トップ :: A 生活必需品 :: A47 家具;家庭用品または家庭用設備;コ−ヒ−ひき;香辛料ひき;真空掃除機一般




【発明の名称】 回転飲食台における商品提供方法およびその装置
【発明者】 【氏名】徳野 信雄

【要約】 【課題】一つの巡回搬送路上でより多くの商品を提供し、客の商品選定をし易くする。

【解決手段】基台12の上方で商品を巡回搬送させる回転飲食台において、フレーム24内に商品皿載置部26が複数段設けられてなる商品提供具22の各商品皿載置部26に、商品皿16をそれぞれ載置させた後、この商品提供具22を、回転飲食台上に載置させ、多数の商品を一度に提供することを特徴とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 基台(12)の上方に商品(14)を巡回搬送させるクレセントチェーン(18)が設けられてなる回転飲食台において、フレーム(24)内に商品皿載置部(26)が複数段設けられてなる商品提供具(22)の各商品皿載置部(26)に、商品(14)を載置させた商品皿(16)をそれぞれ載置させた後、この商品提供具(22)を、クレセントチェーン(18)に上設されたプレート(20)上に、載置させ、多数の商品を一度に提供することを特徴とする回転飲食台における商品提供方法。
【請求項2】 商品提供具(22)の下部に重り(28)を装着させ、重心を低くしたことを特徴とする請求項1記載の回転飲食台における商品提供方法。
【請求項3】 商品提供具(22)の下部と、クレセントチェーン(18)のプレート(20)と、を係止させることを特徴とする請求項1または請求項2記載の回転飲食台における商品提供方法。
【請求項4】 商品提供具(22)の商品皿載置部(26)が、商品皿(16)の糸底外径より大きく、商品皿外径より小さいリングであることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3記載の回転飲食台における商品提供方法。
【請求項5】 基台(12)の上方に商品(14)を巡回搬送させるクレセントチェーン(18)が設けられてなる回転飲食台において、フレーム(24)内に商品皿載置部(26)が複数段設けられてなる商品提供具(22)の各商品皿載置部(26)に、商品(14)を載置させた商品皿(16)がそれぞれ載置され、この商品提供具(22)が、クレセントチェーン(18)に上設されたプレート(20)上に、載置されてなる回転飲食台における商品提供装置。
【請求項6】 商品提供具(22)の下部に重り(28)を装着させ、重心を低くしたことを特徴とする請求項5記載の回転飲食台における商品提供装置。
【請求項7】 商品提供具(22)の下部と、クレセントチェーン(18)のプレート(20)と、を係止させることを特徴とする請求項5または請求項6記載の回転飲食台における商品提供装置。
【請求項8】 商品提供具(22)の商品皿載置部(26)が、商品皿(16)の糸底外径より大きく、商品皿外径より小さいリングであることを特徴とする請求項5、請求項6または請求項7記載の回転飲食台における商品提供装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、巡回搬送させる商品、例えば寿司を、一つの巡回搬送路(一連のクレセントチェーン)上に、より多く一度に提供することができると共に、客の商品選定をし易くした回転飲食台における商品提供方法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の回転飲食台は、一連のクレセントチェーンからなる一つの巡回搬送路を有するものが主流であり、商品である寿司は、個別に商品皿に載置させ、一連のクレセントチェーンのプレート上に平面的に載置させ、提供していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の回転飲食台における商品提供方法において、一つの巡回搬送路上に、商品を載置させた商品皿が平面的に載置されていたため、商品皿の提供個数は、巡回搬送路の全長により限定され、より多くの商品皿を提供する場合、より長い全長の巡回搬送路を形成したり、複数(段)の巡回搬送路を形成する必要があり、このため高騰な設備投資を強いられる等の問題があった。
【0004】また、客が商品を選定する際、平面的に巡回搬送される商品群を見渡して選定する必要があり、選定し難いことが問題となっていた。
【0005】このため、一つの巡回搬送路上でより多くの商品を提供でき、商品の選定をし易くする方法が強く要望されている。
【0006】本発明は、この要望に対処し、一つの巡回搬送路上でより多くの商品を提供することができると共に、客の商品選定がし易い回転飲食台における商品提供方法およびその装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、基台の上方に商品を巡回搬送させるクレセントチェーンが設けられてなる回転飲食台において、フレーム内に商品皿載置部が複数段設けられてなる商品提供具の各商品皿載置部に、商品を載置させた商品皿をそれぞれ載置させた後、この商品提供具を、クレセントチェーンに上設されたプレート上に、載置させ、多数の商品を一度に提供することを特徴とするもの、または商品提供具の下部に重りを装着させ、重心を低くしたことを特徴とするもの、または商品提供具の下部と、クレセントチェーンのプレートと、を係止させることを特徴とする、または商品提供具の商品皿載置部が、商品皿の糸底外径より大きく、商品皿外径より小さいリングであることを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係る回転飲食台における商品提供装置は、図1〜図5に示すように、以下の構成からなるものである。
【0009】本発明で使用する回転飲食台は、基台12の上方に、商品14、本発明において寿司が載置された商品皿16を巡回搬送させるクレセントチェーン18が設けられてなるものである。
【0010】このクレセントチェーン18には多数のプレート20が上設されており、商品14を載置させた商品皿16はこのプレート20上に載置され、提供される。
【0011】本発明において、より多くの商品14を提供するため、以下の商品提供具22を使用する。
【0012】フレーム24に、商品皿載置部26が複数段設けられている。
【0013】本例において,フレーム24は矩形枠であり、商品皿載置部26は商品皿16の糸底外径より大きく、商品皿外径より小さいリングであり、その個数は3個である。
【0014】商品提供具22に前記構成を採用することにより、構造を簡易とし、軽量化することができ、取扱い性を向上させることができる。
【0015】また、商品提供具22の下部には重り28が装着され、巡回搬送路上を巡回搬送中、商品提供具22の重心を低くし、安定走行が可能となる。
【0016】また、クレセントチェーン18の駆動機構は、図5に示すように、クレセントチェーン18の一側隅に駆動スプロケット30が設けられ、この駆動スプロケット30の駆動軸32が減速機34、伝動チェーン36を介してモーター38に連結されてなるものである。
【0017】その駆動作用は、モーター38を駆動させると、伝動チェーン36、減速機34を経て駆動軸32が駆動され、ついでクレセントチェーン18が駆動され、巡回搬送される。
【0018】なお、図中40は商品提供具22の把手、42はカウンターを示し、把手40により、巡回搬送路への商品提供具22の載置、持運び、客は商品選定後、把手40を把持し、商品提供具22をそのままカウンター42上に取る事、等の取扱いが容易となる。
【0019】本発明に係る回転飲食台における商品提供装置を使用して商品を提供する際、まず商品14である寿司を載置させた商品皿16を、商品提供具22の各商品皿載置部26上に、それぞれ載置させる。
【0020】この際、1個の商品提供具22の各商品皿載置部26へ載置させる商品皿16の商品14の種類は同一種類でもよく、互いに相違する種類を載置させてもよい。
【0021】次に、この複数の商品皿16を載置させた商品提供具22を巡回搬送路であるクレセントチェーン18のプレート20上に、所定数載置させる。
【0022】その後、客は好みの商品14を商品提供具22の商品皿載置部26上から取り、食する。
【0023】また、互いに相違する種類の商品14を載置させた場合、載置された商品14全てを食するのであれば、客はこの商品提供具22をそのままカウンター42上に取り、商品提供具22に載置された商品14群を食することが可能である。
【0024】客が商品提供具22をカウンター42上に取る際、商品提供具22の把手40を把持し、商品提供具22をプレート20上から持上げ、カウンター42上に取る。
【0025】また、この商品提供具22は商品を立体的に陳列することができるため、一つの巡回搬送路中において、従前の商品を同一平面上で平面的に提供する場合に対し、より多くの商品を一度に提供することが可能となるばかりか、複数(段)の巡回搬送路を備えた回転飲食台と同等の商品を提供することが可能となる。
【0026】また、商品が立体的に巡回搬送されるため、商品選定において、客は巡回搬送路上を平面的に左右を見渡さなくても、目前に巡回搬送されてきた商品提供具22を見て選定することができ、商品の選定が極めて容易となる。
【0027】なお、本例において、商品提供具22のフレーム24が矩形枠、商品皿載置部26がリングから構成されているが、フレーム24の形状、商品皿載置部26の形状、を適宜変更することは自由である。
【0028】また、商品提供具22の商品皿載置部26の個数は3個に限定されることはなく、2個以上であれば、本例と同様の効果を得られる。
【0029】また、商品提供具22の重り28を省略し、巡回搬送路であるクレセントチェーン18のプレート20と、商品提供具22の下部と、を係止させる手段、例えば係止凹部44と、係止凸部46と、の係止とすることにより、商品提供具22の安定走行を可能とすることができる(図1および図2に二点鎖線参照)。
【0030】また、商品提供具22に、保冷商品を収納した内部に蓄冷材を充填させてなる保冷容器を載置させることもでき、この際、そのまま商品提供具22の商品皿載置部26に載置させてもよいが、保冷容器の結露による水滴の落下を防止するため、商品皿載置部26の下方に水滴受けを装着して使用することが望ましい。
【0031】また、本発明は一つの巡回搬送路(一連のクレセントチェーン18)を有する回転飲食台におけるものであるが、複数(段)の巡回搬送路を有する回転飲食台に転用することは自明のことである。。
【0032】
【発明の効果】本発明に係る回転飲食台における商品提供方法およびその装置によれば、一つの巡回搬送路上に商品を立体的に陳列した状態で提供することができるため、従前の一つの巡回搬送路上に平面的に商品を提供することに対し、より多くの商品を一度に提供することが可能となるばかりか、複数(段)の巡回搬送路を備えた回転飲食台と同等の商品の提供が可能となる。
【0033】また、本発明は商品提供具を、従前の回転飲食台に装着したものであり、設備投資が安価となるばかりか、従前の回転飲食台に容易に装着することができる。
【0034】また、商品は立体的に陳列された状態で巡回搬送されるため、客の商品選定において、客は巡回搬送路上を平面的に左右を見渡さなくても、目前に巡回搬送されてきた商品提供具を見て選定することができ、商品の選定が極めて容易となる。
【0035】また、1個の商品提供具に載置された商品が全て相違した種類である場合、この全ての商品が好みのものであれば、客はこの商品提供具をそのまま取り、一度に複数種類の商品を一度に取り、食することが可能となる。
【0036】また、商品提供具の下部に重りを装着すること、あるいは商品提供具とクレセントチェーンのプレートとを係止させることにより、巡回搬送における安定走行が可能となり、商品提供具が巡回搬送路であるプレート上からずれたり、落ちて商品が損傷することがなく、より安全に商品を提供することができる。
【0037】また、商品提供具の商品皿用載置部が、商品皿の糸底外径より大きく、商品皿外径より小さいリングとすることにより、構造を簡易とし、軽量化でき、取扱い性を向上させることができる。
【出願人】 【識別番号】000228475
【氏名又は名称】日本クレセント株式会社
【出願日】 平成9年(1997)12月1日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】小川 宏嗣
【公開番号】 特開平11−155719
【公開日】 平成11年(1999)6月15日
【出願番号】 特願平9−347218