| 【発明の名称】 |
無限軌道搬送路飲食物提供方法および消費情報取得装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】田中 邦彦
【氏名】紀伊 雅人
【氏名】永見 康博
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| 【要約】 |
【課題】回転寿司コンベア上に客の欲する寿司を提供する。
【解決手段】載置情報記憶手段3は、供給時に前記各個別載置領域に載置される飲食物の種類を載置情報として個別載置領域毎に記憶する。飲食物存在判断手段5は、前記各個別載置領域に、飲食物が載置されているか否かを判断する。消費飲食物種類情報取得手段7は、飲食物存在判断手段5の判断および前記載置情報に基づいて、消費された飲食物の種類を消費飲食物種類情報として取得する。種類報知手段9は前記消費飲食物種類情報に基づいて、前記個別載置領域に供給すべき飲食物の種類を報知する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】無限軌道搬送路を用いて飲食物を提供する方法であって、無限軌道搬送路を複数の個別載置領域に分割し、飲食物供給時に前記各個別載置領域に載置する飲食物の種類を載置情報として記憶しておき、前記載置情報に基づいて、前記各個別載置領域に飲食物を載置させて、飲食物を供給し、前記無限軌道搬送路が所定量移動すると、前記個別載置領域上に飲食物が載置されているか否かを判断し、飲食物が載置されていない個別載置領域に、前記載置情報に基づいて特定される飲食物を供給すること、を特徴とする無限軌道搬送路飲食物提供方法。 【請求項2】複数の個別載置領域に分割された無限軌道搬送路を用いて飲食物を顧客に提供する飲食物提供装置における顧客の消費情報を取得する装置であって、供給時に前記各個別載置領域に載置される飲食物の種類を載置情報として個別載置領域毎に記憶する載置情報記憶手段、前記各個別載置領域に、飲食物が載置されているか否かを判断する飲食物存在判断手段、前記飲食物存在判断手段の判断および前記載置情報に基づいて、消費された飲食物の種類を消費飲食物種類情報として取得する消費飲食物種類情報取得手段、を備えたことを特徴とする消費情報取得装置。 【請求項3】請求項2の消費情報取得装置において、前記消費飲食物種類情報に基づいて、前記個別載置領域に供給すべき飲食物の種類を報知する種類報知手段、を備えたことを特徴とする消費情報取得装置。 【請求項4】請求項2または請求項3の消費情報取得装置において、前記無限軌道搬送路は、前記各個別載置領域が提供者側領域から顧客側領域を通過し再度前記提供者側領域を通過する様に設置されており、前記各個別載置領域が提供者側領域から顧客側領域に移動する際に、飲食物が載置されている個別載置領域の数を計数する供給量計数手段、前記各個別載置領域が顧客側領域から提供者側領域に移動する際に、飲食物が載置されている個別載置領域の数を計数する非消費量計数手段、前記供給量計数手段および非消費量計数手段にて計数された個別載置領域の数に基づいて、単位時間あたりの顧客が消費した飲食物の量を演算する消費量演算手段、を備えたことを特徴とする消費情報取得装置。 【請求項5】請求項4の消費情報取得装置において、前記単位時間当たりの消費量に基づいて、前記飲食物供給時に前記各個別載置領域に載置する飲食物を増減させる載置情報変更手段、を備えたことを特徴とする消費情報取得装置。 【請求項6】請求項5の消費情報取得装置において、前記飲食物存在判断手段の判断に基づいて、ある個別載置領域に載置された飲食物の滞留度を演算し、演算した滞留度が許容滞留度を越える場合には、これを報知する滞留度報知手段を備え、前記載置情報変更手段は、前記許容滞留度を越えた種類の飲食物については、載置する割合を減らすこと、を特徴とする消費情報取得装置。 【請求項7】複数の個別載置領域に分割された無限軌道搬送路を用いて飲食物を顧客に提供する飲食物提供装置であって、供給時に前記各個別載置領域に載置される飲食物の種類を載置情報として個別載置領域毎に記憶する載置情報記憶手段、前記各個別載置領域に、飲食物が載置されているか否かを判断する飲食物存在判断手段、前記飲食物存在判断手段の判断および前記載置情報に基づいて、消費された飲食物の種類を消費飲食物種類情報として取得する消費飲食物種類情報取得手段、前記消費飲食物種類情報に基づいて、前記個別載置領域に飲食物を供給する供給手段、を備えたことを特徴とする飲食物提供装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、無限軌道搬送路を用いて飲食物を顧客に提供する飲食物提供装置に関する。 【0002】 【従来の技術および発明が解決しようとする課題】特開平9−201267号公報には、無限軌道搬送路を用いて店内の各テーブルに対して寿司皿を提供する回転寿司提供装置に用いる滞留度判定装置が開示されている。 【0003】まず、無限軌道搬送路を用いた回転寿司提供方法について説明する。無限軌道搬送路上を複数の載置領域に分割し、各載置領域に所望の種類の寿司を皿に載せる。この状態で、前記無限軌道搬送路を動かすことにより、各テーブルの前を寿司皿が順番に移動する。客は、所望の種類の寿司皿が自分のテーブルの前に位置すると、当該無限軌道搬送路からこれを取り出す。このようにして、寿司が提供される。 【0004】一方、滞留度は以下の様にして判定される。各個別載置領域の表面にリフレクタを設ける。各個別載置領域が客側から厨房側に移動する際に、リフレクタからの反射があるか否かを検出する。皿が載置されたままの載置領域については、リフレクタからの反射がない状態が継続する。ある個別載置領域について、予め定められた時間、リフレクタからの反射がない状態が続けば、ブザーがなる。これにより、厨房側で所定の滞留時間を越えた皿を廃棄することができる。 【0005】しかしながら、上記滞留度判定機能を有する飲食物提供装置においては次のような問題点があった。 【0006】所定の滞留時間を越えた寿司については、これを廃棄することとなる。したがって、客の好みに合わない種類の寿司を提供していたのでは、廃棄処分となるものが多くなり、材料が無駄になる。 【0007】さらに、客の好みは曜日、時間帯等によっても異なり、一様ではないので、どの種類の寿司を提供するかの決定は困難である。また、客の人数によっては、前記無限軌道搬送路上に載置する寿司の量(皿数)を調整しなければならないが、その場合にどの種類の寿司をどの程度減らすかの決定も困難である。 【0008】この発明は、無限軌道搬送路上に提供する飲食物を決定する為の消費情報を取得できる消費情報取得装置を提供することを目的とする。さらに、無限軌道搬送路上に客の欲する種類の飲食物を無駄なく確実に提供することができる無限軌道搬送路飲食物提供方法または飲食物提供装置を提供することを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】請求項1の無限軌道搬送路飲食物提供方法においては、無限軌道搬送路を複数の個別載置領域に分割し、飲食物供給時に前記各個別載置領域に載置する飲食物の種類を載置情報として記憶しておき、前記載置情報に基づいて、前記各個別載置領域に飲食物を載置させて、飲食物を供給し、前記無限軌道搬送路が所定量移動すると、前記個別載置領域上に飲食物が載置されているか否かを判断し、飲食物が載置されていない個別載置領域に、前記載置情報に基づいて特定される飲食物を供給すること、を特徴とする請求項2の消費情報取得装置においては、複数の個別載置領域に分割された無限軌道搬送路を用いて飲食物を顧客に提供する飲食物提供装置における顧客の消費情報を取得する装置であって、供給時に前記各個別載置領域に載置される飲食物の種類を載置情報として個別載置領域毎に記憶する載置情報記憶手段、前記各個別載置領域に、飲食物が載置されているか否かを判断する飲食物存在判断手段、前記飲食物存在判断手段の判断および前記載置情報に基づいて、消費された飲食物の種類を消費飲食物種類情報として取得する消費飲食物種類情報取得手段、を備えたことを特徴とする。 【0010】請求項3の消費情報取得装置においては、前記消費飲食物種類情報に基づいて、前記個別載置領域に供給すべき飲食物の種類を報知する種類報知手段を備えたことを特徴とする。 【0011】請求項4の消費情報取得装置においては、前記無限軌道搬送路は、前記各個別載置領域が提供者側領域から顧客側領域を通過し再度前記提供者側領域を通過する様に設置されており、1)前記各個別載置領域が提供者側領域から顧客側領域に移動する際に、飲食物が載置されている個別載置領域の数を計数する供給量計数手段、2)前記各個別載置領域が顧客側領域から提供者側領域に移動する際に、飲食物が載置されている個別載置領域の数を計数する非消費量計数手段、3)前記供給量計数手段および非消費量計数手段にて計数された個別載置領域の数に基づいて、単位時間あたりの顧客が消費した飲食物の量を演算する消費量演算手段を備えたことを特徴とする。 【0012】請求項5の消費情報取得装置においては、前記単位時間当たりの消費量に基づいて、前記飲食物供給時に前記各個別載置領域に載置する飲食物を増減させる載置情報変更手段を備えたことを特徴とする。 【0013】請求項6の消費情報取得装置においては、前記飲食物存在判断手段の判断に基づいて、ある個別載置領域に載置された飲食物の滞留度を演算し、演算した滞留度が許容滞留度を越える場合には、これを報知する滞留度報知手段を備え、前記載置情報変更手段は、前記許容滞留度を越えた種類の飲食物については、載置する割合を減らすことを特徴とする。 【0014】請求項7の飲食物提供装置においては、複数の個別載置領域に分割された無限軌道搬送路を用いて飲食物を顧客に提供する飲食物提供装置であって、供給時に前記各個別載置領域に載置される飲食物の種類を載置情報として個別載置領域毎に記憶する載置情報記憶手段、前記各個別載置領域に、飲食物が載置されているか否かを判断する飲食物存在判断手段、前記飲食物存在判断手段の判断および前記載置情報に基づいて、消費された飲食物の種類を消費飲食物種類情報として取得する消費飲食物種類情報取得手段、前記消費飲食物種類情報に基づいて、前記個別載置領域に飲食物を供給する供給手段、を備えたことを特徴とする。 【0015】 【発明の効果】請求項1の無限軌道搬送路飲食物提供方法においては、無限軌道搬送路を複数の個別載置領域に分割し、飲食物供給時に前記各個別載置領域に載置する飲食物の種類を載置情報として記憶しておき、前記載置情報に基づいて、前記各個別載置領域に飲食物を載置させて、飲食物を供給し、前記無限軌道搬送路が所定量移動すると、前記個別載置領域上に飲食物が載置されているか否かを判断し、飲食物が載置されていない個別載置領域に、前記載置情報に基づいて特定される飲食物を供給する。したがって、前記載置情報に合致した種類の飲食物を無限軌道搬送路に確実に提供することができる。 【0016】請求項2の消費情報取得装置においては、載置情報記憶手段は、供給時に前記各個別載置領域に載置される飲食物の種類を載置情報として個別載置領域毎に記憶する。飲食物存在判断手段は、前記各個別載置領域に、飲食物が載置されているか否かを判断する。消費飲食物種類情報取得手段は、前記飲食物存在判断手段の判断および前記載置情報に基づいて、消費された飲食物の種類を消費飲食物種類情報として取得する。したがって、無限軌道搬送路上に提供する飲食物を決定する為の消費情報を取得できる。 【0017】請求項3の消費情報取得装置においては、種類報知手段は、前記消費飲食物種類情報に基づいて、前記個別載置領域に供給すべき飲食物の種類を報知する。したがって、報知された種類の飲食物を無限軌道搬送路に確実に提供することができる。 【0018】請求項4の消費情報取得装置においては、前記無限軌道搬送路は、前記各個別載置領域が提供者側領域から顧客側領域を通過し再度前記提供者側領域を通過する様に設置されている。供給量計数手段は、前記各個別載置領域が提供者側領域から顧客側領域に移動する際に、飲食物が載置されている個別載置領域の数を計数する。非消費量計数手段は、前記各個別載置領域が顧客側領域から提供者側領域に移動する際に、飲食物が載置されている個別載置領域の数を計数する。消費量演算手段は、前記供給量計数手段および非消費量計数手段にて計数された個別載置領域の数に基づいて、単位時間あたりの顧客が消費した飲食物の量を演算する。したがって、確実に単位時間あたりの顧客が消費した飲食物の量を把握することができる。 【0019】請求項5の消費情報取得装置においては、載置情報変更手段は、前記単位時間当たりの消費量に基づいて、前記飲食物供給時に前記各個別載置領域に載置する飲食物を増減させる。したがって、客の消費量に応じて、無限軌道搬送路上に供給する飲食物の量を変更することができる。 【0020】請求項6の消費情報取得装置においては、前記飲食物存在判断手段の判断に基づいて、ある個別載置領域に載置された飲食物の滞留度を演算し、演算した滞留度が許容滞留度を越える場合には、これを報知する滞留度報知手段を備え、前記載置情報変更手段は、前記許容滞留度を越えた種類の飲食物については、載置する割合を減らす。これにより、客が消費する種類の飲食物を的確に供給することができる。 【0021】請求項7の飲食物提供装置においては、載置情報記憶手段は、供給時に前記各個別載置領域に載置される飲食物の種類を載置情報として個別載置領域毎に記憶する。飲食物存在判断手段は、前記各個別載置領域に、飲食物が載置されているか否かを判断する。消費飲食物種類情報取得手段は、前記飲食物存在判断手段の判断および前記載置情報に基づいて、消費された飲食物の種類を消費飲食物種類情報として取得する。供給手段は、前記消費飲食物種類情報に基づいて、前記個別載置領域に飲食物を供給する。したがって、前記載置情報に合致した種類の飲食物を無限軌道搬送路に確実に提供することができる。 【0022】 【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。 【0023】1.機能ブロック図の説明消費情報取得装置1は、複数の個別載置領域に分割された無限軌道搬送路を用いて飲食物を顧客に提供する飲食物提供装置における顧客の消費情報を取得する装置であり、前記無限軌道搬送路は、前記各個別載置領域が提供者側領域から顧客側領域を通過し再度前記提供者側領域を通過する様に設置されている。消費情報取得装置1は、載置情報記憶手段3、飲食物存在判断手段5、消費飲食物種類情報取得手段7、種類報知手段9、供給量計数手段15、非消費量計数手段17、消費量演算手段19、載置情報変更手段13、および滞留度報知手段11を備えている。 【0024】載置情報記憶手段3は、供給時に前記各個別載置領域に載置される飲食物の種類を載置情報として個別載置領域毎に記憶する。飲食物存在判断手段5は、前記各個別載置領域に、飲食物が載置されているか否かを判断する。消費飲食物種類情報取得手段7は、飲食物存在判断手段5の判断および前記載置情報に基づいて、消費された飲食物の種類を消費飲食物種類情報として取得する。種類報知手段9は前記消費飲食物種類情報に基づいて、前記個別載置領域に供給すべき飲食物の種類を報知する。 【0025】供給量計数手段15は、前記各個別載置領域が提供者側領域から顧客側領域に移動する際に、飲食物が載置されている個別載置領域の数を計数する。非消費量計数手段17は、前記各個別載置領域が顧客側領域から提供者側領域に移動する際に、飲食物が載置されている個別載置領域の数を計数する。 【0026】消費量演算手段19は、供給量計数手段15および非消費量計数手段17にて計数された個別載置領域の数に基づいて、単位時間あたりの顧客が消費した飲食物の量を演算する。載置情報変更手段13は、前記単位時間当たりの消費量に基づいて、前記飲食物供給時に前記各個別載置領域に載置する飲食物を増減させる。滞留度報知手段11は、飲食物存在判断手段5の判断に基づいて、ある個別載置領域に載置された飲食物の滞留度を演算し、演算した滞留度が許容滞留度を越える場合には、これを報知する。載置情報変更手段13は、さらに、前記許容滞留度を越えた種類の飲食物については、載置する割合を減らす。 【0027】2.ハードウェア構成消費情報取得装置1のハードウエア構成について、図2を用いて説明する。消費情報取得装置1は、プログラマブルコントローラ63に、Aライン部の不足皿を検出する皿検出センサ52、Bライン部の不足皿を検出する皿検出センサ53、同期センサ58、Aライン部の投入皿を検出する皿検出センサ71、Aライン部の消費皿を検出する皿検出センサ72、スタート位置検出センサ77、Bライン部の投入皿を検出する皿検出センサ81、Bライン部の消費皿を検出する皿検出センサ82、Aライン部の握り寿司の不足ネタを表示するAライン握り寿司不足ネタ表示器91、Aライン部の巻き寿司の不足ネタを表示するAライン巻き寿司不足ネタ表示器92、Bライン部の握り寿司の不足ネタを表示するBライン握り寿司不足ネタ表示器95、Bライン部の巻き寿司の不足ネタを表示するBライン巻き寿司不足ネタ表示器96、タイマ98、消費量表示器99、ブザー67、および警告ランプ65a,bが接続されて構成されている。 【0028】3.飲食物提供装置21の全体配置について図3を用いて、消費情報取得装置1を用いる飲食物提供装置21の一例を示す。飲食物提供装置21は、提供者側領域である厨房室26と顧客側領域である客室27の間に設けられる。客室27には複数のテーブル24が設置されている。提供者は、厨房室26にて、飲食物を皿に載せ、無限軌道搬送路であるコンベア23上に提供する。各テーブルの客は、所望の食品が自分の目の前を通過するときに、これを任意に取り出して、食する。 【0029】3.1)コンベアについてコンベア23の構造について図4、図5を用いて説明する。図4に、コンベア23を構成するガイド体31の形状を示す。図4W−W断面を図5に示す。図5に示すように、ガイド体31は、軸37を中心に回転自在に保持されており、これによりコンベア23は定められた経路に沿って移動できる。チェーン36を構成する下駒36aと上駒36bの間には、カラー35が設けられている。隣接する下駒36a同志は連結されている。上駒36bについても同様である。 【0030】なお、ガイド体31の移動は、チェーン36をモータ(図示せず)で駆動することにより行われる。ガイド体31の上面には、図5に示すように、カラー35と同心にて、皿検出リフレクタ33が固定されている。皿検出リフレクタ33が固定されたガイド体に隣接するガイド体には、仕切り板34が取付けられている。2つの仕切り板34によって、皿を載置するである皿載置部(個別載置領域)が定義される。また、1の皿載置部に一つのリフレクタが配置されるようにするために、2つの仕切り板34が皿検出リフレクタ33が皿載置部の中央付近に位置するように設置される。すなわち、本実施形態では、図4のように、皿検出リフレクタ33と仕切り板34は、ガイド体31それぞれに交互に設けられることになる。 【0031】各皿載置部には、そこに載置される寿司の種類を表す種類表示部36が設けられている。本実施形態においては、種類表示部36に、紫外線を照射した場合に文字が読取れる隠しインクを用いて、その種類を記入した。 【0032】3.2)各センサについてつぎに、図6、7を用いて、消費情報取得装置1を構成する各種のセンサの配置について説明する。図6に示す様に、皿検出センサ53、81、82は、コンベア23の上方に設けられた光センサ(図示せず)であり、コンベア23のBライン部Lbを移動する皿検出リフレクタ33を検出する。すなわち、皿検出センサ53、81、83は、ある皿載置部の上に皿が載置されていない場合には、オン状態を検出し、皿が載置されている場合には、オフ状態を検出する。皿検出センサ53は、Bライン部Lbの不足皿を特定するためのセンサである。皿検出センサ81は、Bライン部Lbについて、各トレイが厨房側から客席側に移動する際に、皿が存在するか否かを検出する。皿検出センサ82は、Bライン部Lbについて、各トレイが客席側から厨房側に移動する際に、皿が存在するか否かを検出する。 【0033】皿検出センサ52、71、72は、同様にして、コンベア23のAライン部Laを移動する皿検出リフレクタ33を検出する。皿検出センサ52は、皿検出センサ53と同様に、Aライン部Laの不足皿を特定するためのセンサである。また、皿検出センサ71は、皿検出センサ81と同様にして、Aライン部Laについて、厨房側から客席側に移動する際に、皿が存在するか否かを検出する。皿検出センサ72は、皿検出センサ82と同様に、Aライン部Laについて客席側から厨房側に移動する際に、皿が存在するか否かを検出する。 【0034】スタート位置検出センサ77は、図4に示すスタート位置検出用リフレクタ39を検出する。 【0035】コンベア23の側面方向には、図6に示すように同期センサ58が設けられている。同期センサ58は、図5に示すカラー35を検出する。 【0036】なお、各センサは、同期センサ58によって検出されるクロック信号に同期して検出信号が得られるような位置に設けられている。また、本実施形態においては、スタート位置検出センサ77が、図4に示すスタート位置検出用リフレクタ39を検出した時に、皿検出センサ52の下にトレイ番号1のトレイが位置するように、スタート位置検出用リフレクタ39を設けた。また、この時、皿検出センサ53の下にトレイ番号92のトレイが位置するように、皿検出センサ53を設置した。すなわち、皿検出センサ52がトレイ番号1のトレイに皿が載置されているか否かを検出した場合に、皿検出センサ53はトレイ番号92のトレイに皿が載置されているか否かを検出する。 【0037】3.3)表示器について図7に、図6矢印X方向からの矢視図を示す。プログラマブルコントローラ63は、図6に示すように棚の上部の制御ボックス62に格納されている。厨房室26には、図7に示すように、Aライン握り寿司不足ネタ表示器91、Aライン巻き寿司不足ネタ表示器92、Bライン握り寿司不足ネタ表示器95、Bライン巻き寿司不足ネタ表示器96、消費量表示器99、ブザー67、照射ランプ88a,bおよび警告ランプ65a,bが設置されている。 【0038】Aライン握り寿司不足ネタ表示器91は、Aライン部Laについて消費された寿司のうち、握り寿司の種類を表示する。Bライン握り寿司不足ネタ表示器95は、Bライン部Lbにて消費された寿司のうち、握り寿司の種類を表示する。Aライン巻き寿司不足ネタ表示器92は、Aライン部Laにて消費された寿司のうち、巻き寿司および軍艦の種類を表示する。Bライン巻き寿司不足ネタ表示器96は、Bライン部Lbについて消費された寿司のうち、巻き寿司の種類を表示する。 【0039】なお、本明細書では、握り寿司、巻き寿司を以下の様に定義した。握り寿司とは、まぐろ、いかのようにシャリの上にネタが載せられた寿司をいう。巻き寿司とは、シャリの回りを海苔が巻いてある寿司をいい、胡瓜巻きのように、ネタを取囲むようにシャリが巻かれ、さらにシャリの回りを海苔が巻いてある寿司はもちろん、軍艦寿司も含む。軍艦寿司とは、いくら、シーチキン(登録商標)のように、シャリの上にネタが載せられており、シャリの回りを海苔が巻いてある寿司をいう。 【0040】このように、握り寿司と、巻き寿司を区別して表示するようにしたのは、厨房室26をほぼ中央から右側に巻き寿司を作る作業者がおり、左側に握り寿司を作る作業者がいるからである。 【0041】なお、Aライン握り寿司不足ネタ表示器91は、図12Bに示すように、8つの表示領域を有する。Aライン握り寿司不足ネタ表示器91は、後述するように、表示データが与えられるつど、順次左にシフト表示する。Aライン巻き寿司不足ネタ表示器92、Bライン握り寿司不足ネタ表示器95、Bライン巻き寿司不足ネタ表示器96についても同様である。 【0042】図7に示す消費量表示器99は、単位時間あたりの消費皿数を表示する。これにより、作業者は寿司を提供する割合を決定することができる。これについては後述する。 【0043】ブザー67は、厨房室26にいる作業者に、警告を行うブザーである。警告ランプ65a,bは、何れの皿が所定の滞留度を越えたかを示すためのランプである。 【0044】照射ランプ88a,bは、種類表示部36に紫外線を照射する。これにより、そのトレイに載置すべき寿司の種類を作業者が視覚的に把握できる。 【0045】4.フローチャートつぎに、プログラマブルコントローラ63の処理について説明する。プログラマブルコントローラ63のレジスタ(図示せず)には、図8に示すようなトレイ番号毎に対応する寿司の種類が記憶されている。本実施形態においては、トレイの総数を192としたので、トレイ番号1〜192に対応する寿司の種類が記憶されている。 【0046】まず、コンベア23を動かしながら、各皿載置部の種類表示部36の記載された寿司の種類を照射ランプ88a,bの下で読取り、作業者は、その種類の寿司を載置する。 【0047】プログラマブルコントローラ63は、図9に示すように、同期センサ58およびスタート位置検出センサ77がオフからオンに変わるか否かを判断している(図9ステップST1)。同期センサ58およびスタート位置検出センサ77がオフからオンに変わると、プログラマブルコントローラ63は、トレイ番号i、クロック判断値jを初期化するとともに、タイマ98にリセット信号を与える(ステップST3)。 【0048】つぎに、プログラマブルコントローラ63は、トレイ番号iをインクリメントする(ステップST5)。プログラマブルコントローラ63は、トレイ番号iが総トレイ番号imax+1となったか否かを判断する(ステップST7)。本実施形態においては、既に説明したように、トレイの総数が192であるので、imax=192である。 【0049】この場合、トレイ番号i=1であるので、プログラマブルコントローラ63はトレイ番号i=総トレイ番号imax+1ではないと判断し、ステップST11に進む。ステップST7にて、トレイ番号i=総トレイ番号imax+1である場合には、i=1にセットし(ステップST9)、ステップST11に進む。ステップST9の処理により、トレイ番号が「193」となると、トレイ番号が「1」となる。 【0050】ステップST11では、プログラマブルコントローラ63は、各センサからの検出信号に基づいてフラグA〜Fをセットする。具体的には、同期センサ58がオンの時に、以下の条件を判断して、フラグセットする。 【0051】皿検出センサ52がオンなら、フラグAをセットする、皿検出センサ53がオンなら、フラグBをセットする、皿検出センサ71がオンなら、フラグCをセットする、皿検出センサ72がオンなら、フラグDをセットする、皿検出センサ81がオンなら、フラグEをセットする、皿検出センサ82がオンなら、フラグFをセットする、つぎに、プログラマブルコントローラ63は、同期センサ77がオンからオフとなるか否かを判断し(ステップST12)、同期センサ77がオンからオフとならなければ、ステップST11の処理を繰返す。 【0052】一方、同期センサ77がオンからオフとなると、クロック判断値jが奇数か否かを判断する(ステップST13)。この場合、クロック判断値j=0であるので、プログラマブルコントローラ63は、クロック判断値jは奇数でないと判断し、フラグAがセットされているか否か判断する(図10ステップST16)。フラグAがセットされている場合には、その皿載置部には皿が存在しないこととなるので、図8に示すトレイ番号iに基づいて、載置すべき寿司の種類を読み出し、出力する(図10ステップST17)。この場合、トレイ番号i=1であるので、もし、フラグAがセットされていれば、種類「まぐろ」が読み出され、出力される。 【0053】Aライン握り寿司不足ネタ表示器91およびAライン巻き寿司不足ネタ表示器92は、与えられたデータについて、予め定められた表示可能な種類であるか否か判断し、表示可能な種類であれば、そのまま表示する。一方、表示可能な種類でなければ、表示しない。本実施形態においては、Aライン握り寿司不足ネタ表示器91は握り寿司は表示可能、巻き寿司は表示不可能であると設定されており、Aライン巻き寿司不足ネタ表示器92は、握り寿司は表示不可能、巻き寿司は表示可能であると設定されている。したがって、例えば、双方に種類「まぐろ」が与えられても、種類「まぐろ」は、握り寿司なので、前者にしか表示されない。 【0054】このようにして表示された8箇所の皿載置部に載置された寿司の種類を参考にして、作業者は種類表示部36の表示を読取り、合致する種類の寿司を載置するようにすればよい。 【0055】つぎに、プログラマブルコントローラ63は、タイマ98をリセット信号を与えるとともに、フラグAをリセットする(ステップST18)。 【0056】一方、ステップST16にて、フラグAがセットされていない場合には、プログラマブルコントローラ63は、その皿載置部には皿が載置されていると判断し、空白データを出力する(ステップST19)。つぎに、プログラマブルコントローラ63は、そのトレイ番号のタイムデータに、予め設定しておいたAライン部Laの滞留時間を加算する(ステップST20)。プログラマブルコントローラ63は、加算後のタイムデータが、予め設定され滞留時間を越えていないか判断する(ステップST21)。加算後のタイムデータが、予め設定され滞留時間を越えていれば、ブザー67をならすとともに、そのトレイ番号の皿載置部が、警告ランプ65aの下に位置した時に警告ランプ65aを点灯させる(ステップST22)。これにより、所定の滞留時間を越えた種類の寿司を廃棄することができる。 【0057】ここで、図12を用いて、Aライン握り寿司不足ネタ表示器91およびAライン巻き寿司不足ネタ表示器92のシフト表示について説明する。 【0058】例えば、図12Aに示すように、コンベア23上に皿が載置されて搬送された場合について説明する。この場合、Aライン握り寿司不足ネタ表示器91には、消費された種類「サラダ」、「たこ」、「いか」、「たこ」のうち、表示可能な握り寿司である種類「たこ」、「いか」、「たこ」が、図12Bに示すように、表示領域101「空白」、表示領域102「空白」、表示領域103「たこ」、表示領域104「空白」、表示領域105「空白」、表示領域106「いか」、表示領域107「たこ」、表示領域108「空白」と表示される。 【0059】一方、Aライン巻き寿司不足ネタ表示器92には、消費された種類「サラダ」、「たこ」、「いか」、「たこ」のうち、表示可能な巻き寿司である種類「サラダ」が、図12Cに示すように、表示領域101「空白」、表示領域102「サラダ」、表示領域103「空白」、表示領域104「空白」、表示領域105「空白」、表示領域106「空白」、表示領域107「空白」、表示領域108「空白」と表示される。 【0060】この状態で、コンベア23が、図12A矢印α方向に移動すると、図12Dに示すように、表示領域101〜表示領域108の表示が矢印α方向にそれぞれシフトされ、表示領域101「空白」、表示領域102「たこ」、表示領域103「空白」、表示領域104「空白」、表示領域105「いか」、表示領域106「たこ」、表示領域107「空白」、表示領域108「空白」と表示される。 【0061】Aライン巻き寿司不足ネタ表示器92についても同様である。 【0062】つぎに、プログラマブルコントローラ63は、フラグBがセットされているか否か判断する(図10ステップST23)。フラグBがセットされている場合には、その皿載置部には皿が存在しないこととなるので、図8に示す登録テーブルに基づいて、載置すべき寿司の種類を読み出し、出力する(ステップST24)。本実施形態においては、スタート位置検出用リフレクタ39検出時には、皿検出センサ53の下にトレイ番号92のトレイが位置するように、皿検出センサ53が設置されている。したがって、フラグBがセットされていれば、図8の登録テーブルのトレイ番号92:種類「たい」が読み出され、出力される。 【0063】Bライン握り寿司不足ネタ表示器95およびBライン巻き寿司不足ネタ表示器96が、与えられたデータについて、予め定められた表示可能な種類であるか否かを判断し、表示可能な種類であれば、そのまま表示する。一方、表示可能な種類でなければ、表示しない。これについては、Aライン握り寿司不足ネタ表示器91およびAライン巻き寿司不足ネタ表示器92と同様である。 【0064】つぎに、プログラマブルコントローラ63は、タイマ98をリセット信号を与えるとともに、フラグBをリセットする(図10ステップST25)。 【0065】一方、図10ステップST23にて、フラグBがセットされていない場合には、プログラマブルコントローラ63は、その皿載置部には皿が載置されていると判断し、空白データを出力する(ステップST26)。つぎに、プログラマブルコントローラ63は、そのトレイ番号のタイムデータに、予め設定しておいたBライン部Lbの滞留時間を加算する(ステップST27)。プログラマブルコントローラ63は、加算後のタイムデータが、予め設定され滞留時間を越えていないか判断し(ステップST28)、越えていれば、ブザー67をならすとともに、そのトレイ番号の皿載置部が、警告ランプ65bの下に位置した時に警告ランプ65bを点灯させる(ステップST29)。 【0066】Bライン握り寿司不足ネタ表示器95およびBライン巻き寿司不足ネタ表示器96のシフト表示については、Aライン握り寿司不足ネタ表示器91およびAライン巻き寿司不足ネタ表示器92と同様であるので、説明は省略する。 【0067】なお、Aライン握り寿司不足ネタ表示器91およびAライン巻き寿司不足ネタ表示器92については、左にシフト表示されるが、Bライン握り寿司不足ネタ表示器95およびBライン巻き寿司不足ネタ表示器96については、進行方向が逆なので右にシフト表示される。 【0068】このようにして表示された8箇所の寿司の種類を参考にして、作業者はBライン部Lbについても、種類表示部36の表示を読取り、合致する種類の寿司を載置するようにすればよい。また、所定の滞留時間を越えた種類の寿司を廃棄するようにすればよい。 【0069】フラグA,Bについての処理が終了すると、プログラマブルコントローラ63は、フラグC〜Fの状態に基づいて、単位時間あたりの消費量を演算する。かかる処理について図11を用いて説明する。 【0070】プログラマブルコントローラ63は、まず、フラグCがセットされているか否かを判断する(図11ステップST31)。フラグCがセットされている場合には、その皿載置部に皿が供給されたことになるので、Aライン供給数nAiをインクリメントとする(ステップST33)。一方、フラグCがセットされていない場合には、その皿載置部に皿が供給されていないことになるので、ステップST33の処理は行わない。そして、フラグCをリセットする(ステップST35)。 【0071】つぎに、プログラマブルコントローラ63は、フラグDがセットされているか否かを判断する(ステップST37)。フラグDがセットされている場合には、その皿載置部に載置されていた皿が消費されたことになるので、Aライン消費数nAoをインクリメントとする(ステップST39)。一方、フラグCがセットされていない場合には、その皿載置部の皿が消費されていないことになるので、ステップST39の処理は行わない。そして、フラグDをリセットする(ステップST41)。 【0072】つぎに、プログラマブルコントローラ63は、フラグEがセットされているか否かを判断する(ステップST43)。フラグEがセットされている場合には、その皿載置部に皿が供給されたことになるので、Bライン供給数nBiをインクリメントとする(ステップST45)。一方、フラグEがセットされていない場合には、その皿載置部に皿が供給されていないことになるので、ステップST45の処理は行わない。そして、フラグEをリセットする(ステップST47)。 【0073】つぎに、プログラマブルコントローラ63は、フラグFがセットされているか否かを判断する(ステップST49)。フラグFがセットされている場合には、その皿載置部に載置されていた皿が消費されたことになるので、Bライン消費数nBoをインクリメントとする(ステップST51)。一方、フラグFがセットされていない場合には、その皿載置部の皿が消費されていないことになるので、ステップST51の処理は行わない。そして、フラグDをリセットする(ステップST53)。 【0074】つぎに、プログラマブルコントローラ63は、タイマ98(図2参照)から単位時間経過信号が与えられるか否か判断する(図11ステップST54)。タイマ98は、図9ステップST3にてリセットされており、予め定められ単位時間が経過すると、前記単位時間経過信号をプログラマブルコントローラ63に与える。本実施形態においては、前記単位時間を10分とした。 【0075】プログラマブルコントローラ63は、単位時間経過信号が与えられた場合には、以下の式(1)で単位消費量Sを演算し、消費量表示器99に出力し、さらにタイマ98にリセット信号を出力する(ステップST55)。 【0076】S=nAi+nBi−(nAo+nBo)・・・(1)一方、プログラマブルコントローラ63は、ステップST54にて、単位時間経過信号が与えられていない場合には、ステップST55の処理を行わず、図9ステップST5以下の処理を繰返す。 【0077】以上の処理を繰返すことにより、各トレイ番号についての消費情報を得ることができる。さらに、作業者は、単位時間当たりの消費量を参考にして、全体としてどの程度の割合で寿司を提供すればよいかを把握することができる。 【0078】なお、図9ステップST13にてクロック判断値jが奇数であれば、ステップST14に進み、クロック判断値jをインクリメントし、ステップST11、ステップST12の処理を行う。これにより、初回以外は、同期センサ58が2回オンからオフとなって初めて、図10〜図11の処理に移行する。これは、コンベア23上の各ガイド体31には、図4に示すように、皿検出リフレクタ33と仕切り板34が交互に設置されているので、リフレクタ33の検出タイミングが同期センサの検出タイミングの半分となるからである。 【0079】このように本発明においては、各リフレクタ上に載置されている皿が顧客によって取り去られると、その種類を報知することができる。したがって、客の好みに応じて消費する種類の寿司を提供することができる。これにより、飲食物提供装置21における無限軌道搬送路上に、顧客の希望する種類の寿司を提供できるので、無限軌道搬送路を有効に使用することができる。 【0080】また、Aライン部La、Bライン部Lbについて、供給した皿と消費されずに滞留している皿の数に基づいて、消費された皿の数を確実に演算するようにしている。したがって、作業者が、Aライン握り寿司不足ネタ表示器91、Aライン巻き寿司不足ネタ表示器92、Bライン握り寿司不足ネタ表示器95、Bライン巻き寿司不足ネタ表示器96に表示された寿司を載置するのを忘れた場合でも、確実に消費された量を得ることができる。 【0081】なお、客の単位消費量によって、載置情報を変更するようにしてもよい。これは、例えば、図13に示すように、単位消費量に応じて、非表示とするトレイを予め決めておくようにすればよい。また、単位消費量に応じて一定の間引き率を記憶しておき、間引き表示するようにしてもよい。 【0082】また、図8に示すような登録テーブルを空トレイの数を変えて複数記憶しておき、単位消費量に基づいて、いずれかの登録テーブルに切換えるようにしてもよい。 【0083】5.登録テーブルの設定について図8に示す登録テーブルは、客層、時間帯、地域等に応じて適切に設定する必要がある。したがって、本実施形態においては、以下の様にして、登録テーブルに登録したデータを変更することができるようにした。 【0084】Aライン握り寿司不足ネタ表示器91の一番左の表示領域を3秒以上押すと、図14に示すような表示に切換わる。ここで、表示領域121を押すと、図15Aに示すような表示に切換わる。「パターン登録」とは、各パターンに登録する寿司の種類を変更する処理である。「パターン順序登録」とは、各パターンをどの様に組合わせて、全体の登録テーブルを決定するかを変更する処理である。 【0085】各パターンについて図17、18を用いて説明する。図17に示すような寿司の種類について、経験則から決定できる標準的な寿司の種類の組合わせをパターンとして、複数記憶しておく。そして、総トレイ数と一致するように、各パターンを任意に組合わせられるようにしている。 【0086】まず、パターン順序の登録について説明する。図15Aに示す状態から、表示領域131を押すと、図15Bに示すようなパターン順序登録状態に切換わる。この場合は、既に、パターンA,パターンB,パターンC,パターンD,パターンA,パターンBの順序で寿司の種類が決定されている。選択スイッチ141〜150は、押す度に「A」,「B」,「C」,「D」,「0」が順次切換わる。例えば、パターンA,パターンB,パターンA,パターンD,パターンA,パターンBとするには、切換えスイッチ144を3回押して、「C」から「A」とすればよい。 【0087】つぎに、前記パターンの一部変更について説明する。図15Aの状態でスイッチ131を押すと図16Aに示す状態となる。パターンAを変更する場合には、スイッチ151を押す。これにより図16Bに示す状態となる。ここでは、パターンAの5番目の種類「シーフード」が表示されている。もし、4番目の種類を表示するのであれば、スイッチ154を、6番目の種類を表示するのであれば、スイッチ155を押せばよい。5番目の種類「シーフード」を変更するのであれば、スイッチ153を押せばよい。これにより、図16Cに示すように「シーフード」と同じグループ「巻き」の種類の寿司の種類が表示されるので、所望の種類を選択すればよい。なお、グループ「握り」の寿司を選択する場合には、スイッチ157を押すと、図16Dに示すようにグループ「握り」の寿司が表示されるので、いずれかを選択すればよい。 【0088】他のパターンB,C,Dを変更する場合も同様にすればよい。 【0089】また、単位時間である消費量計測時間を変更するのであれば、図14に示す状態で、スイッチ123を押すと、図19に示す状態となる。この場合は、消費量計測時間は10分に設定されている。領域161を押すとテンキー(図示せず)が表示されるので、これで設定すればよい。 【0090】なお、図16Aに示すスイッチ152を押すことにより、全ゾーンについて任意に変更することも可能である。 【0091】6.他の実施形態上記実施形態においては、消費された皿の種類情報を報知するようにしたが、これを累積的に蓄積して分析できるようにしてもよい。時間帯、曜日等に応じて、種類情報を分析し、図8に示す登録テーブルを更新することより、より適切な載置情報を設定することができる。この場合、図2に示すプログラマブルコントローラ63に、コンピュータを接続し、プログラマブルコントローラ63から送られてきた種類情報を累積記憶し、分析して、更新情報をプログラマブルコントローラ63に与えて、図8に示す登録テーブルを更新するようにすればよい。例えば、日付、曜日、時刻とともに、その種類を記憶し、種類毎の消費量の変化率等に基づいて、登録テーブルを更新することもできる。 【0092】また、上記実施形態においては、消費された種類の寿司を表示することにより作業者に報知するようにした。しかし、これに限定されず、作業者に報知できるやり方であればどの様なやり方でもよく、例えば、音声でこれを知らせるようにしてもよい。 【0093】さらに、作業者が消費された寿司を提供するのではなく、自動寿司提供システムによって自動的に提供できるようにしてもよい。自動寿司提供システムとしては、例えば、製造する寿司の種類が指定されるとその種類の寿司を製造する寿司製造機を準備し、この寿司製造機が製造した寿司を、マニピュレータロボット等の搬送手段で、所定の皿載置部に載置できるようにしてもよい。このように、供給手段として自動寿司提供システムを採用することにより、種類表示部36や照射ランプ88a,bも不要となる。さらに、消費された食品を提供するときだけでなく、さらに、開始時から前記自動寿司提供システムを用いれば、作業者を減らすことができる。 【0094】上記実施形態においては、Aライン握り寿司不足ネタ表示器91、Aライン巻き寿司不足ネタ表示器92、Bライン握り寿司不足ネタ表示器95、Bライン巻き寿司不足ネタ表示器96については、与えられたデータについて、予め定められた表示可能な種類であるか否か判断し、表示可能な種類であれば、そのまま表示し、表示可能な種類でなければ、表示しないようにしている。しかし、プログラマブルコントローラ63がデータを出力する表示器を、寿司の種類毎に区別して切換えて出力するようにしてもよい。 【0095】なお、上記実施形態においては、Aライン握り寿司不足ネタ表示器91、Bライン握り寿司不足ネタ表示器95、Aライン巻き寿司不足ネタ表示器92、Bライン巻き寿司不足ネタ表示器96には供給すべき寿司の種類だけ表示するようにした。しかし、皿が存在しない皿載置部についても、種類を全部表示し、供給すべき種類だけを他と区別して表示するようにしてもよい。例えば、図12Bにおいて、表示領域101、102、104、105、108は、「空白」で種類が表示されていないが、これらについても図8に示す登録テーブルに基づいて、種類を表示しておき、表示領域103、106、107については、供給すべき種類の寿司であるので、上記表示領域と区別できるように点滅させたり、表示色を変える等すればよい。 【0096】また、本実施形態においては、厨房室26を巻き寿司と握り寿司を製造する領域に区別して提供作業をしているので、Aライン握り寿司不足ネタ表示器91、Bライン握り寿司不足ネタ表示器95には握り寿司だけを、Aライン巻き寿司不足ネタ表示器92、Bライン巻き寿司不足ネタ表示器96には巻き寿司だけを表示するというように、種類を区別して表示するようにした。しかし、このような表示のやり方に限定されず、Aライン握り寿司不足ネタ表示器91およびBライン握り寿司不足ネタ表示器95に巻き寿司を、逆に、Aライン巻き寿司不足ネタ表示器92、Bライン巻き寿司不足ネタ表示器96に握り寿司を表示するようにしてもよい。例えば、図12Bにおいて、領域102に種類「サラダ」を表示し、図12Cにおいて、表示領域103、106、107にそれぞれ、「たこ」、「いか」、「たこ」を表示するようにしてもよい。 【0097】本実施形態においては、所定の滞留時間を越えた場合にはブザーを鳴らすとともに、警告ランプで作業者に報知するようにしている。しかし、これに限定されず他の報知手段を用いてもよい。 【0098】なお、本実施形態においては、各種のセンサを図7に示す位置関係で設置したが、これに限定されない。 【0099】また、本実施形態においては、皿検出リフレクタ33の下部のカラー35で、同期クロックを得るようにしている。このように、内部にクロック用のセンサを設けることにより、人間の手等でクロック用センサの検出が遮られるおそれを防ぐ事ができる。なお、これに限定されず、それ以外に何れの位置で、直接または間接に同期クロックを得るようにしてもよい。 【0100】また、本実施形態においては、同期クロックを用いて、確実に何れの皿検出リフレクタ33の上に皿が載せられているかを判断するようにしている。しかしこれに限定されず、他の方法で皿が載置されているかを判断するようにしてもよい。 【0101】本実施形態においては、各皿載置部に皿検出リフレクタ33を設けて、当該皿検出リフレクタ33からの反射光をセンサで検出するようにしている。しかし、これに限定されず、ベルトコンベア上の皿載置部に皿が存在するか否かを検出できるものであればどの様なものであってもよく、例えば、測距式のセンサを用いて、飲食物がある場合とない場合とを区別するようしてもよい。 【0102】また、本実施形態においては、皿検出リフレクタ33を用いて皿の有無を検出するようにしている。したがって、より簡易な機構で確実に皿の有無を検出することができる。 【0103】なお、本実施形態においては、寿司とそれ以外の飲食物等を例にした場合について説明したが、他の飲食物についても同様に適応することも可能である。 【0104】本実施形態においては、カラー35と皿検出リフレクタ33の位置が一致するようにしているが、所定量だけずらして設けるようにしてもよい。 【0105】また、本実施形態においては、同期センサとして非接触式の光センサを用いているが、これ以外に、接触型の機械式であってもよく、また他の非接触式センサ(例えば、磁気センサ等)を用いてもよい。 【0106】なお、本実施形態においては、図1に示す機能を実現する為に、プログラマブルコントローラ(PLC)を用い、これを実現している。しかし、その一部もしくは全てを、CPUを用いてソフトウェアによって、またはロジック回路等のハードウェアによって実現してもよい。 【0107】なお、上記実施形態においては、皿検出センサ52とは、別に、皿検出センサ72を設けているが、これらは供用することもできる。皿検出センサ53と皿検出センサ82についても同様である。 【0108】また、上記実施形態においては、厨房側にて供給した皿が客側から戻ってくる時に、消費されているか否かを判断して、単位消費量を演算している。これにより、作業者が表示を見過ごしたような場合でも、確実に消費量を演算することができる。しかし、皿検出センサ52および皿検出センサ53だけで、消費量を求めるようにしてもよい。
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| 【出願人】 |
【識別番号】396011174 【氏名又は名称】株式会社くらコーポレーション 【識別番号】000000309 【氏名又は名称】和泉電気株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)10月29日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】古谷 栄男 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−128048 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)5月18日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−297414 |
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