| 【発明の名称】 |
飲食内容表示システム |
| 【発明者】 |
【氏名】桜井 実
【氏名】吉田 外茂雄
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| 【要約】 |
【課題】飲食客が飲食のために搬送路より取り出した飲食物の種別やその金額等を容易に確認することのできる飲食内容表示システムを提供する。
【解決手段】飲食台1に沿って設けられた循環型搬送路2を有する飲食カウンタにおいて、前記循環搬送路2上を搬送され、各客席8の飲食客により取り出された飲食物の種別または前記飲食物が載置された飲食物容器3の種別を検出する検出手段6と、前記検出手段6により検出された飲食物の種別または飲食物容器3の種別を表示する各客席8毎に設けられた表示パネル10と、から構成する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 飲食台に沿って設けられた循環型搬送路を有する飲食カウンタにおいて、前記循環搬送路上を搬送され、各客席の飲食客により取り出された飲食物の種別または前記飲食物が載置された飲食物容器の種別を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された飲食物の種別または飲食物容器の種別を表示する各客席毎に設けられた表示パネルと、から成ることを特徴とする飲食内容表示システム。 【請求項2】 前記検出手段が、予め飲食物容器に個別に付与された識別符号と、その飲食物容器に載置された飲食物の種別とが関連付けられて登録されるコンピュータと、前記循環搬送路周囲の客席両側部に設けられて前記識別符号を検出する非接触センサーとから成る請求項1に記載の飲食内容表示システム。 【請求項3】 前記検出手段により検出された飲食物の種別または飲食物容器の種別と、その客席を識別可能な識別符号とを関連付けて記憶する記憶手段が設けられ、前記記憶手段の内容の消去を指示する入力部が前記表示パネルに設けられ、飲食客毎に前記飲食物の種別または飲食物容器の種別が記憶されるようになっている請求項1または2に記載の飲食内容表示システム。 【請求項4】 前記記憶手段に記憶されている飲食物の種別または飲食物容器の種別データに基づいて、その合計金額を算出する算出手段が設けられ、算出された合計金額が前記表示パネルに表示されるようになっている請求項3に記載の飲食内容表示システム。 【請求項5】 前記表示パネルに印字手段が設けられ、前記入力部の入力がなされた場合に、前記算出手段により算出された合計金額および/またはその合計金額に基づくバーコードが印字されるようになっている請求項4に記載の飲食内容表示システム。 【請求項6】 前記表示パネルに、各種の飲食物を注文する注文入力手段が設けられ、これら注文された飲食物の種別が前記記憶手段に記憶されるようになっている請求項3〜5のいずれかに記載の飲食内容表示システム。 【請求項7】 前記記憶手段に記憶されている飲食物の種別または飲食物容器の種別データから所定のデータを選択し、訂正する訂正入力部が前記表示パネルに設けられている請求項3〜6のいずれかに記載の飲食内容表示システム。 【請求項8】 前記入力部および訂正入力部が、リモコン等の遠隔入力装置により入力されるようになっている請求項3〜7のいずれかに記載の飲食内容表示システム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は飲食物、特には寿司等を搬送して飲食客に供給する循環型の搬送路を備える飲食カウンタにおいて、前記搬送路より取り出した飲食物の種別や金額等を確認することのできる飲食内容表示システムに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、無端状に形成されている飲食物搬送用の循環型搬送路を、カウンタ−等の飲食台に沿って設け、この搬送路に飲食物、例えば寿司等を盛り付けた皿等の容器を載置して搬送、供給する循環搬送型の飲食カウンタ−は、飲食客や調理人が移動することなく飲食或いは調理することができ、更に飲食客は席にいながらにして自分の所望する商品を選びながら飲食できることから広く使用されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】これら循環搬送路を備える飲食カウンタにおいては、前記したように循環搬送路上を搬送されてくる飲食物である各種の寿司から、飲食客は好みの寿司を選んで前記搬送路上より取り出して飲食するが、各種の飲食物が同時に前記循環搬送路上を搬送されており、特に寿司等においては、その形状や特徴が似た寿司ねたが多く存在し、飲食客が搬送路より飲食のために取り出した飲食物である寿司の種別が、本当に自分の所望する種別の寿司であるのかを確認することができないという問題があった。 【0004】また寿司等の場合には、寿司の種別により価格が異なる場合が多く、これらの各寿司の価格を飲食客が判断できるようにするために、従来は、各価格に対応する絵柄の異なる寿司皿等が用いられており、これらの絵柄の異なる寿司皿を随時用いる必要があった。 【0005】よって、本発明は上記した問題点に着目してなされたもので、飲食客が飲食のために搬送路より取り出した飲食物の種別やその金額等を容易に確認することのできる飲食内容表示システムを提供することを目的としている。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記した問題を解決するために、本発明の飲食内容表示システムは、飲食台に沿って設けられた循環型搬送路を有する飲食カウンタにおいて、前記循環搬送路上を搬送され、各客席の飲食客により取り出された飲食物の種別または前記飲食物が載置された飲食物容器の種別を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された飲食物の種別または飲食物容器の種別を表示する各客席毎に設けられた表示パネルと、から成ることを特徴としている。この特徴によれば、飲食客により搬送路より取り出された飲食物の種別または飲食物容器の種別が前記検出手段により検出され、その飲食物の種別や価格等の情報が表示パネルに表示されることから、飲食客は自分が取り出した飲食物の種別または価格が、自分の所望したものであるのかを随時確認することができ、これが異なる場合等においては、搬送路に戻すこともできることから、飲食客は安心して飲食ができるようになる。 【0007】本発明の飲食内容表示システムは、前記検出手段が、予め飲食物容器に個別に付与された識別符号と、その飲食物容器に載置された飲食物の種別とが関連付けられて登録されるコンピュータと、前記循環搬送路周囲の客席両側部に設けられて前記識別符号を検出する非接触センサーとから成ることが好ましい。このようにすれば、飲食客により取り出された飲食物または飲食物容器の種別を確実に検出することができるとともに、取り出されて戻されたものも併せて検出できるようになる。 【0008】本発明の飲食内容表示システムは、前記検出手段により検出された飲食物の種別または飲食物容器の種別と、その客席を識別可能な識別符号とを関連付けて記憶する記憶手段が設けられ、前記記憶手段の内容の消去を指示する入力部が前記表示パネルに設けられ、飲食客毎に前記飲食物の種別または飲食物容器の種別が記憶されるようになっていることが好ましい。このようにすれば、前記記憶手段に各客席の飲食客が搬送路より取り出して飲食した飲食物の種別が随時記憶されていることから、これら記憶手段に記憶されているデータを前記表示パネルに表示させることで、飲食客は自分が飲食した内容を確認することができるばかりか、精算時において、客席において表示された内容と自分が飲食した内容とを寿司皿等を用いて比較することで確認することができる。 【0009】本発明の飲食内容表示システムは、前記記憶手段に記憶されている飲食物の種別または飲食物良容器の種別データに基づいて、その合計金額を算出する算出手段が設けられ、算出された合計金額が前記表示パネルに表示されるようになっていることが好ましい。このようにすれば、飲食客は自分が飲食した飲食物容器である寿司皿等の枚数を数えたり、計算を実施することなく、自分が飲食した合計金額を確認することができ、飲食客は安心して飲食を実施できるようになる。 【0010】本発明の飲食内容表示システムは、前記表示パネルに印字手段が設けられ、前記入力部の入力がなされた場合に、前記算出手段により算出された合計金額および/またはその合計金額に基づくバーコードが印字されるようになっていることが好ましい。このようにすれば、各客席において飲食客により確認された飲食内容に基づいた合計金額および/またはバーコードが印字されたレシートを用いて確実な精算を実施することができ、飲食客の精算に対する信頼性を向上させることができるようになる。 【0011】本発明の飲食内容表示システムは、記表示パネルに、各種の飲食物を注文する注文入力手段が設けられ、これら注文された飲食物の種別が前記記憶手段に記憶されるようになっていることが好ましい。このようにすれば、各飲食客により個別に注文された注文内容も、搬送路より取り出された飲食物とともに表示パネルに表示し、確認することができるようになる。 【0012】本発明の飲食内容表示システムは、前記記憶手段に記憶されている飲食物の種別または飲食物容器の種別データから所定のデータを選択し、訂正する訂正入力部が前記表示パネルに設けられていることが好ましい。このようにすれば、飲食客によって搬送路上の飲食物が取り替えられるなどの悪戯等がなされて、誤った種別や単価の飲食物が検出された場合等において、各客席において、その誤りを確認しながら訂正を実施することができる。 【0013】本発明の飲食内容表示システムは、前記入力部および訂正入力部が、リモコン等の遠隔入力装置により入力されるようになっていることが好ましい。このようにすれば、リモコン等の遠隔入力装置を店員等が所持して適宜に入力を実施することにより、前記入力部および訂正入力部を飲食客が誤って操作してしまうことを防止することができる。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。 【0015】(実施例1)図1は本実施例1の飲食物内容表示システムを備える飲食カウンタを示す外観斜視図であり、図2は本実施例1における飲食物内容表示システムの構成を示すブロック図であり、図3は本実施例1の飲食物内容表示システムに用いた表示パネルの構成を示すブロック図であり、図4は本実施例1の飲食物内容表示システムに用いた表示パネルの表示例および印字例を示す図である。 【0016】まず、本実施例1の飲食内容表示システムが備えられた飲食カウンタは、図1に示されるような外観構成とされており、循環型搬送路であるクレセントチェ−ンコンベア2が無端状にカウウンタ−1に沿って配置され、その一部である破線部右側の部分は厨房とされており、この厨房にて飲食物である各種の寿司が寿司皿3に載置されて前記クレセントチェ−ンコンベア2上の投入口2’より投入される。 【0017】また、本実施例1で用いた飲食物容器である前記寿司皿3には、図2に示すように、各寿司皿3毎に付与された固有のIDに基づくバ−コ−ド4が、前記寿司皿3の上端部の外周側面に、その全周に渡って設けられており、前記クレセントチェ−ンコンベア2上で寿司皿3が回転した状態でも、前記バーコード4の読み取りが可能なようにされている。 【0018】前記クレセントチェーンコンベア2の周囲には、図1に示すように前記個々の寿司皿3に設けられているバ−コ−ド4を読み取る読み取り装置5が、前記投入口2’の近接した下流部と、飲食客が飲食する各客席8の両側部に設けられており、各読み取り装置5は信号ケ−ブルによって飲食客により取りだされた寿司の種別を検出、判断する検出手段である管理コンピュ−タ6に接続されており、寿司皿3の通過に伴い、寿司皿3の検出を行うとともに、前記寿司皿3に付与されたバ−コ−ド4を読み取り、そのID番号を前記管理コンピュ−タ−6に送出するようになっている。 【0019】また前記投入口2’においては、投入すべき寿司の種別が後述するモニタ7に表示され、その指示された種別の寿司を任意の寿司皿3に載置して投入することにより、投入された前記寿司皿3に付与されているバ−コ−ド4のID番号が、前記投入口2’の下流部に設けられた読み取り装置5により新たに検出され、そのID番号と前記モニタ7に表示された寿司の種別が関連付けられて登録されるようになっている。 【0020】また、前記した各読み取り装置5にも個別の番号(#1、#2・・・)が付与されており、前記各読み取り装置5が検出したID番号を前記管理コンピュ−タ−6に送出する場合には、このID番号の先頭に前記個別の番号を付与して送出し、この先頭の個別の番号に基づいて前記管理コンピュ−タ6は、各読み取り装置5より送出されてくるID番号デ−タをどの読み取り装置5にて検出されたのかを管理できるようになっている。 【0021】また本実施例1においては図1に示されるように、各客席毎の正面部に表示パネル10が設けられており、これら表示パネル10は通信ケーブル9を介して、前記管理コンピュータ6と接続されており、各客席の表示パネル10には、それが配置されている客席の客席番号に対応した個別の番号(本実施例では客席番号と同一番号を使用)が付与されており、これらの各表示パネル10と前記管理コンピュ−タ6との通信は、この客席番号を用いて個々の表示パネル10との個別の通信がなされるようになっている。 【0022】また、前記管理コンピュ−タ6は、前記信号ケ−ブルにより各読み取り装置5に接続され、各読み取り装置5よりのIDデ−タ等を受け取るインタ−フェイス部15と、制御プログラムに基づき前記各読み取り装置5からのIDデ−タ等から、各客席において取りだされた寿司の種別等の判断や各デバイス等の制御等を実施する中央演算処理装置(CPU)13と、前記の各ID番号デ−タ等や、搬送路上に投入する適宜な寿司の種別、個数等のデ−タや、前記CPU13が行う処理プログラム等が記憶、格納されているメモリやハ−ドディスク等から成る記憶装置14と、前記各表示パネル10とのデータ通信を実施する通信装置12と、新たに投入する寿司の種別等の各種情報を表示する表示装置であるモニタ7に接続され、その表示の制御を行う表示ドライバ11とから主に構成されている。 【0023】また前記表示パネル10は、図3に示されるような構成とされており、前記通信ケーブル9により管理コンピュータ6とのデータ通信を実施するための通信装置16と、飲食客により取りだされた寿司の種別とその単価および飲食の明細とその合計金額等を表示するための表示パネルであるLCDパネル23と、その表示制御を実施するLCDドライバ22と、前記LCDパネル23に表示された合計金額等を印字するプリンタ20と、その印字制御を行うプリンタドライバ21と、これら各デバイス等の制御を実施するとともに、前記合計金額を算出する算出手段であるマイクロプロセッシングユニット(MPU)17と、前記管理コンピュータ6より伝送されてくる寿司の種別および単価等のデ−タ等を記憶するためのメモリ19と、その客席の飲食客が飲食を終えて、他の飲食客と交代する場合である精算時に入力され、前記メモリ19の内容の消去を指示する入力部である精算ボタン18とから主に構成され、前記MPU17内部には、MPU17の制御動作内容が記述されたプログラムを格納するための内部ROM(図示せず)が設けれており、この内部ROMには予め所定の制御動作プログラムが記憶されている。 【0024】以下に本実施例1の飲食内容表示システムの動作について説明すると、前記した循環するクレセントチェ−ンコンベア2上の飲食物である寿司は、前記したようにモニタ7上に表示された種別の寿司が、前記したバ−コ−ド4の付与された寿司皿3に載置されて前記厨房内に設けられた前記投入口2’より投入され、この寿司皿3は、前記投入口2’の下流部に設けられた読み取り装置5により検出され、そのID番号と前記指示された寿司の種別とが関連付けられて前記管理コンピュータ6の記憶装置14に記憶され、登録される。 【0025】次いでこれらの寿司皿3は、クレセントチェ−ンコンベア2により搬送されて飲食客に提供されるが、これらの寿司皿3は、搬送されていく経過において、前記クレセントチェ−ンコンベア2側部の客席両側部に設けられた各読み取り装置5により検出され、随時そのID番号が読み取られていき、飲食客が前記寿司皿3を取り出した場合には、取り出した飲食客の客席の上流部に設けられた読み取り装置5ではそのID番号が検出されるが、その客席下流部に設けられた読み取り装置5では検出されなくなることから、前記管理コンピュ−タ6は、所定時間を経過しても検出されないID番号を見いだし、そのID番号が最後に検出された読み取り装置5の個別の番号から、どの客席番号の飲食客がその寿司皿3を取り出したのかを判断、検出することができ、その寿司皿3に関連付けられて登録されている寿司の種別を、その客席番号に関連付けて記憶装置14に記憶、更新するようにされており、これらの構成によって、本実施例1では飲食物の種別を検出する検出手段が実現されている。 【0026】このようにすることで、前記管理コンピュ−タ6は、現状において搬送路上にどの種別の寿司が、幾つ存在するのかを随時把握することができ、これらのデ−タと予め前記記憶手段14に設定、記憶されている適宜な寿司の種別、個数の設定デ−タとを比較することにより、投入口2’より投入すべき寿司の種別が判断され、前記したようにモニタ7に表示されて指示されるようになっている。 【0027】前記したようにして取りだしが検出され、記憶手段14にその客席番号と関連付けられて記憶された寿司の種別は、その種別に対応する単価デ−タとともにその客席番号の客席に設けられている表示パネル10に前記通信ケ−ブル9を介して伝送され、表示パネル10に設けられたメモリ19に随時記憶されていくとともに、この寿司の種別および単価が図4に示すように前記LCDパネル23に表示されるとともに、その客席において飲食された内容も表示され、さらに前記メモリ19に記憶されている飲食された各寿司の単価から、前記MPU17によりその飲食された寿司の総個数並びに合計金額が算出されて表示されるようになっている。 【0028】このようにすることで、飲食客は自分が搬送路より飲食のために取り出した寿司の種別を随時確認できるとともに、飲食内容やその合計金額も確認できるようになり、安心して飲食をすることができるようになる。 【0029】次いで、飲食客が飲食を終了する場合には、前記表示パネル10に設けられた精算ボタン18を入力する。 【0030】この入力に基づき、前記MPU17は、前記管理コンピュ−タ6に対して精算がなされたことを通知し、この通知に基づいて、前記管理コンピュ−タ6は新たに取りだしが検出された寿司の種別を新たな飲食客が飲食したものとして個別に記憶装置14に記憶するようにし、前記MPU17は、前記メモリ19に記憶されている飲食された寿司の種別および単価デ−タに基づき算出された合計金額と、客席番号、日付等の精算デ−タおよびこの精算デ−タに基づくバ−コ−ド24をプリンタ20に印字させ、レシ−ト25を飲食客に発行する。 【0031】飲食客は、これら前記したLCDパネル23の明細表示またはプリンタからの明細印字に基づき、その内容と自分が食した寿司皿3の種別や数を比較して、精算内容が正しいかを確認することができ、前記レシ−ト25をプリンタ20より取り出してレジ(図示せず)等が設けられた精算場所へ持参する。 【0032】精算場所では、前記レシ−ト25に印字された前記バ−コ−ド24をバ−コ−ドリ−ダ−により読み込むことで、その飲食客が飲食した合計金額が入力され、精算がなされるようになっている。 【0033】このようにすれば、飲食客が確認できた飲食内容に基づいて精算がなされるようにすることができ、飲食客の精算に対する信頼性を高めることができるばかりか、バ−コ−ドを用いることで、精算における金額等の入力ミス等をなくし、確実で迅速な精算を実施することもできるようになる。 【0034】また本実施例1では、前記表示パネル10にメモリ19を設けているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら飲食された寿司の種別デ−タを、前記管理コンピュ−タ6の記憶装置14より読み出して表示を行っても良い。 【0035】また本実施例1では、前記合計金額をMPU17により算出しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばこれら合計金額の算出を管理コンピュ−タ6のCPU13に実施させ、算出された合計金額デ−タを前記通信手段にて伝送するようにしても良い。 【0036】また本実施例1では、表示パネルとしてLCDパネル23を用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他の表示装置、例えばモニタ等を用いても良いが、本実施例1のように薄型のLCDパネル23を用いることは、一般的に飲食台1が狭いため、スペ−スを取られずにすむことから好ましい。 【0037】(実施例2)図5は本実施例2の飲食物内容表示システムを備える飲食カウンタを示す外観斜視図であり、図6は本実施例2における飲食物内容表示システムの構成を示すブロック図であり、図7は本実施例2の飲食物内容表示システムに用いた表示パネルの構成を示すブロック図であり、図8は本実施例2の飲食物内容表示システムに用いた表示パネルの注文画面例を示す図であり、図9は本実施例2の飲食物内容表示システムに用いた注文内容表示パネルの表示例を示す図であり、図10は本実施例2の飲食物内容表示システムに用いた表示パネルの訂正画面例を示す図である。 【0038】本実施例2の飲食内容表示システムを備える飲食カウンタは、図5に示されるような外観を成しており、実施例1とほぼ同様とされているが、大きく異なる点は、前記実施例1では、各寿司皿3に付与されたバーコードのIDデータと寿司の種別が搬送路上において関連付けられて登録されていたのに対し、本実施例2では、図5に示されるような個別の登録機26が投入口2’の近傍に設けられており、この登録機26内に設けられた読み取り装置5により、前記各寿司皿3に付与されたバーコードのIDデータが読み取られ、この登録機26に設けられている表示装置27には、この登録機26より排出される寿司皿3に載置して投入すべき寿司の種別が表示されるようになっていおり、投入者がこれら表示された種別の寿司を前記登録機26より排出される寿司皿3に載置して投入口2’より投入するようになっている。 【0039】また、前記実施例1においては、各客席には表示パネル10が設けられていたのに対し、本実施例2では、図7にその構成を示すように、この表示パネル10の表示部であるLCDパネル23の表面に透明タッチパネル32とこの透明タッチパネル32の動作を制御するタッチパネルドライバー31が設けられ、各客席より各種の注文ができるようにされているとともに、前記精算ボタン18に代えて表示切り替えボタン33と、リモコンからの入力を受信するリモコン受信部34が新たに設けられた注文パネル10’が用いられており、これら各注文パネル10’よりの注文内容を表示する注文内容表示パネル28が、前記クレセントチェーンコンベア2に囲まれた内部の所定位置に設けられており、この注文内容表示パネル28は、図5に示されるように実施例1における管理コンピュータ6に前記登録機26の動作制御を行う制御ドライバー29等が新たに設けられた管理コンピュータ6’に接続されており、前記管理コンピュータ6’には、この注文内容表示パネル28の表示を制御する表示ドライバー30が新たに設けられていおり、この注文内容表示パネル28には、職人等が注文の完了を入力するフットスイッチ35が設けられている。 【0040】以下に本実施例2の動作について説明すると、前記登録機26により管理コンピュータ6’に登録された各種の寿司は、実施例1と同様に各客席の両側部に設けられた読み取り装置5により、その寿司が載置された寿司皿3に付与されているバーコード4が読み取られ、これが検出されなくなった読み取り装置5の番号より、その寿司の取り出しと取り出された客席番号が検出され、前記注文パネル10’に図10に示すように、実施例1と同様に表示されるようになっている。 【0041】飲食時において、飲食客が注文を実施したい場合には、前記注文パネル10’に設けられた切り替えボタン33を飲食客が入力することにより、図8に示される注文画面が前記LCDパネル23に表示される。 【0042】これら注文時における表示メニュ−は図8に示すように、各寿司の種別メニュ−がその単価毎に区別されて前記LCDパネル23上に表示されるようになっており、飲食客は所望の単価部分を入力してその単価に該当する寿司の種別メニュ−を表示させ、その表示された各種の寿司の中から、所望の寿司、例えば玉子を選択入力して、表示を白黒反転させ、その後注文数、例えば1皿を選択して同様に表示を白黒反転させた後、注文の部分を入力する。 【0043】これらの入力は、前記LCDパネル23表面に設けられた前記タッチパネル32により検出され、その入力位置に基づいて前記MPU17が、何のメニュ−項目が選択されたのかを判断するようになっており、その入力メニュ−項目に基づく「玉子 1皿」の注文デ−タの先頭に、客席番号である例えば「1」が付与されて通信装置16および通信ケ−ブル9を通じて前記管理コンピュ−タ6’に出力されるようになっている。 【0044】これら各注文パネル10’より送出されてくる各注文デ−タは、随時通信装置12により受け取られ、受信された順序にて記憶装置14のメモリに一時的に記憶され、図9の「うに」の注文のように同一の種別の寿司の注文がその前後にある場合には、隣接するように前記順序の並べ替え(ソ−ト)を実施し、ソ−ト後の順序に基づき、図9に示されるように発注内容である「玉子 1皿」のような寿司の種別、数量が発注をした客席番号「1」に関連づけられた状態にて注文内容表示パネル28に表示されるようになっている。 【0045】このように前記ソ−トを実施することは、寿司を握る職人が同一の寿司を連続的に握る方が効率が良くなることから、好ましい。 【0046】前記注文内容表示パネル28には、図9に示されるように握るべき寿司の表示が白黒反転されて表示されており、この表示を確認して、職人は表示に基づく寿司を握り、その寿司を寿司皿に載置して注文した客席の飲食客に提供する。 【0047】この場合において、前記寿司皿3にはバ−コ−ド4が付与されているために、飲食客に提供する際に、前記クレセントチェ−ンコンベア2の近傍に設けられた読み取り装置5によって誤って読み取りがなされてしまうと、未登録の寿司皿3が検出されてしまうことになり、システムが誤動作する可能性があることから、これら注文された寿司は、前記のバ−コ−ド4が付与されていない寿司皿に載置して飲食客に提供することが好ましい。 【0048】このようにして前記職人は、注文内容表示パネル28に表示された寿司の提供が終了した段階にて前記フットスイッチ35を踏んで完了の入力を実施する。 【0049】この入力を受けて前記管理コンピュ−タ6’は、その注文デ−タに基づく寿司の種別を、前記クレセントチェ−ンコンベア2上の寿司同様に、その注文した客席番号に関連付けて記憶、更新し、これら注文された寿司の種別データも、前記クレセントチェ−ンコンベア2上の寿司と同様に、注文パネル10’に出力し、表示されるようになっており、本実施例2においては、これら注文による寿司の表示は、クレセントチェ−ンコンベア2上の寿司と異なり、赤色にて表示されるようになっており、飲食客が区別できるようにされている。 【0050】また、寿司皿3に載置されている寿司を入れ替えるなどの悪戯等によって、これら前記した注文パネル10’に表示された取り出しまたは注文した寿司の種別や単価に誤りがあった場合等において、表示された飲食内容を変更する場合には、飲食客は店員等を呼び、取り出した寿司と表示された寿司が一致しない旨を店員に説明し、店員が取り出された寿司を確認して誤りを確認できた場合には、店員は所持しているリモコン36を取り出して注文パネル10’に向け、リモコン36に設けられている訂正ボタン37を入力する。 【0051】この本実施例2で用いた前記リモコン36は、一般的な赤外線リモコンであるが、リモコン36の赤外線発光部より出力される赤外線は、指向性を高められており、隣接する客席の注文パネル10’が誤動作しないようにされている。 【0052】これらリモコン36より入力された訂正ボタン37の入力に伴う赤外線信号は、注文パネル10’の表面に設けられたリモコン受信部34により受信され、その指示内容が前記MPU17に出力される。 【0053】この出力に基づき、前記MPU17は訂正モードとなり、図10に示されるように、訂正したい寿司の種別が表示された部分をタッチパネル32により入力すると、その表示部、例えば「甘えび」が白黒反転し、次いでその表示の側部に訂正メニューが表示された表示ウインドウが現れるようになっており、店員はその訂正メニューから処理内容、例えば前記甘えびの数を減少させたい場合には、「数量減少」の表示部を選択することにより、甘えびの数量が2皿から1皿に変更されるようになっており、これら訂正を終了する場合は、店員は再度リモコン36の訂正ボタン37を入力することにより、前記MPU17は通常モードに戻るようになっている。 【0054】また、本実施例2では、実施例1の精算ボタン18に該当する入力も、このリモコン36を用いて実施されるようになっており、前記リモコン36には前記訂正ボタン37とともに、精算ボタン38が設けられており、これら訂正や精算の入力は、前記リモコン36を所持する店員のみが実施できるようにされている。 【0055】このようにすることは、飲食客により誤って訂正や精算の入力がなされてしまうことを防止できることから好ましい。 【0056】また、このリモコン36の精算ボタン38が入力された場合には、実施例1の精算ボタン18が入力された場合と同様の処理が実施されて、注文パネル10’に設けられているプリンタ20より飲食された合計金額やバーコード24が印字されたレシート25が発行され、飲食客はこれをレジに持参して精算を実施するようになっている。 【0057】本実施例2のようにすれば、クレセントチェーンコンベア2上より取り出された寿司に限らず、各飲食客により個別注文された寿司も併せて飲食内容として表示し、飲食客が確認できるようになるとともに、訂正を各客席において実施できるので、各客席で誤りがあったかどうかを判断しながら訂正を実施できるようになり、一々管理コンピュータ6’等の所まで出向いて修正するなどの手間を省くことができるようになり、さらには、これら精算や訂正等の入力が飲食客により不用意になされることがないことから、表示される飲食内容の信頼性を著しく高いものとすることができる。 【0058】以上、図面を用いて本発明を説明してきたが、本発明はこれら各実施例に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれることは言うまでもない。 【0059】また前記各実施例においては、前記したように各寿司皿3に識別符号としてバ−コ−ド4を付与し、その寿司皿3に載置される寿司の種別とを関連付けて管理コンピュ−タ6または6’に登録しておき、これら寿司皿3に設けられたバ−コ−ド4を各客席の両側部に設けられた読み取り装置5により検出することにより、各客席において取り出された寿司の種別を検出する検出手段を構成しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他の検出手段、例えば前記バ−コ−ド4に代えて電磁波等によりIDデ−タを送出、受信するようなものなどを用いても良いし、また、寿司皿3内部にメモリ等を設け、このメモリに寿司の種別等を書き込むようにしても良いし、更には画像認識により、寿司の種別を判断して、検出するようにしても良い。 【0060】また、前記実施例2においてはタッチパネル32を用いて入力手段を構成しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他の入力手段を用いて注文パネル10’を構成しても良いが、寿司店のように仕入状況においてメニューの変更が多い店等においては、これらタッチパネル32を用いることで、その日毎に注文メニュー等を容易に変更することができるようになることから、好ましい。 【0061】また、前記実施例2においては、赤外線リモコンを用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他の遠隔入力装置、例えば無線等を媒体としたリモコン等を用いて良く、その場合においては、隣接する注文パネルが誤動作しないようにすることが好ましい。 【0062】また、前記表示パネル10および注文パネル10’に表示される内容として、前記した各実施例においては、飲食のために取り出された寿司の種別やその単価をが表示されるようになっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他として、例えばその寿司のカロリー等も表示するようにしても良く、表示する内容は、適宜選択すれば良い。 【0063】 【発明の効果】本発明は以下の効果を奏する。 【0064】(a)請求項1項の発明によれば、飲食客により搬送路より取り出された飲食物の種別または飲食物容器の種別が前記検出手段により検出され、その飲食物の種別や価格等の情報が表示パネルに表示されることから、飲食客は自分が取り出した飲食物の種別または価格が、自分の所望したものであるのかを随時確認することができ、これが異なる場合等においては、搬送路に戻すこともできることから、飲食客は安心して飲食ができるようになる。 【0065】(b)請求項2項の発明によれば、飲食客により取り出された飲食物または飲食物容器の種別を確実に検出することができるとともに、取り出されて戻されたものも併せて検出できるようになる。 【0066】(c)請求項3項の発明によれば、前記記憶手段に各客席の飲食客が搬送路より取り出して飲食した飲食物の種別が随時記憶されていることから、これら記憶手段に記憶されているデータを前記表示パネルに表示させることで、飲食客は自分が飲食した内容を確認することができるばかりか、精算時において、客席において表示された内容と自分が飲食した内容とを寿司皿等を用いて比較することで確認することができる。 【0067】(d)請求項4項の発明によれば、飲食客は自分が飲食した飲食物容器である寿司皿等の枚数を数えたり、計算を実施することなく、自分が飲食した合計金額を確認することができ、飲食客は安心して飲食を実施できるようになる。 【0068】(e)請求項5項の発明によれば、各客席において飲食客により確認された飲食内容に基づいた合計金額および/またはバーコードが印字されたレシートを用いて確実な精算を実施することができ、飲食客の精算に対する信頼性を向上させることができるようになる。 【0069】(f)請求項6項の発明によれば、各飲食客により個別に注文された注文内容も、搬送路より取り出された飲食物とともに表示パネルに表示し、確認することができるようになる。 【0070】(g)請求項7項の発明によれば、飲食客によって搬送路上の飲食物が取り替えられるなどの悪戯等がなされて、誤った種別や単価の飲食物が検出された場合等において、各客席において、その誤りを確認しながら訂正を実施することができる。 【0071】(h)請求項8項の発明によれば、リモコン等の遠隔入力装置を店員等が所持して適宜に入力を実施することにより、前記入力部および訂正入力部を飲食客が誤って操作してしまうことを防止することができる。 【0072】
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| 【出願人】 |
【識別番号】390010319 【氏名又は名称】株式会社石野製作所
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)10月21日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】日高 一樹 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−123136 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)5月11日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−306410 |
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