| 【発明の名称】 |
壁取付型折畳み椅子 |
| 【発明者】 |
【氏名】北田 邦夫
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| 【要約】 |
【課題】床面積を殆ど占有することなく設置することができる壁取付型折畳み椅子を提供すること。
【解決手段】シャフトを一体的に有する座面用金具がその後部に取付けられ、前記シャフトの軸心を回転軸として回動起倒自在な座板と、前記シャフトが嵌入する孔を有するとともに、前記座板が略水平な状態のときに座面用金具の上面を押さえて座板が略水平な状態よりも傾斜するのを制限するとともに座板が略鉛直な起状態のときに略鉛直姿勢の座面用金具の上面を押さえて座板が壁面側に倒れ込むのを座板前面側の端面で制限する爪部を一体的に有する側板用金具が取付けられ、壁面に固定される側板とからなる壁取付型折畳み椅子。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 シャフト(11−1)を一体的に有する座面用金具(11)がその後部に取付けられ、前記シャフト(11−1)の軸心を回転軸として回動起倒自在な座板(10)と、前記シャフト(11−1)が嵌入する孔(26)を有するとともに、前記座板(10)が略水平な倒状態のときに座面用金具(11)の上面を押さえて座板(10)が略水平な状態よりも傾斜するのを制限するとともに座板(10)が略鉛直な起状態のときに略鉛直姿勢の座面用金具(11)の上面を押さえて座板(10)が略鉛直な姿勢よりも壁面側に倒れ込むのを座板(10)前面側の端面で制限する爪部(21−1)を一体的に有する側板用金具(21)が取付けられ、壁面に固定される側板(20)とからなることを特徴とする壁取付型折畳み椅子。 【請求項2】 座板(10)の前面側両側面および側板(20)対の内側面対応位置の何れかに、ボールキャッチ用突出球面(12)および凹部(24)を対となるように設けた請求項1に記載の壁取付型折畳み椅子。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明が属する技術分野】本発明は、建屋内壁面に取付けられ、座面が起倒自在な壁取付型折畳み椅子に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、折畳み式の椅子或はベンチが知られている。しかしながら、既知の折畳み式の椅子或はベンチは、たとえば、室内から撤去しない限り折り畳まれた状態に相応する床面積を占有する。たとえば玄関で、来訪者と座した状態で応対することが望ましい場合、椅子があると利便性があって好ましいけれども、前述のように、玄関をますます狭隘にしてしまう問題があった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技術における問題を解決し、床面積を殆ど占有することなく椅子を設置することができる壁取付型折畳み椅子を提供することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】上述の、本発明における課題は、シャフトを一体的に有する座面用金具がその後部に取付けられ、前記シャフトの軸心を回転軸として回動起倒自在な座板と、前記シャフトが嵌入する孔を有するとともに、前記座板が略水平な倒状態のときに座面用金具の上面を押さえて座板が略水平な状態よりも傾斜するのを制限するとともに座板が略鉛直な起状態のときに略鉛直姿勢の座面用金具の上面を押さえて座板が略鉛直な姿勢よりも壁面側に倒れ込むのを座板前面側の端面で制限する爪部を一体的に有する側板用金具が取付けられ、壁面に固定される側板とからなる壁取付型折畳み椅子また、座板の前面側両側面および側板対の内側面対応位置の何れかに、ボールキャッチ用突出球面および凹部を対となるように設けた前記壁取付型折畳み椅子によってよりよく解決される。以下、本発明を詳細に説明する。 【0005】 【発明の実施の態様】本発明の好ましい一実施態様を、図面を参照しながら説明する。 【0006】図1(a)、(b)に、本発明の壁取付型折畳み椅子の起倒状態を示す。図1(a)が椅子の起(閉)状態を示し、図1(b)が倒(開)状態を示している。図1において、10は座板、20は一対の側板である。30は手摺であって、本発明の壁取付型折畳み椅子の側板20に接続させたケースを示している。 【0007】11は座面用金具であり、座板10の後部(壁面側)両側に、この実施例ではビスによって座板10に固定されている。 【0008】12はボールキャッチ用突出球面であって、この実施例では、座板10に埋設された圧縮ばねによってたとえば球面の1/3が押し勝手に突出する如く設けられている。24はボールキャッチ用凹部であって、側板20両内側面のボールキャッチ用突出球面12対応位置に設けられ、この実施例では、鉛直方向に延びる長孔となっている。 【0009】而して、座板10を鉛直姿勢となるように起こせば、座板10の両側面のボールキャッチ用突出球面12が側板20両内側面のボールキャッチ用凹部24に嵌入し、座板10を起(鉛直)状態に保持する。座板10前部(人が座したときに膝の当る側)を手にとって倒せば、図1(b)に示すように、座面をたとえば水平状態にすることができる。この状態で、椅子を使用する。 【0010】図2に、座板10を構成する部材を示す。座面用金具11は、座板10の後部両側に上面からおよび背面からビスで固定される。11−1はシャフトであって、座面用金具11に一体的に形成される。このシャフト11−1の軸心が、座板10が起倒するときの回転中心となる。 【0011】図3に、側板20を構成する部材を示す。図3において、21は側板用金具であり、爪部21−1が、側板20の取付け状態で、一対の側板20の内側方向に延びるよう側板用金具21の一端を曲折して形成されている。側板用金具21にはまた、爪部21−1の反対側の端部に爪部21−1とは反対方向に延びる側板底面取付け用曲折部21−2および壁面への取付け用曲折部21−3が一体的に形成されている。 【0012】22はシャフトケースであって、側板用金具21に穿設されているシャフトケース貫通孔21−4を通して、側板20に穿設されているシャフトケース嵌入孔26に埋設される。23はウェーブワッシャである。図3においては、側板20は、便宜上、水平姿勢で描かれているが、図5乃至図7に示すように、側板20は、取付け状態では鉛直姿勢である。 【0013】24はボールキャッチ用凹部、25は側板取付け用孔である。 【0014】次に、本発明の壁取付型折畳み椅子の壁面への取付け方を説明する。先ず、座板10に座面用金具11を、図2に示すように、上面および背面から、この実施例ではビスによって固定する。次いで、図4に示すように、一対の側板20のうちの何れか一方の側板用金具21の壁面取付け用曲折部21−3を壁面の所定位置に当接させ、この実施例ではビスで、壁面にしっかりと固定する。 【0015】次いで、図5および図6に示すように、前記壁面に取付けられた側板用金具21に対応する側板20を、側板用金具21の側板底面取付け用曲折部21−2および壁面取付け用曲折部21−3に当接させるとともに側板用金具21に穿設されているシャフトケース貫通孔21−4と、側板20に穿設されているシャフトケース嵌入孔26の軸心を一致させる。 【0016】この状態で、側板用金具21を、シャフトケース貫通孔21−4と同一面に穿設されているビス孔からビスによって座板20に固定するとともに側板底面取付け用曲折部21−2からもビスによって座板20に固定する。そして、側板20を、図5に示すように、側板取付け用孔25からビスによって壁面に実質的に鉛直姿勢で固定する。次いで、側板取付け用孔25に、図示しないキャップをタイトに嵌入し、側板20の表面を平滑で一様なものとする。 【0017】然る後、シャフトケース22を、側板20に穿設されているシャフトケース嵌入孔26に嵌入、埋設する。シャフトケース22の一端には鍔が形成されており、側板用金具21に穿設されているシャフトケース貫通孔21−4の部位に鍔が掛るようになっている。 【0018】その後、座板10に固定されている座面用金具11のシャフト11−1を、ウェーブワッシャ23を介挿させてシャフトケース22に嵌入せしめる。この状態で、座板10後部の一側に取付けられている座面用金具11の上面は、座板10を倒(水平)状態にしたときに、側板用金具21の爪部21−1の下面に当接している。 【0019】次いで、図6に示すように、一対の側板20の他方の側板用金具21の壁面取付用曲折部21−3を、座板10を挟み込む状態かつ座板10が起倒自在な如く隙間を有する状態で壁面の所定位置に当接させ、この実施例ではビスで壁面にしっかりと固定する。 【0020】然る後、図7に示すように、他方の側板20を、側板用金具21の側板底面取付用曲折部21−2および壁面取付用曲折部21−3に当接させるとともに、側板用金具21に穿設されているシャフトケース貫通孔21−4と、側板20に穿設されているシャフトケース嵌入孔26の軸心を一致させる。 【0021】この状態で、側板用金具21を、シャフトケース貫通孔21−4と同一面に穿設されているビス孔からビスによって側板20に固定するとともに側板底面取付け用曲折部21−2からもビスによって側板20に固定する。そして、側板20を、図7に示すように、側板取付け用孔25からビスによって壁面に実質的に鉛直姿勢で固定する。次いで、側板取付け用孔25に、図示しないキャップをタイトに嵌入し、側板20の表面を平滑で一様なものとする。 【0022】こうして、本発明の壁取付型折畳み椅子の壁面への取付けが完了する。而して、座板10を倒(水平)状態にすれば、座板10の後部に固定されている座面用金具11の上面が側板20に固定されている側板用金具21の爪部21−1の下面に当接し、座板10はそれ以上傾斜しないよう回動(変位)を制限される。 【0023】そして、座板10を起(鉛直)状態にすれば壁面側に収まり、また、側板用金具21の爪部21−1の、座板10前面側の端面に座面用金具11の上面(鉛直状態になっている)が当接して座板10がそれ以上壁面側に倒れ込まないように座板10の回動(変位)を制限する。一方、座板10のボールキャッチ用突出球面12と側板20のボールキャッチ用凹部24が嵌合し、座板10の鉛直姿勢を保持する。 【0024】 【発明の効果】本発明によれば、簡潔な構成にしてその設置に床スペースを殆ど要しないかつ、意匠性にも優れた折畳み式の椅子を提供できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000209636 【氏名又は名称】段谷産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)4月28日 |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開平11−309035 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)11月9日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−156606 |
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