| 【発明の名称】 |
飲食客の飲食時間管理装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】田中 邦彦
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| 【要約】 |
【課題】飲食物を無駄なく供給でき、廃棄する飲食物の減少を図ることができる飲食客の飲食時間管理装置を提供することを目的としている。
【解決手段】各飲食客の飲食開始時刻を入力する入力部と、各飲食客の飲食時間が、入力部で入力された各飲食客の飲食開始時刻から設定時間まで達したかどうかを判別し、設定時間に達した人数と、設定時間内の人数とを飲食店の従業者に告知する告知部とを備える構成とした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】各飲食客の飲食開始時刻を入力する入力部と、各飲食客の飲食時間が、入力部で入力された各飲食客の飲食開始時刻から設定時間まで達したかどうかを判別し、設定時間に達した人数と、設定時間内の人数とを飲食店の従業者に告知する告知部とを備える飲食客の飲食時間管理装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、飲食店、特に、搬送路で搬送される寿司等の飲食物を載せた皿を飲食客が各自取り上げて飲食するシステムの飲食店に用いる飲食客の飲食時間管理装置に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、多数並ぶテーブル席やカウター席沿いに循環搬送する搬送路を設けて、皿に載せた寿司等の飲食物をこの搬送路でつぎつぎに搬送させ、各テーブル席やカンター席に着席した飲食客が、つぎつぎに搬送されてくる飲食物から好みの飲食物を各人で取り上げて、自由に飲食できるようになっている飲食店が増えている。 【0003】ところで、特に、寿司等は、長い間循環搬送されていると、乾燥したり、ねたの鮮度が落ちたりしてしまい、飲食客に不快感を与える恐れがある。 【0004】そこで、良心的な飲食店では、特開平8−80244号公報において本発明の発明者が先に提案しているような装置を用いる等して、ある一定時間以上搬送路に載っている鮮度等の落ちた飲食物の皿を適宜取り除き、替わりに新しく調理した飲食物の皿を搬送路に載せて循環搬送することによって常に新鮮な飲食物を飲食客に提供するように努力している。 【0005】また、調理者が、着席している飲食客の人数を把握して着席している飲食客の人数に応じた量の飲食物を作製して搬送路に載せるようにし、できるだけ廃棄する飲食物を少なくするようにしている。しかし、飲食客は、飲食開始時からある程度時間が経過(因みに寿司では15〜20分程度)すると急激にその飲食速度が低下してくるため、まだまだ多量に飲食物を無駄に廃棄している。 【0006】すなわち、調理者がいくら着席している飲食客の人数を把握できても、飲食速度が低下した飲食客の数までは把握できず、飲食速度が低下した飲食客の数が増えると、どうしても搬送路に長く載っている飲食物が多くなり廃棄しなければならない飲食物が発生する。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような事情に鑑みて、飲食物を無駄なく供給でき、廃棄する飲食物の減少を図ることができる飲食客の飲食時間管理装置を提供することを目的としている。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明にかかる飲食客の飲食時間管理装置は、このような目的を達成するために、入店した各飲食客の飲食開始時刻を入力する入力部と、各飲食客の飲食時間が、入力部で入力された各飲食客の飲食開始時刻から設定時間まで達したかどうかを判別し、設定時間に達した人数と、設定時間内の人数とを飲食店の従業者に告知する告知部とを備える構成とした。 【0009】 【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ詳しく説明する。図1〜図3は、本発明にかかる飲食客の飲食時間管理装置の1つの実施の形態をあらわしている。 【0010】この飲食時間管理装置は、図1に示すように、飲食客を飲食席S1・・・Snに案内する案内人Mが携帯する入力部となる携帯入力装置1と、図2に示すように、調理室3に設置され、調理人が視認できる位置に設けられる表示盤2と、図示していないが、レジカウンターに設置される固定入力装置(図示せず)とを備えている。 【0011】携帯入力装置1は、図1に示すように、手で持てる大きさをしていて、案内人Mが案内した飲食客Px(X=1〜n)の客番号Dx(X=1〜n)と、客番号Dxの飲食客Pxが着席した飲食席の席番号Sx(X=1〜n)と、飲食客Pxが大人であるか子供であるかを入力する入力部11と、入力部11で入力されたデータを表示盤2に発信する発信機(図示せず)とを備えている。 【0012】固定入力装置は、飲食代を精算した飲食客Pxが着席していた飲食席の席番号Sxを入力する入力部と、この入力部で入力されたデータを表示盤2に発信する発信機とを備えている。表示盤2は、図3に示すように、携帯入力装置1および固定入力装置から発せられた信号を受ける受信部(図示せず)と、演算部と、告知部としての表示部21とを備えている。 【0013】演算部は、受信部で受信した各飲食客Pxの席番号Sxと、客種別とを記憶し、各飲食客Pxの飲食時間を演算し、表示部21に0分(飲食開始)から10分未満、10分以上15分未満、15分以上25分以内というような3種類の設定時間毎の大人および子どものそれぞれの人数を常に演算し、そのデータを瞬時に表示部21に送るようになっている。 【0014】なお、演算部は、固定入力装置から精算済の飲食客Pxの客番号Dxが入力されると、飲食客Pxの管理データを消去するようになっている。すなわち、清算済の飲食客Pxが人数にカウントされないようになっている。 【0015】表示部21は、演算部から送られてきたデータによって0分(飲食開始)から10分未満、10分以上15分未満、15分以上25分以内の3種類の設定時間毎の大人、子どもの飲食者の人数をリアルタイムで表示できるようになっている。なお、設定時間は、自由に変更できるようになっている。なお、図2中、4は循環搬送路である。 【0016】この飲食時間管理装置は、以上のようになっており、表示盤2を調理場の調理者に視認できる位置に設置しておくとともに、案内人Mが入力装置1を持っておき、案内した飲食客Pxが席番号Sxの飲食席に着席すると同時に入力装置1によって飲食客Pxに応じた客番号Dxと席番号Sxを入力するようにすれば、調理者が、常に、飲食客の人数、飲食時間にあわせて無駄なく適正な量の飲食物を搬送路ヘ供給できる。また、この飲食時間管理装置は、大人および子どものそれぞれの人数も判るので、たとえば、子どもが多い場合は子どもが好む飲食物を多く供給するなどでき、より無駄を無くすことができる。 【0017】本発明にかかる飲食客の飲食時間管理装置は、上記の実施の形態に限定されない。たとえば、上記の実施の形態では、飲食客の種別が2種類、設定時間が3種類に分けられて表示部に表示できるようになっていたが、飲食物の種類や店の規模に応じて区分けを少なくしても多くしても構わない。たとえば、大人と子供だけでなく、性別等も加えるようにしてもよい。 【0018】また、上記の実施の形態では、表示盤を調理場に設けるようにしていたが、支配人等の管理人室に設け、支配人等が表示盤を見て調理場にその状況を知らせるようにしても構わない。 【0019】上記の実施の形態では、入力装置が飲食者の区分、席番号の区分のみを入力できるようになっていたが、飲食客の注文を調理場に伝える注文入力装置を組み合わせるようにしても構わない。さらに、上記の実施の形態では、携帯入力装置と固定入力装置の2種類の入力装置が設けられていたが、固定入力装置だけでも構わない。 【0020】また、上記の実施の形態では、入力装置からの信号を無線で表示盤へ送るようになっていたが、固定式の入力装置の場合、表示盤と有線で接続されていても構わない。 【0021】 【発明の効果】本発明にかかる飲食店内の飲食客の飲食時間管理装置は、以上のように構成され飲食物を無駄なく供給できるので、廃棄する飲食物の減少を図ることができるとともに、従業者の無駄な作業を減らすことができる。すなわち、飲食物の製造コストを低減でき、低価格で良質な飲食物を安定して供給できるようになる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】396011174 【氏名又は名称】株式会社くらコーポレーション
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)2月4日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】杉本 勝徳 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−216058 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)8月10日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−23670 |
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