| 【発明の名称】 |
畳の上敷用縁取りテープ及びそれと上敷とのセット物 |
| 【発明者】 |
【氏名】米澤 稔夫
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| 【要約】 |
【課題】上敷に設けた欠切部の縁部分を見栄え良く容易に被覆する。
【解決手段】畳の上面に敷かれる上敷の所要部分を欠切した後に該欠切部の縁部分7を被覆するために貼着される縁取りテープである。テープ本体8の裏面9に、その長手中央線を境にして両側に位置させ、剥離シート10に支持された両面粘着シート11を貼着する。この剥離シート10を剥がして、テープ本体8を、前記縁部分7を被覆するように貼着する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 畳の上面に敷かれる上敷の所要部分が欠切された後にその欠切部の縁部分を被覆するために貼着される畳の上敷用縁取りテープであり、テープ本体の裏面に、剥離シートに支持された両面粘着シートを貼着したことを特徴とする畳の上敷用縁取りテープ。 【請求項2】 畳の上面に敷かれる上敷の所要部分が欠切された後にその欠切部の縁部分を被覆するために貼着される畳の上敷用縁取りテープであり、テープ本体の裏面に、その長手中央線を境にして両側に位置させ、個別的に、剥離シートに支持された両面粘着シートをテープ本体の長さ方向に連続する状態で貼着したことを特徴とする畳の上敷用縁取りテープ。 【請求項3】 畳の上面に敷かれる上敷の所要部分が欠切された後にその欠切部の縁部分を被覆するために貼着される畳の上敷用縁取りテープであり、テープ本体の裏面に、その長手中央線を境にして且つ上敷の側面を覆う長さに相当する分の間隔を置いて、両側に位置させ、個別的に、剥離シートに支持された両面粘着シートをテープ本体の長さ方向に連続する状態で貼着したことを特徴とする畳の上敷用縁取りテープ。 【請求項4】 テープ本体がポリプロピレンを用いて製造されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の畳の上敷用縁取りテープ。 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の畳の上敷用縁取りテープを、対象とする上敷を縁取る縁テープと同一素材で同一柄、且つ同一幅を有するものとし、これを前記上敷とセットにして包装したことを特徴とする畳の上敷用縁取りテープと上敷とのセット物。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、畳の上面に敷かれる上敷の所要部分を欠切した後にその欠切部の縁部分を被覆するために貼着される畳の上敷用縁取りテープに関するものである。又、該上敷用縁取りテープと上敷とのセット物に関するものである。 【0002】 【従来の技術】六畳間等の畳間に上敷を敷こうとする場合、畳上にタンスが設置してある場合が多い。そのために従来においては、タンスを一旦移動した後に上敷を畳間全面に敷き、その後タンスを元の場所に設置していた。 【0003】上敷は、比較的安価であること、又、変色しやすく損傷も受けやすいことから、商品寿命が2〜3年程度の買い替えの激しい商品である。そのため、買い替えの都度、前記のようにタンスの移動を行なわなければならないことは、非常に煩わしいものであった。特に、複数本のタンスの移動を伴う場合は、余程の傷みでない限り上敷の敷換えを諦めることにもなった。 【0004】そこで、畳上のタンスを移動させることなく上敷を敷く方法が一部で採用されている。これは、設置されているタンス等の下端部分を納め得るように、上敷の所要部分に欠切部を設け、この欠切部の縁部分を被覆する状態で縁取りテープを貼着するものであり、その貼着は、ホットメルト接着剤を用い、アイロンで加熱して行うものであった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】このようなことから前記縁取りテープは、アイロンの高温によっても縮まないように、耐熱性を有する綿製とされていた。ところで、上敷の製造工程においてその縁部分に取り付けられる縁テープは、量販店で販売されている略100パーセント近くのものが、安価なポリプロピレンを素材として製造されている。しかし、切欠部の縁部分に貼着される前記縁取りテープとしてこのようなポリプロピレン製のものを用いたときには、アイロンの加熱温度でテープが縮んでしまう。それ故、ポリプロピレン製の縁取りテープに比して高価につく綿製の縁取りテープを使用せざるを得なかったのである。 【0006】そして、欠切部の縁部分を縁取りテープで被覆した状態において、上敷の縁の全体が外観上の一連性を有さなければならないことから、上敷の製造工程でその縁部に取り付けられるテープも当然にして綿製のものとせざるを得ない。 【0007】かかることから、前記従来の方法は、欠切部の被覆に用いる縁取りテープが高くつくだけでなく、上敷そのものの製造コストの上昇を招くことともなっていたのである。 【0008】本発明は、かかる問題点に鑑みて開発されたものであり、従来に比して低廉に製造でき又貼着作業も容易であり、然も従来の上敷をそのまま対象にできる、畳の上敷用縁取りテープの提供を目的とするものである。又、該縁取りテープと上敷とのセット物の提供を目的とするものである。 【0009】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため本発明は以下の手段を採用する。即ち本発明に係る畳の上敷用縁取りテープ(以下縁取りテープという)は、畳の上面に敷かれる上敷の所要部分が欠切された後にその欠切部の縁部分を被覆するために貼着されるものであり、テープ本体の裏面に、剥離シートに支持された両面粘着シートを貼着したことを特徴とするものである。 【0010】本発明に係る縁取りテープのより好ましい態様は、テープ本体の裏面に、その長手中央線を境にして両側に位置させ、個別的に、剥離シートに支持された両面粘着シートをテープ本体の長さ方向に連続する状態で貼着したことを特徴とするものである。 【0011】又本発明に係る縁取りテープの更に好ましい態様は、テープ本体の裏面に、その長手中央線を境にして且つ上敷の側面を覆う長さに相当する分の間隔を置いて、両側に位置させ、個別的に、剥離シートに支持された両面粘着シートをテープ本体の長さ方向に連続する状態で貼着したことを特徴とするものである。 【0012】前記各縁取りテープにおいてテープ本体は、ポリプロピレンを用いて製造するのがよい。 【0013】又本発明に係る畳の上敷用縁取りテープと上敷とのセット物は、前記いずれかに記載の縁取りテープを、対象とする上敷を縁取る縁テープと同一素材で同一柄、且つ同一幅を有するものとし、これを前記上敷とセットにして包装したことを特徴とするものである。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜3において本発明に係る縁取りテープ1は、畳2の上面3に敷かれる上敷5の所要部分を欠切した後にその欠切部6の縁部分7を被覆する状態で貼着されるテープとして構成されており、テープ本体8の裏面9に、剥離シート10に支持された両面粘着シート11を貼着してなるものである。 【0015】本実施の形態においては、前記テープ本体8の裏面9に、その長手中央線12を境にして且つ前記上敷5の側面13(図7)を覆う長さに相当する分の間隔Lを置いて、両側に位置させ、個別的に、前記両面粘着シート11を貼着している。 【0016】前記上敷5の縁部5aは、その製造段階において縁テープ14で縁取られているが、本発明に係る縁取りテープ1は、対象とする上敷の前記縁テープ14と同一素材で同一柄、且つ同一幅を有するものとして構成する。その素材は、従来の縁テープ14がポリプロピレン製であることから、それに合わせてポリプロピレン製としている。 【0017】然して、市販の上敷5を、図4に示すような、タンス15が設置された畳間16に敷くに際しては、設置されているタンス15の下端形状に合わせて、図5に示すように、上敷5の所要部位(例えば角部分)を切り欠いて欠切部6を設ける。その後図6〜7に示すように、該欠切部16の縁部分7の表裏何れかの面20に、前記片側の剥離シート10a(図1)を剥がして形成された粘着面21を貼り付ける。その際図7に示すように、粘着面21の内側の端縁22を前記縁部分7の端縁23に合わせる。詰まり、粘着面21を、その内側の端縁22を基準にして貼着するのである。 【0018】その後、もう片側の剥離シート10b(図1)を剥がして形成した粘着面21を、縁部分7の他方の面23に貼り付ける。これにより図3に示すように、上敷の縁取り25に連続するように、欠切部の縁部分7が縁取りテープ1で被覆されることになる。なお縁部分7の入隅部分26には、例えば図3に示すように、縁取りテープ1を留継ぎするのが好ましい。又縁取りテープ1は、その端部が、切欠部6における縁テープ端部14a(図3)に重なるように貼着されてもよい。 【0019】このようにして縁取りテープ1で被覆された上敷5は、図8に示すように、前記欠切部6内に、設置されているタンス15の下端部分27を存在させて、畳間16に敷かれる。 【0020】本実施の形態においては、テープ本体8の裏面9に、間隔Lを置いて、剥離シート10に支持された両面粘着シート11,11を貼着していることから、その貼着部分の剛性がその間の部分29(図1)の剛性よりも大きくなっている。従って図9に示すように、この長手中央部分を境にして縁取りテープ1を容易に二つ折りでき、この二つ折りによって折り癖を付けられる。図6〜7に示すように、縁取りテープの片面30を前記縁部分7に貼着した後、テープ本体8を折り曲げて他方の片面31を同図に一点鎖線で示すように縁部分7に貼着する際、前記折り癖がついていると、その二つ折りを正確に且つ容易に行なうことができる。 【0021】他方の片面31を貼着する際、もしも、テープ本体8の二つ折りが正確に行なわれないと、誤った位置で折れ曲がる等して、縁取りテープの被覆部分に位置ずれや皺が生じ、縁部分を見栄え良く被覆できない問題が生ずる。かかる構成を有する縁取りテープ1は、上敷5の縁テープ14と素材や柄、又幅が合わなければならないため、上敷の販売時に、上敷とセットでビニール袋等に収容して包装するのがよい。 【0022】〔その他の実施の形態〕 ■ 本発明に係る縁取りテープ1は、図10に示すように、前記間隔L(図1)をゼロにして構成される他、図11に示すように、テープ本体8の裏面全体に、一枚の剥離シート10に支持された両面粘着シート11を貼着してもよい。或いは図12に示すように、テープ本体8の裏面の縁側の部分にのみ、剥離シート10に支持された両面粘着シート11を貼着することとしてもよい。 【0023】■ 剥離シートにより支持された両面粘着シートは、テープ本体の長さ方向に連続する状態で貼着するのが好ましいが、テープ本体の貼着強度を確保できる限り、両面粘着シートを、テープ本体の長さ方向に小間隔をおいて貼着してもよい。 【0024】 【発明の効果】本発明は以下の如き優れた効果を奏する。 ■ 本発明に係る縁取りテープは、ホットメルト接着剤を用いるのではなく両面粘着シートを貼着する構成を採用するため、従来のようにアイロン掛けを行なう特別な工程を経ることなく、剥離シートを剥がすだけで直ちに貼着できる。 【0025】■ 又本発明に係る縁取りテープは、アイロンでテープ本体を加熱する必要がないため、上敷の縁テープの素材として一般に採用されているポリプロピレンを用いて製造することが可能であり、従来のように綿製の縁取りテープとする場合に比し安価に提供できる。 【0026】■ テープ本体の裏面に、その長手中央線を境にして両側に位置させ、個別的に、剥離シートに支持された両面粘着テープを貼着する構成とするときは、上敷の欠切部の縁部分を被覆するに先立ち、剥離シートに支持された両面粘着テープの貼着部分の剛性によって、テープ本体に二つ折りの折り癖を容易に付けることができる。従って、剥離シートを引き剥がした状態において、前記折り癖によりテープ本体を正確に且つ容易に二つ折りでき、縁部分の被覆を見栄えよく容易に行うことができる。 【0027】■ 特に、テープ本体の裏面に、その長手中央線を境にして且つ上敷の側面を覆う長さに相当する分の間隔を置いて両面粘着テープを貼着するときは、テープ本体の片面の剥離シートを引き剥がすことによって形成した粘着面の内端縁を基準にして、縁取りテープを正しく綺麗に貼着できる利点がある。 【0028】■ 縁取りテープを、対象とする上敷の縁テープと同一素材で同一柄、且つ同一幅を有するものとして構成し、これを前記上敷とセットにして包装することにより、その購入者は、セットになっている縁取りテープをそのまま用いて欠切部の縁部分を被覆できることになる。従って上敷と縁取りテープとを別売する場合のように、上敷の縁柄等に適合する縁取りテープを捜し求めなければならないといった不都合を解消できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】392026833 【氏名又は名称】株式会社米澤物産
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)10月6日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】岡本 清一郎
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| 【公開番号】 |
特開平11−103997 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)4月20日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−290378 |
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