| 【発明の名称】 |
仏 壇 |
| 【発明者】 |
【氏名】星野 和司
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| 【要約】 |
【課題】額縁本体を脚台により安定的に起立保持することができ、高台部上に仏像を安置し、装飾板に意匠を施し、脚台上や額縁本体内に位牌や花立て香炉、線香立て等の仏具を載置して使用することができ、簡易な仏壇として使用することができる。
【解決手段】前面に窓口部7をもつ四角箱状の額縁本体1と、額縁本体を起立保持可能な脚台27とからなり、額縁本体の後面に装飾板14を配置すると共に前面に窓口部を隠蔽開放可能な前扉体22を配設し、かつ額縁本体内に仏像を安置可能な高台部17を形成し、高台部に照明灯18を配置し、脚台に引出し28を配設し、背部に納骨部Qを配設してなる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 前面に窓口部をもつ四角箱状の額縁本体と、該額縁本体を起立保持可能な脚台とからなり、上記額縁本体の背面に装飾板を配置すると共に前面に窓口部を隠蔽開放可能な前扉体を配設し、かつ該額縁本体内に仏像を安置可能な高台部を形成し、該高台部に照明灯を配置し、上記脚台に引出しを配設し、かつ額縁本体の背部に納骨部を配設したことを特徴とする仏壇。 【請求項2】 上記前扉体は左右一対の扉半体からなり、該扉半体を上記窓口部の中央から各々左右に開閉自在に配設してなることを特徴とする請求項1記載の仏壇。 【請求項3】 上記前扉体の外面に外側飾部を形成すると共に前扉体の内面に内側飾部を形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の仏壇。 【請求項4】 上記脚台に引出しを複数段配設すると共に中央部に載置板を引出自在に配設したことを特徴とする請求項1、2又は3記載の仏壇。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は例えば仏像や位牌を安置して礼拝する際に用いられる仏壇に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来この種の仏壇として、豪華な美術彫刻を施した高価にして大型、大重量のものが一般的であり、室内に予め仏壇スペースを確保し、その仏壇スペースに固定的に収納載置して使用される。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれら従来構造のものは、可搬性に乏しくて取り扱いが厄介であると共に非常に高価であり、居住地が定まるまでの間は高価な仏壇を購入することができず、マンションやアパートにおいて、仏壇スペースを確保することが困難なこともあり、それまでの間の簡易な仏壇が要望され、又、近年のペットブームに伴い、ペット用の簡易な仏壇の出現も要望されている。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題を解決することを目的とするもので、本発明のうち、請求項1記載の発明は、前面に窓口部をもつ四角箱状の額縁本体と、該額縁本体を起立保持可能な脚台とからなり、上記額縁本体の背面に装飾板を配置すると共に前面に窓口部を隠蔽開放可能な前扉体を配設し、かつ該額縁本体内に仏像を安置可能な高台部を形成し、該高台部に照明灯を配置し、上記脚台に引出しを配設し、かつ額縁本体の背部に納骨部を配設したことを特徴とする仏壇にある。 【0005】又、請求項2記載の発明は、上記前扉体は左右一対の扉半体からなり、該扉半体を上記窓口部の中央から各々左右に開閉自在に配設してなることを特徴とするものであり、又、請求項3記載の発明は、上記前扉体の外面に外側飾部を形成すると共に前扉体の内面に内側飾部を形成したことを特徴とするものであり、又、請求項4記載の発明は、上記脚台に引出しを複数段配設すると共に中央部に載置板を引出自在に配設したことを特徴とするものである。 【0006】 【発明の実施の形態】図1乃至図8は本発明の実施の形態例を示し、1は額縁本体であって、この場合木製の四角箱状に形成され、四角枠板状の基板2に四角枠状の内枠部材3及び外枠部材4を接着等により固定し、内枠部材3と外枠部材4との間の周部の前面に着色ステンレス製等の枠縁板5を接着配置し、枠縁板5の外周部分に枠板6を接着固定すると共に枠縁板5の内周部分に額縁本体1の前面に位置する四角窓状の窓口部7を有する窓枠材8を接着固定し、基板2の裏面に四角枠板状の裏板9を接着固定し、裏板9に上下面及び左右側面を覆う側枠板10を釘止め又は接着固定し、側枠板10の上面に寺院の天井に似せた天井梁10aを形成し、側枠板10の内周面に四角桟11を固定すると共に左右位置に桟杆12を接着固定し、側枠板10の背面に四角枠状の背面枠桟13を接着固定し、額縁本体1の背面位置としての背面枠桟13に窓口部7の背後に位置する装飾板14を図示省略のビスにより取り外し自在に取付け、装飾板14に金色塗装や仏画、写真や書画等の意匠Wを施し、又、側枠板10の下側内面にして左右両側位置に枠材15を立設し、窓枠材8の下側内面と枠材15との上面に載置体16を接着固定し、左右の枠材15・15の間としての中央部に骨箱Lや骨袋を収納する空間部分としての納骨部Qを形成し、載置体16の上面中央部に仏像Kを安置可能な高台部17を形成し、高台部17の上面に左右一対の照明灯18・18を取付け、載置体16の下方位置に交流直流変換器19を内装し、図示省略の商用電源と電源プラグ20及び電気コード21、交流直流変換器19を介して照明灯18・18を点灯させるように構成している。 【0007】22は前扉体であって、この場合左右一対の扉半体22a・22aからなり、この扉半体22a・22aは上記窓口部7を形成する窓枠材8に金具22b・22bにより中央から各々左右に開閉自在に取り付けられ、かつ扉半体22a・22aの対向辺には鍵部22cが設けられ、鍵部22c・22c間にT状の止鉤体22dを掛架することにより、前扉体22により窓口部7を隠蔽開放可能に構成している。尚、このような所謂、観音開き構造ではなく、前扉体22を単一個に形成し、片開き構造に形成することもある。 【0008】この場合、前扉体22の内面は内側飾部23に形成され、この場合透明樹脂板24により袋構造を形成し、必要に応じて、仏絵、写真や書画等を出し入れ可能に形成し、これにより内側飾部23に意匠Mを施し、前扉体22の外面にも同様な構造の外側飾部25を形成し、この場合透明樹脂板26により袋構造を形成し、必要に応じて、仏画、写真や書画等を出し入れ可能に形成し、これにより外側飾部25に意匠Nを施している。尚、このような透明樹脂板24・26を用いずに、直接、前扉体22の内面や外面に仏画、写真や書画等を出し入れ可能な装飾ケース構造を形成することも可能である。 【0009】27は脚台であって、この場合額縁本体1を起立保持可能に形成され、この場合、木製にして、脚台27には左右一対の引出し28・28を二段に配設すると共に中央部に載置板29を引出自在に配設し、この脚台27上に額縁本体1を載置し、額縁本体1を脚台27上に図示省略の複数個の取付ボルトにより起立状態で固定して構成している。 【0010】この実施の形態例は上記構成であるから、例えば、図1、図7の如く、装飾板14に意匠Wとしての金色を施し、又は仏画掛け軸を配置し、居間や寝室、リビングルーム等の適宜部位に脚台27を設置し、脚台27により額縁本体1を安定的に起立保持することができ、高台部17上に仏像Kを安置し、脚台27上や載置体16上に位牌や花立て香炉、線香立て等の仏具Sを載置して使用することになり、それほど設置スペースを取らず、軽量構造であって、可搬性が良好で設置位置の融通性が高く、製作コストも低くでき、簡易な仏壇として使用することができ、又、猫や犬等のペットの遺影やの仏様の名号としての南無阿弥陀仏を掲記すると共に線香立、燭台、花立等の仏具等を配置することにより、近年のペットブームに伴うペット用の簡易な仏壇としても最適であり、勿論、意匠W・M・N等を変更すると共に植物や花を生けた水盤やその他の飾り物、小物等の置物を載置装飾することにより、仏壇以外の屋内装置品として使用することもでき、インテリヤ用品としても最適なものとなり、しかも、窓口部7を有する額縁本体1の形態によって奥まった感覚で立体的効果を伴って視認されるため、それだけ斬新性に富んだ演出効果を得ることができ、更に、前扉体22を閉口することにより、図2、図8の如く、内部を隠蔽することができ、必要が生じた場合にのみ窓口部7を露呈させたり、通常は隠蔽させて置いたりすることもでき、かつ額縁本体1内に仏像Kを安置可能な高台部17を形成し、高台部17に照明灯18・18が配置されているので、装飾板14に施された意匠W及び仏像、額縁本体1の内部を照明することができ、仏壇としての照明演出効果を高めることができ、しかも脚台27には引出し28が配置されているので、線香やお香、数珠等の小物仏具を整理収納することができ、使用の融通性を高めることができ、さらに、額縁本体1の背部に納骨部Qを配設しているので、装飾板14を取り外して骨箱Lを納骨部Qに収納し、装飾板14を取り付けることにより納骨して置くことができ、通常の仏壇として使用することができる。 【0011】又、この場合前扉体22が左右一対の扉半体22a・22aからなり、この扉半体22a・22aは上記窓口部7の中央から各々左右に開閉自在に配設されているから、所謂観音開き構造となって、開きスペースをそれ程取ることがなくなると共に一層本来の仏壇に近似させることができ、又、前扉体22の外面に外側飾部25を形成すると共に前扉体22の内面に内側飾部23を形成しているから、内側飾部23及び外側飾部25に意匠M・Nを施すことにより、前扉体22の開口及び閉口の際においても、仏壇としての装飾的効果を演出することができ、又、この場合、上記脚台27に左右一対の引出し28・28を二段配設すると共に中央部に載置板29を引出自在に配設しているから、使用の利便性を高めることができると共に斬新な意匠感を得ることができる。 【0012】尚、本発明は上記実施の形態例に限られるものではなく、額縁本体1の構造や高台部17の形態、納骨部Qの構造や形態及び前扉体22の構造や形態等は適宜変更して設計される。 【0013】 【発明の効果】本発明は上述の如く、請求項1記載の発明にあっては、額縁本体を脚台により安定的に起立保持することができ、高台部上に仏像を安置し、装飾板に意匠を施し、脚台上や額縁本体内に位牌や花立て香炉、線香立て等の仏具を載置して使用することができ、それほど設置スペースを取らず、軽量構造であって、可搬性が良好で設置位置の融通性が高く、製作コストも低くでき、簡易な仏壇として使用することができ、又、猫や犬等のペットの遺影やの仏様の名号としての南無阿弥陀仏を掲記すると共に線香立、燭台、花立等の仏具等を配置することにより、近年のペットブームに伴うペット用の簡易な仏壇としても使用することができ、勿論、植物や花を生けた水盤やその他の飾り物、小物等の置物を載置装飾することにより、仏壇以外の屋内装置品として使用することもでき、インテリヤ用品としても最適なものとなり、しかも窓口部を有する額縁本体の形態によって奥まった感覚で立体的効果を伴って視認されるため、それだけ斬新性に富んだ演出効果を得ることができ、更に、前扉体を閉口することにより、額縁本体の内部を隠蔽することができ、必要が生じた場合にのみ窓口部を露呈させたり、通常は隠蔽させて置いたりすることもでき、かつ額縁本体内に仏像を安置可能な高台部を形成し、高台部に照明灯が配置されているので、装飾板に施された意匠及び仏像、額縁本体の内部を照明することができ、仏壇としての照明演出効果を高めることができ、しかも脚台には引出しが配置されているので、線香やお香、数珠等の小物仏具を整理収納することができ、使用の融通性を高めることができ、さらに、額縁本体の背部に納骨部を配設しているので、納骨して置くことができ、通常の仏壇として使用することができる。 【0014】また、請求項2記載の発明にあっては、前扉体が左右一対の扉半体からなり、この扉半体は上記窓口部の中央から各々左右に開閉自在に配設されているから、所謂観音開き構造となって、開きスペースをそれ程取ることがなくなると共に一層本来の仏壇に近似させることができ、又、請求項3記載の発明にあっては、前扉体の外面に外側飾部を形成すると共に前扉体の内面に内側飾部を形成しているから、内側飾部及び外側飾部に任意の意匠を施すことにより、前扉体の開口及び閉口の際においても、仏壇としての装飾的効果を演出することができ、又、請求項4記載の発明にあっては、上記脚台に引出しを複数段配設すると共に中央部に載置板を引出自在に配設しているから、使用の利便性を高めることができると共に斬新な意匠感を得ることができる。 【0015】以上、所期の目的を充分達成することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000141680 【氏名又は名称】株式会社丘巧芸
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)8月27日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】黒田 勇治
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| 【公開番号】 |
特開平11−56590 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)3月2日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−231196 |
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