| 【発明の名称】 |
保管用ボックス装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】渡辺 日出男
【氏名】木谷 文一
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| 【要約】 |
【課題】庫内を急速に冷却でき、しかも冷蔵、冷凍などの機能が確実に発揮できる保管用ボックス装置を提供する。
【解決手段】収納庫内15を冷却する冷却手段として熱電変換装置4を用い、放熱側基体31の表面に熱移動媒体48をほぼ垂直に衝突せしめるように構成したことを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 収納ユニット内を冷却する冷却手段または加温する加温手段として熱電変換装置を用い、放熱側基体または吸熱側基体の表面に対して液状の熱移動媒体をほぼ垂直に衝突せしめるように構成したことを特徴とする保管用ボックス装置。 【請求項2】 請求項1記載において、前記熱電変換装置に用いられる熱電変換素子群がカスケード構造を有し、吸熱側熱電変換素子群に流す電流密度と放熱側熱電変換素子群に流す電流密度が異なっていることを特徴とする保管用ボックス装置。 【請求項3】 請求項2記載において、前記吸熱側熱電変換素子群と放熱側熱電変換素子群のチップの寸法ならびに使用個数が同一であることを特徴とする保管用ボックス装置。 【請求項4】 請求項1記載において、前記熱移動媒体を噴射する噴射ノズルが前記放熱側基体の表面近くまで延びていることを特徴とする保管用ボックス装置。 【請求項5】 請求項4記載において、前記放熱側基体の噴射ノズルと対向する位置に凹部が設けられていることを特徴とする保管用ボックス装置。 【請求項6】 請求項1または4記載において、前記噴射ノズルの根元部近傍に、放熱側基体または吸熱側基体に衝突した熱移動媒体をその基体表面から逃がすための逃がし用凹部が設けられていることを特徴とする保管用ボックス装置。 【請求項7】 請求項1記載において、前記熱電変換装置が吸熱フィン部材を備え、その吸熱フィン部材の両側ならびに上側が覆われて、庫内の空気がフィンとフィンの間を流通するように構成されていることを特徴とする保管用ボックス装置。 【請求項8】 請求項1記載において、前記収納ユニット内の収納物載置面上あるいは内側面にスペーサを有し、その収納物載置面あるいは内側面と収納物の間に庫内の空気が流通する隙間が形成されていることを特徴とする保管用ボックス装置。 【請求項9】 収納ユニット内を冷却する冷却手段または加温する加温手段として複数の熱電変換装置を用い、各熱電変換装置の放熱側基体または吸熱側基体に液状の熱移動媒体を循環しながら供給する熱移動媒体循環系統を設け、その熱移動媒体に対する熱電変換装置外での放熱手段または吸熱手段を複数の熱電変換装置で共用したことを特徴とする保管用ボックス装置。 【請求項10】 請求項9記載において、前記各収納ユニット内に設置されている各熱電変換装置が1つの熱移動媒体循環系統で直列に接続され、その熱移動媒体循環系統に対して1つの前記放熱手段または吸熱手段が設けられていることを特徴とする保管用ボックス装置。 【請求項11】 請求項9記載において、前記熱移動媒体循環系統が複数に分かれ、各熱移動媒体循環系統に前記熱電変換装置が接続され、各熱移動媒体循環系統の連結部に1つの前記放熱手段または吸熱手段が設けられていることを特徴とする保管用ボックス装置。 【請求項12】 請求項9記載において、前記1つの収納ユニット内に複数の熱電変換装置が設置されて、各熱電変換装置が1つの熱移動媒体循環系統で直列に接続され、その熱移動媒体循環系統に対して1つの前記放熱手段または吸熱手段が設けられていることを特徴とする保管用ボックス装置。 【請求項13】 多数の収納ユニットと、その収納ユニット内を冷却する冷却手段または加温する加温手段としての熱電変換装置と、その各熱電変換装置を操作するための操作制御ユニットとを備え、その操作制御ユニットが前記収納ユニット集合体に対して交換可能になっていることを特徴とする保管用ボックス装置。 【請求項14】 多数の収納ユニットと、その収納ユニット内を冷却する冷却手段または加温する加温手段としての熱電変換装置と、その各熱電変換装置を操作するための操作制御ユニットとを備え、その操作制御ユニットにより各収納ユニットの温度が個別に設定可能になっていることを特徴とする保管用ボックス装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、例えば戸建住宅、マンションなどの集合住宅、ビル、デパート、駅、飛行場などに設置され、例えば宅配業者、酒店やクリーニング店などの配達サービス業者からの配達物を預かったり、あるいは利用者が荷物を発送するときなどに利用できる保管用ボックス装置に係り、特に保管荷物を冷蔵、冷凍あるいは保温できるように熱電変換装置を設置した保管用ボックス装置に関する。 【0002】 【従来の技術】最近、マンションなどの集合住宅に保管用ボックス装置を設置し、宅配業者が受取人宅に訪れて不在のとき、荷物を保管用ボックス装置に預けるとともに、伝票を受取人宅の郵便受けなどに投入し、受取人が帰宅してその伝票から不在のときに荷物が配送されたことを知り、保管用ボックス装置内の荷物を受け取るシステムが開発されている。 【0003】このシステムに使用する保管用ボックス装置として、通常の電気冷蔵庫のようにフロン/コンプレッサーを用いたり、熱電変換装置を用いて冷蔵機能を持たせたものが知られている。 【0004】ところでフロン系の冷媒を用いるものは、フロンによるオゾン層の破壊など環境上の問題があり、またフロン/コンプレッサーを用いた保管用ボックス装置では休止時間が比較的長いあとの間欠運転では、スイッチをオンしてからまずガス圧縮という前段階が必要なため冷却までに時間がかかるから、最近では熱電変換装置を用いる冷却システムが開発されている。このシステムはフロンガスを使用しないため環境破壊がなく、冷却性能面でも優れており、ガス漏れの心配がなく、主体は半導体であるから長寿命で小型化でき、ガス圧縮という前段階が不要で通電すれば直ち冷却されるなどの優れた特長を有している。 【0005】図26は、フロン/コンプレッサー式の保管用ボックス装置の温度制御(庫内設定温度+2.5℃ 曲線X)と、熱電変換装置を用いた保管用ボックス装置の温度制御(庫内設定温度−0.2℃ 曲線Y)の冷却特性図である。 【0006】この図から明らかなように、フロン/コンプレッサー式の保管用ボックス装置は温度制御を開始してから設定温度に到達するまでにかなりの時間を要し、その間に庫内の温度が大きく上下にばらついている。これに対して熱電変換装置を用いた保管用ボックス装置は温度制御を開始して短時間のうちに設定温度に到達し、その後の庫内温度はほぼ一定に保持され、温度コントロールの精度が良好であるという特長を有している。 【0007】この種の熱電変換装置を用いた保管用ボックス装置としては、例えば特開昭64−80321号公報や特開平7−101492号公報などに記載されて公知である。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】この保管用ボックス装置は、設置場所によっては外気とほぼ同じ温度環境下になることがあり、また設置スペースの関係上から断熱層の厚さは比較的薄い場合が多く、しかも荷物を入れる前までは庫内は密閉状態にあるから、特に外気温度が高い夏季では庫内ははかなりの高温になっている。 【0009】このような高温状態の庫内に例えば肉類などの生物を入れて、熱電変換装置の電源スイッチをオンする訳であるが、従来の保管用ボックス装置は放熱側が空冷であるため、庫内を急速に冷却することができず、また外気温度に影響され易く冷蔵機能や冷凍機能が十分に発揮されない。そのため庫内に保管されている生物の鮮度が低下し、特に旅行などで長期間配達荷物を保管していると生物が腐ってしまったり、悪臭が漂うなどの欠点がある。 【0010】本発明の第1の目的は、このような従来技術の欠点を解消し、外気にほとんど影響されることなく庫内を急速に冷却または加温でき、しかも冷蔵、冷凍または加温などの機能が確実に発揮できる保管用ボックス装置を提供することにある。 【0011】本発明の第2の目的は、部品点数が少なく、小型化が可能で、製造コストならびに消費電力の低減が図れる保管用ボックス装置を提供することにある。 【0012】 【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成するため、第1の本発明は、収納ユニット内を冷却する冷却手段または加温する加温手段として熱電変換装置を用い、放熱側基体または吸熱側基体の表面に対して例えば水などの液状の熱移動媒体をほぼ垂直に衝突せしめるように構成したことを特徴とするものである。 【0013】前記第2の目的を達成するため、第2の本発明は、収納ユニット内を冷却する冷却手段または加温する加温手段として複数の熱電変換装置を用い、各熱電変換装置の放熱側基体または吸熱側基体に液状の熱移動媒体を循環しながら供給する熱移動媒体循環系統を設け、その熱移動媒体に対する熱電変換装置外での放熱手段または吸熱手段を複数の熱電変換装置で共用したことを特徴とするものである。 【0014】 【発明の実施の形態】第1の本発明は前述のように熱電変換装置を使用し、基体の面に対して液状熱移動媒体を衝突させるもので、液状熱移動媒体の基体と接する状態が確実に乱流となっているため、熱の移動が効率的になされ、その結果、熱交換能力が高められ、性能的に優れている。よって外気温度に影響されることなく庫内を急速に冷却でき、しかも冷蔵、冷凍などの機能が確実に発揮でき、また保温の場合でも信頼性の高い保管用ボックス装置を提供することができる。 【0015】第2の本発明は前述のように熱電変換装置を使用し、熱移動媒体に対する熱電変換装置外での放熱手段または吸熱手段を複数の熱電変換装置で共用しているから、例えば前記放熱手段または吸熱手段のラジェータ、ファンならびにポンプなどの部品点数が少なく、そのために小型化が可能で、製造コストならびに消費電力の低減が図れる保管用ボックス装置を提供することができる。 【0016】次に本発明の実施の形態を図とともに説明する。図1は保管用ボックス装置に付設される熱電変換装置の断面図、図2はその保管用ボックス装置の正面図、図3はその保管用ボックス装置の側面図である。 【0017】図2ならびに図3に示すように、保管用ボックス装置1は多数の収納ユニット2と1つの操作制御ユニット3を積載した集合体から主に構成されている。収納ユニット2のうち、例えば図面に向かって左側の縦列は断熱層によって内張りされて冷蔵、冷凍機能を有する収納ユニット2a〜2dで、そのうちの下から1段目と2段目の収納ユニット2a,2bは冷凍保存と冷蔵保存の切り換えが可能で、3段目と5段目の収納ユニット2c,2dは冷蔵保存が可能なユニットになっている。これら収納ユニット2a〜2dは、通電しなければ常温の収納ユニットとしても使用することができる。 【0018】図示していないが前記操作制御ユニット3は、受領確認書を発行するタイマー付きプリンタ、操作手順などを指示する音声出力装置ならびにディスプレイ、ICカードや磁気カードなどのカードリーダライター、テンキー、冷凍保存と冷蔵保存の選択キー、モデムなどが内蔵、設置されている。各収納ユニット2はオートロック方式になっており、操作制御ユニット3のテンキーを操作することにより、ロック解除ができるようになっている。またこのテンキーを操作することにより、冷凍保存または冷蔵保存時の温度設定が成され、この温度設定はステップ式に温度設定することもできるし、リニアに温度設定することもできるようになっている。収納ユニット2a〜2dには、冷凍保存または冷蔵保存の表示がなされる。 【0019】なお、収納ユニット2を冷凍保存用として使用する場合と冷蔵保存用として使用する場合とでは別々の温度制御がなされ、それらの使用態様に応じた温度制御モードは操作制御ユニット3によって選択的に設定される。 【0020】この保管用ボックス装置1に対して操作制御ユニット3を交換可能にしておけば、例えば装置のバージョンアップあるいは操作制御ユニット3の故障などのときに、収納ユニット2を含む装置全体を交換しなくても操作制御ユニット3だけを交換すればよいから、経済的に得策である。 【0021】本実施の形態では収納ユニット2a〜2dに対して1つの操作制御ユニット3を設けたが、各収納ユニット毎に操作制御部を設けることもできる。 【0022】図3に示されているように、収納ユニット2a〜2dにはそれぞれ熱電変換装置4が設置されており、各熱電変換装置4は配水管5で接続され、その途中にラジェータ6と循環ポンプ7が接続され、ラジェータ6の近傍に送風ファン8が付設されている。この実施の形態では複数の熱電変換装置4に対して1つのラジェータ6を設置しているが、各熱電変換装置4に対してそれぞれ個別にラジェータを設置することもできる。 【0023】図4は収納ユニット2a〜2dの中板11を設置した状態での一部を切断した平面図、図5は中板11を外した状態での一部を切断した平面図、図6は収納ユニット2a〜2dの下部の断面図、図7は図6A−A線上の断面図である。 【0024】収納ユニット2a〜2dは、例えば図4に示すように断熱層を有する周壁12と、側面の出入口を開閉する断熱層を備えたドア13と、断熱層を有する底壁14(図6参照)によって収納空間15(図6、図7参照)を区画形成している。前記ドア13は軽い弾性力により常に閉じる方向に付勢されており、収納空間15への熱の侵入を可及的に抑制している。なお、ドア13にガラスを嵌め込んで、外部より庫内の状態が透視できるようにしてもよい。 【0025】中板11は金属板あるいは合成樹脂板などで構成され、図4に示すようにその広さは周壁12とドア13で区画される広さとほぼ一致している。中板11のドア13側に吸入口16が、それと反対側に排出口17がそれぞれ形成されている。本実施の形態ではスリット状の吸入口16と排出口17が形成され、図6ならびに図8に示すように各吸入口16、排出口17と隣接して突起部18が設けられ、これが収納空間15側に突出している。この突起部18により図6に示されているように、中板11とその上に載置する収納物19との間に通気できる隙間20が形成される。さらにこの実施の形態では、中板11のほぼ中央部に例えば波板やリブを有する薄板などの通気性のスペーサ21が設置され、収納物19が小さい場合でも中板11と収納物19との間にも冷空気22が流通できるようになっている。なお、このスペーサ21は、底面だけでなく側面に設けることもでき、冷空気22の循環を良くするとともに、底面や側面に結露水が付着している場合に収納物を底面や側面から離すことにより収納物が濡れるのを防止する機能も有している。また庫内面に生成した結露水を集める溝などの凹部を、庫内の適当な所に形成しておくとよい。また結露水を系外へ排出するドレン抜き構造を設けることもできる。 【0026】図8のように突起部18を周壁12側に向けて若干傾斜させれば、収納空間15内での冷空気22の拡散に寄与することができる。この実施の形態ではスリット状の吸入口16、排出口17を設けたが、空気抵抗を減らすために大きな開口を2つ設けてもよいし、また丸穴など他の形状でもよい。 【0027】図6に示すように中板11と底壁14の間には、庫内ファン23と吸熱フィン部材24が介在されている。吸熱フィン部材24は例えばアルミニウムなどの熱伝導性の良い金属からなり、フィンベース25と、そのフィンベース25から多数枚わん曲状に立設したフィン26とからなり、フィン26は庫内ファン23と対向して、前記吸入口16側から排出口17側に向けて平行に延びている。この実施の形態では、薄い板状のフィン26を用いているが、例えばピン状のフィンなど他の形状のフィンを用いることも可能である。 【0028】図6に示すように庫内ファン23は中板11の吸入口16付近に設置されており、また中板11の排出口17と対向する底壁14の部分には冷空気22を排出口17側に導くための傾斜面27が設けられている。従って庫内ファン23を回転すると、冷空気22はフィン26とフィン26の間を通り、傾斜面27に案内されて排出口17を通過して収納空間15内に拡散され、収納物15を冷却した後にドア13側を通り、中板11の吸入口16から庫内ファン23側に流入するような循環ルートを通り、収納物19を効率よく冷却する。 【0029】図7に示されているように、フィン26の両側は底壁14で囲まれ、フィン26の上側は中板11で塞がっているから、庫内ファン23からの冷空気22の全てを漏れなくフィン26に衝突させて、効率的な吸熱を行なっている。 【0030】図6に示されているように、吸熱フィン部材24の下方には吸熱側基板28を介して熱電変換素子群29が密着しており、さらにその下に放熱側基板31(図1参照)を内蔵した放冷ジャケット30が取り付けられている。 【0031】前記吸熱側基板28ならびに放熱側基板31は共に例えばアルミニウムなどの金属板からなり、熱電変換素子群29と接する側の表面にアルマイトなどの電気絶縁薄膜が形成されている。陽極酸化法によってアルマイトの絶縁膜を形成する場合、その絶縁薄膜に封孔処理しない方が、熱電変換素子群29との接合性が良好である。電気絶縁膜は、この他に溶射などで形成することも可能である。 【0032】図1は熱電変換装置4の断面図である。熱電変換装置4は前述の吸熱フィン部材24、吸熱側基板28、熱電変換素子群29、放熱側基板31、支持枠体32、カバー部材33、分散部材34から主に構成されている。 【0033】前記支持枠体32は合成樹脂で成形され、放熱側基板31を支持するとともに、基端は前記吸熱側基板28にピン35により位置決めされ、接着剤36で固着されている。 【0034】前記カバー部材33は合成樹脂で成形され、給水管部37と排水管部38とが一体に設けられ、給水管部37はカバー部材33のほぼ中央に、排水管部38はカバー部材33の周縁近くに、それぞれ配置されている。カバー部材33には上方に向けて開口した周壁39が設けられ、その内側に前記分散部材34が設置され、周壁39の上端はOリング40を介して放熱側基板31の周辺と液密に接着されている。なお、このOリング40を用いないで、接着剤のみで液密にシールすることもできる。 【0035】分散部材34も合成樹脂で成形されて、外周に壁部41が垂設され、上面部42には噴射孔43を有する噴射ノズル44が多数等間隔に上方を向いて突出している。そして各噴射ノズル44の根元部に接近して逃がし用凹部46が設けられ、各逃がし用凹部46は噴射ノズル44を避けて連通している。 【0036】分散部材34をカバー部材33内に装着することにより、カバー部材33と分散部材34の間に扁平状の第1空間45が、分散部材34と放熱側基板31の間に前記各逃がし用凹部46による扁平状の第2空間が、また分散部材34の外側には集水路47が、それぞれ形成される。 【0037】噴射ノズル43の上端は放熱側基板31の表面近くまで延びており、噴射ノズル43と放熱側基板31の隙間は約1〜3mm程度である。放熱側基板31の各噴射ノズル43と対向する部分には、個別に凹部49が形成されている。本実施の形態では多数の凹部49を有する放熱側基板31を用いているが、フラットな衝突面を有する放熱側基板を使用することもできる。 【0038】熱移動媒体である水(純水)48を中央の給水管部37から供給すると第1空間45で一斉に拡がり、各噴射ノズル44から放熱側基板31の平面に向けて勢いよくほぼ垂直方向に噴射する。放熱側基板31に衝突してそれの熱を奪った水48は各逃がし用凹部46側にすばやく逃げて、前記集水路47で集められ、排水管部38から系外へ排出される。排出された水48は図3に示すように配水管5を通ってラジェ−タ7で冷却され、循環系統を通って再利用される。 【0039】なお図1において50は支持枠体32に一体に設けられた補強リブ、51は吸熱側基板28と熱電変換素子群29の間に介在された熱伝導率が大きくしかも弾性を有する薄膜である。 【0040】図1に示すように表面に多数の凹部49を有する放熱側基板31を使用した熱電変換装置(実線)と、表面が平坦な放熱側基板を使用した熱電変換装置(点線)との、水48の流速と熱コンダクタンスとの関係を図9に示す。 【0041】なお両装置の噴射孔43の孔径は1.2mm、孔の数は24個、噴射ノズル44と放熱側基板31の隙間は2mmとした。また熱コンダクタンスhAは、下式によって求めた。 【0042】 hA=Q/{Tj−(Tin+Tout)/2} 〔W/℃〕 ただし Q:発熱量(投入電気量) Tj:基板温度Tin:水入口温度Tout:水出口温度この図から明らかなように、両装置とも放熱側基板31に衝突せしめる水48の流速を上げれば熱コンダクタンスは高くなり、特に表面に多数の凹部49を有する放熱側基板31を使用した熱電変換装置(実線)の方が高い熱コンダクタンスを有し、性能的に優れていることが分かる。 【0043】本実施の形態では熱移動媒体として水を使用したが、本発明はこれに限られるものではなく、水以外に例えば不凍液など他の液体を使用することもできる。 【0044】図10は水の流量と熱コンダクタンスとの関係を示す特性図で、同図の横軸に循環ポンプへの一定量の投入電力で熱電変換装置に流れる水の流量(圧力損失ΔP×流速Gw)を、縦軸に熱コンダクタンスを、それぞれとっている。図中の曲線イは図1に示す本発明の実施の形態に係る熱電変換装置、曲線ロは放熱側基板の表面に沿って水を蛇行するように流す構造の熱電変換装置(比較例)の特性である。 【0045】この比較例の熱電変換装置は給水管から排水管にかけての水の流路が狭く、しかも複数回蛇行して距離が長いことから、水の圧損が大きい。また水が放熱側基板の表面と平行になってほぼ層流状態で流れるため、放熱側基板から水への熱伝達が余り良くないことから、曲線ロに示すように熱コンダクタンスが小さい。 【0046】これに較べて本発明のもの(曲線イ)は、放熱側基板の伝熱面に対して水を衝突させて放熱側基板から熱を奪い取るようになっており、しかも水の流路長が短く、圧損が小さいことから、熱コンダクタンスが大きく、優れた特性を有している。 【0047】本発明の熱電変換装置はこのように、基体の面に対して液状熱移動媒体(例えば水)を衝突させるもので、液状熱移動媒体の基体と接する状態が確実に乱流となっているため、熱の移動が効率的になされ、その結果、装置全体としての熱交換能力が高められ、性能的に優れている。 【0048】前記熱電変換素子群29は1段でも複数段でもよく、本実施の形態では2段のカスケード構造を採用している。図11は熱電変換素子群29の概略構成図で、図中の51は上段吸熱側電極、52はP型半導体チップならびにN型半導体チップからなる吸熱側半導体チップ群、53は上段放熱側電極、54は中間基板、55は下段吸熱側電極、56はP型半導体チップならびにN型半導体チップからなる放熱側半導体チップ群、57は下段放熱側電極である。 【0049】本実施の形態では、吸熱側半導体チップ群52と放熱側半導体チップ群56のチップの寸法ならびに使用個数は同一になっている。このようにすれば、吸熱側半導体チップ群52と放熱側半導体チップ群56を区別なく製造でき、そのために生産歩留りが良好である。 【0050】電源58が吸熱側電源58aと放熱側電源58bに分かれており、吸熱側電源58aにより吸熱側半導体チップ群52が電流密度I1 (例えば93A/cm2)で、放熱側電源58bにより放熱側半導体チップ群56が電流密度I2 (例えば200A/cm2 )で、それぞれ個別に駆動され、放熱側の電流密度I2 の方が吸熱側の電流密度I1 よりも大きく設定されている(I2 >I1 )。 【0051】図12は、本実施の形態に係る熱電変換装置と比較例の熱電変換装置とのCOP特性を示す図である。本実施の形態に係る熱電変換装置は吸熱側半導体チップ群と放熱側半導体チップ群は同一の半導体チップを同数使用し、すなわち吸熱側と放熱側のチップ数の比を1対1とし、吸熱側半導体チップ群に対して93A/cm2 の電流密度になるように電流を流し、個別の電源を使用して放熱側半導体チップ群に対して200A/cm2 の電流密度になるように電流を流した。 【0052】一方、比較例の熱電変換装置は、吸熱側半導体チップ群として本実施の形態に係る熱電変換装置と同一の半導体チップを同数使用し、放熱側半導体チップ群は吸熱側の3倍、すなわち吸熱側と放熱側のチップ数の比を1対3とし、吸熱側半導体チップ群と放熱側半導体チップ群を直列に接続し、200A/cm2 の電流密度になるように電流を流した。 【0053】そして両熱電変換装置の各温度差ΔTとCOPとの関係を図12に示した。図中の線ハは本実施の形態に係る熱電変換装置、線ニは前記比較例の熱電変換装置の特性を示す線である。この図から明らかなように、同じ温度差ΔTであると本実施の形態に係る熱電変換装置の方が熱電変換特性に優れCOPが高い。言い換えれば、投入消費電力が少なくても所望の温度差を得ることができ、結局、ランニングコストの低減が図れる。 【0054】前記実施の形態に係る熱電変換装置では2つの電源58aと58bを用いたが、電流密度が異なる2出力が可能な1つの電源を用いることもできる。 【0055】図13は、第2の実施の形態に係る収納ユニット2の概略構成図である。この実施の形態では周壁12の内面に、例えばアルミニウムなどからなる熱伝導性の良好な内箱59が設置され、その内面に温度センサー60が付設されている。温度センサー60からの検出信号は制御部61に入力され、制御部61からは熱電変換装置4の電源58ならびに庫内ファン23の電源62にそれぞれ制御信号が出力される。 【0056】熱電変換装置4に通電を開始した直後は庫内温度が高いから、それを前記温度センサー60で検出し、その検出信号に基づいて制御部61から電源58を介して熱電変換装置4に多量の電力が投入される。 【0057】これにより特に内箱59の熱電変換装置4が設置されている付近では温度が急激に下がり、水分が凍結する温度以下になろうとする。このまま温度が下がると、庫内の空気中の水分が内箱59の内面に結露し、それが凍結するため、内箱59の熱電変換装置4が設置されている付近では相対湿度100%に近いが、庫内でそれより温度の高い(例えば3℃程度)領域では非常に低湿度となる。生物などを保存する場合は低湿度であると鮮度の低下を促進するため、好ましい保存環境ではない。 【0058】そこで本実施の形態では、内箱59の熱電変換装置4が設置されている付近の表面温度を温度センサー60で監視しながら、水分が凍結する温度になる少し前の時点で庫内ファン23への投入電力を増加させる。それにより冷空気22の線速度が速くなり、内箱59の熱コンダクタンスが高くなって、内箱59の表面での水分の凍結が無くなり、そのために庫内の湿度を高く維持して、収納物の鮮度の低下を防止することができる。 【0059】庫内ファン23の高速回転は連続的でも断続的でも良いが、余り長時間高速回転させると電力消費が大となり、生物の保存に悪影響を及ぼすから、温度と湿度が所望の値に維持できる程度に制限して、その後はまた定格運転(低速回転)に移るかもしくは停止するような制御モードにしておくとよい。 【0060】この実施の形態では図13に示すようにフラットな板から構成された内箱59を用いたが、ヒートマス(熱容量)低減のために内箱59の板厚を薄くするとフラットな板では機械的強度が低下するため、例えば所定の間隔をおいて多数のリブを平行に設けるか、あるいは連続した波形の板などの波状に成形された薄板を用いて内箱59を形成するとよい。 【0061】図14は、第3の実施の形態に係る熱電変換装置の断面図である。この実施の形態で、前記図1に示した第1の実施の形態に係る熱電変換装置と相違する第1の点は、1つの吸熱フィン部材24に対して第1熱電変換素子群29aと第2熱電変換素子群29b、第1支持枠体32aと第2支持枠体32b、第1放熱側基板31aと第2放熱側基板31b、第1カバー部材33aと第2カバー部材33b、第1分散部材34aと第2分散部材34bなどが別個に設置されている点である。 【0062】このように各熱電変換素子群29a,29bに対して放熱側基板31a,31bなどが分割されて別個に設けられているから、熱電変換素子群29a,29b間で高さのバラツキがあっても、そのバラツキに関係なく、吸熱フィン部材24と熱電変換素子群29a,29bの間、熱電変換素子群29a,29bと放熱側基板31a,31bの間を密着させることができる。 【0063】第2の相違点は、図示していないがこの熱電変換装置がユニット周壁の上部また側部に付設されている点である。 【0064】図15ないし図17は、第4の実施の形態に係るラジェータを説明するための図で、図15はラジェータの正面図、図16はラジェータの側面図、図17はそのラジェータに用いられるコルゲートフィンの一部斜視図である。 【0065】ケーシング70の上下に、圧力損失を少なくするため比較的大きな流通断面積を有する連結管部71a、71bが設けられ、一方の連結管部71aから他方の連結管部71bに向けて扁平なパイプ72が所定の間隔をおいて多数本並設されている。パイプ72とパイプ72の間には図17に示すように薄い金属板を蛇行状に折り曲げたコルゲートフィン73が挿入され、パイプ72とコルゲートフィン73の接触部はろう付けされている。パイプ72は連結管部71aから連結管部71bに向けて貫通しており、一方、コルゲートフィン73によって形成される無数の空間74はコルゲートフィン73の幅方向(図15の紙面に対して垂直方向)に貫通している。 【0066】ケーシング70のほぼ中央には駆動モータ75が収納され、モータ軸に連結された羽根76はコルゲートフィン73の前方に配置され、羽根76の周囲はケーシング70によって保護されており(図16参照)、図15に示す如く駆動モータ75の上下には盲板77が配置されている。 【0067】図3に示すように各熱電変換装置4を流れて来た水48はラジェータ7の上側の連結管部71aに入り、そこで各パイプ72に素早く分散され、パイプ72内を流下した水48は下側の連結管部71bで集められる。一方、羽根76を回転駆動することにより空気78は図17に示すようにコルゲートフィン73の表面に沿って、すなわち図15においては垂直方向に流れ、その間にパイプ72内を流れる水48を効率よく冷却する。 【0068】本実施の形態のように駆動モータ75をパイプ72やコルゲートフィン73と共にケーシング70に内蔵すれば、部分的に突出する部分がなく、ラジェータ7の薄型化が図れる。 【0069】図18は、第5の実施の形態に係るコルゲートフィンの一部斜視図で、コルゲートフィン73の平面部79に空気78の流れ方向と直交する方向に延びた切起片80が多数設けられ、コルゲートフィン73による水48の冷却効果を高めている。この実施の形態では切起片80を設けたが、コルゲートフィン73の平面部79に透孔を多数形成してもよい。 【0070】図20ならびに図21は、第6の実施の形態に係る熱電変換装置の要部断面図ならびに図20のB−B線断面図である。この実施の形態では放熱側基板31に液密的に固着されたジャケットケーシング64に給水管部37と排水管部38が取り付けられ、給水管部37側には流通断面積の大きい散水流路65がジャケットケーシング64の幅方向に形成され、排水管部38側には流通断面積の大きい集水流路66が形成されている。散水流路65と集水流路66の間には放熱側基板31側に向けて突出した平面状の突出部67が設けられ、この突出部67により放熱側基板31との間に放熱側基板31とほぼ同じかあるいはそれより広い面積を有する幅狭の隙間68が形成される。 【0071】給水管部37からジャケットケーシング64内に供給された水48は図21に示すように散水流路65で一斉に幅方向に広がり、その後に幅狭の隙間68の間を高速で放熱側基板31の表面に沿って流れる。このように水48を放熱側基板31の表面に沿って高速で通過させることにより、放熱側基板31の表面に形成される境界層を可及的に薄くすることができ、そのために熱コンダクタンスが大となり、放熱効果が高まる。隙間68を通過した水48は集水流路66で集められ、排水管部38から排出される。このようにジャケットケーシング64内に流通断面積の大きい散水流路65ならびに集水流路66を形成することにより、圧力損失を低減することができる。 【0072】図22ならびに図23は、第7の実施の形態に係る熱電変換装置の要部断面図ならびに放熱側基板31の平面図である。この実施の形態で前記第6の実施の形態と相違する点は、図23に示すように放熱側基板31の平面に水48の流れ方向に沿って延びる突条69が多数形成されている点である。このように放熱側基板31の平面に突条69を多数形成することにより、放熱効果をより高めることができる。 【0073】図24は、第8の実施の形態に係る保管用ボックス装置の概略構成図である。前記図3に示す第1の実施の形態では、各収納ユニット2a〜2dに設置されている熱電変換装置4を1つの配水管5で接続して、1つの大きな循環系統を構成した。これに対して本実施の形態では、複数の配水管5a、5bと複数の循環ポンプ6a、6bとからなる複数の循環系統を備え、各循環系統に1個若しくは複数個の熱電変換装置4a、4bを接続した構成になっている。なおこの場合においても、配水管5a、5bの連結部に設けられたラジェータ7ならびに送風ファン8は共用となっている。図示していないが、ラジェータ7内での配水管5a側の水の流路と配水管5b側の水の流路とは別になっている。 【0074】収納ユニット2を冷蔵保存として使用する場合と冷凍保存として使用する場合で水の循環速度を違わせる場合、この実施の形態に係る保管用ボックス装置は好適である。 【0075】図25は、第9の実施の形態に係る保管用ボックス装置の概略構成図である。この実施の形態は、収納空間の大きな大型収納ユニット2に好適で、1つの収納ユニット2に対して複数の熱電変換装置4a〜4dが全体的に等間隔に配置されており、各熱電変換装置4a〜4dを1つの配水管5で接続して、ラジェータ7ならびに送風ファン8は共用となっている。このように構成することにより、大型収納ユニット2内での温度分布を少なくして、精密な温度制御が可能となる。なお、収納ユニット2内は必要に応じて一点鎖線で示すように気密に仕切ることも可能になっている。 【0076】前記実施の形態のように水などの熱移動媒体を用いる放冷ジャケット内に空気などのガスが溜まると放熱効果が低減する。そのためガスの排出機構を設けたり、あるいは放冷ジャケットを水平に配置する場合は排水側の方を給水側よりも若干高くしたり、またはジャケットを垂直に配置する場合は排水側の方を上にして、水とともにガスを排出するようにすればよい。 【0077】収納物を冷蔵あるいは冷凍する際、夜間電力を利用して予め冷却した蓄熱剤を併用することもできる。 【0078】熱電変換装置の電源として、太陽電池などの電池を使用したり、あるいは商用電源と電池を併設することもできる。 【0079】庫内に赤外線センサーや荷重センサーなどのセンサーを設置し、庫内の荷物の有無を検出して、その検出信号により電源のオン・オフ制御することも可能である。 【0080】複数の収納ユニットを集合した保管用ボックス装置の場合、各収納ユニット毎、あるいは集合ユニット全体の使用電力を計測する電力計を設置することもできる。 【0081】また各収納ユニット毎に使用時の温度記録を行ない、必要に応じてその記録内容がプリントアウトあるいは他の表示手段で表示できるように構成してもよい。 【0082】さらに自己診断機能を備え、収納ユニットを使用する前に例えば熱電変換装置の制御系統や熱移動媒体の循環系統などの機能診断を行なうように構成することもできる。 【0083】前記の各実施の形態では、冷蔵保存または(ならび)冷凍保存する場合について説明したが、本発明の保管用ボックス装置は収納物を保温する場合も使用可能であり、保温保存の場合には熱電変換装置に対する電流の流れ方向を冷蔵保存(冷凍保存)の場合の反対にすればよい。保温保存の場合には、例えば送風ファンは吸熱ファン、冷空気は加温空気、吸熱フィンは加温フィンのように吸熱側と放熱側が逆になる。 【0084】従って本発明の保管用ボックス装置の使用形態としては、例えば冷蔵保存/冷凍保存、設定温度の異なる冷蔵保存/冷蔵保存、冷蔵保存/温蔵保存、冷凍保存/温蔵保存、設定温度の異なる温蔵保存/温蔵保存、冷蔵保存/冷凍保存/温蔵保存などの適宜な組み合わせが可能となる。 【0085】 【発明の効果】図19は、第1の実施の形態に係る収納ユニット(実線)と、空冷タイプの収納ユニット(点線)の冷却特性を示す図である。両方とも庫内容積は64リットル、断熱層の厚さは30mm、外気温度は30℃の条件で試験を行なった。なお、空冷タイプの収納ユニットの投入電力は118W、本実施の形態に係る収納ユニットの投入電力は68Wである。 【0086】この図から明らかなように、従来の空冷タイプの収納ユニット(点線)は投入電力が大きいにもかかわらず、外気温度が高いためユニット内温度は7.5℃までしか下がらず、これでは食品などの鮮度が著しく低下してしまう。これに対して本発明のものは、投入電力がすくないにもかかわらずユニット内温度は短時間のうちに2.5℃まで下がり、鮮度の維持が確実である。 【0087】第1の本発明は前述のように熱電変換装置を使用し、基体の面に対して液状熱移動媒体を衝突させるもので、液状熱移動媒体の基体と接する状態が確実に乱流となっているため、熱の移動が効率的になされ、その結果、熱交換能力が高められ、性能的に優れている。よって外気温度に影響されることなく庫内を急速に冷却でき、しかも冷蔵、冷凍などの機能が確実に発揮でき、また保温の場合でも信頼性の高い保管用ボックス装置を提供することができる。 【0088】第2の本発明は前述のように熱電変換装置を使用し、熱移動媒体に対する熱電変換装置外での放熱手段または吸熱手段を複数の熱電変換装置で共用しているから、例えば前記放熱手段または吸熱手段のラジェータ、ファンならびにポンプなどの部品点数が少なく、そのために小型化が可能で、製造コストならびに消費電力の低減が図れる保管用ボックス装置を提供することことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】598043294 【氏名又は名称】株式会社エコ・トゥエンティーワン
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)12月9日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】武 顕次郎
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| 【公開番号】 |
特開平11−146830 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)6月2日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−338938 |
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