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【発明の名称】 簡易吊下具
【発明者】 【氏名】関川 精子

【氏名】相田 厚子

【氏名】坂井 源一

【氏名】白椿 貞夫

【氏名】笹川 啓作

【氏名】武石 明

【氏名】清水 康雄

【氏名】三本 恵資

【氏名】古沢 幸夫

【氏名】外山 祐一

【氏名】南條 重一

【氏名】西山 佳克

【要約】 【課題】テーブルの天板等の側部に簡単に取外しが可能な簡易吊下具の提供。

【解決手段】U字状の基体を備え、該基体のU字形状を画成する一辺は長寸で、他辺は短寸に形成して、該他辺の先端部側にフック部を有するロック腕を回動可能に取付けたことにより、使用に際しては、フック部を把持しながらテーブルの天板の側方より基体を差込み、フック部にビジネスバッグ等の吊下物を引っ掛ければ、その自重でロック腕が自動的に回動して、そのロック腕の挟圧部と基体上側部とで共働して天板の上下面を挟持するので、これにより、吊下具が極めて簡易にセットでき、従って、会議・会合等でテーブルの狭い場合にも、ビジネスバッグ等の置場に窮することがなく、これに加えて、ロック腕のヒンジ金具には袋物をも吊下げることが可能となるの。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 U字状の基体を備え、該基体のU字形状を画成する一辺は長寸で、他辺は短寸に形成して、該他辺の先端部側にフック部を有するロック腕を回動可能に取付けたことを特徴とする簡易吊下具。
【請求項2】 ロック腕をそのフック部の上側で2分割して、該各分割端縁に開閉可能なヒンジ金具を設けたことを特徴とする請求項1記載の簡易吊下具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばテーブルの天板等の側部に簡単に取付けることのできる簡易吊下具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、会議・会合においては、ビジネスバッグ等を持って出席するわけであるが、会議室のテーブル等が広い場合には問題はないが、狭いテーブルではビジネスバッグの置場に窮する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この為、一般には、椅子の背もたれ側に置いたり、場合に依ってはフロアに置く場合も否定できなかった。従って、当該分野においては、この場合に対応出来る簡易吊下具の出現が大いに望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は、このような要請に鑑み開発されたもので、請求項1に記載の発明は、U字状の基体を備え、該基体のU字形状を画成する一辺は長寸で、他辺は短寸に形成して、該他辺の先端部側にフック部を有するロック腕を回動可能に取付ける構成を採用した。
【0005】請求項2に記載の発明は、請求項1を前提として、ロック腕をそのフック部の上側で2分割して、該各分割端縁に開閉可能なヒンジ金具を設ける構成を採用した。
【0006】依って、本発明によれば、請求項1の下では、テーブルの天板等にビジネスバッグ等吊下物をその重量を利用して、簡単に吊下げることができ、従って、今までのようにビジネスバッグ等の置場に困ることがない。
【0007】請求項2の下では、これに加えて、袋物等も一緒または単独で、吊下げることが可能となるので、その実用性は、極めて甚大である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する好適な実施の形態に基づいて詳述する。実施の形態に係る簡易吊下具は、図1に示す如く、合成樹脂で成形されたU字状の基体1を備えるものであるが、当該基体1は、その連結部2aから連続して、長寸の一辺2bを有する上側部1Aと、短寸の他辺2cを有する下側部1Bから成る。
【0009】又、上記下側部1Bに対しては、その他辺2cの先端側から連結部2a方向に向かいヒンジ接合部3を設けて、ヒンジ接合部3の両側面に凸状の軸部4を形成して、該ヒンジ接合部3に下記のロック腕を回転可能に取付ける構成と成している。
【0010】ロック腕5は、合成樹脂で略S字状に成形されて、フック部6aを有する先端部5Aと、挟圧部6bを有する後端部5Bとから成り、先端部5Aと後端部5bとは、図示する略三角形状を呈するヒンジ金具7を介して、開閉可能に連結されている。
【0011】又、上記後端部5Bに対しては、その内側に溝8を設け、該溝8の対向内面に凹状の軸受部9を形成して、上記ヒンジ接合部3に該ロック腕5を回動可能に取り付ける構成と成している。
【0012】尚、このロック腕5の挟圧部6bと対向する上側部1Aの一辺2bの内面には、滑り防止用のラバー材10を必要とする一定の範囲に亘って張設するものとする。
【0013】そして、実際の使用に際しては、図2に示す如く、テーブルの天板の側方より上側部1Aの長寸な一辺2bを上に位置させながら、ロック腕5のフック部6aを把持して、その挟圧部6bを図中時計方向に回動して該挟圧部6bと長寸の一辺2b間に適当な差込み空間を形成しながら、天板の側部を連結部2aまで差込むと、今度は、ロック腕5が自重により、逆の反時計方向に自動的に回動して、その挟圧部5bが、上記ラバー材10付の長寸の一辺2bと共働して、天板の上下面を挟持するので、これにより、吊下具が極めて簡易にセットできることとなる。
【0014】しかし、この状態は、仮止め状態であるので、天板には強固に取付けてはいないため、そのまま、天板から引き抜けば、簡易に取り外すことが可能となる。
【0015】実際に、図3に示す如く、ビジネスバッグ等の吊下物11のストラップ12をロック腕5のフック部6aに引っ掛ければ、吊下物11の重量で、ロック腕5自体が、図中反時計方向に回動して、その挟圧部6aが天板の下面に強固に食い付くので、ビジネスバッグ等の吊下物11が誤って落下する心配が全くない。従って、特に会議・会合等において、ビジネスバッグ等の置場に窮することはない。
【0016】尚、本実施の形態にあっては、ロック腕5をフック部6aを有する先端部5Aと挟圧部6bを有する後端部5Bとに2分割して、各側部5A・5Bをヒンジ金具7を介して開閉可能に連結している関係で、斯かる構成を利用して、図4に示す如く、袋物13をこの先端部5Aと後端部5Bとの分割端面で挟持すれば、袋物13をも吊下げることが可能となるので、一層至便な吊下具となる。
【0017】以上の説明は、テーブルの天板を対象としたものであるが、本発明は、これに限定されるものではなく、例えば、図5に示す椅子の背もたれや、その他長寸の一辺2bとロック腕5の挟圧部6b間に挟持できるものであれば、如何なるものでも良い。
【0018】また、基体1の上側部1Aの一辺2bの内面に、ラバー材10を設けた関係で、一辺2bが天板上を不用意に滑ることがなく、ロック腕5の挟圧部6bと対向するため、天板への食いつきを助長する効果が期待される。
【0019】尚、本実施の形態にあっては、袋物をも対象としたものであるから、ロック腕5を先端部5Aと後端部5Bに2分割したものであるが、袋物の吊下げを必要としない場合には、図6に示す如く、ロック腕5を略S字状に一体に成形することも可能となる。
【0020】又、上記構成の他に、図6に示す如く、基体1の下側部1Bに対して、その先端側から連結部2a方向に向かうスリット14を設けて、該スリット14の対向内面に凹状の軸受部9を形成して、該スリット14内にロック腕5を回転可能に取付けることも実施に応じて任意である。尚、このように構成しても、上記した吊下げ効果が得られることは言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】本発明は、上記構成を採用したことにより、請求項1の下では、テーブルの天板等にビジネスバッグ等吊下げ物をその重量を利用して、簡単に吊下げることができ、従って、今までのようにビジネスバッグ等の置場に困ることがない。
【0022】請求項2の下では、これに加えて、袋物等も一緒または単独で、吊下げることが可能となるので、その実用性は、極めて甚大である。
【出願人】 【識別番号】598037156
【氏名又は名称】坂井 源一
【出願日】 平成10年(1998)2月12日
【代理人】
【公開番号】 特開平11−225869
【公開日】 平成11年(1999)8月24日
【出願番号】 特願平10−71173