| 【発明の名称】 |
懸吊具 |
| 【発明者】 |
【氏名】川西 康彦
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| 【要約】 |
【課題】任意の位置で固定された、上部先端に鉤状折返しを有する棒状体が、懸吊された植木鉢の揺動等によってずり落ちることがない懸吊具を提供する。
【解決手段】入れ子状に重ね合わされた2個の側方開口略コ字状金具2、3の上下両水平片21、22、31、32に穿設された透孔23、24、33、34に、上部先端に鉤状折返し11を有する棒状体1が挿通され、内側の略コ字状金具2の下部水平片22には、下方から板体挟着用螺子4が螺合され、外側の略コ字状金具3の垂直部35に外方から螺合された両垂直部間隔拡大用螺子5が螺入されることによって、略コ字状金具2、3の少なくとも何れか一方の透孔23、24の周縁部が、棒状体1の下部に刻設された周方向の凹溝12に咬合されるようなされている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 入れ子状に重ね合わされた2個の側方開口略コ字状金具の上下両水平片に穿設された透孔に、上部先端に鉤状折返しを有する棒状体が挿通され、内側の略コ字状金具の下部水平片には、下方から板体挟着用螺子が螺合され、外側の略コ字状金具の垂直部に外方から螺合された両垂直部間隔拡大用螺子が螺入されることによって、略コ字状金具の少なくとも何れか一方の透孔の周縁部が、棒状体の下部に刻設された周方向の凹溝に咬合されるようなされていることを特徴とする懸吊具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、懸吊具に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、電気スタンドや電話機載置台等を着脱可能に取着する為に、机の天板等の板体の端縁の任意の位置に、下部水平片の下方から板体挟着用螺子が螺合された側方開口略コ字状金具を挟着することは、公知である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような側方開口略コ字状金具の両水平片に穿設された透孔に、上部先端に鉤状折返しを有する棒状体を挿通し、垂直部に外方から螺合された螺子を螺入して螺子の先端を棒状体に圧接せしめることによって、棒状体を任意の位置で固定した場合には、風や外部振動により、懸吊された植木鉢や棒状体が揺動されて螺子が緩み、棒状体がずり落ちるおそれがあるという問題があった。 【0004】本発明は、上記従来の問題点を解消し、任意の位置で固定された、上部先端に鉤状折返しを有する棒状体が、懸吊された植木鉢の揺動等によってずり落ちることがない懸吊具を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明の懸吊具は、入れ子状に重ね合わされた2個の側方開口略コ字状金具の上下両水平片に穿設された透孔に、上部先端に鉤状折返しを有する棒状体が挿通され、内側の略コ字状金具の下部水平片には、下方から板体挟着用螺子が螺合され、外側の略コ字状金具の垂直部に外方から螺合された両垂直部間隔拡大用螺子が螺入されることによって、略コ字状金具の少なくとも何れか一方の透孔の周縁部が、棒状体の下部に刻設された周方向の凹溝に咬合されるようなされていることを特徴とする。 【0006】本発明の懸吊具に於いて、棒状体の上端は、鉤状折返しに懸吊された植木鉢の重量によって非可逆的に変形することのないよう、略円弧状に屈曲されるのが好ましい。 【0007】棒状体の下部に刻設された周方向の凹溝の断面形状は、略コ字状金具の透孔の周縁部の断面形状に応じて決定され、特に限定されないが、略コ字状金具の透孔の周縁部との咬合が容易に脱離されないよう、角溝状とされるのが好ましい。 【0008】本発明の懸吊具に於いて、内側の略コ字状金具の上部水平片の下面には、挟着される板体の表面を損傷しないよう、独立気泡性合成樹脂もしくは合成ゴム発泡体、合成ゴム等の弾性体が固着されるのが好ましい。弾性体の固着方法は、特に限定されず、例えば、接着、融着、嵌着等の何れでもよい。 【0009】内側の略コ字状金具の下部水平片に、下方から螺合された板体挟着用螺子の先端には、板体への接触面積を増大して強固に固定することが出来るよう、大径の円板を固着するのが好ましい。 【0010】 【発明の実施の形態】以下本発明の懸吊具の実施例を図面に基いて説明する。図1は本発明の懸吊具の1例の取付状態を示す中間部を省略した縦断面図である。 【0011】図1に於いて、1は上部先端に鉤状折返し11を有する棒状体であって、上端は略円弧状に屈曲されている。棒状体1の周壁には、断面矩形状の周方向の複数の凹溝12が上下方向に等間隔に刻設されている。 【0012】2は内側の側方開口略コ字状金具であって、上部水平片21及び下部水平片22には、棒状体1の直径と略同径の円形透孔23、24が穿設されている。上部水平片21の下面には、合成ゴムからなる弾性体25が固着されている。 【0013】下部水平片22には、先端に大径の円板41が固着された板体挟着用螺子4が下方から螺合されており、板体挟着用螺子4が螺入されることによって、内側の略コ字状金具2は、机の天板、ベランダの手摺等の板体Pに挟着されている。 【0014】3は外側の側方開口略コ字状金具であって、上部水平片31及び下部水平片32には、棒状体1の直径と略同径の円形透孔33、34が穿設されている。上部水平片31と下部水平片32とに挟まれた垂直部35には外方から両垂直部間隔拡大用螺子5が螺合されている。 【0015】内側の略コ字状金具2と外側の略コ字状金具3とは、入れ子状に重ね合わされており、夫々の上下両水平片21、22、31、32に穿設され透孔23、24、33、34には、前記した棒状体1が挿通されている。 【0016】外側の略コ字状金具3の垂直部間隔拡大用螺子5が螺入されると、内側の略コ字状金具2と外側の略コ字状金具3との間隔が拡大され、内側の略コ字状金具2の透孔23、24の周縁部が、棒状体1の下部に刻設された周方向の凹溝12に咬合されて、棒状体1が任意の位置で固定されるようなされている。 【0017】 【発明の効果】本発明の懸吊具は、叙上の通り構成されているので、任意の位置で固定された、上部先端に鉤状折返しを有する棒状体が、懸吊された植木鉢の揺動等によってずり落ち、植木鉢が落下することがない。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002174 【氏名又は名称】積水化学工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)10月3日 |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開平11−104000 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)4月20日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−271724 |
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