| 【発明の名称】 |
線香がまっすぐに立つ線香立て |
| 【発明者】 |
【氏名】菊地 孝雄
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| 【要約】 |
【課題】誰でもが簡単にまっすぐに線香を立てることができ、線香を燃焼することができ、軽量で、安全性が高く、掃除しやすい線香立てを提供する。
【解決手段】線香立て台(1)の内部に、細いカール状のまとまりよりなる線香埋込部材(2)を均等に設けたことを特徴とする。。その上に、線香通過孔(31)のある線香保持枠(3)を設けたことを特徴とする。その線香立て台(1)に筒型線香立て(4)を取り付けたことを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 線香立て台の内部に、細いカール状のまとまりよりなる線香埋込部材を均等に設けたことを特徴とする線香立て。 【請求項2】 線香立て台の内部に、細いカール状のまとまりよりなる線香埋込部材を均等に配置し、その上に、線香通過孔のある線香保持枠を設けたことを特徴とする請求項1記載の線香立て。 【請求項3】 請求項1及び請求項2記載の線香立て台に、筒型線香立てを取り付けたことを特徴とする線香立て。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、墓地及び仏前において使用する線香立てに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より墓地及び仏前で線香を立てる場合、単に、砂や灰に線香を立てる場合が多い。金属製の線香立ての場合、金網等を上下2層に重ね、その金網等の穴の中に単に線香をさす方法がある。また、小さい筒型のように単に線香を入れるものもある。 【0003】 【発明が解決しょうとする課題】これは次のような問題点があった。砂や灰を使用した場合、線香の火は砂や灰のところで消え、線香の燃え残りと砂や灰が交じり合い、分離できなく、見苦しく、掃除も困難である。また、墓地や野外で使用するため、砂や灰は雨や湿気によって固まり、線香を立てる前に必ず砂や灰を掘り起こしてから線香をささなければならず、面倒である。 【0004】金網等を2層に重ねたものは、線香が金網の穴よりも太いと線香がさし込めなく、また、穴が大きいと線香は斜めに傾く。更に、金網等が2層になっていることにより、上の金網にさし入れることができても下の金網にまっすぐにさし入れることが難しい。これは固定されて動かない上下2層の金網の穴の位置の違いやズレや線香のさし込み角度によりさし込めないことが多く、無理にさし込むと線香が折れることが多い。 【0005】小さい筒型の線香立ての場合は、筒の口径が大きく、線香をまとめてさし入れる場合に適するが、線香を一本ずつさし込むと必ず線香は斜めに傾く。 【0006】以上のように、ほとんどの線香立ては単に線香をさし込むだけなので線香が傾き、さし込んだ線香をおさえつける働きが無いため、強風により、火のついた線香が吹き飛ばされ、危険なこともある。また、墓石に接着するものもあるため、掃除のしずらい線香立てもある。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するため、この発明の線香立ての一つは、線香立て台(1)の内部に、細いカール状のまとまりよりなる線香埋込部材(2)を均等に設けたことを特徴とする線香立てである。 【0008】この発明の線香立ての一つは、線香立て台(1)の内部に、細いカール状のまとまりよりなる線香埋込部材(2)を均等に配置し、その上に、線香通過孔(31)のある線香保持枠(3)を設けたことを特徴とする線香立てである。 【0009】この発明の線香立ての一つは、線香立て台(1)の内部に、細いカール状のまとまりよりなる線香埋込部材(2)を均等に設けた線香立ての線香立て台(1)、及びその上に線香保持枠(3)を設けた線香立ての線香立て台(1)に、筒型線香立て(4)を取り付けたことを特徴とする線香立てである。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明する。 (イ)本発明の線香立ての一つは、図1及び図2で示したように、U字の皿型の線香立て台(1)の内部に、弾力性や伸縮性を有する細いカール状のまとまりよりなる線香埋込部材(2)を均等に設ける。 【0011】(ロ)本発明の線香立ての一つは、図3及び図4で示したように、U字の皿型の線香立て台(1)の内部に、弾力性や伸縮性を有する細いカール状のまとまりよりなる線香埋込部材(2)を均等に配置する。その上に、線香が容易に通過しうる多くの線香通過孔(31)のある線香保持枠(3)を設ける。 【0012】(ハ)本発明の線香立ての一つは、図5及び図6で示したように、上記(イ)及び(ロ)に記載した、線香埋込部材(2)を内部に均等に設けた線香立て台(1)に、束になった線香を挿入しうる筒型線香立て(4)を取り付ける。 【0013】(ニ)線香埋込部材(2)は、金属や不燃性のプラスチックや化学合成繊維などを使用する。線香保持枠(3)は、金網等の網部材や孔開き板等を使用する。 【0014】(ホ)線香立て台(1)は、水抜きのために、底部が網状や孔開き板状のものも使用し、また、底部に孔の全くない線香立て台も使用する。図7に示したように、底部が無いワク(5)だけの線香立て台も使用し、ワク(5)の内側に線香埋込部材(2)の外側部分を設置する。また、線香立て台(1)にローソク立て(6)を取り付けた線香立て台も使用する。 【0015】なお、本発明の線香立ては、墓地や屋外で使用し、かつ、火のついた線香を立てるものであるので、本発明を構成する材質は、ステンレス鋼やアルミニウムなどの錆難くて腐食に強い金属や、セラミックや陶器や、不燃性で腐食に強いプラスチックや化学合成繊維などを使用する。 【0016】本発明を使用するときは、線香を指先で少し転がしながら、本発明の線香立てにかるくさし込むだけで、線香は折れることなく、簡単にまっすぐに立つ。これは、次のような仕組みで線香が立つと考えられる。 【0017】線香は線香保持枠(3)の線香通過孔(31)を通り、細いカール状の線香埋込部材(2)にぶつかり反発をうけるが、線香埋込部材(2)は、細いカール状という形状により、弾力性や伸縮性に優れており、線香は反発をうけるが折れない。 【0018】線香を指先で少し転がすように動かし、さし込むことにより、線香は細いカール状のまとまりよりなる線香埋込部材(2)の隙間を押し分けて通ることになり、よって、さし込まれた線香は細いカール状の線香埋込部材(2)に挟まれ、線香がさし込まれた時の状態が保持される。 【0019】この時、さし込まれた線香は、細いカール状のまとまりよりなる線香埋込部材(2)に挟まれまっすぐに立つのであり、線香保持枠(3)によって立つのではない。つまり、本発明の線香立ての機能は、線香保持枠(3)の線香通過孔(31)が大きく広くても、影響されない。以上の仕組みで線香はまっすぐに立つ。 【0020】また、線香をさし直したい時はいつでも容易にさし直しができる。線香はさし込まれた状態では細いカール状の線香埋込部材(2)に挟まれ動くことはないが、細いカール状の線香埋込部材(2)の弾力性や伸縮性により、容易に引き抜くことができる。それは、線香を挟みつけている線香埋込部材(2)が線香と共に上に動こうとするのを、上部の線香保持枠(3)や線香立て台(1)やワク(5)で止められるためである。 【0021】本発明は、細いカール状の線香埋込部材(2)を使用することにより、弾力性や伸縮性以外にも、次の多くの良い点をみいだすことができる。 (ヘ)通気性が良く、線香の火が消えない。 (ト)軽量で、運びやすく、取り扱いが簡単である。 (チ)金属や、不燃性の化学繊維やプラスチックを使うため、丈夫で長期にしようできる。 (リ)ステンレス鋼などの錆難い金属や、腐食に強い化学合成繊維などを使用すれば、水洗いで簡単に、線香の灰などの汚れを落とすことができ、水切れがよく、容易に乾かすことができる。つまり、掃除が簡単である。 【0022】本発明は、図1及び図2や図3及び図4のように横に長い長方形にすれば、線香をまっすぐに立てられるだけでなく、図8に示したように線香を横にも置くことができる。また、上記の線香を横に置ける線香立て台(1)に、筒型線香立て(4)を取り付ければ、線香を一本ずつ立てることができるだけでなく、線香を横にも置け、更に、残りの線香をまとめて筒型線香立て(4)に立てることができ、たいへん便利である。線香の使い方は宗教や宗派によって異なるが、本発明の線香立てを使用すれば、多くの宗教や宗派の線香の使い方に対応できる。 【0023】線香立て台(1)にローソク立て(6)を取り付けた線香立て台は、ローソク立て(6)に立てたローソクの火から直接一本ずつ線香に火をつけ、ひとり一人が焼香し、線香を立てることができ、たいへん便利である。そして、快い供養につながると思われる。 【0024】また、線香立て台(1)やワク(5)の形は、供養の仕方や墓石のかたちにより変化し、図9や図10に示したように円筒形やその他の変化形でも使用される。 【0025】墓地や屋外で火のついた線香を使用する場合、強風などのため火のついた線香が吹き飛ばされ、火事になる危険性が指摘されていた。本発明の線香立てを使用すれば、火のついた線香は、細いカール状のまとまりよりなる線香埋込部材(2)にしっかり挟まれ、吹き飛ばされることがなく安全である。 【0026】以上の本発明の線香立ての実施の形態及び特性及び機能性は、墓地などの屋外だけでなく屋内においても有効である。つまり、屋内の仏壇などの線香立てとしても使用される。そのため、灰と線香の燃え残りも簡単に分離でき、掃除も簡単で、いつも清潔に使用できる。そして、時々、灰にさした火のついた線香が倒れたことが原因で火事になることがあるが、本発明の線香立てにさし込めば、線香埋込部材(2)が火のついた線香をしっかりと挟み込み、倒れないため、火のついた線香が倒れることによる出火が抑えられる。 【0027】 【発明の効果】本発明の線香立てを使用することにより、誰でもが簡単にまっすぐに確実に一本ずつ線香を立てることができ、線香を確実に燃焼することができ、気持ち良く墓参ができる。また、軽量で、持ちやすく、さし込むと倒れなく、安全性が高く、掃除が簡単にでき、清潔に保てる。 【0028】更に、線香を一本ずつ立てられるだけでなく、線香を横にも置け、束にした線香を立てられるようにすることにより、線香を使用する殆どの宗教や宗派に対応できる線香立てとして使用できる。 【0029】また、墓地などの屋外だけでなく、仏壇の線香立てのように屋内でも、安全に快適に使用できる。そして、軽量で、小型のため、大勢の人が集まる法事用として用意しておくと便利である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】397074873 【氏名又は名称】菊地 孝雄
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)11月1日 |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開平11−128058 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)5月18日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−337618 |
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