は、前記首側面支え凸部30によって支えられるので、前記使用者の頭と首とが自然な状態で支えられ、前記側頭部支え部100aと前記首側面支え凸部30とに荷重が分散されて前記使用者の首(頸部)にストレスがかからない。
【0034】また、前記使用者の頭と首とが適当な高さに支えられて体重に対する荷重が分散されるので、横向きのときに下側に向かう肩の押さえが最大限防止され、前記使用者に無理な負荷がかからない。しかも、前記使用者が横向き状態のとき、前記肩挿入凹部40に前記使用者の下側の肩の突出部分が適合するので、横向き姿勢が一層楽であるほか、前記使用者の動きもまたスムースに誘導される。
【0035】ここで、前記エアバッグ60に入れる空気の量を事前に調節しておくことにより、前記使用者の首に受ける圧力を望ましいレベルに調節することができ、これにより、首骨(頸椎部)の理想的なカーブを維持することができる。前記エアバッグ60の空気圧は、前記使用者が自分で調節し、自分にとって一番楽な状態を選択することができる。
【0036】また、水が充填された前記水バッグ50により、寝ている間の頭の重さに対する荷重が分散されるとともに、前記使用者の頭部の体熱が吸収消尽され、首に受けるストレスも除かれて、快適な睡眠が得られる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、就寝中に寝返りによりどのような姿勢となっても、枕が使用者から離脱せず、頭と首とが適切に支えられて、頭と首との不自然でない動きが誘導されるので、睡眠中に体に有害な負荷が掛からない。よって、良質で十分な休息が得られ、活力のある生活をすることができる。
【0038】また、個々人の身体条件に応じて首に受ける圧力と頭のクッションの調節が可能で、しかも、使用者の頭に体熱が蓄積されることが防止されるので、好適である。
【0039】本発明に係る人体工学枕は、特に、患者の枕として使用すると、横たえた体に負荷がかからないので患者の回復にも貢献できて、好適である。中でも特に、首に障害を持つ患者用の治療用補助機構や治療用枕として使用すると、一層効果的である。
【出願人】 【識別番号】599016419
【氏名又は名称】許 珍 康
【出願日】 平成11年(1999)2月4日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】山本 彰司
【公開番号】 特開平11−266985
【公開日】 平成11年(1999)10月5日
【出願番号】 特願平11−26915