| 【発明の名称】 |
段ボール製載せ台 |
| 【発明者】 |
【氏名】河原 好彦
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| 【要約】 |
【課題】組み立てが簡単で、堅固に形成でき、組み立て前は扁平的で保管や輸送に優れる安価な段ボール製の載せ台を得る。
【解決手段】天板1の該裏板部12に、係合溝141を有する起立片14を複数対向形成し、該係合溝141に係合する係合溝21,31を切欠すると共に、上端両側に係止溝22,32を介して支持片23,33を突設した2枚の補強板2,3を備え、夫々の補強板が係着できるよう一方の補強板2の中央上端に開口する差込溝24を設けると共に、他方の補強板3の中央下端に差込溝34を設け、補強板の支持片23,33の係止溝22,32に係合する係止溝41を上端に開口した筒胴板4とから成り、起立片14の係合溝141に補強板の係合溝21,31を係合して補強板を係着し、補強板本体に被着して筒胴板4の係止溝41を補強板の支持片23,33の係止溝22,32に係合させて組み立てる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 表板部11と裏板部12とを接着して成る天板1の該裏板部12に、係合溝141を有する起立片14をその折目基部140の折曲で起立可能となるよう切り起こし形成して複数対向配置し、該係合溝141に係合する係合溝21,31を上端に切欠すると共に、上端両側に下向きの係止溝22,32を介して支持片23,33を下向きに突設した2枚の補強板2,3を備え、夫々の補強板2,3が組仕切りできるよう一方の補強板2の中央上端に開口する差込溝24を設けると共に、他方の補強板3の中央下端に開口する差込溝34を設け、補強板2,3の支持片23,33の係止溝22,32に係合する係止溝41を上端に開口形成した筒胴板4とから成り、起こした起立片14の係合溝141に補強板2,3の係合溝21,31を係合して補強板2,3を組仕切りし、補強板2,3に被着して筒胴板4の係止溝41を補強板2,3の支持片23,33の係止溝22,32に係合させて組み立てることを特徴とする段ボール製載せ台。 【請求項2】 折目10を介して表板部11と裏板部12とを連設し、折目10で折曲して天板1と成した請求項1の載せ台。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、各種物品の載置台、特に、慶弔の飾り物や御供物等の載置に好適な載せ台に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、木製や金属製に替えて焼却廃棄できる段ボール製の三方、机、椅子等の各種台が開発されている。しかしながら、組み立てに手間がかかり、手間のかからないものでは強度が弱く、外観が不良となるものが多かった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、強度が大きく及び堅固に形成できて果物篭等の比較的重量のある物品の載置に適し、組み立てが簡単で、組み立て前は平面的で保管や輸送に優れる安価な段ボール製の載せ台を提供するものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】このため本発明は、表板部と裏板部とを接着して成る天板の該裏板部に、係合溝を有する起立片をその折目基部の折曲で起立可能となるよう切り起こし形成して複数対向配置し、該係合溝に係合する係合溝を上端に切欠すると共に、上端両側に下向きの係止溝を介して支持片を下向きに突設した2枚の補強板を備え、夫々の補強板が組仕切りできるよう一方の補強板の中央上端に開口する差込溝を設けると共に、他方の補強板の中央下端に開口する差込溝を設け、補強板の支持片の係止溝に係合する係止溝を上端に開口形成した筒胴板とから成り、起こした起立片の係合溝に補強板の係合溝を係合して補強板を組仕切りし、補強板に被着して筒胴板の係止溝を補強板の支持片の係止溝に係合させて組み立てる構成の段ボール製載せ台である。なお、折目を介して表板部と裏板部とを連設し、折目で折曲して天板と成してもよい。 【0005】 【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図示した形態例で説明する。図1で示す形態例は、御供物の載せ台であり、図2及び図3で示す段ボール製天板1と、図4及び図5で示す2枚の段ボール製補強板2,3と、図6で示す段ボール製筒胴板4とから成る。 【0006】天板1は、図2のように、折目10を介して表板部11と裏板部12とを連設し、裏板部12に、夫々対角線の中央と角との中央部を折目基部140とする起立片14が切り込みで4片中心に向けて対設されている。即ち、対角線と直交する短い巾の折目基部140の両端から外向きに切り込みされて起立片14が形成され、起立片14の外側中央部に係合溝141が対角線に沿い折目基部140に向けて欠設してある。 【0007】そして、折目10で折曲すると共に、接着剤で起立片14を除き表板部11と裏板部12を貼着して、図3のような天板1としている。 【0008】補強板2,3は、図4及び図5のように、天板1の対角線より少し短い長さで起立片14の係合溝141に係合する係合溝21,31を上端に切欠すると共に、上端両側に下向きの係止溝22,32を介して下向きの支持片23,33を突設している。この2枚の補強板2,3は、相互に係着して組仕切りできるよう一方の補強板3の中央上端に開口する差込溝34を設けると共に、他方の補強板2の中央下端に開口する差込溝24を設けている。 【0009】筒胴板4は、図示しないが、折目を介して並列連設した前後左右板部を該折目で折曲し、糊代片で接着して成り、図6のように、四角筒にできるよう扁平状に折り畳んである。また夫々の角部の上端部には係止溝41が欠設してある。 【0010】次にその組み立てを説明する。まず、図7のように、天板1の裏板部12を上にして起立片14を折目基部140で折曲し起立させる。この状態で、支持片23を下にした補強板2をその係合溝21で起立片14の上に開口している係合溝141に上から係合し、図8のように、補強板2を対角線上に起立支持させる。 【0011】ついで、図9のように、同様に支持片33を下にした補強板3を、他方の補強板2の差込溝24にその差込溝34で上から係合すると共に、その係合溝31で起立片14の係合溝141に上から係合して補強板3を他方の対角線上に起立支持させる。 【0012】即ち、この状態では、2枚の補強板2,3が夫々の差込溝24,34の係合で直角に係着された状態で夫々の起立片14の係合溝141で起立支持されるのであり、補強板2,3の支持片23,33が上向きとなっている。 【0013】そして、図10のように、折り畳み状態から四角筒に広げた筒胴板4を補強板2,3の上から被着し、下側とした四隅の係止溝41を起立片14の係合溝141に上から係合して筒胴板4を保持するのである。この図11の状態から上下を逆にすることにより、図1のように、天板1が上となる載せ台が形成されるのである。 【0014】本例によると、天板1の起立片14の起立、補強板2,3の差し込み、筒胴板4の差し込みの動作だけで簡単に組み立てることができ、補強板2,3が天板1側に保持され、筒胴板4が補強板2,3に保持されているため堅固な構成となるのである。 【0015】また、支持片23,33が耳状に天板1の下に突出配置するだけで補強板2,3の本体が筒胴板4に隠蔽されることから外観も良好であり、天板1の折目10部を前にすれば段ボール層面の露出がなく、したがって天板1、補強板2,3及び筒胴板4の外面を白色等にすればきれいな載せ台となるのである。 【0016】本形態例は上記の構成としたが、本発明においてはこれに限定されない。例えば、天板の形状及び構成は問わないが、表板部と裏板部の2枚の接着構造であり、該裏板部に係合溝を有する起立片を切り起こし形成できればよい。この起立片の形状、大きさ及び数も適宜であり、それに設ける係合溝の形状も問わない。 【0017】また、補強板の形状及び大きさも任意であり、2枚の補強板が相互に直交係着できると共に、起立片の係合溝に係合する係合溝及び上端両側に支持片を突設してあればよく、支持片の形状も問わない。2枚の補強板を平面から見て対角線ではなく十字状に配置してもよい。 【0018】さらに、補強板の支持片に被着する筒胴板の形状も限定されず、円筒体でもよい。なお、載せ台としては、御供物の他、簡易な机や椅子としても使用できるのである。また、起立片を同じ位置にした大きさの異なる天板を用意すれば天板の大きさを替えることができるのである。 【0019】 【発明の効果】本発明の請求項1によると、簡単に組み立てることができ、補強板が天板に保持され筒胴板が補強板に保持されるため堅固な構成となり、補強板本体が筒胴板に隠蔽されることから外観も良好となるのである。また、請求項2では、天板の折目部を前にすれば段ボール層面の露出しない外観となるのである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】591260661 【氏名又は名称】河原紙器株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)10月31日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】松島 秀俊
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| 【公開番号】 |
特開平11−128061 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)5月18日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−315816 |
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