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【発明の名称】 ディスプレイ装置用デスク
【発明者】 【氏名】高城 亮一

【氏名】真鍋 貫治

【氏名】岩谷 雅夫

【氏名】藤崎 史善

【要約】 【課題】ディスプレイ装置の表示画面が見やすくなり、また、表示画面に指等を容易にタッチすることができ、さらには、雑然とした雰囲気を防止することができる。

【解決手段】表示画面が上前方を向くようにディスプレイ装置20が傾斜状態で収容されるディスプレイ装置用凹部15aが天板15に設けられている。天板15には、プリンタ装置が収容されるプリンタ装置用凹部も、ディスプレイ装置用凹部15aに隣接して設けられている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ディスプレイ装置の表示画面が上前方を向くようにディスプレイ装置が傾斜状態で収容されるディスプレイ装置用凹部が天板に設けられていることを特徴とするディスプレイ装置用デスク。
【請求項2】 前記天板には、ディスプレイ装置用凹部に隣接して、プリンタ装置が収容される凹部が設けられている請求項1に記載のディスプレイ装置用デスク。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種情報等を表示するディスプレイ装置が載置されて使用されるディスプレイ装置用デスクに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピューター等によって各種情報を表示画面に表示するディスプレイ装置は、直方体状の箱型に形成されており、通常は、デスク、カウンター等の上面が水平になった天板上に載置されて使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】デスク等の水平な天板上に載置されたディスプレイ装置は、天板上において大きな空間を占有することになる。このために、例えば、住宅展示場、ショールーム等のように、ディスプレイ装置によって多くの人々に情報を提供するような場所では、デスク上の大きな空間をディスプレイ装置によって占有されるために、雑然とした雰囲気を与えることになり、好ましいものではない。
【0004】また、デスク等の天板状に載置されたディスプレイ装置の表示画面は、天板の上方において、ほぼ垂直な状態で配置されており、水平な状態で、あるいは若干見上げた状態で表示画面の情報を目視する必要がある。表示画面は、通常、垂直面に対して適当な角度で傾斜し得るように調整可能になっているが、その調整範囲には限界があり、表示画面を見下ろすような楽な状態で目視することができないという問題がある。
【0005】さらに、表示画面に指等を接触させて情報を入力するようなタッチ式のディスプレイ装置では、デスク等の天板上面に対して比較的上方に位置する表示画面に指等をタッチさせなければならず、情報の入力作業を楽に行えるものではないという問題もある。
【0006】本発明は、このような問題を解決するものであり、その目的は、天板上においてディスプレイ装置が占有する空間を小さくすることができ、しかも、比較的楽な状態でディスプレイ装置の表示画面を目視することができるとともに、表示画面にタッチしての情報入力も楽に実施することができるディスプレイ装置用デスクを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のディスプレイ装置用デスクは、ディスプレイ装置の表示画面が上前方を向くようにディスプレイ装置が傾斜状態で収容されるディスプレイ装置用凹部が天板に設けられていることを特徴とする。
【0008】前記天板には、ディスプレイ装置用凹部に隣接して、プリンタ装置が収容される凹部が設けられている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明のディスプレイ装置用デスクの実施の形態の一例を示す平面図、図2は、図1のA−A線における断面図、図3は、図1のB−B線における断面図である。このディスプレイ装置用デスクは、例えば、住宅展示場、各種商品のショールーム等において、多くの人々に情報を提供するディスプレイ装置20(図2参照)を載置するために使用される。ディスプレイ装置20は、表示画面に指等を直接タッチさせることによって情報を入力し、その入力情報に対応した情報がコンピューターによって表示画面に表示されるようになったタッチ式の表示画面を有するコンピューター一体型である。
【0011】ディスプレイ装置用デスク10は、図2および図3に示すように、各コーナー部にそれぞれ設けられた各脚部12によって床面に対して適当な間隔をあけて水平に配置された長方形状の底板11と、この底板11の前側縁部および後側縁部に垂直に取り付けられた前面板13および背面板14と、底板11の各側縁部にそれぞれ垂直に取り付けられた一対の側面板16と、前面板13、背面板14および各側面板16上に水平に支持された天板15とを有している。天板15は、例えば、前側の側縁が後側の側縁よりも長くなった台形状に形成されており、その前側の側縁部が、前面板13から前方に水平に突出している。
【0012】図1に示すように、天板15には、ディスプレイ装置20が傾斜した状態で収容されるディスプレイ装置用凹部15aと、プリンタ装置が水平な状態で収容されるように、このディスプレイ装置用凹部15aに隣接して配置されたプリンタ装置用凹部15bとを有している。
【0013】ディスプレイ装置用凹部15aの底面は、図2に示すように、前面板13の上方から斜め後方に向かって30度の角度で傾斜した前側傾斜面15cと、この前側傾斜面15cの後端縁から前側傾斜面15cとは直角に上後方に傾斜した状態で配置された後側傾斜面15dとによって、横断面三角形状に窪んだ溝状に構成されている。
【0014】このディスプレイ装置用凹部15a内には、ディスプレイ装置20が、表示画面を前方に向けた状態で収容される。従って、ディスプレイ装置20の底面および背面は、前側傾斜面15cおよび後側傾斜面15d上にそれぞれ支持された状態になる。ディスプレイ装置用凹部15a内に収容されたディスプレイ装置20の表示画面は、斜め上前方に向かった状態になっているために、ディスプレイ装置用ディスク10の前方に位置する人は、斜め下方に見下ろした状態で、ディスプレイ装置20の表示画面を目視することができる。
【0015】また、ディスプレイ装置20の表示画面を指等によってタッチして情報を入力する場合は、指等を天板15の上方に大きく移動させることなく、天板15の上面に沿って指等を移動させればよいために、比較的楽に情報入力させることができる。
【0016】ディスプレイ装置用凹部15aに隣接して配置されたプリンタ装置用凹部15bは、図3に示すように、天板15よりも下方にて水平に配置された底面15eと、底面15eの後端部に垂直に配置された背面15fとによって、前方および上方に開放された中空直方体状に構成されている。底面15eは、前面板13よりも前方に突出しており、その前側の側縁は、天板15の前側の側縁よりも若干前方に突出している。このプリンタ装置用凹部15b内には、プリンタ装置30が収容されるようになっており、ディスプレイ装置用凹部15a内に収容されたコンピューターが一体化されたディスプレイ装置20に接続されている。底面15eには、プリンタ装置用凹部15b内に配置されるプリンタ装置30の電源コード等が挿通される貫通孔15gが設けられている。
【0017】プリンタ装置用凹部15b内に収容されるプリンタ装置30は、ディスプレイ装置20の表示画面に表示された情報をプリントアウトし得るように、コンピューター一体型のディスプレイ装置20に接続されている。プリンタ装置用凹部15b内に収容されるプリンタ装置30は、天板15の上面よりも若干上方に突出する程度の厚さを有する直方体形状になっている。
【0018】プリンタ装置30の電源コード等は、プリンタ装置用凹部15bの底面15eに設けられた貫通孔15gを通って、底面15eの下方に引き出されており、さらに、側面板16の下部に設けられた開口部16aを通って外部に引き出されている。
【0019】プリンタ装置用凹部15b内に収容されたプリンタ装置30は、パンチングメタルあるいはエキスパンドメタルによって構成されたカバー40によって覆われている。このカバー40は、プリンタ装置30全体を覆い得るように、底面が開放された中空直方体状に構成されており、用紙投入部、用紙排出部等が外部に露出するように、適当な開口部が設けられている。また、プリンタ装置30の操作パネルも、カバー40に設けられた開口部を通して露出するようになっており、その開口部が着脱可能になった蓋体によって覆われている。
【0020】このような構成のディスプレイ装置用デスク10は、表示画面をタッチして情報が入力されるようになったコンピューター一体型のディスプレイ装置20が、ディスプレイ装置用凹部15a内に収容されると、そのディスプレイ装置20は、表示画面が前上方に向いた状態で、天板15の上方には、装置全体の半分程度が突出した状態になる。従って、ディスプレイ装置用デスク10の前方に位置する人は、その表示画面を容易に目視することができるとともに、表示画面に指等を接触させることも容易にできる。
【0021】また、ディスプレイ装置20にて表示される情報は、プリンタ装置用凹部15b内に収容されたプリンタ装置30によって、即時にプリントアウトすることができ、ディスプレイ装置20の表示画面に表示された情報を有効に活用することができる。
【0022】さらに、ディスプレイ装置20は、天板15に設けられたディスプレイ装置用凹部15a内に半分程度が収容された状態になっており、天板15上には、ディスプレイ装置20の全体の半分程度しか突出していないために、天板15上には広い空間が確保される。同様に、プリンタ装置用凹部15b内に収容されたプリンタ装置30も、上部が天板15の上面から、若干、上方に突出しているにすぎず、これによっても、天板15上に広い空間を確保することができる。その結果、ディスプレイ装置20およびプリンタ装置30等が天板15の上方の広い空間を占有するおそれがなく、室内が雑然とした雰囲気になることが防止される。従って、本発明のディスプレイ装置用デスク10は、住宅展示場、ショールーム等のように、多数の人々が訪れるような施設において、ディスプレイ装置20によって情報を提供する場合に好適に使用することができる。プリンタ装置30が、パンチングメタル製のカバー40によって覆われていることによっても、雑然とした雰囲気が防止されている。
【0023】
【発明の効果】本発明のディスプレイ装置用デスクは、このように、天板に設けられたディスプレイ装置用凹部内に、表示画面が上前方を向くようにディスプレイ装置が収容されるために、ディスプレイ装置の表示画面が見やすくなるとともに、表示画面に対して指等も容易にタッチすることができる。また、ディスプレイ装置によって占有される天板上の空間が減少するために、雑然とした雰囲気を防止することができる。また、ディスプレイ装置用凹部に隣接してプリンタ装置用凹部を設けて、そのプリンタ装置用凹部内にプリンタ装置を収容することにより、ディスプレイ装置の表示画面に表示される情報を即時にプリントアウトすることができ、表示画面に表示された情報を有効に利用することができる。そして、プリンタ装置用凹部内に収容されたプリンタ装置も、天板の上方において広い空間を占有しないために、雑然とした雰囲気を防止することができる。
【出願人】 【識別番号】000198787
【氏名又は名称】積水ハウス株式会社
【出願日】 平成9年(1997)7月11日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】倉内 義朗
【公開番号】 特開平11−28122
【公開日】 平成11年(1999)2月2日
【出願番号】 特願平9−186767