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【発明の名称】 植木鉢保持ケース構造
【発明者】 【氏名】鶴岡 正雄

【要約】 【課題】通気性を好む風貴蘭等の植物により最適な栽培環境が容易に得られ且つナメクジの害から植物を守ることができる植木鉢保持ケース構造を提供する。

【解決手段】上面が開口した椀状の鉢本体21の周面に複数の通気孔部26を、底部に水抜き25孔をそれぞれ形成し且つ上面の開口部22の外周部に鍔部23を形成した鉢20を保持する植木鉢保持ケース30を、ケース本体1に、上面が開口した椀状の鉢受け部3を設け、この鉢受け部3の周面に、周方向に複数の通気用孔6を形成すると共に、鉢受け部3の底部に水抜き孔5を形成して構成し、鉢20の鍔部23を鉢受け部3の開口部4の周部に当接させて、鉢20の周面部及び底部が鉢受け部3の内周面及び底部に接触させることなく、鉢20を鉢受け部3内に浮かした状態にして、鉢20を鉢受け部3に保持させた。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 上面が開口した椀状の鉢本体の周面に複数の通気孔部を、底部に水抜き孔をそれぞれ形成し且つ前記開口部の外周部に鍔部を形成した鉢を保持する植木鉢保持ケースを有する植木鉢保持ケース構造であって、植木鉢保持ケースを、ケース本体に、上面が開口した椀状の鉢受け部を設け、この鉢受け部の周面に、周方向に複数の通気用孔を形成すると共に、前記鉢受け部の底部に水抜き孔を形成して構成し、前記鉢の前記鍔部を前記鉢受け部の前記開口部の周部に当接させて、前記鉢の周面部及び底部を前記鉢受け部の内周面及び底部に接触させることなく、前記鉢を前記鉢受け部内に浮かした状態にして保持したことを特徴とする植木鉢保持ケース構造。
【請求項2】 前記植木鉢保持ケースを、前記ケース本体の中心部に差込み孔を設けると共に、前記ケース本体に、前記差込み孔を中心として仮想円イ上に位置させて周方向に所定の間隔をおいて複数の前記鉢受け部を形成して構成した請求項1に記載の植木鉢保持ケース構造。
【請求項3】 鉢台を、支柱部の下端部に複数の脚部を設け且つ前記支柱部の上端部に差込み部を設けて構成し、前記鉢台の前記支柱部の前記差込み部を前記差込み孔に差し込んで、前記植木鉢保持ケースを前記鉢台で支えるようにした請求項2に記載の植木鉢保持ケース構造。
【請求項4】 前記差込み孔を利用して、前記植木鉢保持ケースを吊下体で吊り下げるようにした請求項2に記載の植木鉢保持ケース構造。
【請求項5】 前記植木鉢保持ケースを複数段に亘って吊下体で吊り下げるようにした請求項4に記載の植木鉢保持ケース構造。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通気性を好む風貴蘭等に使用する蘭用鉢等を保持する植木鉢保持ケース構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】樹木などに寄生して繁殖する風貴蘭は通気性を好むことがよく知られている。このため、従来では風貴蘭を栽培する場合、図13に示すように鉢本体aの胴部に通気孔bを開口した鉢に水苔を入れて、この水苔に植栽する方法が一般に採用されていた。
【0003】しかしながら、従来のように鉢本体aの胴部に通気孔bを開口したものでは、根部の通気性を高めるためには、胴部に多数の通気孔を開口しなければならず、開口作業に多くの手間がかかると共に、鉢の外観も損なわれ不具合があった。
【0004】このような不具合を改善するものとして、本出願人は、先に実願平4−78389号において、上面が開口した椀状の鉢本体の下部に、複数の脚部を形成すると共に、鉢本体の外周面に、縦方向に細長い複数の長孔を開口し、長孔より根部への通気が良好に行われるため、通気性を好む風貴蘭の栽培環境が容易に得られる風貴蘭用の鉢を提供した。
【0005】上記のように構成された風貴蘭用の鉢は、風貴蘭を栽培するに当ってまず鉢本体内に通気性を損ねない程度に水苔を詰め込み、この水苔に風貴蘭を栽培するものであり、植栽後、鉢の開口部を散水すると、水の一部は水苔に貯水され、余剰となった水は長孔や脚部の水抜き孔より排出されるため、栽培に必要な量の水が簡単に給水できる。
【0006】このように風貴蘭の植栽が完了したら、机上や鉢台などに置いておくことにより、長孔より根部へ通気が行われるため、通気性を好む風貴蘭に栽培環境が容易に得られるようになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、風貴蘭用の鉢は、それぞれが単独で机上や鉢台などに置かれており、例えば、通気性を好む風貴蘭を複数まとめて1組として配置する場合など、それぞれが単独の鉢をまとめなくてはならず、煩わしいものになっていたし、特に、1組の鉢を他の場所に移動させる場合に顕著であった。
【0008】このような不具合を解消するものとして、針金で細工した枠体に複数の鉢を保持させるものはあるが、上面が開口した椀状の鉢本体の周面に複数の通気孔部を、底部に水抜き孔をそれぞれ形成し且つ上面の開口部の外周部に鍔部を形成した鉢、すなわち、植物の根部へ通気が良好になって、通気性を好む風貴蘭等の植物により最適な栽培環境が容易に得られる鉢を、確実に且つ体裁よく保持するものはなく、特に、鉢の底部が地上に近接もしくは接していて、ナメクジの害から植物を守ることができないという問題点があった。
【0009】本発明はかかる問題点を改善するためになされたもので、その目的とするところは、植物の根部へ通気が良好になって、通気性を好む風貴蘭等の植物により最適な栽培環境が容易に得られ且つ鉢の底部が地上より離れていて、ナメクジの害から植物を守ることができる植木鉢保持ケース構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成するために、請求項1の発明に係る植木鉢保持ケース構造は、上面が開口した椀状の鉢本体の周面に複数の通気孔部を、底部に水抜き孔をそれぞれ形成し且つ前記開口部の外周部に鍔部を形成した鉢を保持する植木鉢保持ケースを有する植木鉢保持ケース構造であって、植木鉢保持ケースを、ケース本体に、上面が開口した椀状の鉢受け部を設け、この鉢受け部の周面に、周方向に複数の通気用孔を形成すると共に、前記鉢受け部の底部に水抜き孔を形成して構成し、前記鉢の前記鍔部を前記鉢受け部の前記開口部の周部に当接させて、前記鉢の周面部及び底部を前記鉢受け部の内周面及び底部に接触させることなく、前記鉢を前記鉢受け部内に浮かした状態にして保持したことを特徴とする。
【0011】かかる構成により、例えば、風貴蘭のような植物を植栽し終えた鉢を保持した植木鉢保持ケースを、そのまま台等に載置する場合には、鉢受け部の底部を台等に接して行う。
【0012】この場合、鉢の周面部及び底部が鉢受け部の内周面及び底部に接触させることなく、鉢を鉢受け部内に浮かした状態にしてあるために、鉢受け部の周面部に形成された複数の通気用孔と、鉢の周面部に形成された通気用孔とにより植物の根部へ通気が行われるため、通気性を好む風貴蘭のような植物に最適な栽培環境が容易に得られるようになるし、また、鉢の底部が地上より離れているために、ナメクジが鉢の底部に住み着くというなことがなく、ナメクジの害から植物を守ることができる。
【0013】また、本発明は上記目的を達成するために、請求項2の発明に係る植木鉢保持ケース構造は、請求項1に記載の植木鉢保持ケース構造において、前記植木鉢保持ケースを、前記ケース本体の中心部に差込み孔を設けると共に、前記ケース本体に、前記差込み孔を中心として仮想円イ上に位置させて周方向に所定の間隔をおいて複数の前記鉢受け部を形成して構成した。
【0014】かかる構成により、上記した請求項1の発明に記載の作用効果と同じ作用効果を奏し得るばかりか、意匠的にすぐれたものになると共に、一度に複数個の鉢を保持することが可能になる。
【0015】また、本発明は上記目的を達成するために、請求項3の発明に係る植木鉢保持ケース構造は、請求項2に記載の植木鉢保持ケース構造において、鉢台を、支柱部の下端部に複数の脚部を設け且つ前記支柱部の上端部に差込み部を設けて構成し、前記鉢台の前記支柱部の前記差込み部を前記差込み孔に差し込んで、前記植木鉢保持ケースを前記鉢台で支えるようにした。
【0016】かかる構成により、植木鉢保持ケースは鉢台により地上より持ち上げられているために、通気孔部及び水抜き孔より植物の根部へ通気が行われるため、通気性を好む風貴蘭のような植物には最適な栽培環境が容易に得られるようになる。また、鉢の底部が地上より離れているために、ナメクジが鉢の底部に住み着くというなことがなく、ナメクジの害から植物を守ることができる。
【0017】また、本発明は上記目的を達成するために、請求項4の発明に係る植木鉢保持ケース構造は、請求項2に記載の植木鉢保持ケース構造において、前記差込み孔を利用して、前記植木鉢保持ケースを吊下体で吊り下げるようにした。
【0018】かかる構成により、植木鉢保持ケースは吊下体により地上より持ち上げられているために、通気孔部及び水抜き孔より植物の根部へ通気が行われるため、通気性を好む風貴蘭のような植物には最適な栽培環境が容易に得られるようになる。また、鉢の底部が地上より離れているために、ナメクジが鉢の底部に住み着くというなことがなく、ナメクジの害から植物を守ることができる。
【0019】また、本発明は上記目的を達成するために、請求項5の発明に係る植木鉢保持ケース構造は、請求項4に記載の植木鉢保持ケース構造において、前記植木鉢保持ケースを複数段に亘って吊下体で吊り下げるようにした。
【0020】かかる構成により、請求項4の発明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、植木鉢保持ケースを複数段に亘るために、多くの鉢を空中の保持することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明に係る植木鉢保持ケース構造の一実施例を図面を参照して詳述する。
【0022】図1は本発明に係る植木鉢保持ケース構造の一実施の形態例の斜視図、図2は同植木鉢保持ケース構造の正面図、図3は同植木鉢保持ケース構造の植木鉢保持ケースの斜視図、図4は同植木鉢保持ケースの裏側から見た斜視図である。
【0023】これら図において30は合成樹脂により一体成形された植木鉢保持ケースを示す。この植木鉢保持ケース30は、略6角形状のケース本体1を有しており、このケース本体1の中心部には差込み孔2が設けてあり、また、ケース本体1には、差込み孔2を中心として仮想円イ上に位置させて周方向に所定の間隔をおいて複数(6個)の鉢受け部3が形成してある。また、ケース本体1の面部には、差込み孔2を取り巻くようにして放射状に保持梁部9が形成してあって、これらの保持梁部9は鉢受け部3の周部に連なっており、保持梁部9間に抜き穴部9Aが形成してある。
【0024】これらの鉢受け部3は、上面が開口した椀状をなしていて、開口部4の周部にケース本体1に連なっている。また、鉢受け部3の底部3aには、鉢が平坦面などに安定して置けるように複数個所(4個所)にリブ状の脚部4Aが膨出形成してあり、また、鉢受け部3の底部3aには水抜き孔5が形成してある。
【0025】また、鉢受け部3の周面には、各脚部4Aの幅寸法の範囲内にそれぞれ3本1組の通気用の長孔6が縦方向に形成してある。これら長孔6の上端は開口部4の周部付近に達していて上端部が半円状となっていると共に、下端側は鉢受け部3の底部3aの周側に達しており、下端部は上端部と同様に半円状に形成されている。
【0026】そして、1つの脚部4Aの幅寸法の範囲内に配置された2本1組の長孔6と、この1組の長孔6に隣り合う3本1組の長孔6との間に配される長方形状の面部7の上端部は脚部4A間に位置しており、これらの面部7は長孔6間の間面部8より幅広に成されていて、これら面部7とリブ状の脚部4Aとにより、鉢受け部3が補強されている。
【0027】10は鉢台であり、この鉢台10は支柱部11の下端部に複数の脚部12を一体に形成し、支柱部11の上端部に差込み部13を設けて構成してある。
【0028】鉢20は、図8乃至図10に示すように鉢本体21を有しており、この鉢本体本体は上面が開口した椀状をなしていて、開口部22の外周部に端縁が下方へ屈曲された鍔部23が形成してある。
【0029】また、鉢本体21の底部には、鉢本体21が平坦面などに安定して置けるように4個所に脚部24が膨出形成されていると共に、各脚部24の底面には、脚部24内に水が溜るのを防止する水抜き孔25が開口されている。
【0030】さらに、鉢本体21の外周面には、各脚部24の間にそれぞれ2本づつ通気用の長孔26が縦方向に形成されている。これら長孔26の上端は鍔部23付近に達していて上端部が半円状となっていると共に、下端側は鉢本体21の外周面に沿って円弧状に湾曲されていて、下端は鉢本体21の底面27に達しており、下端部は上端部と同様に半円状に形成されている。また、各長孔26の下端側には長孔26を横切るように連設部28が形成されていて、これら連設部28により鉢本体21が補強されている。
【0031】そして、鉢本体21内には、通気性を損ねない程度に水苔Mが詰め込まれていて、この水苔Mに風貴蘭Fが栽培してある。植栽後,開口部4に散水すると、水の一部は水苔Mに貯水され、余剰となった水は長孔26や水抜き孔25より排出されるため、栽培に必要な量の水が簡単に給水できるようになる。
【0032】上記のように風貴蘭Fが栽培してある鉢20は、植木鉢保持ケース30の鉢受け部3に挿入して、この植木鉢保持ケース30に取り付けてある。この場合、鉢20の鍔部23は鉢受け部3の開口部4の周部4bに当接しており、鉢20の周面部が鉢受け部3の内周面に接触することなく、また、鉢20の底部が鉢受け部3の底部に接触することなく、鉢20は鉢受け部3内に浮いた状態である。
【0033】このように、鉢20が鉢受け部3内に浮いた状態で植木鉢保持ケース30に取り付けてあるために、植木鉢保持ケース30の通気用の長孔6と鉢20の通気用の長孔26とは離れており、また、植木鉢保持ケース30の底の水抜き孔5と鉢20の底の水抜き孔25とは離れている。
【0034】風貴蘭Fを植栽し終えた鉢20を保持した植木鉢保持ケース30を、そのまま台等に載置する場合には、鉢受け部3の底部3aの複数個所(4個所)のリブ状の脚部4Aを台等に接して行う。
【0035】この場合、鉢20の周面部が鉢受け部3の内周面に接触することなく、また、鉢20の底部が鉢受け部3の底部に接触することなく、鉢20は鉢受け部3内に浮いた状態であるために、長孔26、6より風貴蘭Fの根部へ通気が行われるため、通気性を好む風貴蘭Fに最適な栽培環境が容易に得られるようになる。また、鉢20の底部が地上より離れているために、ナメクジが鉢20の底部に住み着くよいうなことがなく、ナメクジの害から植物を守ることができる。
【0036】また、風貴蘭Fを植栽し終えた鉢1を保持した植木鉢保持ケース30を鉢台10に置く場合には、図1及び図2に示すように鉢台10の支柱部11の差込み部13を、植木鉢保持ケース30の差込み孔2に差し込んで、植木鉢保持ケース30を鉢台10に取り付け、この鉢台10で植木鉢保持ケース30を支える。
【0037】この場合、植木鉢保持ケース30は鉢台10により地上より持ち上げられているために、長孔26、6及び水抜孔25、5より風貴蘭Fの根部へ通気が行われるため、通気性を好む風貴蘭Fにより最適な栽培環境が容易に得られるようになる。また、鉢20の底部が地上より離れているために、ナメクジが鉢20の底部に住み着くよいうなことがなく、ナメクジの害から植物を守ることができる。
【0038】また、風貴蘭Fを植栽し終えた鉢1を保持した植木鉢保持ケース30を吊下体40を用いて軒先等に吊り下げる場合には、図11及び図12に示すように吊下体40の差込み連結部42を、植木鉢保持ケース30の差込み孔2に差し込んで連結し、植木鉢保持ケース30を吊下体40に取り付ける。そして、吊下体40の上部のフック部41を用いて軒先等に吊り下げる。なお、吊下体40は棒材よりなり、この吊下体40の上部は湾曲されていてフック部41にしてあり、また、吊下体40の下端部は差込み連結部42にしてある。
【0039】この場合、鉢20を保持した植木鉢保持ケース30は吊下体40により軒下などにつり下げられて、地上より高く持ち上げられているために、長孔26、6及び水抜孔25、5より風貴蘭Fの根部へ通気が行われるため、通気性を好む風貴蘭Fにより最適な栽培環境が容易に得られるようになる。
【0040】また、図13に示すように植木鉢保持ケース30を上下2段構成にして吊下体40により吊り下げるようにしてもよい。この場合には、吊下体40の一部としての、両端部にねじ部43を有する連結ロッド44を用意して、この連結ロッド44を下側の植木鉢保持ケース30の差込み孔2に差し込んで連結し、連結ロッド44の上端のねじ部43に連結用ナット部材45を螺合し、この連結用ナット部材45に上側の植木鉢保持ケース30の差込み孔2を合わせ、吊下体40の差込み連結部42を、上側の植木鉢保持ケース30の差込み孔2から連結用ナット部材45に螺合して、この吊下体40を連結ロッド45に連結する。そして、植木鉢保持ケース30の鉢受け部3に鉢20をセットする。
【0041】この場合、鉢20を保持した上下2段の植木鉢保持ケース30は吊下体40により軒下などにつり下げられて、地上より高く持ち上げられているために、長孔26、6及び水抜孔25、5より風貴蘭Fの根部へ通気が行われるため、通気性を好む風貴蘭Fにより最適な栽培環境が容易に得られるようになる。なお、植木鉢保持ケース30は上下2段に限らず、3段以上にすることも可能である。
【0042】なお、上記した実施の形態例では、鉢20を風貴蘭Fを栽培するものとして説明したが、風貴蘭Fに限らず、通気性を好む他の蘭や、他の植物等の栽培に用いることは可能である。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に係る植木鉢保持ケース構造によれば、例えば風貴蘭のような植物を植栽し終えた鉢を保持した植木鉢保持ケースを、そのまま台等に載置する場合には、鉢受け部の底部を台等に接して行うが、鉢の周面部及び底部が鉢受け部の内周面及び底部に接触させることなく、鉢を鉢受け部内に浮かした状態にしてあるために、鉢受け部の周面部に形成された複数の通気用孔と、鉢の周面部に形成された通気用孔とにより植物の根部へ通気が行われるため、通気性を好む風貴蘭のような植物に最適な栽培環境が容易に得られるようになるし、また、鉢の底部が地上より離れているために、ナメクジが鉢の底部に住み着くというなことがなく、ナメクジの害から植物を守ることができる。
【0044】また、請求項2の発明に係る植木鉢保持ケース構造によれば、上記した請求項1の発明に記載の作用効果と同じ作用効果を奏し得るばかりか、意匠的にすぐれたものになると共に、一度に複数個の鉢を保持することが可能になる。
【0045】また、請求項3の発明に係る植木鉢保持ケース構造によれば、植木鉢保持ケースは鉢台により地上より持ち上げられているために、通気孔部及び水抜き孔より植物の根部へ通気が行われるため、通気性を好む風貴蘭のような植物には最適な栽培環境が容易に得られるようになる。また、鉢の底部が地上より離れているために、ナメクジが鉢の底部に住み着くというなことがなく、ナメクジの害から植物を守ることができる。
【0046】また、請求項4の発明に係る植木鉢保持ケース構造によれば、植木鉢保持ケースは吊下体により地上から高く持ち上げられているために、通気孔部及び水抜き孔より植物の根部へ通気が良好に行われるため、通気性を好む風貴蘭のような植物には最適な栽培環境が容易に得られるようになる。また、鉢の底部が地上より大きく離れているために、ナメクジが鉢の底部に住み着くというなことがなく、ナメクジの害から植物を守ることができる。
【0047】また、請求項5の発明に係る植木鉢保持ケース構造によれば、請求項4の発明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、植木鉢保持ケースを複数段に亘るために、多くの鉢を空中の保持することができる。
【出願人】 【識別番号】392032074
【氏名又は名称】鶴岡商事株式会社
【出願日】 平成9年(1997)12月12日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】青木 輝夫
【公開番号】 特開平11−169271
【公開日】 平成11年(1999)6月29日
【出願番号】 特願平9−362640