トップ :: A 生活必需品 :: A47 家具;家庭用品または家庭用設備;コ−ヒ−ひき;香辛料ひき;真空掃除機一般




【発明の名称】 額 縁
【発明者】 【氏名】河村 秀志

【要約】 【課題】収納する写真や絵画等の大きさが異なっても、1つの額縁で対応できるようにする。

【解決手段】外枠3の内側に、枠の大きさを異にし、中空部20を有する内枠5、6を設けた。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 基板上に該基板から突出した外枠を設け、該外枠から窪んだ中央部に写真や絵画等を収納する額縁において、前記外枠の内側に、枠の大きさを異にし、中空部を有する内枠を複数設けたことを特徴とする額縁。
【請求項2】 前記額縁は、発泡樹脂で構成されたことを特徴とする請求項1記載の額縁。
【請求項3】 一番中央に設けられた前記内枠の内側に、前記中央部を覆う蓋を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の額縁。
【請求項4】 一番中央に設けられた前記内枠の中空部を図形の形状としたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の額縁。
【請求項5】 前記内枠で収納される写真や絵画等を押えることを特徴とする請求項1乃至請求項4記載の額縁。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、額縁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、額縁は、収納する写真や絵画等の大きさに応じて、その大きさを決められたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の額縁は、収納する写真や絵画等の大きさに対応した大きさに構成されているため、写真や絵画等の大きさが異なれば、それぞれの大きさに対応した数種類の額縁を用意する必要があった。
【0004】そこで、本発明は上記課題を解決することを目的とし、収納する写真や絵画等の大きさが異なっても、1つの額縁で対応できる額縁を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段および発明の効果】かかる目的を解決するためになされた請求項1記載の発明は、基板上に該基板から突出した外枠を設け、該外枠から窪んだ中央部に写真や絵画等を収納する額縁において、前記外枠の内側に、枠の大きさを異にし、中空部を有する内枠を複数設けた額縁からなる。
【0006】基板は1枚の平板状のものから成り、この基板上には、基板から突出した外枠が基板全体に設けられている。外枠より低く窪んだ基板の中央部は、写真や絵画等を収納する部分となる。外枠の内側には、中空部を有する内枠が設けられている。この内枠は、外枠の内側に密着するように嵌め込まれるため、その内枠の太さ分、中央部が狭くなる。
【0007】この内枠の内側には、さらに小さな内枠が設けられ、外枠に密着した内枠の内側にさらに密着して嵌め込まれる。このように、外枠の内側に、枠の大きさを異にした複数の内枠が順次嵌め込まれる構成となっている。このように構成された本発明では、収納される写真や絵画等の大きさに応じて、内枠を嵌め込むことができる。即ち、写真や絵画等が大きければ、内枠の数を減らし、写真や絵画等が小さければ、内枠の数を増やすことができる。
【0008】したがって、中央部の広さを内枠の数で調節することができ、中央部を写真や絵画等の大きさに応じた広さに調節が可能となる。このため、写真や絵画等の大きさに応じて複数の種類の額縁を用意する必要がない。請求項2の発明は、請求項1の構成に加え、額縁を発泡スチロール等の発泡樹脂で構成したことを特徴とする。
【0009】このように構成された本発明では、額縁の重量が非常に軽くなる。このため、壁に掛けられた額縁が地震や清掃等の際に下に落ち、人体や器物に当たっても怪我や損傷が殆どなく、極めて安全である。また、材料費が安く、製作課程も簡単であるため製作コストを著しく低減することが可能である。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の構成に加え、一番中央に設けられた内枠の内側に、中央部を覆う蓋を設けたことを特徴とする。このように構成された本発明では、一番中央に設けられた内枠の内側に蓋を嵌め込むことによって、中央部に収納された写真や絵画等を蓋で覆うことができる。このため、写真や絵画等を見せたくない場合に、すぐに蓋で覆い隠すことができるばかりか、写真や絵画等が傷ついたり、塵を被るようなことも防ぐことができるため、保管上からも有用である。
【0011】請求項4の発明は、請求項1又は請求項2の構成に加え、一番中央に設けられた内枠の中空部を図形の形状としたことを特徴とする。このように構成された本発明では、中空部を長方形の形状ではなく、ハート形や円形等の形状とし、その中空部に写真に写った人の顔や風景を入れることができるので、装飾上の効果がある。
【0012】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4の構成に加え、内枠で収納される写真や絵画等を押えることを特徴とする。このように構成された本発明では、収納される写真や絵画等を内枠で押えるため、写真や絵画等が額縁内でずれることなく収納できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1乃至図3は、本発明の額縁の実施例を示すものであり、図1は額縁の全体構成を示す正面図、図2は図1におけるA−A線断面図、図3は1つの内枠の正面図である。
【0014】額縁1は、図1及び図2に示すように、1枚の平板状の基板2と、基板2から上方へ突出した外枠3と、外枠3の内側に設けられた内枠5と、内枠5の内側にさらに設けられた内枠6とで構成されている。この基板2と外枠3とは、接着された状態で一体となっている。このため、基板2上に外枠3より低く窪んだ中央部10が設けられ、この中央部10に写真や絵画Pが収納される。
【0015】一方、外枠3の内側には、図3に示すように、中空部20を有する内枠5が密着して嵌め込まれている。この内枠5は、基板2及び外枠3に密着するのみであり、基板2及び外枠3から分離が可能である。嵌め込む方法は、外枠3の内側に押し込むようにして密着させることによって、簡単に分離しないようにするが、場合によっては、内枠5の外側に剥離も可能な両面貼着テープ等を貼着して、外枠3の内側に嵌め込んでもよい。
【0016】この内枠5の内側には、同じく中空部を有する内枠6が嵌め込まれている。内枠6の嵌め込み方は、前記外枠3の内側に嵌め込まれる内枠5と同様である。写真や絵画Pは、基板2上の中央部10に載置される。写真や絵画Pの大きさに応じて、まず、外枠3の内側に内枠5が嵌め込まれる。写真や絵画Pは、内枠5よりも小さいため、さらに内枠6が内枠5の内側に嵌め込まれる。写真や絵画Pは、その端部P1の部分が内枠6に押さえられ、額縁1の中央部10に、ずれることなく収納されることになる。
【0017】写真や絵画Pが、大きければ内枠5のみで、写真や絵画Pの端部P1を押さえて、額縁1の中央部10に収納すればよい。また、写真や絵画等がさらに小さい場合には、内枠6の内側に、内枠6よりさらに小さい内枠を嵌め込めばよい。尚、図示しないが、写真や絵画等の上に、セルロイド等の透明フィルムを載置し、この透明フィルムの端部を写真や絵画等と併せて内枠で押さえるようにすれば、収納される写真や絵画等は透明フィルムによって保護され、傷や塵等から保護することができる。
【0018】このように、収納される写真や絵画等の大きさに応じて、内枠の数を増減すれば、内枠の数に応じた内枠の太さ分、中央部の広さを調節することができる。このため、写真や絵画等の大きさに応じて、複数の種類の額縁を用意する必要がない。
【0019】尚、本発明は、上記実施の形態になんら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。
【出願人】 【識別番号】390004134
【氏名又は名称】中津紙工株式会社
【出願日】 平成10年(1998)3月17日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】足立 勉
【公開番号】 特開平11−262435
【公開日】 平成11年(1999)9月28日
【出願番号】 特願平10−67060