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【発明の名称】 取次兼用宅配ボックス
【発明者】 【氏名】青柳 敬義

【要約】 【課題】宅配ボックスを物品の取次用ボックスとして兼用することができる取次兼用宅配ボックスを提供する。

【解決手段】本発明は、モード切換カード48を電子キーユニット16に挿入すると、取次兼用宅配ボックス10をクリーニング品等の物品の取次用ボックスとして使用することができる。この場合、依頼人が取次兼用宅配ボックスの扉を開いてクリーニング品を収納した後、任意の暗証番号をテンキーボタン32から入力すると扉14が施錠する。そして、クリーニング業者は、依頼人から知らされた前記任意の暗証番号をテンキーボタン32から入力して扉16を開錠し、クリーニング品を受け取る。また、本発明は、モード切換カード48を電子キーユニット16に挿入しない場合には、取次兼用宅配ボックス10を宅配ボックスとして使用することができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】物品の預け入れと受け取りができる宅配ボックスにおいて、任意の番号及び暗証番号が入力される番号入力手段と、前記宅配ボックスの扉を施錠、開錠するロック手段と、前記暗証番号が記憶された記憶手段と、前記番号入力手段から任意の番号が入力されると前記ロック手段を制御して宅配ボックスの扉を施錠すると共に、番号入力手段から暗証番号が入力されると前記記憶手段に記憶された暗証番号と照合し、一致した時にロック手段を制御して扉を開錠する第1使用モードと、前記番号入力手段から暗証番号が入力されるとロック手段を制御して扉を施錠すると共に、番号入力手段から暗証番号が入力されると記憶手段に記憶された暗証番号と照合し、一致した時にロック手段を制御して扉を開錠する第2使用モードとを有する制御手段と、前記制御手段を制御して前記第1使用モード、若しくは第2使用モードに切り換えるモード切換手段と、を備えたことを特徴とする取次兼用宅配ボックス。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は取次兼用宅配ボックスに係り、特に宅配物品を受取人に受け渡す宅配ボックスを、クリーニング品等の物品の取次用ボックスと兼用することができる取次兼用宅配ボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、マンション等の共同住宅に宅配ボックスを設置し、受取人の不在時に配達員がその宅配物品を宅配ボックスに入れて、受取人に後で受け取らせるようにしたシステムが利用されている。このような宅配ボックスによれば、配達員が宅配物品を宅配ボックスに入れた後、電子キーユニットのテンキーボタン(番号入力手段)から任意の複数桁の番号を入力すると、制御装置がロック機構(ロック手段)を制御して宅配ボックスの扉を施錠する。そして、配達員は、配達伝票等の連絡票を受取人の郵便ポスト又はドアポストに投函して、受取人に着荷があったことを知らせる。そして、受取人が自分の暗証番号をテンキーボタンから入力すると、制御装置がロック機構を制御して宅配ボックスの扉を開錠する。これにより、受取人のみが宅配ボックスから宅配物品を受け取ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従来の宅配ボックスは、配達員から受取人に宅配物品を受け渡すだけの一方通行の使用モードでしか使用することができないので、宅配ボックスを有効に効率良く使用することができないという欠点がある。そこで、前記宅配ボックスを、依頼人からクリーニング業者にクリーニング品を受け渡すことができ、且つ、仕上がったクリーニング品を業者から依頼人に受け渡すことができる物品の取次用ボックスとして使用することが望まれている。しかしながら、現在では、上記2つの使用モードを切り換えて使用することができる宅配ボックスはない。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、宅配ボックスを物品の取次用ボックスとして兼用することができる取次兼用宅配ボックスを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成するために、物品の預け入れと受け取りができる宅配ボックスにおいて、任意の番号及び暗証番号が入力される番号入力手段と、前記宅配ボックスの扉を施錠、開錠するロック手段と、前記暗証番号が記憶された記憶手段と、前記番号入力手段から任意の番号が入力されると前記ロック手段を制御して宅配ボックスの扉を施錠すると共に、番号入力手段から暗証番号が入力されると前記記憶手段に記憶された暗証番号と照合し、一致した時にロック手段を制御して扉を開錠する第1使用モードと、前記番号入力手段から暗証番号が入力されるとロック手段を制御して扉を施錠すると共に、番号入力手段から暗証番号が入力されると記憶手段に記憶された暗証番号と照合し、一致した時にロック手段を制御して扉を開錠する第2使用モードとを有する制御手段と、前記制御手段を制御して前記第1使用モード、若しくは第2使用モードに切り換えるモード切換手段と、を備えたことを特徴としている。
【0006】本発明によれば、モード切換手段で第1使用モードを選択すると、宅配ボックスとして使用することができる。第1使用モードでは、配達員が宅配ボックスの扉を開いて宅配物品を収納した後、任意の番号を番号入力手段から入力すると、ロック手段が扉を施錠するので、宅配物品を預け入れることができる。次に、受取人が自分の暗証番号を番号入力手段から入力すると、ロック手段が扉を開錠するので、宅配ボックスから宅配物品を受け取ることができる。この時、受取人の暗証番号以外の番号が入力された場合には、その番号が記憶手段に記憶されている暗証番号と一致しないため、扉は開錠されない。
【0007】また、本発明によれば、モード切換手段で第2使用モードを選択すると、クリーニング品等の物品の取次用ボックスとして使用することができる。第2使用モードでは、依頼人が宅配ボックスの扉を開いてクリーニング品を収納した後、自分の暗証番号、若しくは任意の暗証番号を番号入力手段から入力すると、ロック手段が扉を施錠するので、クリーニング品を宅配ボックスに預け入れることができる。次に、クリーニング業者が依頼人から知らされた前記暗証番号を番号入力手段から入力すると、ロック手段が扉を開錠するので、宅配ボックスからクリーニング品を受け取ることができる。この時、依頼人から知らされた暗証番号以外の番号が入力された場合には、その番号が記憶手段に記憶されている暗証番号と一致しないため、扉は開錠されない。
【0008】次に、仕上がったクリーニング品を受け取る場合には、第1使用モードと全く同じで良いので、業者が仕上がったクリーニング品を宅配ボックスに収納した後、任意の番号を番号入力手段から入力すると、ロック手段が扉を施錠するので、仕上がったクリーニング品を宅配ボックスに預け入れることができる。次に、依頼人が自分の暗証番号を番号入力手段から入力すると、ロック手段が扉を開錠するので、宅配ボックスから仕上がったクリーニング品を受け取ることができる。この時、自分の暗証番号以外の番号が入力された場合には、扉は開錠されないので、依頼人のみがクリーニング品を受け取ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係る取次兼用宅配ボックスの好ましい実施の形態について詳説する。図1は、本発明の実施の形態に係る取次兼用宅配ボックスの全体図である。同図に示す取次兼用宅配ボックスは、2種類のサイズからなる6台の取次兼用宅配ボックス10、10…が一体に組み付けられたボックスユニット12であり、主としてマンション等の共同住宅のエントランスに設置される。このタイプの取次兼用宅配ボックスは、各取次兼用宅配ボックス10の各扉14に設けられた電子キーユニット16を操作することにより、各取次兼用宅配ボックス10を独立して利用することができる、いわゆる分散型と称されるものである。前記各扉14の左上隅部には、ボックス番号が1〜6の順に付されている。
【0010】前記電子キーユニット16は図2に示すように、本体18の前面に電子ロック装置(ロック手段)19のノブ20、キーパネル(番号入力手段)22、及びLCDパネル24等が設けられている。この電子キーユニット16は、本体18に内蔵された図示しない乾電池の電力によって駆動される。なお、乾電池に代えてAC電源を使用しても良い。
【0011】前記ノブ20の近傍の本体18には、『OPEN』文字と『CLOSE』文字とが印刷され、前記ノブ20は『OPEN』位置と『CLOSE』位置との範囲内で回動自在に設けられている。ノブ20を『CLOSE』位置に回動すると、電子ロック装置19の図2上二点鎖線で示すロック爪26が本体18の側面から突出し、このロック爪26が図1に示した取次兼用宅配ボックス10の本体側に形成されたロック溝(図示せず)に係合する。これによって、扉14が施錠される。また、図2のノブ20を『OPEN』位置に回動させると、前記ロック爪26が本体18に収容され、取次兼用宅配ボックス10の本体側との係合が解除されるので、扉14が開錠される。
【0012】更に、電子ロック装置19は、前記キーパネル22で部屋番号(例えば4桁の番号)や暗証番号が入力されると、ノブ20を『OPEN』位置から『CLOSE』位置へ回動させることができ、且つ、キーパネル22で暗証番号(例えば4桁の番号)が入力されると、ノブ20を『CLOSE』位置から『OPEN』位置へ回動させることができるように、図3に示すMPU(制御手段)28によって制御されている。
【0013】前記MPU28には、EEPROM30が搭載されている。このEEPROM30には、そのマンションの総戸数に対応した複数の部屋番号と、これらの部屋番号に対応した複数の暗証番号とが予め記憶されている。これらの部屋番号と暗証番号は、キーパネル22の操作時にMPU28から読み出され、キーパネル22から入力された部屋番号や暗証番号と照合される。そして、一致した場合には、MPU28が電子ロック装置19を制御して扉14の施錠/開錠を行う。
【0014】前記キーパネル22は『0〜9』までのテンキーボタン32、『C』で示すクリアボタン34、『M』で示すメモリボタン36から構成されている。前記テンキーボタン32によって部屋番号や暗証番号を入力することができ、ミス入力した場合には前記クリアボタン34でその番号をクリアすることができ、前記メモリボタン36によって暗証番号を変更することができる。
【0015】前記LCDパネル24は、MPU28に制御され、例えば図4に示すように4桁の部屋番号『0303』と滞貨時間『24h』とが表示される。前記部屋番号は、扉14を施錠する時に入力した受取人の部屋番号である。また、前記滞貨時間はタイマ38で計時された時間であり、1時間毎に加算して表示される。なお、本実施の形態では滞貨を時間表示したが、これに限られるものではなく、『1Day』、『1.5Day』のように日表示しても良い。
【0016】前記タイマ38は、扉14を施錠した時から計時し始めるようにMPU28で制御されている。したがって、図4に示したLCDパネル24を見れば、受取人が0303号室の住人で滞貨時間が24時間であることが外部から把握できる。なお、LCDパネル24には、部屋番号と滞貨時間とを一緒に表示させても良く、交互に表示させても良い。
【0017】図3に示すブザー40は、電子キーユニット16に内蔵されたブザーであり、多種類の音色の電子音を発生するものが適用されている。このブザー40は、キーパネル22が操作されると、その操作の種類に応じた音色の電子音を発生するようにMPU28によって制御されている。また、図2に示すように電子キーユニット16の本体18には、非常開錠キー用挿入口42が形成されている。この挿入口42に非常開錠キー44(図3参照)が挿入されると、電子ロック装置19による扉14の施錠状態がMPU28によって強制的に開錠される。
【0018】更に、図5に示すように電子キーユニット16の本体18の上面には、モード切換カード用挿入口46が形成される。この挿入口46に図2に示すモード切換カード(モード切換手段)48が挿入されると、図示しない切換スイッチがONになり、MPU28は、取次兼用宅配ボックス10を宅配ボックスとして使用する第1使用モードから、物品の取次用ボックスとして使用する第2使用モードに仕様を切り換える。また、モード切換カード48が、挿入口46から抜き取られると、図示しない切換スイッチがOFFになり、MPU28は、第2使用モードから第1使用モードに仕様を切り換える。
【0019】次に、前記の如く構成された取次兼用宅配ボックス10を宅配ボックスとして使用する第1使用モードについて説明する。まず、取次兼用宅配ボックス10に宅配物品を預け入れる場合について説明する。この場合、キーユニット16のノブ20は『OPEN』位置で回動が規制されているので、扉14はロックされず開いた状態となっている。また、LCDパネル24には、取次兼用宅配ボックス10が空であることを示す『−−−−−−−−』の記号が点滅表示されている。
【0020】上記の空の取次兼用宅配ボックス10に配達員が宅配物品を入れ、この後、その宅配物品の受取人の部屋番号をテンキーボタン32から入力すると、MPU28がEEPROM30に記憶している部屋番号を順次読み出し、テンキーボタン32から入力された部屋番号と照合する。そして、前記部屋番号が一致すると、MPU28が電子ロック装置19を制御してノブ20の回動規制を解除すると共に、ブザー40を制御して部屋番号が一致したことを示す電子音を発生させ、更に、LCDパネル24を制御してLCDパネル24に『CLOSE』の文字を点滅表示させる。この後に、配達員が扉14を閉めてノブ20を『CLOSE』位置に回動すると、扉14が電子ロック装置19によりロックされる。このロック状態において、ノブ20は『CLOSE』位置で回動が規制されるので、扉14を勝手に開くことはできない。以上で宅配物品の預け入れが終了する。この時、LCDパネル24には図4に示すように、部屋番号と滞貨時間とが表示される。なお、前記滞貨時間は1時間経過後に初めて表示されるため、預け入れてから1時間の間は、滞貨時間に代えて『CLOSED』の文字を表示させることが好ましい。また、本実施の形態では、配達員が入力した部屋番号が、EEPROM30に記憶されている部屋番号と一致しない場合に、MPU28がブザー40を制御して不一致を示す音色の電子音を発生させる。そして、4回続けて不一致の場合には、MPU28がLCDパネル24を制御してLCDパネル24に『Error』の文字を点灯表示させ、1分間キー入力不可状態にする。
【0021】次に、取次兼用宅配ボックス10に預け入れられた宅配物品を受け取る場合について説明する。この場合、キーユニット16のノブ20は『CLOSE』位置で回動が規制されているので、扉14は開放されず閉じた状態となっている。また、LCDパネル24には、部屋番号と滞貨時間とが表示されている。受取人がLCDパネル24上で、又は配達伝票等で自分に着荷があったことを確認すると、その取次兼用宅配ボックス10のテンキーボタン32を操作して自分の暗証番号を入力する。この暗証番号が入力されると、MPU28がEEPROM30に記憶している暗証番号を順次読み出し、テンキーボタン32から入力された暗証番号と照合する。そして、両方の番号が一致すると、MPU28が電子ロック装置19を制御してノブ20の回動規制を解除すると共に、ブザー40を制御して暗証番号が一致したことを示す電子音を発生させ、更に、LCDパネル24を制御してLCDパネル24に『OPEN』の文字を点滅表示させる。この後に、受取人がノブ20を『OPEN』位置に回動して扉14を開錠すれば、取次兼用宅配ボックス10から宅配物品を受け取ることができる。なお、LCDパネル24に表示されていた部屋番号と滞貨時間は、扉14が開錠された時に消去される。そして、LCDパネル24には、取次兼用宅配ボックス10が空であることを示す『−−−−−−−−』の記号が点滅表示される。以上が、取次兼用宅配ボックス10を宅配ボックスとして使用する第1使用モードである。
【0022】次に、前記取次兼用宅配ボックス10をクリーニング品等の物品の取次用ボックスとして使用する第2使用モードについて説明する。まず、依頼人(マンションの住人)がクリーニング品の大きさに対応した取次兼用宅配ボックス10を選択し、その取次兼用宅配ボックス10の扉14の内側にあるモード切換カード48を電子キーユニット16のカード挿入口46に差し込む。これにより、MPU28は、前述した第1使用モードから第2使用モードに仕様が切り換えられる。
【0023】この第2使用モードによれば、依頼人が取次兼用宅配ボックス10の扉14を開いてクリーニング品を収納した後、仮の暗証番号(自分の暗証番号でも良いが安全のために別の暗証番号)をテンキーボタン32から入力すると、電子ロック装置19がその扉14を施錠する。これによって、クリーニング品を取次兼用宅配ボックス10に預け入れることができる。なお、前記暗証番号は、メモリボタン36を押すことによってEEPROM30に記憶される。
【0024】次に、クリーニング業者が取次兼用宅配ボックス10からクリーニング品を受け取る場合について説明する。この場合、依頼人は、収納した取次兼用宅配ボックス10のボックス番号と先に入力した仮の暗証番号とを予め業者に電話で連絡しておく。業者は、依頼人から知らされたボックス番号の取次兼用宅配ボックス10を探し、その取次兼用宅配ボックス10のテンキーボタン32から仮の暗証番号を入力する。仮の暗証番号が入力されると、MPU28は、入力された仮の暗証番号とEEPROM30に記憶された前記仮の暗証番号とを照合し、一致した時に電子ロック装置19を制御して扉14を開錠する。これにより、取次兼用宅配ボックス10からクリーニング品を受け取ることができる。この時、仮の暗証番号以外の番号が入力された場合には、その番号がEEPROM30に記憶されている仮の暗証番号と一致しないため、扉14は開錠されない。よって、クリーニング品の盗難を防止することができる。また、業者は、クリーニング品を受け取ると、モード切換カード48を挿入口46から抜き取り、取次兼用宅配ボックス10の使用モードを第2使用モードから第1使用モードに切り換える。
【0025】次に、仕上がったクリーニング品を業者から依頼人に受け渡す場合について説明する。この場合は、第1使用モードと全く同じである。まず、業者は、空の取次兼用宅配ボックス10を探し、その取次兼用宅配ボックス10に仕上がったクリーニング品を収納した後、任意の番号をテンキーボタン32から入力する。これにより、電子ロック装置19が扉14を施錠する。以上で、仕上がったクリーニング品を取次兼用宅配ボックス10に預け入れることができる。この後に、業者は、収納した取次兼用宅配ボックス10のボックス番号を依頼人に電話で連絡する。
【0026】次に、依頼人は、クリーニング品が収納された取次兼用宅配ボックス10を探し、その取次兼用宅配ボックス10のテンキーボタン32から自分の暗証番号を入力する。暗証番号が入力されると、MPU28は、入力された暗証番号とEEPROM30に記憶された暗証番号とを照合し、一致した時に電子ロック装置19を制御して扉14を開錠する。これにより、依頼人は、取次兼用宅配ボックス10から仕上がったクリーニング品を受け取ることができる。この時、依頼人の暗証番号以外の番号が入力された場合には、その番号がEEPROM30に記憶されている暗証番号と一致しないため、扉14は開錠されない。よって、仕上がったクリーニング品を依頼人のみが引き取ることができる。以上が取次兼用宅配ボックス10を取次ボックスとして使用する第2使用モードである。
【0027】以上説明したように、本実施の形態の取次兼用宅配ボックス10によれば、第1使用モードを選択した場合には宅配ボックスとして使用でき、第2使用モードを選択した場合にはクリーニング品等の物品の取次用ボックスとして使用することができるので、利用形態が広がり、有効に効率良く使用することができる。なお、本実施の形態では、モード切換カード48を挿入することで第1使用モードから第2使用モードに切り換え、モード切換カード48を抜き取ることで第2使用モードから第1使用モードに切り換えるようにしたが、これに限られるものではなく、テンキーボタン32の操作で切り換えるようにしても良く、また、別に切換スイッチを設けても良い。また、本実施の形態では、任意の番号として部屋番号を適用したが、これに限られるものではなく、他の複数桁の番号でも良い。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明の取次兼用宅配ボックスによれば、宅配ボックスとして使用する第1使用モードと物品の取次用ボックスとして使用する第2使用モードとを有する制御手段を備え、モード切換手段によって第1使用モード、若しくは第2使用モードを切り換えるようにしたので、宅配ボックスを取次用ボックスとして兼用することができる。
【出願人】 【識別番号】000151494
【氏名又は名称】株式会社東京精密
【出願日】 平成9年(1997)11月19日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】松浦 憲三
【公開番号】 特開平11−146829
【公開日】 平成11年(1999)6月2日
【出願番号】 特願平9−317923