| 【発明の名称】 |
折り畳みシート |
| 【発明者】 |
【氏名】大下 裕樹
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| 【要約】 |
【課題】シートに加わる荷重をベルトで受けることにより、構成が簡素で安価な折り畳みシートを提供すること。
【解決手段】シートクッション6とシートバック2のいずれか一方を他方に対し回動自在に取り付け、シートバック2の内部にベルト巻取手段22を設けた。また、ベルト巻取手段22より引き出されたベルト20の一端をシートクッション6に係止し、ベルト20をベルト巻取手段22より全て引き出した状態を着座状態とすることにより、シートクッション6及びシートバック2に加わる荷重をベルト20で受けるようにした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 シートクッションとシートバックのいずれか一方を他方に対し回動自在に取り付け、上記シートバックの内部にベルト巻取手段を設け、該ベルト巻取手段より引き出されたベルトの一端を上記シートクッションに係止し、上記ベルトを上記ベルト巻取手段より全て引き出した状態を着座状態とすることにより、上記シートクッション及び上記シートバックに加わる荷重を上記ベルトで受けるようにしたことを特徴とする折り畳みシート。 【請求項2】 上記ベルト及び上記ベルト巻取手段をシートの両側に設け、着座者の左右の揺動を上記ベルトで支持するようにした請求項1に記載の折り畳みシート。 【請求項3】 上記ベルト及び上記ベルト巻取手段をシートの片側に設ける一方、上記ベルトの反対側にロック付きヒンジを取り付け、上記シートクッション及び上記シートバックに加わる荷重の一部を上記ロック付きヒンジで受けるようにした請求項1に記載の折り畳みシート。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、シートバック及びシートクッションのいずれか一方を他方に対し折り畳むことのできる折り畳みシートに関する。 【0002】 【従来の技術】リクライニングシート等の従来の折り畳みシートは、シートクッションにリクライニングナックルを介してシートバックが回動自在に取り付けられており、シートバックに加わる着座者の荷重をリクライニングナックルで受ける構造が一般的である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】この種の折り畳みシートは、リクライニングナックルに全ての荷重が加わるので、リクライニングナックルに十分な強度を付与する必要があることから、リクライニングナックルが大きくかつ重たくなり、ひいては、シート全体が重たく高価になるという問題があった。 【0004】本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、シートに加わる荷重をベルトで受けることにより、構成が簡素で安価な折り畳みシートを提供することを目的としている。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明のうちで請求項1に記載の発明は、シートクッションとシートバックのいずれか一方を他方に対し回動自在に取り付け、上記シートバックの内部にベルト巻取手段を設け、該ベルト巻取手段より引き出されたベルトの一端を上記シートクッションに係止し、上記ベルトを上記ベルト巻取手段より全て引き出した状態を着座状態とすることにより、上記シートクッション及び上記シートバックに加わる荷重を上記ベルトで受けるようにしたことを特徴とする折り畳みシートである。 【0006】また、請求項2に記載の発明は、上記ベルト及び上記ベルト巻取手段をシートの両側に設け、着座者の左右の揺動を上記ベルトで支持するようにしたことを特徴とする。 【0007】さらに、請求項3に記載の発明は、上記ベルト及び上記ベルト巻取手段をシートの片側に設ける一方、上記ベルトの反対側にロック付きヒンジを取り付け、上記シートクッション及び上記シートバックに加わる荷重の一部を上記ロック付きヒンジで受けるようにしたことを特徴とする。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1実施形態にかかる折り畳みシートSを示しており、シートバック2と、ヒンジ4を介してシートバック2に回動自在に取り付けられたシートクッション6とを備えている。 【0009】図2に示されるように、シートバック2は、シートバックフレーム8と、シートバックフレーム8の上に張設されるネット状表皮10と、ネット状表皮10をシートバックフレーム8に固定する押さえ金12とからなる。シートバックフレーム8の両側には、後述するベルトをシートバックフレーム8の内部に引き込むためのベルト孔8a,8a(図2では一つだけ図示されている)が形成されている。 【0010】シートクッション6も、シートバック2と同様、シートクッションフレーム14と、シートクッションフレーム14の上に張設されるネット状表皮16と、ネット状表皮16をシートクッションフレーム14に固定する押さえ金18とからなる。 【0011】シートSの両側にはベルト20,20が張架されており、各ベルト20の一端はシートクッションフレーム14の側部に回動自在に取り付けられたベルトアンカ22に係止されている。ベルト20はまた、シートバックフレーム8に形成されたベルト孔8aを介してシートバックフレーム8の内部に引き込まれている。 【0012】図3に示されるように、シートバックフレーム8の内部両側の下端近傍にはベルト巻取手段としてのリトラクタ22,22が配設されており、ベルト20,20の他端は、リトラクタ22,22にそれぞれ係止されている。図1及び図3はリトラクタ22,22からベルト20,20を最大限引き出した着座状態を示しており、シートバック2に加わる着座者の荷重をベルト20,20で受けるとともに、着座者の左右の揺動をベルト20,20で支持することができる。 【0013】一方、収納時は、シートクッション6を跳ね上げると、リトラクタ22,22にベルト20,20がそれぞれ巻き込まれ、シートクッション6はシートバック2に向かって折り畳まれる。 【0014】図4は、本発明の第2実施形態にかかる折り畳みシートS1を示しており、シートS1の片側にベルト20を設ける一方、ベルト20の反対側にナックル(ロック付きヒンジ)24を設けたものである。 【0015】ナックル24は軽量、小型のモジュール化したもので、基本的な強度はベルトでもたせるようにしており、衝撃エネルギの吸収にも効果がある。 【0016】なお、上記実施形態において、シートバック2にシートクッション6を回動自在に取り付け、シートクッション6を跳ね上げて折り畳む構成としたが、シートクッションにシートバックを回動自在に取り付け、シートバックをシートクッションに向かって折り畳む構成とすることもできる。 【0017】また、上記実施形態では、折り畳みシートについて記載したが、本発明にかかる折り畳み構造は収納式ベッド等にも採用することができる。 【0018】 【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。本発明のうちで請求項1に記載の発明によれば、シートクッションとシートバックのいずれか一方を他方に対し回動自在に取り付け、シートバックの内部にベルト巻取手段を設け、ベルト巻取手段より引き出されたベルトの一端をシートクッションに係止し、ベルトをベルト巻取手段より全て引き出した状態を着座状態とすることにより、シートクッション及びシートバックに加わる荷重をベルトで受けるようにしたので、従来使用されていたナックルが不要となり、構成が簡素で安価な折り畳みシートを提供することができる。 【0019】また、請求項2に記載の発明によれば、ベルト及びベルト巻取手段をシートの両側に設けたので、シートクッション及びシートバックに加わる荷重をベルトのみで受けることができ、ベルトの適度な伸びにより衝撃エネルギを吸収することができるとともに、着座者の左右の揺動をベルトで支持することができる。 【0020】さらに、請求項3に記載の発明によれば、ベルト及びベルト巻取手段をシートの片側に設ける一方、ベルトの反対側にロック付きヒンジを取り付けたので、シートクッション及びシートバックに加わる荷重の一部をロック付きヒンジで受けることができる。また、ロック付きヒンジには荷重の一部しか加わらないので、ヒンジを小型、軽量にすることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】594176202 【氏名又は名称】株式会社デルタツーリング
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)10月21日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】青山 葆 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−123125 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)5月11日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−288431 |
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