| 【発明の名称】 |
テーブル |
| 【発明者】 |
【氏名】大坪 栄三
【氏名】高戸 博史
【氏名】中村 圭子
【氏名】早▲崎▼ 信治
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| 【要約】 |
【課題】ノート型コンピュータ等を載置してこれを操作するにあたり、楽な姿勢でキーボードを操作することのできるテーブルを提供する。
【解決手段】支柱11と、この支柱11の上端側に配置された略円盤状の本体天板12と、この本体天板12の外周に沿って配置された外側天板13とを備える。外側天板13は、固定側小天板40と、この固定側小天板40と対称形状となる可動側小天板41とにより構成されている。可動側小天板41は、本体天板12の外周に沿って移動可能に支持されており、当該可動側小天板41と固定側小天板40との間に形成される隙間S内にオペレータの身体の前部側をアクセスさせることができる。固定側小天板40と可動側小天板41は、本体天板12の平面積の1/2以下にそれぞれ設定され、これらの各小天板40,41は、オペレータの肘掛けとして利用することができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 支柱の上端側に配置された略円盤状の本体天板と、この本体天板の外周に沿って配置された外側天板とを備えたテーブルにおいて、前記外側天板は前記本体天板に固定された固定側小天板と、この固定側小天板と対称形状に設けられるとともに、前記本体天板の外周に沿って移動可能に設けられた可動側小天板とにより構成され、前記固定側小天板と可動側小天板は、前記本体天板の平面積の1/2以下にそれぞれ設定されていることを特徴とするテーブル。 【請求項2】 前記固定側小天板と可動側小天板は、前記本体天板を略二等分した半円盤状の一つのコーナー領域を切り欠いた形状をなし、前記本体天板の外周縁に対応する内周湾曲縁と、この内周湾曲縁の一端に連続するとともに前記本体天板の略中心を通る方向に延びる直線状縁と、この直線状縁の先端と前記内周湾曲縁の他端との間に延びる円弧状縁とを備えた平面形状に設けられていることを特徴とする請求項1記載のテーブル。 【請求項3】 前記支柱は、当該支柱の下端側から放射方向に延設された複数本の支脚を介して起立可能に設けられ、前記支脚は前記可動側小天板が固定側小天板から離間して所定角度の空間を形成したときに、当該空間の直下に位置しない方向に配設されていることを特徴とする請求項1又は2記載のテーブル。 【請求項4】 前記支脚は、前記支柱の周方向90度間隔を隔てて四本配設され、前記固定側小天板及び可動側小天板の移動領域内の下に位置する二本の支脚は他の二本の支脚よりも長く設けられていることを特徴とする請求項1,2又は3記載のテーブル。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はテーブルに係り、特に、ノート型コンピュータを載置してこれを操作することに適したテーブルに関する。 【0002】 【従来の技術】近時のオフィスにおいては、オフィス構成員毎に一台のコンピュータを導入することが普通に行われている。従来では、デスクトップ型コンピュータが多く採用されていたが、スペース的に多くの制約があるため、最近では、製品価格の低廉化と相俟って、ノート型コンピュータの採用が広く普及するに至っている。この場合、ノート型コンピュータは、机の天板上に載置して利用するのが通常である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、机上面の奥行き側にノート型コンピュータを配置して利用する場合には、オペレータの身体とコンピュータとが相対的に離れた位置関係となるため、キーボード操作にあたって前屈姿勢になる傾向があり、これが姿勢を悪くする原因となっている。この一方、ノート型コンピュータを机上面の手前側に載置してキーボード操作をした場合には、机上面によって腕を支持することが不可能になり、腕が机の前端よりも手前側の位置で宙に浮いた姿勢となって疲労感を増す原因となる。 【0004】 【発明の目的】本発明は、このような問題に着目して案出されたものであり、その目的は、ノート型コンピュータ若しくはラップトップ型ワードプロセッサ等を操作するにあたり、最も楽な姿勢でキーボードを操作することのできるテーブルを提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため、本発明は、支柱の上端側に配置された略円盤状の本体天板と、この本体天板の外周に沿って配置された外側天板とを備えたテーブルにおいて、前記外側天板は前記本体天板に固定された固定側小天板と、この固定側小天板と対称形状に設けられるとともに、前記本体天板の外周に沿って移動可能に設けられた可動側小天板とにより構成され、前記固定側小天板と可動側小天板は、前記本体天板の平面積の1/2以下にそれぞれ設定される、という構成を採っている。このような構成においては、前記可動側小天板を移動して固定側小天板との間に空間を形成すれば、当該空間内にオペレータの身体が位置して本体天板と向き合う姿勢となる。そして、本体天板の上面にノート型コンピュータを載置してキーボード操作をするときに、固定側小天板と可動側小天板は、オペレータの腕の支持面として作用するようになり、キーボード操作に伴う姿勢悪化を解消するとともに、テーブルとオペレータとの距離的一体感を確保して、腕の疲れも効果的に防止することができる。また、固定側小天板と可動側小天板を構成する外側天板は、本体天板よりも平面積が相対的に小さく設定されているため、本体天板に対する突出面積も小さく設定することができる。従って、例えば、本体天板の平面積をノート型コンピュータ等を載置するに必要最小限とすれば、全体としてコンパクトなテーブルとすることができ、任意の位置にテーブルを移動して利用することも容易となる。 【0006】 【発明の実施の形態】前記テーブルにおける固定側小天板と可動側小天板は、前記本体天板を略二等分した半円盤状の一つのコーナー領域を切り欠いた形状をなし、前記本体天板の外周縁に対応する内周湾曲縁と、この内周湾曲縁の一端に連続するとともに前記本体天板の略中心を通る方向に延びる直線状縁と、この直線状縁の先端と前記内周湾曲縁の他端との間に延びる円弧状縁とを備えた平面形状に設けられる、という構成が好ましくは採用されている。これにより、固定側小天板と可動側小天板とが腕の支持面として作用するに十分且つ無駄のない平面形状となり、また、固定側、可動側の各小天板を相互に突き合せた状態で外周縁形状が連続する円弧形状となり、本体天板との形状的釣り合いも取れてデザイン的整合を図ることができる。 【0007】また、前記支柱は、当該支柱の下端側から放射方向に延設された複数本の支脚を介して起立可能に設けられ、前記支脚は前記可動側小天板が固定側小天板から離間して所定角度の空間を形成したときに、当該空間の直下に位置しない方向に配設することが好ましい。このような構成によれば、固定側小天板と可動側小天板との間にオペレータの身体の一部が入り込むように位置しても、オペレータの足と支脚との位置的相互干渉を防止することができる。 【0008】この際、前記支脚は、前記支柱の周方向90度間隔を隔てて四本配設するとよく、前記固定側小天板及び可動側小天板の移動領域内の下に位置する二本の支脚を他の二本の支脚よりも長く設けることが更に好ましい。このような構成では、固定側小天板と可動側小天板の上面にオペレータの腕が載せられてテーブル全体に偏荷重が生じても、安定した支持を可能としてテーブルの転倒等を防止することができる。 【0009】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。 【0010】図1には本実施例に係るテーブルの概略斜視図が示され、図2には概略縦断面図が示されている。また、図3には前記テーブルの分解斜視図が示されている。これらの図において、テーブル10は、支柱11の上端側に配置された本体天板12と、この本体天板12の外周に沿って配置された外側天板13とを備えて構成されている。 【0011】前記支柱11は、図2及び図3に示されるように、上下方向に延びる下部外筒部15と、この下部外筒部15内に収容されるとともに、上部側一定領域が下部外筒部15の上端よりも上方に突出する長さを備えた内筒部16と、この内筒部16の上部外周側に嵌合して当該内筒部16の周方向に沿って回転可能に設けられた上部外筒部17とにより構成されている。ここで、下部外筒部15の上端にはブッシュ20が装着されている一方、上部外筒部17の上下両端にもブッシュ21,22がそれぞれ装着されている。また、図2に示されるように、下部外筒部15と内筒部16の各下端には端壁15A,16Aがそれぞれ設けられており、これらの各端壁15A,16Aがねじ24によって相互に連結されている。 【0012】前記下部外筒部15の下端側外周面には、当該下部外筒部15の周方向90度間隔で四本の支脚25,26,27,28が配設され、各支脚25〜28の先端側にキャスター30がそれぞれ装着されている。これらの支脚25〜28のうち、前記外側天板13側の下方に位置する二本の支脚25,26は、本体天板12の後部側下方に位置する二本の支脚27,28よりも長く設定されている。 【0013】前記内筒部16の上端には、平面形状が略方形となるプレート材32が固定されている。このプレート材32のコーナー部分には穴33が穿設されており、これらの各穴33を通じて本体天板12にねじ34がねじ込まれ、これにより本体天板12が支柱11に固定可能となっている。 【0014】前記本体天板12は、平面形状が略円盤状をなしており、その平面積は、特に限定されるものではないが、図6に示されるように、ノート型コンピュータ36又はラップトップ型のワードプロセッサ等を載置したときに、その周囲に若干の余剰領域が形成される程度の大きさに設けられている。 【0015】前記外側天板13は、前記本体天板12に固定された固定側小天板40と、この固定側小天板と対称形状に設けられるとともに、前記本体天板12の外周に沿って移動可能に設けられた可動側小天板41とにより構成されている。これらの各小天板40,41は、本体天板12を略二等分した半円盤状の一つのコーナー領域を切り欠いた平面形状に設けられている。これを更に詳述すると、固定側小天板40及び可動側小天板41は、前記本体天板12の外周縁に対応する内周湾曲縁40A,41Aと、この内周湾曲縁40A,41Aの一端に連続するとともに、前記本体天板12の略中心を通る方向に延びる直線状縁40B,41Bと、この直線状縁40B,41Bと前記内周湾曲縁40A,41Aの他端との間で外側に膨出する円弧状縁40C,41Cとを備えた平面形状に設けられている。また、固定側小天板40及び可動側小天板41は、それらの上面にオペレータの手首から肘の領域を載せるに丁度よい大きさに設けられている。なお、固定側小天板40は、図3に示されるように、連結板43及びねじ44を介して本体天板12に固定される。 【0016】前記可動側小天板41はキャスター付きのL字脚46を介して本体天板12の外周に沿って移動可能に設けられている。このL字脚46は、前記上部外筒部17の外周に連結された水平アーム部47と、この水平アーム部47の先端に固定されて上下方向に延びる脚パイプ48とにより構成されている。また、脚パイプ48の上端には連結用円板49が溶接等の手段を介して固定されており、この連結用円板49の二箇所位置で、ねじ50が可動側小天板41にねじ込まれて当該可動側小天板41がL字脚46に固定されている。 【0017】なお、前記本体天板12の下面側にはバスケット54が吊持されている。このバスケット54は、前記プレート材32を固定するねじ34を介して本体天板12の下面に固定可能となっており、当該バスケット54内にケーブル等を始めとした小物類が収容可能となっている。また、前記水平アーム部47は、バスケット54に当接する位置まで回転可能に設けられており、本実施例では、固定側小天板40に対して約110度の開放角度を許容する位置で水平アーム47がバスケット54に当接するようになっている。この際、水平アーム部47には図示省略した適宜なクッション材が貼付されており、バスケット54に当接したときに、当該バスケット54を変形させることがないように設けられている。 【0018】次に、本実施例に係るテーブル10の利用方法について説明する。 【0019】前記可動側小天板41の直線状縁41Bが固定側小天板40の直線状縁40Bに突き合された状態では、図1に示されるように、上面側から見た平面形状が略ダルマ形に近時した形状となる。ここで、前述したノート型コンピュータ36を本体天板12上に載置してこれを操作する場合には、図6に示されるように、可動側小天板41を本体天板12の外周に沿って回転させ、固定側小天板40との間に空間Sを形成するようにすればよい。このとき、空間Sの開放角度が約75度以下では、支脚25,26は、図5に示されるように、空間Sを形成する領域の直下には位置しない構成となっており、この空間S内にオペレータの体の前部側を位置させて本体天板12との位置的接近を図っても、当該オペレータに対して支脚25,26が邪魔にならないようになっている。そして、固定側小天板40と可動側小天板41の上面に腕を載せ、これらを肘掛けとして利用することができる。 【0020】従って、このような実施例によれば、本体天板12上に載置されるノート型コンピュータ36若しくはワードプロセッサ等の操作に際して、姿勢が悪くなる虞を防止することができる一方で、キーボード操作に伴う腕の疲労も防止することができるという効果を得る。 【0021】なお、本発明は前記実施例に限定されるものでなく、外側天板13を構成する固定側小天板40と可動側小天板41が相互に離間接近可能となる限りにおいて、それらの支持構造等を種々変更することができる。 【0022】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、外側天板を構成する固定側小天板と可動側小天板を、本体天板の平面積の1/2以下にそれぞれ設定したから、外側天板の突出面積が大きくならず、全体としての平面形状をコンパクトにした簡易型のテーブルとして利用することができる。また、可動側小天板と固定側小天板との間に形成される空間内にオペレータの身体の前部側が位置できるようになるため、本体天板の上面にノート型コンピュータ等を載置してキーボード操作をするときの位置的接近を図って姿勢を良好に保つことが可能となる他、固定側小天板と可動側小天板がオペレータの肘掛けとして作用してキーボード操作に伴う疲労感を効果的に抑制することができる。 【0023】また、前記固定側小天板と可動側小天板は、それぞれ内周湾曲縁、直線状縁及び円弧状縁を備えた平面形状としたから、固定側小天板と可動側小天板とが腕の支持面として作用するに十分且つ無駄のない平面形状となり、また、固定側、可動側の各小天板を相互に突き合せた状態で外周縁形状が連続する円弧形状となり、本体天板との形状的釣り合いも取れてデザイン的整合を図ることができる。 【0024】更に、前記支柱に連設された各支脚は前記可動側小天板が固定側小天板から離間して所定角度の空間を形成したときの当該空間直下に位置しない配設であるため、固定側小天板と可動側小天板との間にオペレータの身体の一部が入り込むように位置しても、オペレータの足と支脚との位置的相互干渉を防止することもできる。 【0025】また、前記固定側小天板及び可動側小天板の移動領域内の下に位置する二本の支脚が他の二本の支脚よりも長く設けられているため、固定側小天板と可動側小天板を肘掛けとして利用した場合の偏荷重に対して、安定した支持が可能となり、ひいてはテーブルの転倒等を防止することもできる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001351 【氏名又は名称】コクヨ株式会社 【識別番号】592137986 【氏名又は名称】ハヤサキインダストリー株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)7月9日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】山口 義雄
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| 【公開番号】 |
特開平11−18843 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)1月26日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−183570 |
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