トップ :: A 生活必需品 :: A47 家具;家庭用品または家庭用設備;コ−ヒ−ひき;香辛料ひき;真空掃除機一般




【発明の名称】 改良された移動式座席構成
【発明者】 【氏名】マーヴィン エム ワトキンス

【要約】 【課題】座席背もたれを必要に応じ、容易に傾働させる。

【解決手段】ラッチを外すことにより、折畳み可能なベビーカーにおいて、座席背もたれ部分422は、座部426と連動して、直立座席状態と少なくとも部分的にもたれた状態との間を選択的に傾動可能とされる。また、伸縮チューブが枢動を可能にするため、座席と骨組との連結用に使用され、ハンドル450,452に隣接した手動解放作動器500が、握ったとき座席背もたれの枢動を開始し、解放したとき座席背もたれ部分422を所定の回転位置で係止するようにする。なお、前輪が静止した障害物にぶつかったとき、オーバセンターヒンジ構成441によって、座席構造が前後に部分的に折り畳まれないようにされる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 上端及び下端を有する横方向に折りたたみ可能な前フレーム部材と、上端及び下端を有する横方向に折りたたみ可能な後フレーム部材と、上端及び下端を有し、前記前フレーム上端を前記上端と前記下端の中間で枢動可能に結合するためのピボットを有する背もたれ支持フレームと、前記背もたれ支持フレームに前記後フレーム部材上端を摺動自在に結合する摺動機構と、前方端、及び前記背もたれ支持フレーム下端に結合される後端を有する座席支持フレームとを有し、それにより、前記背もたれ支持フレーム上端を後方に傾けることが、前記背もたれ支持フレーム及び座席支持フレームを前記ピボットを中心に傾け、前記後フレーム部材上端を前記背もたれ支持フレームに対して上方に摺動させるベビーカー構成。
【請求項2】 横方向に折りたたみ可能な前記前フレーム部材及び前記後フレーム部材の各々は、前記前フレーム部材及び前記後フレーム部材を折りたたみ、かつ前記背もたれ支持フレーム及び前記座席支持フレームを折りたたむように、横方向に枢動可能に一緒にすることができる交差部材からなる、請求項1に記載のベビーカー構成。
【請求項3】 掛け止め状態で、前記後フレーム部材上端と前記背もたれ支持フレームとのの相対位置を維持する、前記摺動機構に結合された解放可能なラッチを有し、これにより、前記座席支持フレーム及び前記背もたれ支持フレームと、折りたたみ可能な前記前フレーム部材及び前記後フレーム部材との間の一定の傾き関係を維持し、それにより、外した状態への前記ラッチの解放時、前記後フレーム部材上端は前進して、前記背もたれ支持部材に対して摺動し、かつ前記傾き関係を変える, 請求項1に記載のベビーカー構成。
【請求項4】 前記交差要素を、互いから角度をなして配置された状態に維持する解放可能な剛性ラッチを有し、それにより、前記剛性ラッチの解放時、前記交差要素は横方向に自由に一緒にすることができ、前記前フレーム部材及び前記後フレーム部材を折りたたみ、かつ前記背もたれ支持フレーム及び前記座席支持フレームに向かって折りたたむ、請求項2に記載のベビーカー構成。
【請求項5】 前記ベビーカー構成の使用中、前記背もたれ支持フレーム及び前記座席支持フレームを、互いに関して約90度の相対角度に維持するための結合装置を有する、請求項1に記載のベビーカー構成。
【請求項6】 前記座席支持フレーム及び前記背もたれ支持フレームとの間の枢着連結部と、前方端を前記座席支持フレームの前方端に隣接して枢動可能に結合する第1枢着連結部、及び後端を前記後フレーム部材下端に枢動可能に結合する第2枢着連結部を有する細長い伸長可能かつ引込み可能な座席ベース部材とを有し、それにより、前記背もたれ支持フレームが傾けられたとき、前記座席支持フレーム及び前記背もたれ支持フレームとの間の一定角度を維持し、比較的直立の位置から比較的もたれの位置までの座席位置の範囲を定める、請求項1に記載のベビーカー構成。
【請求項7】 折りたたみ可能な前記前フレーム部材の横側が枢動される左脚部材及び右脚部材と、前記脚部材と前記座席ベース部材との間に延びるオーバセンターヒンジ構成とを有し、該オーバセンターヒンジ構成は、前記脚部材及び前記座席ベース部材が互いに対して移動しないようにする安定したオーバセンター状態と、前記脚部材及び前記座席ベース部材を前後に互いに向かって折りたたませる解放状態とを有する、請求項6に記載のベビーカー構成。
【請求項8】 横方向に折りたたみ可能な前記前フレーム部材及び前記後フレーム部材の各々は、前記前フレーム部材及び前記後フレーム部材を折りたたみ、かつ前記背もたれ支持フレーム及び前記座席支持フレームを折りたたむように、横方向に枢動可能に一緒にすることができる交差部材からなり、それにより、前記ベビーカー構成は横及び前後に折りたたみ可能である、請求項7に記載のベビーカー構成。
【請求項9】 前記脚部材に折りたたみ可能な前記前フレーム部材を摺動自在に結合する摺動コネクターブラケットを有する、請求項7に記載のベビーカー構成。
【請求項10】 前記オーバセンターヒンジ構成は前記摺動コネクターブラケットを介して前記脚部材に結合されている、請求項9に記載のベビーカー構成。
【請求項11】 解放可能な前記ラッチは、前記背もたれ支持フレームから前記背もたれ支持フレームの上端と下端の中間まで延びる細長い作動器シャフトと、前記作動器シャフトに沿って可動であり、前記細長い作動器シャフトに沿った任意の位置で前記作動器シャフトに解放できるように係止可能な係止解放作動器と、一方向の移動が前記作動器を前記作動器シャフトから解放し、反対方向の移動が前記作動器を前記作動器シャフトに係止するように前記作動器に連結されたハンドルとを有する、請求項3に記載のベビーカー構成。
【請求項12】 前記ハンドルを前記反対方向に付勢するバネ装置を有し,それにより、前記一方向の前記ハンドルの操作者の操作が前記作動器を前記作動器シャフトから解放し、前記ハンドルを解放する操作者は前記ハンドルを前記反対方向に移動させて、前記作動器を前記作動器シャフトに係止させる、請求項11に記載のベビーカー構成。
【請求項13】 前部及び後部を有する横方向に折りたたみ可能なフレームと、上端及び下端を有し、前記フレーム前部を前記上端と前記下端との中間で枢動可能に結合するための枢着連結部を有する背もたれ支持フレームと、前記背もたれ支持フレームに前記フレーム後部を摺動自在に結合する摺動機構と、前記背もたれ支持フレーム下端に結合された後端を有する座席支持フレームとを有し、それにより、前記背もたれ支持フレーム上端を後方に傾けることは、前記背もたれフレームを前記枢着連結部を中心に傾け、前記座席支持フレームを前方に移動させ、前記フレーム後部を前記背もたれ支持フレームに対して上方に摺動させるベビーカー構成。
【請求項14】 横方向に折りたたみ可能な前記フレーム前部及び前記フレーム後部は、それぞれ、前フレーム部材及び後フレーム部材を有し、その各々は、前記前フレーム部材及び前記後フレーム部材を折りたたみ、かつ前記背もたれ支持フレーム及び前記座席支持フレームを折りたたむように、横方向に枢動可能に一緒にすることができる交差要素を有する、請求項13に記載のベビーカー構成。
【請求項15】 掛け止め状態で、前記後フレーム部材上端と前記背もたれ支持フレームとの相対位置を維持する、前記摺動機構に結合された解放可能なラッチを有し、これにより、前記座席支持フレーム及び前記背もたれ支持フレームと前記折りたたみ可能なフレームとの間の一定の傾き関係を維持し、それにより、外した状態への前記ラッチの解放時、前記フレーム後部は自由に前記背もたれ支持部材に対して摺動し、かつ前記傾き関係を変化させる, 請求項13に記載のベビーカー構成。
【請求項16】 前記交差要素を互いから角度をなして配置された状態に維持する解放可能な剛性ラッチを有し、それにより、前記剛性ラッチの解放時、前記交差要素を横方向に一緒にして、前記前フレーム部材及び前記後フレーム部材を折りたたみ、かつ前記背もたれ支持フレーム及び前記座席支持フレームに向かって折りたたむことができる、請求項14に記載のベビーカー構成。
【請求項17】 前記ベビーカー構成の使用中、前記背もたれ支持フレーム及び前記座席支持フレームを、互いに関して約90度の相対角度に維持するための結合装置を有する、請求項13に記載のベビーカー構成。
【請求項18】 前記座席支持フレーム及び前記背もたれ支持フレームとの間の枢着連結部と、一端で、前記座席支持フレームに結合する第1枢着結合部と、他端で前記フレーム後部に結合する第2枢着結合部とを有する細長い伸長可能かつ引込み可能な座席ベース部材とを有し、これにより、前記背もたれ支持フレームを傾けたとき、前記座席支持フレーム及び前記背もたれ支持フレームとの間の所定の角度を維持し、比較的直立の位置から比較的もたれの位置までの座席の範囲を定める、請求項13に記載のベビーカー構成。
【請求項19】 前記フレーム前部は、左脚部材及び右脚部材と、前記脚部材と前記座席ベース部材との間に延びるオーバセンターヒンジ構成とを有し、該オーバセンターヒンジ構成は、前記脚部材及び前記座席ベース部材が互いに対して移動しないようにした安定したオーバセンター状態と、前記脚部材及び前記座席ベース部材が互いに並行に整合でき、前後に前記フレームの折りたたみを可能にする解放した状態とを有する、請求項18に記載のベビーカー構成。
【請求項20】 横方向に折りたたみ可能な前記フレーム前部及び前記フレーム後部は、それぞれ、前フレーム部材及び後フレーム部材を有し、その各々は、横方向に枢動可能に一緒にして、前記前フレーム部材及び前記後フレーム部材を折りたたみ、かつ前記背もたれ支持フレーム及び前記座席支持フレームを折りたたむことができる交差部材を有し、これにより、前記ベビーカー構成は横及び前後に折りたたみ可能である、請求項19に記載のベビーカー構成。
【請求項21】 前記脚部材に前記座席支持フレームを摺動自在に結合する摺動コネクターブラケットを有する、請求項19に記載のベビーカー構成。
【請求項22】 解放可能な前記ラッチは、前記背もたれ支持フレームから前記背もたれ支持フレームの上端と下端との中間まで延びる細長い作動器シャフトと、前記作動器シャフトに沿って可動であり、前記細長い作動器シャフトに沿った任意の位置で前記作動器シャフトに解放できるように係止可能な係止解放作動器と、一方向の移動が前記作動器を前記作動器シャフトから解放し、反対方向の移動が前記作動器を前記作動器シャフトに係止するように前記作動器に連結されたハンドルを有する、請求項15に記載のベビーカー構成。
【請求項23】 前記ハンドルを前記反対方向に付勢するバネ装置を有し,それにより、前記一方向の前記ハンドルの操作者の操作が前記作動器を前記作動器シャフトから解放し、前記ハンドルを解放する操作者は前記ハンドルを前記反対方向に移動させて、前記作動器シャフトに前記作動器を係止する、請求項22に記載のベビーカー構成。
【請求項24】 上端及び下端を有する前フレーム部材と、上端及び下端を有する後フレーム部材と、上端及び下端を有し、かつ該上端と該下端の中間で前記前フレーム上端を枢動可能に結合するためのピボットを有する背もたれ支持フレームと、前記背もたれ支持フレームに前記後フレーム部材を摺動自在に結合する摺動機構と、前方端、及び前記背もたれ支持フレーム下端に結合された後端を有する座席支持フレームとを有し、これにより、前記背もたれ支持フレーム上端を後方に傾けることは、前記背もたれ支持フレームを前記ピボットを中心に傾け、前記座席支持フレームを前方に移動させ、前記後フレーム部材上端を前記背もたれ支持フレームに対して上方に摺動させるベビーカー構成。
【請求項25】 前記前フレーム部材は横方向に折りたたみ可能であり、前記後フレーム部材は横方向に折りたたみ可能であり、横方向に折りたたみ可能な前記前フレーム部材及び前記後フレーム部材の各々は、前記前フレーム部材及び前記後フレーム部材を折りたたみ、かつ前記背もたれ支持フレーム及び前記座席支持フレームを折りたたむように、横方向に枢動可能に一緒にすることができる交差部材を有する、請求項24に記載のベビーカー構成。
【請求項26】 掛け止め状態で、前記フレーム部材上端と前記背もたれ支持フレームとの相対位置を維持する、前記摺動機構に結合された解放可能なラッチを有し、これにより、前記座席背もたれ支持フレームと折りたたみ可能な前記前フレーム部材及び前記後フレーム部材との間の一定の傾き関係を維持し、それにより、外した状態への前記ラッチの解放時、前記後フレーム部材上端は前進し、前記背もたれ支持部材に対して摺動し、かつ前記傾き関係を変える, 請求項24に記載のベビーカー構成。
【請求項27】 前記交差要素を互いから角度をなして配置された状態に維持する解放可能な剛性ラッチを有し、それにより、前記剛性ラッチの解放時、前記交差要素を、前記前フレーム部材及び前記後フレーム部材を折りたたみ、かつ前記背もたれ支持フレーム及び前記座席支持フレームに向かって折りたたむために、横方向に自由に一緒にすることができる、請求項25に記載のベビーカー構成。
【請求項28】 前記ベビーカー構成の使用中、前記背もたれ支持フレーム及び前記座席支持フレームを、互いに関して約90度の相対角度に維持するための結合装置を有する、請求項24に記載のベビーカー構成。
【請求項29】 前記座席支持フレーム及び前記背もたれ支持フレームとの間の枢着連結部と、前方端を前記座席支持フレームの前方端に隣接して枢動可能に結合する第1枢着連結部、及び後端を前記後フレーム部材下端に枢動可能に結合する第2枢着連結部を有する細長い伸長可能かつ引込み可能な座席ベース部材とを有し、それにより、前記背もたれ支持フレームを傾けたとき、前記座席支持フレーム及び前記背もたれ支持フレームとの間の一定角度を維持し、比較的直立の位置から比較的もたれの位置までの座席位置の範囲を定める、請求項24に記載のベビーカー構成。
【請求項30】 前記前フレーム部材の横側が枢動させられる左脚部材及び右脚部材と、前記脚部材と前記座席ベース部材との間に延びるオーバセンターヒンジ構成とを有し、該オーバセンターヒンジ構成は、前記脚部材及び前記座席ベース部材が互いに対して移動しないようにする安定したオーバセンター状態と、前記脚部材及び前記座席ベース部材を前後に互いに向かって折りたたむことができる解放状態とを有する、請求項25に記載のベビーカー構成。
【請求項31】 横方向に折りたたみ可能な前記前フレーム部材及び前記後フレーム部材の各々は、前記前フレーム部材及び前記後フレーム部材を折りたたみ、前記背もたれ支持フレーム及び前記座席支持フレームを折りたたむように、横方向に枢動可能に一緒にすることができる交差部材を有し、それにより、前記ベビーカー構成は横及び前後に折りたたみ可能である、請求項30に記載のベビーカー構成。
【請求項32】 骨組と、前記骨組に結合された背もたれ支持部と、前記背もたれ支持部から間隔を隔てた遠端まで前方に延びる一対の座席支持フレームを有する、前記骨組に結合された座席支持部と、前記座席支持フレーム遠端の各々に結合された一対の足置き部とを有するベビーカー構成。
【請求項33】 各々の前記足置き部は、使用者の足を置くことができる足支持部と、前記足支持部を前記座席支持フレームに対する選択された角度位置で位置決めするための位置決め機構とを有する、請求項32に記載のベビーカー構成。
【請求項34】 各々の前記足置き部は、前記座席支持フレーム遠端と前記足支持部との間に結合された第1リンクを有し、該第1リンクは、前記位置決め機構によって前記座席支持フレームに対する選択された角度位置で角度をなして位置決めできる、請求項32に記載のベビーカー構成。
【請求項35】 前記第1リンクは前記座席支持フレームに対して枢動可能である、請求項34に記載のベビーカー構成。
【請求項36】 各々の前記足置きは、前記第1リンクと前記足支持部との間に結合された第2リンクと、前記足支持部を前記第2リンク部材に結合するスイベル連結継ぎ手とを有する、請求項32に記載のベビーカー構成。
【請求項37】 各々の前記位置決め機構はバネ付勢された戻り止め構成を有し、前記第1リンクと前記座席支持フレームとの相対角度位置は、バネの影響下、選択された戻り止め位置で係止される、請求項36に記載のベビーカー構成。
【請求項38】 各々の前記位置決め機構は、前記戻り止め構成をはずし、第2の選択された戻り止め位置への前記座席支持フレームに対する前記第1リンクの角度位置決めを可能にするための、前記バネの力に抗して可動な手操作解放タブを有し、第2の選択された戻り止め位置での前記解放タブの使用者による解放は、バネが前記第2の選択された角度位置で係止された戻り止め機能をはたすことを可能にする、請求項37に記載のベビーカー構成。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的にベビーカーと呼ばれる可動式座席構造に関し、更に詳細には、本発明を米国特許第3,995,882号に開示したような型式の折りたたみ可能なベビーカーに組み込むことに関する。
【0002】
【従来の技術】先行米国特許第3,995,882号に開示されたような先行技術の折りたたみ式ベビーカーが、幼児、子供、病弱者、部分的に障害の、即ち弱すぎて助けなしで歩くことができないような何らかの衰弱した疾患又はそのような状態に悩んでいる人、そしてその他の所望の適用のために使用されてきた。使用しないときにベビーカーを都合よく運搬し、保管することができるようにベビーカーを折りたためることが、しばしば、望まれる。そのような保管は、例えば、自動車のトランク内、ベッドの下等である。しかしながら、そのような先行技術の折りたたみ可能なベビーカーは、使用中、骨組及び/又は折りたたみ構造に対して座席背もたれ部の1つの位置を与えるに過ぎない。そのようなただ1つの位置は、一定の適用及び使用の際、ベビーカーで運ばれる人にとっていちばん快適ではない。例えば、もしそのように運ばれる人がベビーカーで眠るならば、直立座席状態で与えられる位置よりももっともたれの位置が望まれる。加えて、ベビーカーを押して縁石等のような或る障害物を越えたり下りたりするとき、快適性と安全性の両方のために、人とベビーカーの合計の重心を移動させて、人がベビーカーから落ちたり、ベビーカーから落ちるような感覚を受けないようにすることが望まれる。座席支持構造及び背もたれ支持構造は、使用中いつでも、支持フレームに関するそれらの相対的な移動にかかわらず安全な座席状態を提供しなければならない。便利な使用のために、ベビーカーを1人の人によって容易に運び、移動し、保管位置に配置し、そこから取り出すことができるように、全構造の重量を安全性の要求に矛盾しない最小に保たなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題及び課題を解決するための手段】本明細書では、使用される用語の次の定義を採用する。「X部材」は、2つの交差要素がその中間領域で一緒に枢動可能に取り付けられた細長い部材である2要素鋏状アセンブリを意味し、アセンブリは「X」の一般的な外観を有する。要素は、図1乃至図11の「X」部材14のように(中央で交差する所を除いて)共通平面に実質的に位置するのが良く、或いは図12乃至図16の「X」部材104のように、1つの平面に概ね位置する枢着取付け部の一方の側の要素及び非平行面に概ね位置する枢着取付け部の他方の側の要素を有するのが良い。2つの交差要素の枢着取付け部により、上要素端または下要素端を水平方向に互いに引き寄せるとき、「X」部材はそれとは逆に垂直方向に長くなる。同様に、左要素端または右要素端を垂直方向に互いに引き寄せるとき、「X」部材はその逆に水平方向に長くなる。
【0004】用語「折りたたまれた」は、例えば、折りたたむことによって、及び/又は枢動可能に接合された部材を互いに向かって枢動させることによって、寸法が構造的に小さくなることを意味する。用語「広げられた」は、例えば、開くことによって、及び/又は枢動可能に接合された部材を互いから離れるように枢動させることによって、寸法が構造的に大きくなることを意味する。用語「左」、「右」、「前」及び「背もたれ」(或いは「後」)は、それらが移動式座席構成に座っている人の方向に関係するとき、それらの位置を参照する。用語「骨組」は、本発明の特徴を実施する構造を配置できる又は満たすことができる基本的な移動式座席構成の構造を意味する。典型的には、「骨組」は車輪又は他の床支持構造、前脚部材及び後脚部材のような関連した接合部材を有する。
【0005】前後方向の中心線についての移動式座席構成の対称性により、構造要素の右側の片方は、添付図面の種々の左立面図では見えない。そのような左立面図を説明する際の便利のために、左方から見える要素だけを単数の要素として説明する。右立面図からのみ見られる、装置の相当する要素が存在して、相当する物理的かつ機構的な特徴及び機能を有することが理解されるであろう。場合によっては、説明されている図面が1つのひじ掛けだけを示すとしても、述べているひじ掛けのような対称部品を複数の意味で言及することがより合理的である。従って、便利のためだけに使用される1つの符号のような、鏡像の片方を明白に有する要素のための1つの符号が使用されることが理解されるであろう。本発明の目的は、更に快適な移動式座席構成を提供することである。
【0006】本発明の別の目的は、座席部分と背もたれ部分を支持骨組構造に対して移動させることができる移動式座席構造を提供することである。本発明の別の目的は、座席部分と背もたれ部分を、骨組構造又は支持構造に対する枢着動作で、ユニットとして一般的に移動させることができる移動式座席構造を提供することである。本発明の別の目的は、座席背もたれ部分を骨組に対してユニット構造として枢動可能に移動させ、座席と背もたれとの間のいくらかの角度調整を可能にし、かつ重量が軽い安全な移動式座席構成を提供することである。本発明は折りたたみ式ベビーカーの分野で特定の有用性をもつけれども、本発明の原理は、車椅子、折りたためるかどうかにかかわらず他の移動式座席構成、或いは固定式座席構成にさえも適用されるので、そのような適用に限られない。折りたたみ式ベビーカーへの本発明の適用を示す以下の説明は、本発明の構造の広範囲の適用を示すことが目的である。
【0007】本発明の上述の目的及び他の目的は、骨組部分を有する折りたたみ式ベビーカーにおいて、着席状態と部分的にもたれた位置との間の枢動可能な移動のために骨組部分に一体に移動可能に取り付けられた座席背もたれ部分を組み入れることによって達成される。座席の側側と背もたれの側側は、背もたれの下部と座席の後部でお互いに結合された剛性チューブを組み入れる。座席チューブと背もたれチューブとの結合は、骨組の全ての枢動位置に対して座席と背もたれとの間の一定の角度をもたらすために剛いのが良く、或いは座席を、座席に対する背もたれの限定した移動のために背もたれに枢動可能に結合して、骨組に対する座席背もたれ部の種々の位置のためにそれらの間の角度を変化させるのが良い。伸縮チューブが、枢着動作を可能にするために骨組への座席及び/又は背もたれの結合に利用できるであろう。
【0008】次の詳細な説明では、2つの参照番号によって続けられた右部品と左部品の全ての言及は、それぞれの部品及び参照番号の対応があることを理解すべきである。更に、右側の鏡像を左方からの立面図で見ることはできないので、見える部品及びその1つの参照番号の記載は、鏡に映して一致する部品が右側にも同様に存在することを暗示することを理解すべきである。本発明の実施形態は、同じ参照記号は同じ要素を参照する添付図面と共に次の詳細な説明から更に完全に理解されるであろう。
【0009】
【発明の実施の形態】
【0010】
【実施例1】今、図1乃至図11を参照すると、全体的に10で指示された本発明の実施例が示され、該実施形態は、骨組後部16に第1即ち後「X」部材14を有し、骨組前部20に第2即ち前「X」部材18を有する折りたたみ骨組12を備えている。背もたれ部材24及び座席部材26を有する座席背もたれ部分22が、右カプラ28及び左カプラ30で両部材間に枢着関係可能に一緒に結合される。座席背もたれ部分22は、背もたれ布カバー24a及び座席布カバー26aとして図示したような布カバーを有しても良いし、或いは、実施形態10を使用する人のための他の所望の支持材、例えばウエブ、革ひも、ロープ、帯等を有しても良い。
【0011】右剛性側部材32及び左剛性側部材34が背もたれ部材24に設けられ、右剛性側部材36及び左剛性側部材38が、右カプラ28及び左カプラ30で背もたれ部材424との連結のために座席部材26に設けられる。右アーム支柱70及び左アーム支柱72が剛性側部材32、34に固定され、そこから外方に延びる。右枢着継ぎ手40及び左枢着継ぎ手42が、座席背もたれ部分22の左右アーム支柱70、72の延長端と折りたたみ骨組12の左右脚部材74、76の頂部との間に設けられ、座席背もたれ部分22を、図2に示すように折りたたみ骨組12に対して矢印44(図2)の方向に、或いは図4の矢印44bの方向に移動させ、即ち傾斜させる。右伸縮チューブ46及び左伸縮チューブ48が右ハンドル50及び左ハンドル52に連結され、背もたれ部材24の右剛性側部材32及び左剛性側部材34に対して伸縮する。
【0012】折りたたみ骨組12は、右伸縮チューブ58及び左伸縮チューブ60を摺動自在に取り付けた右ベース部材54及び左ベース部材56を有する。伸縮チューブ58及び60は、右枢着カプラ62及び左枢着カプラ64によって右剛性側部材36及び左剛性側部材38の前部に枢動可能に連結される。座席背もたれ部分22を図1に示す位置から図2に示す位置まで移動させると、伸縮チューブ46、48は剛性側部材32、34の外に移動し、伸縮チューブ58、60はベース部材54、56の外に移動する。伸縮チューブのそのような移動により、座席背もたれ部分22を図1の直立座席位置から図2のもたれ位置に移動させる。座席背もたれ部分22の後方枢動は、縁石を下りていくような、障害物を超えて行く際により安全な制御のため、並びに図2に見られるように、より心地よい睡眠位置を提供するために、実施形態10の重心及び実施形態10を利用する人を後方に移動させる。
【0013】図3は、座席背もたれ部分22が直立位置にある、図1に示す構成の左方からの立面図である。この位置では、座席部材26及び背もたれ部材24は、本質的には、互いに直角である。この状態では、脚部材76に沿って軸線方向に摺動するようになっている摺動コネクターブラケット13(摺動コネクターブラケットだけを図3乃至図11に示す)が脚部材76のほぼ中央に示される。また、移動式座席構成のこの状態では、座席背もたれ部分22は直立位置にあり、ベビーカーに乗る人を標準的な直立位置に置くべきことが望まれるとき、装置の折りたたみ骨組は機能的なベビーカーとして使用するために完全に広げられる。また、溝付き棒23が細長い溝47を有し、細長い溝47をベース部材56の短いスタブ49に取り付けられた溝ピン41に係合させる。溝付き棒の反対側の端は、図2(そして後に説明する図9及び図11)に最も良く見られるように、溝付き棒枢着ピン51によって脚部材76に取り付けられる。
【0014】前「X」部材18が、図1及び図2に見られるように、水平方向に完全に広げられた状態にある。図4において、ハンドル52(ハンドル52だけを左方からの図に示す)は伸縮の仕方で剛性側部材34から引き出され、後「X」部材14の底部が後「X」部材ピボット61で骨組12に枢動可能に結合されているので、背もたれ部分24を伸縮チューブ48、60の長さによって許される任意の角度で傾けることができ、例示として、図3に示す直立位置では垂直線から約5度の角度と比較して、図4では垂直線から約50度で示す。図示した角度と異なる角度が、必要に応じて達成できる。背もたれ部24のベースを、図4に示す角度を得るために前方に移動させる必要性のために、枢着カプラ64による座席部材26と伸縮チューブ60との連結により、伸縮チューブ60も伸縮の仕方でベース部材56の外に延びる。
【0015】図9及び図11は、それぞれ、図3及び図4に切断指示線によって指示された図3及び図4の機械的構成の一部分を示す。図9は、座席が直立位置にあるときの重要な機能部材の相対位置を示し、図11は、座席が完全なもたれ位置にあるときの同じ要素を示す。剛性側部材34は背もたれ部材24の位置を表し、剛性側部材38は座席部材26の位置を表す。U形状の枢着カプラ64が、伸縮チューブ60の上端を枢動可能に支持するために剛性側部材38に固定される。ベース部材56は折りたたみ骨組12の一部である。傾斜チューブ17がベース部材56に固定され、その延長端は枢着ピン15によって摺動コネクターブラケット13に枢動可能に連結される。摺動コネクターブラケット13の下端で、U形枢着支持ブラケット19が前「X」部材18の上脚の端にボルト止めされ、支持ブラケット19は前「X」部材18の上脚の端用枢着継ぎ手21を有する。前「X」部材18の下脚が、脚部材76に枢動可能に結合された枢動可能な延長チューブ27に固定されている。ベビーカーが使用可能な状態、即ち広げられた状態にあるので、ピン又はボルト41は溝付き棒23の溝47の前方端にある。この状態では、伸縮チューブ60はベース部材56内に完全に包囲される。
【0016】図10は、図4の線10−10に沿った、背もたれ部材24の伸縮構成の側断面図を示す。この図では、ハンドル52に至る伸縮チューブ48がその下端に中空剛性側部材34の内面に沿って摺動するピストン53を有していることがわかる。通常の当業者によって理解されるような仕方で剛性側部材34の頂部にベアリング55を示す。図11では、座席背もたれ部分22を、背もたれ部材の剛性側部材34及び座席部材の剛性側部材38によって再び表す。図11の構成において、座席背もたれ部分が後方に傾けられたとしても、背もたれ部と座席との間の角度は、それが図9の直立位置にあったかのように依然として約90度である。しかしながら、座席部分が上方に、背もたれ部分が後方にそれぞれ傾くために、又カプラ30での剛性側部材34と38との間の連結のために、伸縮チューブ60の端は、ベース部材56及び伸縮チューブ60の軸線が座席部材26の剛性側部材38と実質的に平行に位置する程度まで枢着カプラ64によって外方且つ上方に引っ張られる。溝付き棒23は依然として図9にあった位置と同じ位置にあること、即ち座席背もたれ部分22を直立位置からもたれ位置まで移動させるとき、骨組12の一体性は一定のままであることに注目すべきである。この連結では、座席背もたれ部分22の枢動作用を、脚部材76頂部の枢着継ぎ手42によって可能にする。つまり、座席背もたれ部分22全体は枢着結合点42を中心に枢動する。
【0017】図3と図4に示す構成を比較する際、座席背もたれ部分22を傾けたときに枢動する部材が座席背もたれ部分22及び後「X」部材14だけであることに注目すべきである。もちろん、背もたれ部24に固定されたアーム支柱72は後方移動に追従し、枢着継ぎ手42で枢動させられる。説明したように、図3に示す位置から図4に示す位置への座席の傾斜、及び図3の位置への戻りに順応するために、ハンドル52の内側伸縮チューブ48及び内側伸縮チューブ60は、それらを閉じ込めるそれぞれの外側伸縮チューブ、剛性側部材34及びベース部材60から外方に延びる。移動式座席構成の残りの骨組部分は、図3及び図4に示す一方の終端から他方の終端までの座席背もたれ部分の移動中、静止したままである。
【0018】重要なことには、図1乃至図4に示す折りたたまれてない状態では、溝付き棒23は構造に剛性を与え、摺動コネクターブラケット13をその位置から脚部材76に沿って移動させないようにする。溝付き棒23が完全に延ばされている限り、摺動コネクターブラケット13は適所に固定され、座席部材26と背もたれ部材24は直角に保たれる。後に説明するように、溝付き棒23がピン41に対して摺動するとき、座席部材26と背もたれ部材24は互いに向かって折りたたむことができる。図11はまた、所望ならば、より深い座席支持をもたらすために座席部材26の剛性側部材38を前方に延長させることの可能性を示す。この目的のために、管状座席延長部29が剛性側部材38内に嵌まり、ラッチピン31が座席延長部29を所望の前方突出位置に設定する。座席延長部29を剛性側部材38に入出させ、かつラッチピン31を剛性側部材38に沿った異なる穴33に固定することによって、座席延長部29は多数のあり得る選択可能な位置をとることができる。
【0019】図5は、座席を図1及び図3の状態に戻した、即ちハンドル50、52を剛性側部材32、34内に縮めたベビーカーの背面図を示し、図5からわかるように、ベース部材54、56の底部間に連結されたヒンジ止めされた突張り39が設けられる。ヒンジ止めされた突張り39は、移動式座席構成が折りたたまれたとき突張りがその中央で折れる(ヒンジ運動する)普通のデザインである。ヒンジ止めされた突張り39は図1及び図2では視界から隠されているが、本発明の別の実施例である図12及び図13にヒンジ止めされた突張り139として示すものと全く同じ外観を有する。ヒンジ止めされた突張り39(図5)は、「X」部材14、18が折りたたまれて垂直並行に近づくにつれて骨組を内方に折りたたませるように上方に移動される突張りの中央にヒンジを有する。
【0020】かくして、ヒンジ止めされた突張り39が折りたたみ骨組12の左側から右側への唯一の剛性連結部であり、一旦ヒンジ運動すると、「X」部材14、18は、図7及び図8に折りたたまれたベビーカーの側面図及び正面図で示す状態まで装置の完全な並列折りたたみを可能にすることが認識されるだろう。左右内方に折りたたむことに加えて、移動式座席構成が前後にも折りたたむことが最小のしまい込みサイズのために必要とされる。これを達成するために、構成を前後に折りたたむことに関する限り、図1乃至図11の移動式座席構成は2段階の折りたたみ骨組12の折りたたみに備える。第1段階では、図9及び図11で見られるように、直立位置かもたれ位置のいずれかにおける座席の位置にかかわらず、摺動コネクターブラケット13は脚部材76に沿う同じ位置にとどまる。
【0021】しかしながら、ハンドル52を上方に移動させないようにし、かつ、図6の矢印57aによって指示したように、座席部材26を背もたれ部材24に向かって上方にヒンジ運動させると、これにより、伸縮チューブ60を伸長させ、これにより、ベース部材56を後方に枢動させる。図6では、そのようなベース部材の枢動はその枢動限界中のほぼ半分であり、これは、図1乃至図14に示す全ての形態では地面に対して水平であるけれども、図6では約45度時計方向に斜めに移動させて示した固定傾斜チューブ17の参照により明らかである。傾斜チューブ17の自由端は摺動コネクターブラケット13に枢動可能に結合されいるので、ブラケット13は脚部材76に沿って上方に摺動する。しかしながら、脚部材76は前「X」部材18の上部要素の枢着連結部を支持している。前「X」部材18の下端は、軸線が脚部材76に対して固定された枢動可能な延長チューブ27に連結されているので、前「X」部材18は垂直並行に向かって折りたたまれ始める。即ち、摺動コネクターブラケット13が上方に移動すると、前「X」部材18は、脚部材74、76を一緒に引き寄せることによって、折りたたみ骨組12の左側と右側を引き寄せるのに役立つ。ヒンジ止めされた突張り39及び後「X」部材14は同様の仕方で追従する。即ち、これらの2つの可動な構造要素の要素が垂直並行に移動する傾向がある。
【0022】折りたたみ骨組12が並列にに折りたたまれても、即ち座席部材26を背もたれ部材24の平面とほぼ平行になるように移動させることを除いて図6に示す状態と同様に折りたたまれた状態では、前部骨組20は依然として前方に突出している。しかしながら、図6に示す矢印57cの方向に前部骨組20の下端を移動させたときには、溝付き棒23は後方に移動して、溝ピン41が溝付き棒23に対して図7に示す如き位置にあるまで溝ピンは溝47に沿って摺動する。その時点では、折りたたみ骨組12全体は並列と前後の両方に完全に折りたたまれる。
【0023】
【実施例2】図12乃至図16は、一般的に100で指示された第2の実施形態を示す。実施形態100は、骨組後部106に後「X」部材104を有し、骨組前部110に前「X」部材108を有する折りたたみ骨組部材102を有し、骨組102の並列折りたたみを可能にする。座席背もたれ部材112が、布カバー、或いは間を隔てた剛性棒部材間の重量を支持するための、ウエブ、革ひも、ロープ、帯等のような他の手段を備えた座席部分114及び背もたれ部分116を有する。剛性側部材118、120が背もたれ部分116のために設けられ、剛性側部材122、124が座席部分114のために設けられる。
【0024】座席部分114は連結部130、132で背もたれ部分116に連結される。連結部130、132は固定されても枢動しても良い。背もたれ部分116の側部材118、120は、枢着連結部126、128で指示するような頂部に隣接した領域で「X」部材104に枢動可能に連結され、側部材118、120は又、枢着連結部126、128と座席/背もたれ連結部130、132との間に配置された枢着ブラケット144、146を採用して骨組102の前脚140、142に枢動可能に連結される。座席部分114の剛性側部材122、124はその下側が枢着カプラ154、156によって伸縮チューブ150、152に枢動可能に連結される。実施形態100が、図12、図13に示す直立位置と図14及び図15に示すもたれ位置との間を移動するとき、伸縮チューブ150、152は、それぞれ骨組102の後脚160、162に出入りする。実施形態100の枢着点の位置のために、座席背もたれ部材112が図12、図14に示す位置から図13、図15に示す位置まで移動するとき、骨組102の前脚140、142は後脚160、162に向かって移動する。第2実施形態のこれらの図は、連結部130、132における座席部分114と背もたれ部分116との間の剛性の非枢動連結を仮定する。
【0025】連結部132が枢動連結部でないならば、即ちそれが固定されているならば、次いで、摺動コネクターブラケット113が、座席背もたれ部材の90度の角度形成を可能にする、前脚142に沿った位置に維持される。連結部132が枢着連結部である本発明の本実施例の変形について、90度の角度を座席背もたれ部材112に維持することが望まれるならば、摺動コネクターブラケット113は前脚142に沿った前述の特定位置に保たれなければならない。これを、ラッチヒンジ129によって前脚142にヒンジ止めされた掛け留め具123を設けることによって可能にする。前「X」部材108の上端のための枢着連結部をなすラッチピン125が、摺動コネクターブラケット113から外方に僅かに突出して、ラッチ123の溝131に係合するラッチピンカラーを形成する。溝131とラッチピン125のカラーまわりとのそのような係合によって、摺動コネクターブラケット113を前脚142に沿った一定位置に選択的に保持し、従って、座席背もたれ部材112は、図12、図14に示す直立位置と図13、図15に示すもたれ位置との間の座席背もたれ部材112の全ての位置で実質的に90度の角度形態にとどまる。
【0026】他方、連結部130、132が枢着連結部である実施形態では、座席部分114は、図12の直立座席位置のための実質的に90度の角度よりも、背もたれ部分116に関して大きい角度をもつように移動することができる。例えば、本実施形態の図14の側面図を参照すると、座席背もたれ部分112は実質的に直角を形成することが注目される。座席背もたれ部分112が直角を形成すると、摺動コネクターブラケット113が前脚142の長さに沿った特定の位置に位置決めされ、ラッチ123はラッチピン125から外される。つまり、摺動コネクターブラケット113は、今や、前脚142に沿って上下に摺動することができ、前脚142は摺動コネクターブラケットと一緒に傾斜チューブ117を移動させる。傾斜チューブ117は枢着ピン115によって摺動コネクターブラケット113に枢動可能に取り付けられている。
【0027】図12及び図14に示す状態において、連結部130、132が枢着連結部であると仮定すると、各々の剛性側部材124の前部は、座席部分114を前方に傾かせないように傾斜チューブ117の上端に乗っている。傾斜チューブ117が後脚162に固定されているので、又、伸縮チューブ152が座席部分114の剛性側部材124に連結しているので、もし実際に座席/後部連結部132が枢着連結部であるならば、座席部分114を座席/後部連結部132を中心に枢動させる。従って、ラッチ123を掛け止めないで、背もたれ部分116の剛性側部材118、120が矢印127a(図15)の方向に枢動すると、これは、座席部分114の平面を背もたれ部分116の平面につかせる傾向があり、即ち、座席背もたれ部材112が平らな支持面に近づいて、座席部分114の剛性側部材124が依然として傾斜チューブ117の頂部に(摺動、かつ枢動する仕方で)乗っている間に、上方かつ前方に移動する枢着連結部132の移動により、座席部分114が更に更に前方に傾く。ラッチ123が摺動コネクターブラケット113を一定位置に維持しなければ、摺動コネクターブラケット113は前脚142に沿って僅かに下方に自由に移動する。かくして、図15に示す背もたれ部の剛性側部材120の位置では、簡単な機構解析から明らかなように、座席部分124は、背もたれ部剛性側部材120の角度と実質的に同じ角度にあり、それにより、座席部剛性側部材124は枢着連結部132から傾斜チューブ117の上端に延びる。
【0028】かくして、本発明の本実施形態は、前方に傾く座席を設けることによって、移動式座席構成によって運ばれる個人を移動式座席構成から下りるのを補助しなければならないような場合に有益である。これを達成することは、本発明の本実施形態では、ハンドル部分141、143で後に引くことによって、全く簡単である。ラッチ123をラッチピン125のカラーで掛け止め、座席背もたれ部材112を図15の矢印127aによって示すように後方に枢動させるとき、剛性側部材120のハンドル端を、片寄った枢着カプラ128を中心に矢印127bの方向に枢動させる。上述したように、掛け止め状態は座席部分114及び背もたれ部分116を互いに90度の角度に維持させる。これにより、伸縮チューブ152を矢印127cの方向に後脚162の外に移動させる。図14及び図15に示す機構から、剛性側部材120を前脚142のひじ掛け部分147と実質的に平行になるまで枢着ブラケット146を中心に矢印127aの方向に回転させたとき、伸縮チューブ152は後脚162から最大に伸長することが認識される。その位置では、ラッチ123を外すことにより、摺動コネクターブラケット113がラッチヒンジ129に当接するまで、摺動コネクターブラケットを前脚142の下方に摺動させる。摺動コネクターブラケット113のこの位置では、傾斜チューブ117は最も遠い程度まで下方に引かれていて、後脚162及び伸縮チューブ152が追従する。この作用は座席部分114が背もたれ部分116と実質的に平らな関係になるまで、座席部分を下方に枢動させる。座席部分114、背もたれ部分116、ひじ掛け部分145及び摺動コネクターブラケット113のこれらの相対位置を図面に示さないけれども、図14及び図15に示す構成の基本的な機構解析は通常の当業者に自明であろう。
【0029】図14乃至図16をみた際の基本的な機構解析から、ラッチ123を外し、座席部分114を背もたれ部分116に向かって矢印127aの方向に枢動させると、摺動コネクターブラケット113は前脚142の上方に摺動する。「X」部材108の頂部がラッチピン125(ラッチ123用ラッチピンカラーとしてもはたらく)に枢動可能に連結されているので、「X」部材108の上端は、同様に、上方に引っ張られて、「X」骨組を水平方向に折りたたむ傾向がある。「X」部材108の下端は、前脚142に軸方向に固定された回転可能な延長チューブ149に固定されているので、「X」部材108を、「X」部材108を構成する2つの交差部材の垂直方向の並行に向かって内方に折りたたませる。この作用は左前脚と右前脚を一緒に引き寄せ、これにより、前脚140、142と背もたれ部分116の剛性側部材118、120との連結部を介して、後「X」部材104の交差部材を水平方向に、即ち垂直方向の並行に向かって折りたたませる。
【0030】同様に、傾斜チューブ117が後方への座席部分114の枢動によって後方に引っ張られると、前脚142は後方に引っ張られ、かくして、全体の移動式座席構成が内方に並列に、内方に前後に折りたたませる。もちろん、移動式座席構成を折りたたむのに先立って、ヒンジ止めされた突張り139(図13)は並列折りたたみ運動を可能にするために外され、かつ上方にヒンジ運動されなければならない。両平面での最大の折りたたみ運動が完全であるときには、折りたたまれた構造は図16に示す外観を呈する。図16では、座席部分114が背もたれ部分116と平行になるようにヒンジ運動され、摺動コネクターブラケット113が前脚142に沿った最大高さまで移動され、前「X」部材108及び後「X」部材104が最小の水平折りたたみ状態にあり、かつ伸縮チューブ150はごく僅かに延ばされ、剛性側部材118、120が、全体の移動式座席構成が前後寸法において最小の寸法のものであるような前方姿勢を有するようにすることが注目される。
【0031】
【実施例3】図17乃至図22は、骨組202及び座席背もたれ部材204を有する本発明の実施形態200を示す。座席背もたれ部材204は座席部分206及び背もたれ部分208を有し、その両方は布でカバーされ、或いは間隔を隔てた堅い棒部材間で重量を支持するための、ウエブ、革ひも、ロープ、帯等のような他の手段を備えることができる。座席部分206は剛性側部材210、212を有する。背もたれ部分208は剛性側部材214、216を有し、剛性側部材部分214、216は、剛性側部材214、216の下端に固定された連結部218、220で座席部分206の側部材210、212に連結される。
【0032】骨組202は骨組後部224に後「X」部材222を有し、そして骨組前部228に前「X」部材226を有する。骨組202は、背もたれ部分208から前輪ジャーナル205、207まで前方に延びる一対の前脚201、203を有する。前脚201、203の頂部はひじ掛け209、211を形成するように曲げられる。骨組は一対の側チューブ230、232を有し、該側チューブ230、232は、図19及び図20に最も良く見られるように、その端の中間の枢着連結部213、215によってそれぞれひじ掛け209、211に枢動可能に係合されている。剛性側部材214、216は、実施形態200を図17及び図19に示す直立位置から図18及び図20に示すもたれ位置まで移動するときに、矢印240(図17)で指示された方向に側チューブ230、232内で軸線方向に移動可能に摺動自在に取り付けられる。
【0033】ハンドル244、246が、背もたれ部分208の剛性側部材214、216内に延び、実施形態200が図17及び図19に示す直立位置から図18及び図20に示すもたれ位置まで移動するとき、剛性側部材内で軸線方向に移動可能に摺動自在に移動できる。後「X」部材222の下端は、左右方向の折りたたみ移動と骨組前部228に近づいたりと遠ざかったりする移動の両方を可能にする後「X」部材ピボット254、256で、後脚250、252に枢動可能に連結される。後「X」部材の上端は又、ハンドル244、246に対して前後と骨組202を並列に内方に折りたたむとき有効な左右の両方の二重枢動作用のために、枢着連結部221、223によってハンドル244、246に枢動可能に連結される。座席部分206の剛性側部材210、212は枢着点264、266でアーム260、262に枢動可能に連結される。アーム260、262が後脚250、252に伸縮する伸縮チューブ268、270に剛く結合される。
【0034】上で指示したように、座席/背もたれ連結部218、220は背もたれ部分208の剛性側部材214、216の下端に固定される。図19及び図20に最も良く見られるように、前座席取付け点217及び後座席取付け点219が座席部分206の剛性側部材210、212をそれぞれの連結部218、220に取付ける。取付け点217と219が両方とも剛性側部材212に連結されるならば、座席部分206は、図17及び図19に示す直立位置と図18及び図20に示すもたれ位置の両方で、背もたれ部分208に対してほぼ直角のままである。しかしながら、本発明の座席部分を背もたれ部分に対して関節運動させることができ、取付け点217又は219のいずれか一方を取り除き、座席部分206及び背もたれ部分208を他方の取付け点を中心に互いに対して枢動させたならば、これがその事例であることが、前に指示された。
【0035】図17乃至図20に示す機械的構成は実質的に縮尺で引かれているので、例えば、図19に示す取付け点219を取り外し、同じく移動式座席構成の右側の同様の取付け点(図面では見られない)を取り外すならば、背もたれ部分208を枢着連結部213、215を中心に後方に枢動させ、同様に後「X」部材222が下部後「X」部材ピボット254、256を中心に後方に枢動するとき、ハンドル244、246は矢印225aで指示したように、下方に移動し、枢着連結部213、215を中心に枢動する背もたれ部分208は、矢印225bで示すように、背もたれ部分の底部を枢着連結部213、215を中心に枢動させる。同時に、座席部分206は背もたれ部分208の下端との取付け点217によって前方に押される。伸縮チューブ270は、矢印225cで示すように後脚250、252から必然的に出て、又アーム260、262の枢着点264、266により、座席部分206はもっと水平になろうとする。その上、背もたれ部分208が後方にもたれ続けてもっと水平になる場合、座席部分206は前方に傾き続け、もっと水平になる。この機構解析の延長は、背もたれ部分208及び座席部分206が共通の水平平面(図示せず)に位置するようになるために、座席背もたれ部分206の構成を生み出す。かくして、本発明のこの実施例は、移動式座席構成によって運ばれる個人を、完全にもたれた位置で運ばなければならない場合に有益である。
【0036】取付け点219を取り外した状態では、座席部分206は座席取付け点217を中心に自由に関節運動する。座席部分206は図19では水平であり、従って、ハンドル244、246を後方に移動させたとき、背もたれ部分208は連続的にもたれはじめ、座席部分206は前方に押される。しかしながら、座席部分206が回転して、背もたれ部分208から離れると、ピボット215とピボット266との間の距離は増し、伸縮チューブ270を延ばす。実際に、これは座席部分206を実質的な水平に保とうとする。かくして、移動式座席構成の本実施形態は使用者の脚位置や身体の下方部分の位置を変える必要なく、使用者により心地よい休息位置を提供する。図21は、側チューブ232、背もたれ部分208の剛性側部材216及びハンドル246の一方を有する2重伸縮自在構成を示す。ハンドル246の端には、剛性側部材216の内面をこするピストン237が配置される。伸縮自在構成に普通に設けられているように、ベアリング235が剛性側部材216の頂部に示されている。同様に、側チューブ232の上下にベアリング239、241により、側チューブ232を剛性側部材216の外面に沿って容易に摺動させ、かつこれら2つの部材間の空間の汚染を防止させる。ハンドル244、246、剛性チューブ214、216、及び側チューブ230、232の様々な位置は、図19、図20及び図22で見ることができ、隠れた部材をこれらの図中に破線で示す。
【0037】図17乃至図22の移動式座席構成は、座席背もたれ部材204が直立位置にある図19から座席背もたれ部材204を後方に傾けた図20まで、そして最終的には、取付け点219が引き抜かれて座席部分206を背もたれ部分208に向かって上方に枢動させる図22までの装置の進行を観察することによって、前後及び並列に折りたためる。移動式座席構成を折りたたむのに先立って、もちろん、ヒンジ止めされた突張り245を、当該技術で普通に知られた仕方でその中心を枢動させることによって解放しなければならない。同時に、枢着点227で前脚203に枢着され、かつ溝231を介して後脚252に固定された枢着点229を中心に摺動自在に枢動可能であるブレース233により、前脚203及び後脚252を軸線方向に互いに隣接して位置させる。折りたたみ作用の一部として、ハンドル246が前方に移動すると、後「X」部材222は下部後「X」部材ピボット256を中心に前方に枢動し、この作用のすべてによって、図22に示す前後折りたたみ位置が生じる。本実施形態の移動式座席構成の並列折りたたみ、即ち、後脚252頂部及び前「X」部材226頂部を枢動可能に取り付ける摺動コネクターブラケット243の上方移動に関しては、前「X」部材226は並列に内方に折りたたませ、そして後「X」部材222は、要求されたとき、ハンドル244、246を背もたれ部分208の剛性側部材216から更に外方に引いて並列に折りたたむことにより、この動作に追従する。
【0038】
【実施例4】図23乃至図27に示す実施形態300が後部306に後「X」部材304を備え、かつ前部310に前「X」部材308を備えた骨組302を有する。座席部分314及び背もたれ部分316を有する座席背もたれ部材312が骨組302に取り付けられる。背もたれ部分316は剛性側部材320、322を有し、ハンドル324、326が背もたれ部分316の剛性側部材320、322に出たり入ったり伸縮する部分328、330を有する。座席背もたれ部材312は座席部分314及び背もたれ部分316を有し、その両方とも布でカバーされ、或いは間隔を隔てた剛棒部材間の重量を支持する、ウエブ、革ひも、ロープ、帯等のような他の手段を備えても良い。
【0039】ハンドル324、326は、本質的には移動式座席構成を折りたたむための前後及び並列に枢動可能なオフセットピボット340、342によって、後「X」部材304の頂部に枢動可能に連結される。骨組302は前脚344、346を有し、該前脚344、346は上端301、303を有し、ひじ掛けとして使用し、枢着カプラ350、352によって背もたれ部分316の剛性側部材320、322に連結される。骨組302はまた、側連結板360、362に剛く連結された後脚354、356を有する。側板360、362は、各々、後弧状溝364及び前弧状溝366を有する。座席部分314は、溝364、366に入る左外方及び右外方にに突出したスライダー380、382を備えた剛性側部材370、372を有する。
【0040】底部伸縮チューブ392、394が、図25、及び図26に最も良く見られるように、339で左側に示した底部チューブ枢着コネクターによって座席剛性側部材370、372に枢動可能に連結される(右側の座部チューブ枢着コネクターは見えず)。底部伸縮チューブ392、394は背もたれ部分316の剛性側部材320、322に出入りする。実施形態300が、図23、図25に示す直立位置から図24、図26に示すもたれ位置まで移動するとき、スライダー380、382が弧状溝364、366の後部から前部へ移動しながら、ハンドル324、326の伸縮部分328、330は側部材320、322の更に外に延びる。底部伸縮チューブ392、394は、所望の形態及び弧状溝364、366の位置決め場所に応じて、更に外に、或いは更に中に移動する。
【0041】図23、図25に示した移動式座席構成の直立位置では、背もたれ部分316は座席部分314に対して実質的に直角にある。ハンドル326が矢印337aで表した下方に時計回りに移動するとき、枢着コネクター307を中心に枢動する剛性側部材322は、その下端もまた枢着コネクター307を中心に時計回りに移動させる。これにより、ハンドル部分330は矢印337bで示すように剛性側部材322の外に伸びる。底部伸縮チューブ394は、剛性側部材322の底部の前方移動に追従しなければならず、しかも座部チューブ枢着コネクター339によって座席部分314に枢動可能に取付けられているので、座席部分314は矢印337cで指示したように前方かつ上方に移動させられる。しかしながら、座席部分314は、その回転移動が、それぞれ弧状溝366、364に制限されたスライダー382、380によって限られる。よって、座席部分314は所定の角度経路に追従して、座席部分314と背もたれ部分316は、アーム枢着コネクター307の位置、アーム枢着コネクター307と座部チューブ枢着コネクター339との間の距離、及び溝366、364の場所と曲率に応じて、図25に示した直立位置及び図26に示したもたれ位置と異なる相対的な角度位置をとることができる。
【0042】図25及び図26に示した特定の装置では、直立位置からもたれ位置まで移動する際、背もたれ部分316は座席部分314よりも僅かに大きい角度で移動することが注目される。反対の角度関係も、例えば、溝366、364の曲率のもっと小さい半径によって容易に理解できるであろう。装置を図26に示したもたれ位置まで移動させるとき、後「X」部材304が車輪ブラケット343の底部後「X」部材ピボット341を中心に枢動するのが見られる。車輪ブラケット343は、後部「X」部材の下端を前後及び並列の両方に枢動するように取り付ける。溝付きブレース321、323が、止め金ピボット327又は後脚354、356からブレース323の溝331を摺動する摺動ピン335まで延びるように設けられる。ブレース321、323は、前脚344、346が移動式座席構成の座席に座る人の体重により枢着コネクター307を中心に外方に枢動しないように保つ。
【0043】図23乃至図26に示した移動式座席構成を便利でコンパクトな保管のために並列及び前後に折りたたむことができる。移動式座席構成を折りたたむのに先立って、ヒンジ止めされた突張り345を、もちろん、当該技術で普通に知られた仕方で突張りの中心を枢動させることによって解放しなければならない。折りたたみ機能を達成するために、座席部分314及び背もたれ部分316の2つの構造体を一緒にして、座席部分314を背もたれ部分316に対して上方に(最後には、図27に示したように実質的に同一平面になるまで)枢動させる。ブレース323は、摺動コネクターブラケット311が下方に移動するのを防止するけれども、ブレース323に設けられた溝331により、折りたたみ機能の間、摺動コネクターブラケット311を上方に移動させる。摺動コネクターブラケット311が上方に移動し、かつ座席部分314が背もたれ部分316と同一平面関係に移動するとき、前「X」部材308は垂直方向に延ばされて、その鋏運動により前脚344、346を互いに並列に引く。前脚344、346と、背もたれ部分316の剛性側部材320、322と、後「X」部材304との機械的な連結のため、後「X」部材304は内方に折りたたませられると同時に、後「X」部材304の交差要素は垂直方向の並行に向かって互いに引かれて、完全な並列折りたたみ機能をもたらす。
【0044】摺動コネクターブラケット309、311が図27に示した位置まで上方に移動するとき、ブレース323に設けられた溝331により、後脚354、356を前脚344、346に対して並行関係にもってくることができる。図27では、座席部分314及び背もたれ部分316は実質的に同一平面にあり、前「X」部材308及び後「X」部材304は最大に垂直方向に伸長し、摺動ピン335はブレース323の中央に向かって移動させられ、かつハンドル部分330は剛性側部材322の中に戻っていることが注目される。図27のコンパクトな折りたたまれた形態が生じるために、後「X」部材304は、交差部材の頂部分がその下部分の平面に対して僅かに角度をなす平面に位置するように、僅かに曲げられた交差部材で構成される。図27に見られるように、移動式座席構成は折りたたまれた構造の中心線に沿ってバランスのとられた折りたたまれた構造の重量を保つ傾向があるので、移動式座席構成を前後に折りたためるようにするときに有利である。
【0045】
【実施形態5】今、図28乃至図38を参照すると、全体的に400で指示された本発明の実施形態が示され、該実施形態は、第1即ち後「X」部材414及び第2即ち前「X」部材418を有する折りたたみ骨組412を備える。背もたれ部材424及び座席部材426を有する座席背もたれ部分422が、カプラ430で両部材間に枢着関係可能に一緒に結合される。座席背もたれ部分422は、背もたれ布カバー424a及び座席布カバー426aとして図示したような布カバーを有しても良いし、或いは実施形態400を使用する人のための他の所望の支持部、例えばウエブ、革ひも、ロープ、帯等を有しても良い。右剛性側部材432及び左剛性側部材434が背もたれ部材424に設けられ、右剛性側部材436及び左剛性側部材438が、背もたれ部材424との連結のために座席部材426に設けられる。
【0046】右アーム支柱470及び左アーム支柱472が剛性側部材432、434に固定され、そこから外方に延びる。右枢着結合部440及び左枢着結合部442が、座席背もたれ部分422の左右アーム支柱470、472の延長端と折りたたみ骨組の左右脚部材474、476の頂部との間に設けられ、座席背もたれ部分422を、図29に示すように折りたたみ骨組に対して矢印444(図29)の方向に、或いは図31の矢印444bの方向に移動させ、即ち傾斜させる。手動解放作動器500が背もたれ部材424の左右剛性側部材432、434と「X」部材414の頂部との間に連結される。折りたたみ骨組は、右伸縮チューブ458(見えず)及び左伸縮チューブ460を摺動自在に取り付けた右ベース部材454(見えず)及び左ベース部材456を有する。伸縮チューブ458、460は、右枢着カプラ462(見えず)及び左枢着カプラ464によって右剛性側部材436及び左剛性側部材438の前部に枢動可能に連結される。
【0047】座席背もたれ部分422を図28に示す位置から図29に示す位置まで移動させると、摺動チューブ504は作動器シャフト502を上昇し、伸縮チューブ458、460はベース部材454、456の外に移動する。伸縮チューブのそのような移動により、座席背もたれ部分422を図28の直立座席位置から図29のもたれ位置に移動させる。座席背もたれ部分422の後方枢動は、縁石を下りていくような、障害物を超えていく際により安全な制御のため、並びに図29に見られるように、より心地よい睡眠位置を提供するために、実施形態400の重心及び実施形態400を利用する人を後方に移動させる。図30は、座席背もたれ部分422が直立位置にある、図28に示す構成の左方からの立面図である。この位置では、座席部材426及び背もたれ部材424は、本質的には、互いに直角である。この状態では、脚部材476に沿って軸線方向に摺動するようになっている摺動コネクターブラケット413(摺動コネクターブラケット413のみを図30乃至図32に示す)が脚部材476のほぼ中央に示される。また、移動式座席構成のこの状態では、座席背もたれ部分422は直立位置にあり、ベビーカーに乗る人を標準の直立位置に置くべきことが望まれるとき、装置の折りたたみ骨組は機能的なベビーカーとして使用するために完全に広げられる。
【0048】図1乃至図11の実施形態の溝付き棒23のように、オーバセンターヒンジ441が、摺動コネクターブラケット413を脚部材476に沿った位置から移動しないように保って、構造に剛性を与える。オーバセンターヒンジ441が完全に伸張されている限り、オーバセンターヒンジ441は、脚部材476がベース部材456に対して前方に移動しないように保って、引っ張り状態にある。またこの状態では、オーバセンターヒンジ441を引っ張り状態にして、摺動コネクターブラケット413は脚部材476に固定され、かつオーバセンターヒンジ441の前棒423に枢着点を設けた停止チューブ412の頂部に向かって下方に突き当てられる。図30及び図31に最も良く見られるようなこのような状態下で、前棒423は後棒449と引っ張り状態にある。溝突き棒447は、一端が摺動コネクターブラケット413に枢動可能に連結され、溝付き端が棒423と449との間の枢着連結部に連結される。棒447の溝は、移動式座席構成を折りたたみ、広げるときに僅かに変化する、摺動コネクターブラケット413の枢着点と棒447、449間の枢着点との間の距離により必要とされる。
【0049】重要なことには、移動式座席構成の使用中、座席背もたれ部分422が直立位置(図28及び図30)又はもたれ位置(図29及び図31)のいずれかでは、オーバセンターヒンジ441の2つの棒423、449はほぼ軸線方向に整合する。これは、移動式座席構成の前輪が縁石や壁のような物体にぶつかったとき、構造が折りたたむ傾向にあることを防止するために重要である。かくして、3ピースのオーバセンターヒンジ構成441は、図1乃至図11の実施形態のただ1つの溝付き棒23にまさる改良であり、後述の実施形態は、移動式座席構成が前方に移動しているとき、前輪が物体に遭遇する際に部分的に折りたたむ可能性がある。図30に示す直立位置又は図31に示すもたれ位置では、構造は、引っ張り状態にあるオーバセンターヒンジ441、ベース部材456に連結されたオーバセンターヒンジ441及び傾斜チューブ417、及び傾斜チューブ417及びオーバセンターヒンジ441と脚部材476との連結部の三角形により、大変安定した状態にあることが更に注目される。特に、人が座席背もたれ部分に座っていると、摺動コネクターブラケット413は停止チューブ412の頂部に向かってしっかりと押し付けられる。この三角形構成は構造を堅固に安定化する。
【0050】前「X」部材418が、図28乃至図31に見られるように、水平方向に完全に広げられた状態にある。図31では、摺動チューブ504を作動器シャフト502の頂部まで滑らせてあり、後「X」部材414の底部が後「X」部材ピボット461で骨組に枢動可能に結合されているので、背もたれ部分424を摺動チューブ504及び作動器シャフト502の長さによって許される任意の角度で傾けることができ、例示として、図30に示す直立位置では垂直線から約5度の角度と比較して、図31では垂直線から約45度で示す。図示した角度と異なる角度が、必要に応じて達成できる。背もたれ部424のベースを、図31に示す角度を得るために前方に移動させる必要性のために、枢着カプラ464による座席部材426と伸縮チューブ460との連結により、伸縮チューブ460も伸縮の仕方でベース部材456の外に延びる。
【0051】剛性側部材434は背もたれ部材424の位置を表し、剛性側部材438は座席部材426の位置を表す。U形状の枢着カプラ464が、伸縮チューブ460の上端を枢動可能に支持するために剛性側部材438に固定される。ベース部材456は折りたたみ骨組の一部である。傾斜チューブ417がベース部材456に固定され、その延長端は枢着ピン415によって摺動コネクターブラケット413に枢動可能に連結される。摺動コネクターブラケット413の後側の中心で、枢着継ぎ手421が前「X」部材418の上脚の上端を枢動可能に取り付ける。前「X」部材418の下脚が、脚部材476に回転可能に結合された回転可能な延長チューブ427に固定されている。
【0052】オーバセンターヒンジ441は、移動式座席構成の直立位置で、そのもたれ位置と同じ位置にあること、即ち座席背もたれ部分422を直立位置からもたれ位置まで移動させるとき、骨組の一体性は一定のままであることに注目すべきである。この連結では、座席背もたれ部分422の枢動運動を脚部材476上部の枢着結合部442によって可能にする。つまり、座席背もたれ部分422全体は、本質的に、枢着結合点442を中心に枢動する。図30及び図31に示す構成を比較する際、座席背もたれ部分422を傾けたときに枢動する部材が座席背もたれ部分422及び後「X」部材414だけであることに注目すべきである。もちろん、背もたれ部424に固定されたアーム支柱472は後方移動に追従し、枢着結合部442で枢動させられる。説明したように、図30に示す位置から図31に示す位置への座席の傾斜、及び図30の位置への戻りに順応するために、摺動チューブ504が作動器シャフト502に沿って移動する。移動式座席構成の残りの骨組部分は、図30及び図31に示す一方の終端から他方の終端までの座席背もたれ部分の移動中、静止したままである。
【0053】重要なことには、図28乃至図31に示す折りたたまれてない状態では、オーバセンターヒンジ441は構造に剛性を与え、摺動コネクターブラケット413をその位置から脚部材76に沿って移動させないようにする。オーバセンターヒンジ441が完全に延ばされている限り、摺動コネクターブラケット413は適所に固定され、即ち停止チューブ412の頂部に突き当てられ、座席部材426と背もたれ部材424は直角に保たれる。後に説明するように、オーバセンターヒンジ441が折れる、即ち棒423、449がヒンジ点441aを中心にヒンジ運動するとき、座席部材426及び背もたれ部材424は互いに向かって折りたたむことができる。ベース部材454、456の底部間に連結されたヒンジ止めされた突張り439が設けられる。ヒンジ止めされた突張り439は、移動式座席構成が折りたたまれたとき突張りがその中央で折れる(ヒンジ運動する)普通のデザインである。ヒンジ止めされた突張り439は図30及び図31では図面から隠されているが、本発明の別の実施形態である図12及び図13にヒンジ止めされた突張り139として示したものと全く同じ外観を有する。ヒンジ止めされた突張り439(図28及び図29)は、「X」部材414、418が折りたたまれて垂直並行に近づくにつれて骨組を内方に折りたたませるように上方に移動される突張りの中央にヒンジを有する。
【0054】かくして、ヒンジ止めされた突張り439が折りたたみ骨組の左側から右側への唯一の剛性連結部であり、一旦ヒンジ運動すると、「X」部材414、418は、図32に折りたたまれたベビーカーの側面図で示す状態まで装置の完全な並列折りたたみを可能にすることが認識されるだろう。左右内方に折りたたむことに加えて移動式座席構成が前後にも折りたたむことが、最小のしまい込みサイズに必要とされる。これを達成するために、構成を前後に折りたたむことに関する限り、図28乃至図38の移動式座席構成は2段階で折りたたみ骨組の折りたたみに備える。第1段階では、直立位置かもたれ位置いずれかにおける座席の位置にかかわらず、摺動コネクターブラケット413は脚部材476に沿う同じ位置にとどまる。
【0055】図28乃至図38の移動式座席構成の折りたたみは図1乃至図11の実施形態の折りたたみと同様であり、詳細のために図6乃至図8及び付属説明が参照される。図30乃至図32及び図34乃至図36は手動解放作動器500の1つのタイプを示し、図33は手動解放作動器550の第2のタイプを示す。作動器500は、座席背もたれ部分422の角度を直立からもたれまで無段階で位置決めする利点を有し、図33の実施形態は、座席背もたれ部分422の傾斜角度を位置決めするためにとびとびの、即ち段階的な伸縮構成を採用する。図28乃至図32及び図34乃至図36を特に参照すると、手動解放作動器500は剛性側部材434に連結された一端、及びハンドル棒452に固定された他端を有する。手動解放作動器500は、その端が中実の作動器シャフト502の両端の穴516、518を介してネジ連結又はリベット連結によって取り付けられている。
【0056】後「X」部材414の上端は枢着コネクター506又は508の一方に連結される。枢着コネクター506、508は、ユニットがどちらの垂直方向にも取り付けられ、次いで後「X」部材414が適当な(上の)枢着コネクター506又は508に連結されても良いように、摺動チューブ504の両端に設けられている。摺動チューブ504は、その中心に、固定ケーブル取付けタブ514を有するクラッチバネ装置510及びケーブル503が取り付けられるコイルバネフック513を有する。ハンドル又はレバー501を操作すること、即ちハンドル又はレバー501ををハンドル棒452に向かって移動させることによりコイルバネフック513をケーブル取り付けタブ514に向かって引き、作動器シャフト502のまわりに巻き付けられたコイルバネ(図示せず)を巻き戻すようにし、その作動器シャフト502のグリップを解放し、摺動チューブ504が作動器シャフト502に沿って自由に摺動するようにする。手動レバー501が解放されたとき、コイルバネフック513は、クラッチバネ装置510の巻かれたバネ(図示せず)がシャフト502を摩擦的につかんで、摺動チューブ504をシャフト502に対して更に軸線方向移動しないようにした図36に示す位置に戻る。かくして、手動レバー501を動作させることは、摺動チューブ504を一端から他端までのシャフト502に沿った任意の位置に位置決めするための、従って、座席背もたれ部分422を、ロッド502と摺動チューブ504の長さによって決定されるような2つの限界間の任意の所望の角度で位置決めするためのクラッチ作用をもたらす。
【0057】手動解放作動器500又は550を採用することは、図1乃至図11の第1の実施形態の座席位置がハンドル50、52を引き戻すことによって選択される、図1乃至図11に示した構成にまさる改良であり、かつ移動式座席構成は適度に良く選択された角度を維持することを注目すべきである。しかしながら、もし乗員が移動してその重量が移動するならば、即ち、もし移動式座席構成が突起にぶつかるならば、例えば、傾けた座席背もたれ部分22の初期設定角度位置は変化することがある。図28乃至図33の実施形態では、選択された傾斜位置は、作動器シャフト502に沿った後「X」部材414の係止位置又は掛け止め位置により維持される。図33は、手動レバー551、ケーブル553、内伸縮チューブ554及び外伸縮チューブ556と連結してはたらく手動解放作動器550の第2の実施形態を示す。下方の外方の伸縮チューブ556は、2つの短い取付けチューブ558、560により背もたれ側構造体424に取り付けられる。内伸縮チューブ554は外伸縮チューブ556内を摺動する。内伸縮部材及び外伸縮部材の頂部を覆うゴム保護キャップ555が示される。バネ付勢されたピン(図示せず)が内伸縮チューブ554の内面に沿って軸線方向に整列した多数の穴(図示せず)の1つに選択的に位置決めされる軸線方向の掛け止め構成は図33に示されない。手動レバー551を強く引いて、ハンドル棒452のより近くに持ってくることによって、ケーブル553は、バネ付勢されたピンを捕獲された穴から解放し、伸縮チューブ554を外伸縮チューブ556の内外に自由に移動させるようにするのに有効である。座席背もたれ部分422の所望の角度的な位置が達成されたとき、操作者は手動レバー551を解放し、バネ付勢されたピンは内伸縮チューブ554及び外伸縮チューブ556を互いに対して固定するために次の隣接した穴に入り込む。ピン及び穴の構成を図33に示さないけれども、ピン及び穴はラッチピン31が座席延長部29を所望の前方突出位置に位置づける図11に詳細に示した管状座席延長部29の操作と機能的に同様である。座席延長部29を剛性側部材38に出入りさせ、かつラッチピン31を剛性側部材38に沿った異なる穴33に固定することによって、座席延長部29は多数のあり得る選択可能な位置をとることができる。これは、図11で、ラッチピン31が手で操作されること以外、手動開放作動器550の操作に直接に類似し、図33では、手動レバー551及びケーブルアセンブリ553がラッチピン(図示せず)の取付け及び開放をもたらし、その設計は通常の当業者に明らかでろう。
【0058】図37及び図38に、足置き位置ラッチ600を部分的な側断面図で示す。内方に形成された複数の切り欠き624、626を有する戻り止めノブ610のスタブを固定して受け止める下方に曲げられた端を有する剛性座席側部材436が示される。足置き支持部602が、図28及び図29に最も良く見られる枢動する足置き部に至る。図37及び図38は足置き支持部602と座席部分426の剛性側部材436との間の連結部のみを示す。足置き支持部602は、枢着ピン612によって戻り止めノブ610に枢動可能に取り付けられる。足置き支持部602は枢着ピン612の軸線を中心に自由に枢動するにもかかわらず、足置き支持部602の位置をを種々の選択可能であるが固定された足支持部位置に位置づけることが望ましい。これを達成するために、バネ付勢された可動棒616が切り欠き624、626の1つに選択的に係合される。その結果、足置き支持部602は固定された角度位置に位置づけられ、枢着ピン612を中心に更に枢動しないようにする。
【0059】足置き支持部602を異なる所望の角度まで枢動するために、操作者は解放チューブ618の耳622を下方に引く。バネ付勢された可動棒616は、図38に最も良く見られるように、解放チューブ618に固定された端を有する。バネ620は、棒616に向かって上方に押し、かつ任意の既知の手段によって足置き支持部602の内面に固定された停止部628に向かって下方に押す圧縮バネである。耳622を下方に押す操作者によって、可動棒616は、戻り止めノブ610の外径面を明らかにする程に圧縮バネ620の作用に抗して下方に引っ張られる。この状態では、足置き支持部602を、任意のその他の所望の角度位置に自由に回転させることができる。解放チューブ618の耳622が解放されると、次いで、バネ620は可動棒616を上方に押し付けて、所望のノッチ622、624に係合させる。
【0060】ある種の実施形態のみを説明したけれども、変形実施形態及び種々の変更は上記の説明から当業者に明らかである。例えば、少し言うと、その他の摺動機構を、示しかつ説明した伸縮機構(平行な摺動棒、平行なオスとメスの溝付き部材、摺動チューブ部材と摺動棒部材、摺動自在なチャンネル部材及びT棒部材、摺動可能な蟻構成、組み合わされたC型チャンネルレール部材のような機構)に置き換えて使用しても良く、どの伸縮機構部分が他方を摺動するかは一般的に選択事項であり、一般的な機械的原理を適用することによって、移動角度を好ましい実施形態を説明した際にここに示した移動角度と異なるように選択しても良く、ここに示しかつ説明した枢動機構と異なる枢動機構を使用しても良い。これらの変形例及びその他の変形例は均等と考えられ、かつ本発明の精神及び範囲内に考えられる。
【出願人】 【識別番号】596031398
【氏名又は名称】コンヴァイド プロダクツ インコーポレイテッド
【出願日】 平成10年(1998)7月13日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】中村 稔 (外6名)
【公開番号】 特開平11−155669
【公開日】 平成11年(1999)6月15日
【出願番号】 特願平10−197773