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【発明の名称】 吊り下げ金具
【発明者】 【氏名】新居 典博

【要約】 【課題】本発明は、テントやタープ(日よけテント)などの支柱の適所に、ランタンなどの吊下体を吊り下げるために突設状態に付設する吊り下げ具を提供することを目的とする。

【解決手段】吊下支承杆3の基端部に基端を遊離端として支柱などの被付設棒体1の適所にからめる螺旋形状の止着部4を形成し、この吊下支承杆3の先端部にランタンなどの吊下体2を吊り下げる係止部5を形成して、前記止着部4により前記吊下支承杆3を前記被付設棒体1に着脱自在にほぼ水平状態に突設し得るように構成した吊り下げ金具において、吊下支承杆3の先端部をU字状やV字状などの折り返し状に折曲形成して折り返し吊下部6を形成し、この折り返し吊下部6の先端部を吊下支承杆3の基端方向へ折曲して前記折り返し吊下部6の上部開放部分に架設状態に位置する吊下体飛出阻止部7を前記折り返し吊下部6に連設形成して前記係止部5を構成したものである。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 吊下支承杆の基端部に基端を遊離端として支柱などの被付設棒体の適所にからめる螺旋形状の止着部を形成し、この吊下支承杆の先端部にランタンなどの吊下体を吊り下げる係止部を形成して、前記止着部により前記吊下支承杆を前記被付設棒体に着脱自在にほぼ水平状態に突設し得るように構成した吊り下げ金具において、吊下支承杆の先端部をU字状やV字状などの折り返し状に折曲形成して折り返し吊下部を形成し、この折り返し吊下部の先端部を吊下支承杆の基端方向へ折曲して前記折り返し吊下部の上部開放部分に架設状態に位置する吊下体飛出阻止部を前記折り返し吊下部に連設形成して前記係止部を構成したことを特徴とする吊り下げ金具。
【請求項2】 前記吊下体飛出阻止部の吊下支承杆の基端方向への折曲先端部をこの吊下支承杆と並設状態に配設し、この折曲先端部と吊下支承杆とによって吊下体を前記係止部に導入する導入間隙を形成する並設導入部を構成したことを特徴とする請求項1記載の吊り下げ金具。
【請求項3】 前記吊下体飛出阻止部の吊下支承杆の基端方向への折曲先端部を、吊下支承杆に係る直線部と水平方向に並設状態となるように配設したことを特徴とする請求項1,2いずれか1項に記載の吊り下げ金具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吊り下げ金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、ランタンなどの吊下体を、上部に水平突設杆部を設けたポール状のランタンスタンドを地中に打ち込み、この上部水平突設杆部に吊り下げて設置したり、或いは、テントの支柱などに取り付ける場合には、水平吊下支承杆を支柱に締付具により締め付けて突設固定し、この水平吊下支承杆の先端に吊り下げるなどして設置していたが、これらの方法では設置作業が厄介であった。
【0003】そこで、本出願人は、実公平6−48657号に開示される吊り下げ具(以下、従来例)を考案した。この考案に係る吊下は図5に図示したように、先端部にランタンなどの吊下体を吊り下げ得る係止部15を設けた吊下支承杆13の基端部に、被付設棒体にからめ止着し得る止着部14を設けた構造であり、何ら締め付け具や打ち込み具を用いることなく支柱であればどこの位置でも容易に着脱自在に水平状態に突設でき、しかも、突設向きや突設位置(高さ)を容易に調節することができるなど簡易構造にして非常に便利であるとされている。
【0004】しかしながら、この考案は、単にU字状に折り曲げて形成した係止部15に吊下体を引っ掛け係止して吊り下げる構造であるため、例えば吊り下げられた吊下体のそばを通った際吊下体にぶつかったりした場合などに、吊下体が係止部15の上部解放部分15aから外れて落下してしまうおそれがある。
【0005】本発明は、このような問題を解決して前記考案を改良したもので、何ら締め付け具や打ち込み具を用いることなく支柱であればどこの位置でも容易に着脱自在に水平状態に突設でき、しかも、突設向きや突設位置(高さ)を容易に調節することができ、更に、吊り下げたランタンなどの吊下体が外れにくい極めて秀れた吊り下げ具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0007】吊下支承杆3の基端部に基端を遊離端として支柱などの被付設棒体1の適所にからめる螺旋形状の止着部4を形成し、この吊下支承杆3の先端部にランタンなどの吊下体2を吊り下げる係止部5を形成して、前記止着部4により前記吊下支承杆3を前記被付設棒体1に着脱自在にほぼ水平状態に突設し得るように構成した吊り下げ金具において、吊下支承杆3の先端部をU字状やV字状などの折り返し状に折曲形成して折り返し吊下部6を形成し、この折り返し吊下部6の先端部を吊下支承杆3の基端方向へ折曲して前記折り返し吊下部6の上部開放部分に架設状態に位置する吊下体飛出阻止部7を前記折り返し吊下部6に連設形成して前記係止部5を構成したことを特徴とする吊り下げ金具に係るものである。
【0008】また、前記吊下体飛出阻止部7の吊下支承杆3の基端方向への折曲先端部8をこの吊下支承杆3と並設状態に配設し、この折曲先端部8と吊下支承杆3とによって吊下体2を前記係止部5に導入する導入間隙を形成する並設導入部9を構成したことを特徴とする請求項1記載の吊り下げ金具に係るものである。
【0009】また、前記吊下体飛出阻止部7の吊下支承杆3の基端方向への折曲先端部8を、吊下支承杆3に係る直線部3aと水平方向に並設状態となるように配設したことを特徴とする請求項1,2いずれか1項に記載の吊り下げ金具に係るものである。
【0010】
【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてその作用効果を示して簡単に説明する。
【0011】本発明は、使用に際して、支柱などの被付設棒体1の適所に、吊下支承杆3の基端部に形成した螺旋形状の止着部4を当てがって、吊下支承杆3の先端を被付設棒体1の回りを回したり、或いは、止着部4の基端寄りを被付設棒体1に嵌合し、吊下支承杆3をひねったりして止着部4を吊下支承杆3にからめると、吊下支承杆3は被付設棒体1からほぼ水平状態に突設止着される。
【0012】逆の動作を行えば吊下支承杆3は被付設棒体1から外れ、また多少吊下支承杆3を上方に持ち上げてからみ付いている止着部4をゆるめると、上下方向に吊下支承杆3をスライドでき且つ、被付設棒体1の回りを回動させることができ、吊下支承杆3の突設位置が調節できる。
【0013】このようにして所定位置にほぼ水平状態に突設した吊下支承杆3の先端の係止部5にランタンなどの吊下体2を吊り下げる。この際、例えば係止部5の折り返し吊下部6の上部開放部分に該開放部分を閉塞するように架設状態に位置する吊下体飛出阻止部7が設けられているため、万一、折り返し吊下部6に吊り下げた吊下体2にぶつかることで吊下体2が持ち上げられ上部開放部分から飛び出そうとしても、この吊下飛出阻止部7により吊下体2は折り返し吊下部6の上部開放部分から飛び出してしまうのを阻止されていることになる。
【0014】本発明は上述のように構成したから、万一、例えば係止部5の折り返し吊下部6に吊り下げたランタンなどの吊下体2にぶつかることで、吊下体2が折り返し吊下部6の上部開放部分から飛び出そうとしても、吊下体2は前記折り返し吊下部6の上部開放部分に架設状態に位置する吊下体飛出阻止部7に接触することで該上部開放部分からの飛び出が阻止されることになるため、吊下支承杆3からの吊下体2の落下を確実に防止し得るなど、単に杆状体の先端及び後端を折り曲げ形成するだけの簡易構造でありながら前記したような従来にない画期的な効果を発揮することができる吊り下げ具となる。
【0015】また、請求項2記載の発明においては、前記請求項1記載の発明の作用効果に加え、折曲先端部8の吊下支承杆3からの突出部位が少なくコンパクト故に決して持ち運び時に邪魔にならず、その上、吊下体2の設置スペースを害する事がないのは勿論、係止部5への吊下体2の吊り下げが良好に行えることになる。即ち、吊下体飛出阻止部7の吊下支承杆3の基端方向への折曲先端部8をこの吊下支承杆3と並設状態に配設したから、単に吊下体2に係る吊り下げ部位を折曲先端部8若しくは吊下支承杆3に沿わせながら並設導入部9に係る導入間隙を通すだけで、当該部位はそのまま折り返し吊下部6へ導入されることになるから、折り返し吊下部6に吊下体2を迅速且つ簡易に吊り下げることができ、仮に折曲先端部8が吊下支承杆3に対して並設状態に配設されず、立ち上がった状態などで配設された場合に生ずる、かさばり持ち運びが不便となる、係止部5の設置スペースを害してしまう、折り返し吊下部6への吊下体2の吊り下げが厄介となるなどの問題は何ら生ずることのない画期的な吊り下げ具となる。
【0016】また、請求項3記載の発明においては、前記請求項1,2記載の発明の作用効果に加え、折り返し吊下部6への吊下体2の吊り下げがより一層良好に行えることになる。即ち、吊下体飛出阻止部7の吊下支承杆3の基端方向への折曲先端部8を、吊下支承杆3に係る直線部3aと水平方向に並設状態となるように配設したから、折り返し吊下部6に吊下体2を吊り下げる際には、吊下支承杆3に係る直線部3aの側方に配設されることになる並設導入部9の導入間隙に吊下体2を何ら傾ける事なく起立したままの状態で導入し得ることになるから、折り返し吊下部6への吊り下げが良好に行えることになり、例えば吊下体飛出阻止部7における吊下支承杆3の基端方向への折曲先端部8を、吊下支承杆3に係る直線部3aと側面視上下多段状態となるように配設した場合、係止部5に吊下体2を吊り下げる際には、吊下支承杆3に係る直線部3aの上方に配設されることになる並設導入部9に係る導入間隙に吊下体2を傾斜若しくは横にした状態で導入しなければならず非常に厄介で不便となってしまうなどの問題は何ら生ずることのない画期的な吊り下げ具となる。
【0017】
【実施例】本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
【0018】本実施例は、図1〜3に図示したように金属製の吊下支承杆3の基端部に基端を遊離端として支柱などの被付設棒体1の適所にからめる螺旋形状の止着部4を折り曲げ形成し、この吊下支承杆3の先端部にランタンなどの吊下体2を吊り下げる係止部5を形成して、前記止着部4により前記吊下支承杆3を前記被付設棒体1に着脱自在にほぼ水平状態に突設し得るように構成したものである。
【0019】また、本実施例は、係止部5を、吊下支承杆3の先端部をU字状に折り返し状に折曲形成して折り返し吊下部6を形成し、且つ、この折り返し吊下部6を吊下支承杆3の基端方向へ折曲して前記折り返し吊下部6の上部開放部分6aに架設状態に位置する吊下体飛出阻止部7を前記折り返し吊下部6に連設形成して構成している。尚、本実施例では、吊下支承杆3の先端部をU字状に折り返し状に折曲形成することで折り返し吊下部6を形成しているが、必ずしもU字状に限らず、例えばV字状やチャンネル形状など適宜形状に形成するものである。
【0020】また、本実施例は、吊下体飛出阻止部7における吊下支承杆3の基端方向への折曲先端部8をこの吊下支承杆3に係る直線部3aと並設状態となるように配設するものであり、この折曲先端部8と吊下支承杆3とで吊下体2を前記折り返し吊下部6に導入する導入間隙9aを形成する並設導入部9を構成し、更に、この吊下体飛出阻止部7における吊下支承杆3の基端方向への折曲先端部8を、吊下支承杆3に係る直線部3aと水平方向に並設状態となるように配設している。具体的には、図1〜3に図示したように、折り返し吊り下げ部6の先端部を、一旦吊下支承杆3に係る直線部3aの軸芯方向に対して側方へ傾斜折曲することで、当該折り返し吊り下げ部6の上部開放部分6aに架設状態に位置する吊下体飛出阻止部7を構成し、更にこの吊下体飛出阻止部7より先端部を吊下支承杆3に係る直線部3aとほぼ平行状態となるように折曲することで、当該吊下支承杆3に係る直線部3aと水平方向に並設状態に配設する折曲先端部8を構成しており、この折曲先端部8と吊下支承杆3に係る直線部3aとで吊下体2を前記折り返し吊り下げ部6に導入する導入間隙9aを形成する並設導入部9を構成している。また、本実施例は、少なくとも吊下支承杆3の止着部4にはビニールなどの滑止被覆材10を被覆している。尚、符号11は吊下支承杆3の端部を被覆して万一のケガを防止するビニール製のキャップ体である。
【0021】本実施例は上述のように構成したから、使用に際して、支柱などの被付設棒体1の適所に、吊下支承杆3の基端部に形成した螺旋形状の止着部4を当てがって、吊下支承杆3の先端を被付設棒体1の回りを回したり、或いは、止着部4の基端寄りを被付設棒体1に嵌合し、吊下支承杆3をひねったりして止着部4を吊下支承杆3にからめると、吊下支承杆3は被付設棒体1からほぼ水平状態に突設止着される。
【0022】逆の動作を行えば吊下支承杆3は被付設棒体1から外れ、また多少吊下支承杆3を上方に持ち上げてからみ付いている止着部4をゆるめると、上下方向に吊下支承杆3をスライドでき且つ、被付設棒体1の回りを回動させることができ、吊下支承杆3の突設位置が調節できる。
【0023】このようにして所定位置にほぼ水平状態に突設した吊下支承杆3の先端の係止部5にランタンなどの吊下体2を吊り下げる。この際、係止部5の折り返し吊下部6の上部開放部分に該開放部分を閉塞するように架設状態に位置する吊下体飛出阻止部7が設けられているため、万一、折り返し吊下部6に吊り下げた吊下体2にぶつかることで吊下体2が持ち上げられ上部開放部分から飛び出そうとしても、この吊下飛出阻止部7により吊下体2は折り返し吊下部6の上部開放部分から飛び出してしまうのを阻止されていることになる。
【0024】本発明は上述のように構成したから、万一、係止部5の折り返し吊下部6に吊り下げたランタンなどの吊下体2にぶつかることで、吊下体2が折り返し吊下部6の上部開放部分から飛び出そうとしても、吊下体2は前記折り返し吊下部6の上部開放部分に架設状態に位置する吊下体飛出阻止部7に接触することで該上部開放部分からの飛び出が阻止されることになるため、吊下支承杆3からの吊下体2の落下を確実に防止し得るなど、単に杆状体の先端及び後端を折り曲げ形成するだけの簡易構造でありながら前記したような従来にない画期的な効果を発揮することになる。
【0025】また、本実施例に係る折曲先端部8は、吊下支承杆3からの突出部位が少なくコンパクト故に決して持ち運び時に邪魔にならず、その上、吊下体2の設置スペースを害する事がないのは勿論、係止部5への吊下体2の吊り下げが良好に行えることになる。即ち、吊下体飛出阻止部7の吊下支承杆3の基端方向への折曲先端部8をこの吊下支承杆3と並設状態に配設したから、単に吊下体2に係る吊り下げ部位を折曲先端部8若しくは吊下支承杆3に沿わせながら並設導入部9に係る導入間隙を通すだけで、当該部位はそのまま折り返し吊下部6へ導入されることになるから、折り返し吊下部6に吊下体2を迅速且つ簡易に吊り下げることができ、仮に折曲先端部8が吊下支承杆3に対して並設状態に配設されず、立ち上がった状態などで配設された場合に生ずる、かさばり持ち運びが不便となる、係止部5の設置スペースを害してしまう、折り返し吊下部6への吊下体2の吊り下げが厄介となるなどの問題は何ら生ずることがないことになる。
【0026】また、吊下体飛出阻止部7の吊下支承杆3の基端方向への折曲先端部8を、吊下支承杆3に係る直線部3aと水平方向に並設状態となるように配設したから、折り返し吊下部6に吊下体2を吊り下げる際には、吊下支承杆3に係る直線部3aの側方に配設されることになる並設導入部9の導入間隙に吊下体2を何ら傾ける事なく起立したままの状態で導入し得ることになるから、折り返し吊下部6への吊り下げが良好に行えることになり、例えば吊下体飛出阻止部7における吊下支承杆3の基端方向への折曲先端部8を、吊下支承杆3に係る直線部3aと側面視上下多段状態となるように配設した場合、係止部5に吊下体2を吊り下げる際には、吊下支承杆3に係る直線部3aの上方に配設されることになる並設導入部9に係る導入間隙に吊下体2を傾斜若しくは横にした状態で導入しなければならず非常に厄介で不便となってしまうなどの問題は何ら生ずることがないことになる。
【0027】また、少なくとも吊下支承杆3の止着部にビニールなどの滑止被覆材を被覆したから、滑止被覆材と被付設棒体1とのすべり止め作用により重い吊下体でも安定良く吊り下げることができることになる。
【0028】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、万一、例えば係止部5の折り返し吊下部6に吊り下げたランタンなどの吊下体2にぶつかることで、吊下体2が折り返し吊下部6の上部開放部分から飛び出そうとしても、吊下体2は前記折り返し吊下部6の上部開放部分に架設状態に位置する吊下体飛出阻止部7に接触することで該上部開放部分からの飛び出が阻止されることになるため、吊下支承杆3からの吊下体2の落下を確実に防止し得るなど、単に杆状体の先端及び後端を折り曲げ形成するだけの簡易構造でありながら前記したような従来にない画期的な効果を発揮することができる吊り下げ具となる。
【0029】また、請求項2記載の発明においては、前記請求項1記載の発明の作用効果に加え、折曲先端部8の吊下支承杆3からの突出部位が少なくコンパクト故に決して持ち運び時に邪魔にならず、その上、吊下体2の設置スペースを害する事がないのは勿論、係止部5への吊下体2の吊り下げが良好に行えることになる。即ち、吊下体飛出阻止部7の吊下支承杆3の基端方向への折曲先端部8をこの吊下支承杆3と並設状態に配設したから、単に吊下体2に係る吊り下げ部位を折曲先端部8若しくは吊下支承杆3に沿わせながら並設導入部9に係る導入間隙を通すだけで、当該部位はそのまま折り返し吊下部6へ導入されることになるから、折り返し吊下部6に吊下体2を迅速且つ簡易に吊り下げることができ、仮に折曲先端部8が吊下支承杆3に対して並設状態に配設されず、立ち上がった状態などで配設された場合に生ずる、かさばり持ち運びが不便となる、係止部5の設置スペースを害してしまう、折り返し吊下部6への吊下体2の吊り下げが厄介となるなどの問題は何ら生ずることのない画期的な吊り下げ具となる。
【0030】また、請求項3記載の発明においては、前記請求項1,2記載の発明の作用効果に加え、折り返し吊下部6への吊下体2の吊り下げがより一層良好に行えることになる。即ち、吊下体飛出阻止部7の吊下支承杆3の基端方向への折曲先端部8を、吊下支承杆3に係る直線部3aと水平方向に並設状態となるように配設したから、折り返し吊下部6に吊下体2を吊り下げる際には、吊下支承杆3に係る直線部3aの側方に配設されることになる並設導入部9の導入間隙に吊下体2を何ら傾ける事なく起立したままの状態で導入し得ることになるから、折り返し吊下部6への吊り下げが良好に行えることになり、例えば吊下体飛出阻止部7における吊下支承杆3の基端方向への折曲先端部8を、吊下支承杆3に係る直線部3aと側面視上下多段状態となるように配設した場合、係止部5に吊下体2を吊り下げる際には、吊下支承杆3に係る直線部3aの上方に配設されることになる並設導入部9に係る導入間隙に吊下体2を傾斜若しくは横にした状態で導入しなければならず非常に厄介で不便となってしまうなどの問題は何ら生ずることのない画期的な吊り下げ具となる。
【出願人】 【識別番号】000138336
【氏名又は名称】株式会社スノーピーク
【出願日】 平成9年(1997)9月30日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】吉井 剛 (外1名)
【公開番号】 特開平11−103999
【公開日】 平成11年(1999)4月20日
【出願番号】 特願平9−266169